JP3138798U - 野手の心臓部位への被打球から(1)ショックを和らげ心臓を保護する緩衝具及び(2)その取り付け方法 - Google Patents
野手の心臓部位への被打球から(1)ショックを和らげ心臓を保護する緩衝具及び(2)その取り付け方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3138798U JP3138798U JP2007004663U JP2007004663U JP3138798U JP 3138798 U JP3138798 U JP 3138798U JP 2007004663 U JP2007004663 U JP 2007004663U JP 2007004663 U JP2007004663 U JP 2007004663U JP 3138798 U JP3138798 U JP 3138798U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heart
- shock absorber
- shock
- fielder
- hit ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
【課題】心臓部位保護を強調した軽量防具であり、着脱が自由で、同時に競技中に脱落することを防ぐ。
【解決手段】衝撃吸収用の器具は中空の椀状の形状を成し、外側は堅く、身体に接する内側は柔らかく造られ、ユニフォームの裏側左胸の位置にポケットを設け、緩衝具を納め、運動時に脱落しないようにファスナー等で蓋が出来るようにする。
【選択図】図1
【解決手段】衝撃吸収用の器具は中空の椀状の形状を成し、外側は堅く、身体に接する内側は柔らかく造られ、ユニフォームの裏側左胸の位置にポケットを設け、緩衝具を納め、運動時に脱落しないようにファスナー等で蓋が出来るようにする。
【選択図】図1
Description
本考案は、野球で守備に着いた野手が、直接に打球を受けるか、又はイレギュラーバウンドして受けるかして、心臓部(胸部左胸)に打球を受けた場合の心臓へのショックを和らげるための(1)緩衝具の開発と、(2)運動性を保つための取り付け方法の考案である。
直接に打球を受けるか、又はイレギュラーバウンドして受けるかして、心臓部に打球を受けた野手が心臓発作を起こした事故を背景として、心臓への被打球によるショックを和らげるための配慮が要求される。
守備側にある野手の内、打者に一番近いのは投手であるが、投球直後の姿勢で直接打球を胸に受けた場合の心臓に与える負荷を少しでも和らげる必要がある。
然し運動能力を損なっては、野球そのものが成り立たないので、その点の工夫が要求される。更に内野手においては、グランドの状況からイレギュラーバウンドした打球が胸に当ることがあり、その際にも心臓に与える負荷を少しでも和らげる必要がある。これらの問題は野球技術とは無関係であり、とくに少年野球においては配慮をしてやる必要が充分にある。
然し運動能力を損なっては、野球そのものが成り立たないので、その点の工夫が要求される。更に内野手においては、グランドの状況からイレギュラーバウンドした打球が胸に当ることがあり、その際にも心臓に与える負荷を少しでも和らげる必要がある。これらの問題は野球技術とは無関係であり、とくに少年野球においては配慮をしてやる必要が充分にある。
野球という運動競技の中で、安全性と運動機能とを両立させるための工夫が要求される。例えば全員が捕手のプロテクターの様な防具をつければ安全かも知れないが動作の機敏さが奪われ、それでは野球競技が成り立たない。そのために本考案は心臓部位保護を強調した軽量防具の開発と、着脱自由な取り付け方法の開発を行い、同時に競技中に脱落することを防ぐ工夫も行った。
従来、捕手に対する防具は考案されたが、野手については単にファッション性と運動機能性の追及のみで、この種の安全性には配慮が欠けていたと思われる。
野球人口の増加、少年野球隆盛の昨今、不慮の事故対策として本考案のような対処は決して過剰反応ではなく、むしろ遅きに失したと言わねばならない。
野球人口の増加、少年野球隆盛の昨今、不慮の事故対策として本考案のような対処は決して過剰反応ではなく、むしろ遅きに失したと言わねばならない。
表面をポリウレタン樹脂加工で覆い、その下にポリウレタン柔軟材を用いた二重構造で、底の浅いお椀を伏せたような中空で中心部に小穴をあけた円盤型。それによって、軽量化と装着時の安定性、中心部への衝撃を側部に分散させ、衝撃の緩和に役立たせる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。――
図4のユニフォーム又はアンダーシャツのポケット状の中に図1の緩衝具を納めてファスナー又はマジックテープで脱落しないように蓋をする。
図1の緩衝具は浅いお椀状になっていて、安定性があり、緩衝具の表面はやや堅く造られているが内側は柔らかく、被打球からのショックを和らげる。
緩衝具の中心には穴を開けており、中心部への衝撃を外側に分散する効果があると同時に全体の重量を軽量化し、運動機能を妨げない。
1 緩衝具の全体図の表面で、形状は底の浅いお椀型、表面はやや堅めに造られている。
2 緩衝具の中心部に小穴を開けて、打撃の力を外側に分散させる。
3 緩衝具表面を覆うやや堅めの材質
4 緩衝具の内側の柔らかい材質
5 ユニフォームの内側又はアンダーシャツの外側に設けられたポケット状の緩衝具が納まる取り付け袋
6 緩衝具が脱落しないようにファスナー又はマジックテープで蓋をする
2 緩衝具の中心部に小穴を開けて、打撃の力を外側に分散させる。
3 緩衝具表面を覆うやや堅めの材質
4 緩衝具の内側の柔らかい材質
5 ユニフォームの内側又はアンダーシャツの外側に設けられたポケット状の緩衝具が納まる取り付け袋
6 緩衝具が脱落しないようにファスナー又はマジックテープで蓋をする
図4のユニフォーム又はアンダーシャツのポケット状の中に図1の緩衝具を納めてファスナー又は「マジックテープ(登録商標)」で脱落しないように蓋をする。
1 緩衝具の全体図の表面で、形状は底の浅いお椀型、表面はやや堅めに造られている。
2 緩衝具の中心部に小穴を開けて、打撃の力を外側に分散させる。
3 緩衝具表面を覆うやや堅めの材質
4 緩衝具の内側の柔らかい材質
5 ユニフォームの内側又はアンダーシャツの外側に設けられたポケット状の緩衝具が納まる取り付け袋
6 緩衝具が脱落しないようにファスナー又は「マジックテープ(登録商標)」で蓋をする
2 緩衝具の中心部に小穴を開けて、打撃の力を外側に分散させる。
3 緩衝具表面を覆うやや堅めの材質
4 緩衝具の内側の柔らかい材質
5 ユニフォームの内側又はアンダーシャツの外側に設けられたポケット状の緩衝具が納まる取り付け袋
6 緩衝具が脱落しないようにファスナー又は「マジックテープ(登録商標)」で蓋をする
Claims (2)
- 野球用具の一つで、野手が被打球から心臓を保護するための緩衝具。着脱の自由性と運動能力を損なわないための配慮をしつつ、野手が被打球を心臓部位に受けた時の衝撃を和らげ心臓を保護することを目的とする。
