JP3138680U - 光ディスクを固定するためのホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の物や位置に随意に設置し、かつ、光ディスクを随意に固定でき、光ディスクを任意の場所または位置に随意に固定でき、収納の便利さ、美観及びデザイン布景の効果を達成できるような、光ディスクを固定するためのホルダーを提供する。
【解決手段】本考案に係る光ディスクを固定するためのホルダー1は、皿台座2及び押付ユニット4を含む。該皿台座2は底部20及び該底部20に接続した複数の弾性アーム22を有し、各弾性アーム22は、該延出面200から外面側へ突出し、これらの弾性アーム22は、該皿台座2の中心を廻って配列する。該底部20にはあらゆるものや位置に随意に貼り付けるための貼付面202を設ける。該押付ユニット4は該皿台座2の中央に設けられ、これらの弾性アーム22は突出し該押付ユニット4に接続され、該押付ユニット4は該光ディスクを挟持するグリップ40部を備えている。
【選択図】図3

Description

本考案は、ホルダーに係り、特に、任意の場所や位置に光ディスクを固定できるホルダーを指すものである。使用者は、任意の場所に光ディスクを随意、固定的に貼り付けることができ、取り扱い易く且つ外観美化の機能も兼備する。
現代のメモリ格納装置の急速な発展、及び消費者の使用習慣上の急速な変化に伴い、現在、CD、DVD等に関わる光ディスクの使用は、人々に普遍に受け入れられるようになった。そのうち、光ディスクは主にプラスチック材質で構成されるため、光ディスクの表面は、充分に保護されていないと外部から傷つけられ易くなる。光ディスクの表面を完全に保護するため、一般に光ディスク収納ケースに光ディスクを収納し、光ディスクが傷つけられることを避けるようにしている。
図1及び図2は、従来の光ディスク収納ケースを示す斜視図及び断面図である。該光ディスク収納ケース1aは、台座10a及び突起部11aを含む。該突起部11aは、該台座10aの中央に形成された複数の放射状の小突起110aで構成され、光ディスク12aが台座10aの突起部11aに置かれる時に、光ディスク12aの円孔120aを突起部11aの周縁に当接することによって光ディスク12aを収納できる。
しかしながら、上記突起部11aは、細かい部品により該光ディスク12aを固定していないため、光ディスク12aが脱落され易く固定し難くなり、かつ、台座10aとの締め付け効果が悪いため、該光ディスク12aが傷つけられ易くなる。
そのため、本考案者は、前記欠点を改良するため、長年この分野で積み重ねた経験により、鋭意観察と研究をし、さらに学術理論の運用に合わせ、遂に合理的な設計と前記の欠点の有効な改良とを為して本考案を提案した。
本考案の主な目的は、皿台座の設計をし、さらに該皿台座上には押付部及び該押付部に接続する複数の弾性アームを形成し、かつ各弾性アームを該皿台座の底部から突出させ、押付部に接続する箇所に平面を形成し、これらの平面にて光ディスクを保持するための光ディスク収納面を構成し、該押付ユニットのグリップ部によって、該光ディスクを該光ディスク収納面に係合かつ固定し、それとともに、該皿台座の底部に貼付面を設け、該皿台座を任意の物や位置に固定できるような、光ディスクを固定するためのホルダーを提供することにある。
使用者が該皿台座を任意の物(例えば、壁やガラスまたはテーブル表面)に随意に取り付ける方式を提供することによって、弾性アーム及び押付部からのグリップ作用で、光ディスクを任意の場所または位置に随意に固定できるようになり、収納の便利、設計美化、造型布景の機能を達成できるとともに、固定した光ディスクが傷つけられる可能性を有効に低下させ、避けることができる。
前記目的を達成するため、本考案は、皿台座及び押付ユニットを含む光ディスクを固定するためのホルダーを提供した。該皿台座は底部及び複数の弾性アームを有し、該底部は延出面及び該延出面とは反対側の面である貼付面を備える。各弾性アームは、該延出面から外面側へ突出し、これらの弾性アームは、該皿台座の中心を廻って配列しかつ互いに間隔を隔てて配列される。該貼付面には、あらゆるものや位置に固定される固定部材を設け、該押付ユニットは該皿台座の中央に設けられ、これらの弾性アームは該押付ユニットに接続され、該押付ユニットは該光ディスクを挟持するグリップ部を備えている。
よって、押付ユニットが押し付けられると、これらの弾性アーム及びグリップ部が内側へ連動して、光ディスクを該押付ユニットから離脱或いは固定し、かつ、該貼付面によって該皿台座を任意の物または位置に随意に固定できる。
前記本考案構造の設計によって、該光ディスクは、光ディスクを固定するためのホルダーで、任意の場所または位置に随意に固定できるようになり、収納が便利になり、設計美化、造型布景の機能を達成できるとともに、固定した光ディスクが傷つけられる可能性を有効に低下させ、避けることができる。
本考案が所定の目的を達成するために採用する技術、手段及びその効果をさらに詳細且つ具体的に説明するために、以下に本考案に関わる詳しい説明及び添付図面を参照することにより、深く且つ具体的な理解を得られるが、それらの添付図面は参考及び説明のみに使われるものであり、本考案の主張範囲を狭義的に限定するものではないことは言うまでもないことである。
図3〜図5は、本考案に係る光ディスクを固定するためのホルダーの第1実施例の斜視図、平面図及び正面図である。図に示すように、光ディスクを固定するためのホルダー1は、皿台座2及び押付ユニット4を含む。そのうち、該皿台座2及び押付ユニット4は一体成形の構造であっても良く、両者はともに可塑性材質からなるため、該皿台座2及び押付ユニット4が弾性復元力を有する。
該皿台座2は、コンパクトな円形の皿台座2、方形の皿台座2または多辺形の皿台座2などの幾何形状を有する皿台座2であって、使用者が携帯し易いように設けられる。本実施例では、該皿台座2は円形の皿台座2である。該皿台座2は底部20及び複数の弾性アーム22を有し、該底部20は延出面200及び該延出面200とは反対側の面である貼付面202を備え、該貼付面202には、任意の物または位置に固定するための固定部材204を設け、該貼付面202の固定部材204によって、該皿台座2が任意の被貼付物(例えば、壁やガラスまたはテーブル表面などのあらゆるもの)の表面に随意に貼付できるようになる。各弾性アーム22は、該延出面200から外面側へ突出できる。各弾性アーム22は、該皿台座2の中心を廻って間隔を隔て配列される。そのため、これらの弾性アーム22は放射状に配列し、該皿台座2の中心を廻っている。本実施例では、これらの弾性アーム22は、三角形または台形に近い形状で、かつ、これらの弾性アーム22は互いに間隔を隔て配列される。
本考案において、該固定部材204は両面テープまたは吸盤であって、該両面テープまたは吸盤によって、該貼付面202が任意の物または位置に固定できる。
該押付ユニット4は該皿台座2の中心に設けられ、該押付ユニット4と各弾性アーム22とは互いに接続され、該押付ユニット4が弾性アーム22を内側に連動する動作を行える。そのうち、該押付ユニット4は、グリップ部40及び押し付け部41を有し、該グリップ部40は複数のグリップ素子400を有し、各グリップ素子400が各弾性アーム22に形成され、この各グリップ素子400が該皿台座2の中心を廻る円弧状に形成されている。
本実施例では、これらのグリップ素子400の数は4個であり、かつ、2個ずつのグリップ素子400同士は互いに該皿台座2の中心を挟んで対向している。各グリップ素子400の対応及び配列によって、光ディスク6の円心60(図8,9参照)を挟持できるためのグリップ部40を形成する。該押し付け部41は該皿台座2の中心に位置され、各弾性アーム22はそれぞれ延出して該押し付け部41に接続され、この押し付け部41を使用者が押し付けて収斂動作を発生するような仕組みになっている。
本実施例では、該押し付け部41は円形ボタンであっても良い。しかしながら、該押し付け部41の形状は、あらゆる幾何形状であっても良く、本考案は、該押し付け部41の形状を限らない。
よって、使用者が押付ユニット4の押し付け部41を押し付けると、光ディスク6を固定するためのホルダー1の部材の協調によって、各弾性アーム22及び該グリップ部40の各グリップ素子400が内側へ連動して、光ディスク6の円心60を押付ユニット4から離脱或いは固定できる。
また、各弾性アーム22が該押付ユニット4の押し付け部41に接続した箇所に、それぞれ平行面を形成する。各平行面と該底部20の平面とは互いに平行であり、これらの平行面は該押し付け部41を廻って光ディスク収納面220を形成する。この光ディスク収納面220によって、皿台座2上に光ディスク6を安定的に設置し、さらに該押付ユニット4のグリップ部40で光ディスク6を安定的に固定する。
図6及び図7は、本考案に係る光ディスク6を固定するためのホルダー1の第2実施例の斜視図及び分解図である。図に示すように、本実施例が第1実施例との違いは、主に以下の点である。
該皿台座2は矩形皿台座で、使用者に異なる造型変換の選択肢を与える。該押し付け部41は、押し付け孔410及び押し付け素子412を有し、該押し付け孔410は、該皿台座2の中心に形成し、該押し付け素子412は、該押し付け孔410に対応してかつ分離的に設置される。
そのうち、該押し付け素子412は、結合部4121及び該結合部4121に接続するヘッド部4122を有し、該結合部4121は該該押し付け孔410内に収納でき、ヘッド部4122を該皿台座2の中心に固定させる。ヘッド部4122の形状は、あらゆる幾何形状で、例えば、円形やハート形状、星形状あるいは球形などの類似幾何形状であり、使用者に外観上または造型上の選択選択肢を与える。
図8は、本考案に係る光ディスクを固定するためのホルダー1が壁に設けられた実施例を示す図であり、図9は図8のA部分の一部拡大した側面図である。図5と合わせて示すように、該光ディスクを固定するためのホルダー1は、該皿台座2の貼付面202の固定部材204により、壁Wの表面に随意に貼り付けることができ、そして、押付ユニット4のグリップ部40と押し付け部41の協調によって、光ディスク6の円心60を押付ユニット4に嵌合でき、また、光ディスク6を該皿台座2の光ディスク収納面220に取着し、安定的に保持する効果を達成する。
該光ディスクを固定するためのホルダー1を壁Wに固定し、さらに使用者に光ディスク6の外観を飾って、あるいは光ディスク6のパターンを随意に組み合わせ、編集し易い機能を提供できるとともに、光ディスク6に関わる取り扱いやデザインを行え、美観及び実用の機能を兼備する。
本考案の設計によって、光ディスク6の随意に設置することができ、取り扱い性が良好となり、更に収納性が向上する等の効果、すなわち、従来のように光ディスク6を収納ケース内に内蔵する場合とは異なる他種の実用価値を発揮すると共に、外観の美観の向上や、全体デザインのレイアウトが可能となるという効果が達成できる。
以上のように、本考案のホルダー1は、皿台座2と押付ユニット4の一体成形により、かつ、貼付面202、光ディスク収納面220及び押付ユニット4の協調で、該光ディスクを固定するため、以下の利点がある。
(1)皿台座のコンパクトな設計で、使用者に携帯し易くさせ、かつ、様々な場所や位置に随意に結合できることによって、光ディスクを異なる位置に随意に置くことができる。
(2)押付ユニット及び光ディスク収納面を設計することで、光ディスクが該光ディスク固定構造に安定的に設置でき、光ディスクの収納や、外観美化及びあらゆる取り扱い効果を有する。
(3)従来の光ディスクケースが収納しかできずかつ取り扱い難いものであるのに対して、本考案は収納便利、光ディスクの外観レイアウト、及び取り扱い易いという機能を兼備する。
(4)押し付け部を異なる外観にし、或いはデザインのコーディネートによって、様々なデザイン変化の選択肢を使用者に提供できる。
以上のように、単に本考案の好ましい具体的な実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するものではなく、いずれの当該分野における通常の知識を有する専門家は、本考案の分野の中で、適当に変更や修飾などを実施できるが、それらの実施が本考案の主張範囲内に包含されるべきことは言うまでもないことである。
従来の光ディスク収納ケースを示す斜視図である。 従来の光ディスク収納ケースを示す断面図である。 本考案に係る光ディスクを固定するためのホルダーの一実施例を示す斜視図である。 本考案に係る光ディスクを固定するためのホルダーを示す平面図である。 同上の正面図である。 同上の斜視図である。 同上の分解斜視図である。 本考案に係る光ディスクを固定するためのホルダーが壁に設けられた状態を示す斜視図である。 図8中のA部分を一部拡大した側面図である。
符号の説明
1a 光ディスク収納ケース
10a 台座
11a 突起部
110a 小突起
12a 光ディスク
120a 円孔
1 光ディスクを固定するためのホルダー
2 皿台座
20 底部
200 延出面
202 貼付面
204 固定部材
22 弾性アーム
220 光ディスク収納面
4 押付ユニット
40 グリップ部
400 グリップ素子
41 押し付け部
410 押し付け孔
412 押し付け素子
4121 結合部
4122 ヘッド部
6 光ディスク
60 円心
W 壁

Claims (5)

  1. 底部と、複数の弾性アームとを有し、前記底部は延出面及び該延出面の反対側の面である貼付面を備え、各弾性アームは、前記延出面から外面側へ突出し、これら弾性アームは、中心を廻って互いに間隔を隔てて配列され、前記貼付面に固定部材を設けている皿台座と、
    前記皿台座の中心に設けられ、光ディスクを挟持するグリップ部を備えた押付ユニットとを含み、
    前記弾性アームは前記押付ユニットに接続されていることを特徴とする光ディスクを固定するためのホルダー。
  2. 前記固定部材が両面テープまたは吸盤であり、前記貼付面が前記両面テープまたは吸盤によって任意の物体の任意の位置に固定可能なものであることを特徴とする請求項1記載の光ディスクを固定するためのホルダー。
  3. 前記弾性アームの、前記押付ユニットに接続する箇所に光ディスク収納面を形成し、前記光ディスク収納面と前記底部とが互いに平行になるように形成して光ディスクを保持できるように構成されており、前記グリップ部は複数のグリップ素子を有し、各グリップ素子が各弾性アームに形成され、前記皿台座と押えユニットとは一体成形されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスクを固定するためのホルダー。
  4. 前記押付ユニットは、さらに前記皿台座の中心に設けられた押し付け部を含み、押し付け部が押し付けられることにより前記弾性アームと前記グリップ部を内側へ連動して、光ディスクを前記押付ユニットから離脱させ或いは固定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスクを固定するためのホルダー。
  5. 前記押し付け部は、前記皿台座に形成された押し付け孔と、前記押し付け孔に分離可能に設置された押し付け素子を有することを特徴とする請求項4記載の光ディスクを固定するためのホルダー。
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