- 上記の緩衝具の取り付け方法として(1)ユニフォームの裏側左胸の位置又は(2)アンダーシャツの左胸の位置にポケットを設け、緩衝具が脱落しないように各々ファスナー又はマジックテープで蓋をする。更にはポケットそのものをマジックテープなどで取り外しが出来るようにすることも考えられる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004663U JP3138798U (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 野手の心臓部位への被打球から(1)ショックを和らげ心臓を保護する緩衝具及び(2)その取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004663U JP3138798U (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 野手の心臓部位への被打球から(1)ショックを和らげ心臓を保護する緩衝具及び(2)その取り付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138798U true JP3138798U (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=43289070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007004663U Expired - Fee Related JP3138798U (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | 野手の心臓部位への被打球から(1)ショックを和らげ心臓を保護する緩衝具及び(2)その取り付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138798U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103182164A (zh) * | 2012-02-02 | 2013-07-03 | 吴球 | 跨网球 |
WO2013143408A1 (zh) * | 2012-03-24 | 2013-10-03 | Wu Qiu | 跨网球 |
US11202954B2 (en) | 2017-12-21 | 2021-12-21 | Rawlings Sporting Goods Company, Inc. | Hinged leg guard |
-
2007
- 2007-05-23 JP JP2007004663U patent/JP3138798U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103182164A (zh) * | 2012-02-02 | 2013-07-03 | 吴球 | 跨网球 |
WO2013143408A1 (zh) * | 2012-03-24 | 2013-10-03 | Wu Qiu | 跨网球 |
US11202954B2 (en) | 2017-12-21 | 2021-12-21 | Rawlings Sporting Goods Company, Inc. | Hinged leg guard |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9205320B2 (en) | Head and neck protection system | |
US4937888A (en) | Helmet cover | |
US4525875A (en) | Chest protector with rigid plates | |
US6000062A (en) | Protective headband for soccer players | |
US20110209272A1 (en) | Protective sports helmet with energy-absorbing padding and a facemask with force-distributing shock absorbers | |
US20170065018A1 (en) | Sports helmet with collapsible modular elements | |
CA1129603A (en) | Chest protector | |
US20120317705A1 (en) | Modular sports helmet | |
US20130174329A1 (en) | Protective Helmet Cap | |
JPH0466595B2 (ja) | ||
US7877820B2 (en) | Artificial disc | |
US20040045079A1 (en) | Baseball protector for inside of the wrist, forearm and bicep | |
US4168542A (en) | Helmet for racquet ball and other sports | |
US12063989B2 (en) | Chest protector | |
JP2007537015A (ja) | 胸壁プロテクター | |
JP3138798U (ja) | 野手の心臓部位への被打球から(1)ショックを和らげ心臓を保護する緩衝具及び(2)その取り付け方法 | |
US20110225708A1 (en) | Method and device of a plate for providing a surface for attachment of a chin pad on a baseball or softball fielders face mask. | |
US20220023741A1 (en) | Uncoupled anterior cranial shield | |
US2458025A (en) | Boxer's headgear | |
US20190037936A1 (en) | Chest protector with energy absorbing member | |
JP2004321209A (ja) | 武道用具 | |
JP4734357B2 (ja) | プロテクター | |
JP4245623B2 (ja) | 球技用心臓防護シャツ、及び、それに用いられる心臓防護パット | |
JP3759042B2 (ja) | サポータ | |
JP4820199B2 (ja) | 心臓保護具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |