JP3138564B2 - 複数のバッテリーレストランスポンダにインターロゲートするための方法およびリモート識別システム内で使用するためのトランスポンダ - Google Patents
複数のバッテリーレストランスポンダにインターロゲートするための方法およびリモート識別システム内で使用するためのトランスポンダInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターロゲート装置
の送信レンジ内に設置された複数のバッテリーレストラ
ンスポンダをインターロゲートする方法に関し、更にか
かる方法で使用するためのトランスポンダに関する。
の送信レンジ内に設置された複数のバッテリーレストラ
ンスポンダをインターロゲートする方法に関し、更にか
かる方法で使用するためのトランスポンダに関する。
【0002】
【従来の技術】インターロゲート装置(interrogate )
により、それぞれ応答したトランスポンダの識別に関す
るコード化情報および可能な追加情報を含むことができ
るアンサ信号を送信できるようにされたバッテリーレス
トランスポンダが開示されている。利用されるこのトラ
ンスポンダの特徴は、作動パワーを供給するためのバッ
テリーが内蔵されていないことである。応答信号を送信
するようトランスポンダが必要とする作動電圧は、トラ
ンスポンダシステムのうちおのインターロゲート装置に
より送信されたRFインターロゲートパルスから得られ
る。トランスポンダ側では、このRFインターロゲート
パルスを整流し、こうして得た電圧をコンデンサ(エネ
ルギー蓄積手段を構成)の充電に利用する。トランスポ
ンダ内の回路ユニットがこのRFインターロゲートパル
スの終了を検出し、エネルギー蓄積要素内に充分なエネ
ルギーが蓄積されるとすぐに、トランスポンダは上記ア
ンサ信号を送信する。このアンサ信号は、インターロゲ
ート装置により受信され、処理できる。
により、それぞれ応答したトランスポンダの識別に関す
るコード化情報および可能な追加情報を含むことができ
るアンサ信号を送信できるようにされたバッテリーレス
トランスポンダが開示されている。利用されるこのトラ
ンスポンダの特徴は、作動パワーを供給するためのバッ
テリーが内蔵されていないことである。応答信号を送信
するようトランスポンダが必要とする作動電圧は、トラ
ンスポンダシステムのうちおのインターロゲート装置に
より送信されたRFインターロゲートパルスから得られ
る。トランスポンダ側では、このRFインターロゲート
パルスを整流し、こうして得た電圧をコンデンサ(エネ
ルギー蓄積手段を構成)の充電に利用する。トランスポ
ンダ内の回路ユニットがこのRFインターロゲートパル
スの終了を検出し、エネルギー蓄積要素内に充分なエネ
ルギーが蓄積されるとすぐに、トランスポンダは上記ア
ンサ信号を送信する。このアンサ信号は、インターロゲ
ート装置により受信され、処理できる。
【0003】上記タイプのかかるトランスポンダは、例
えば動物の体内に埋め込まれたり、物品上に配置され、
インターロゲート装置によりアンサ信号中のコード化情
報に基づいて動物または物品を識別できる。
えば動物の体内に埋め込まれたり、物品上に配置され、
インターロゲート装置によりアンサ信号中のコード化情
報に基づいて動物または物品を識別できる。
【0004】インターロゲート装置の送信レンジ内に複
数のトランスポンダが存在している場合、かかるトラン
スポンダシステムに関連して、ある問題が生じる。すな
わち、これらトランスポンダは一つの送信されたRFイ
ンターロゲートパルスの終了後にエネルギー蓄積手段に
充分なエネルギーが記憶されていればアンサ信号も同時
に送信する。これらの同時送信されたアンサ信号は、イ
ンターロゲート装置によるそれぞれのトランスポンダの
明瞭な識別を不可能にする。
数のトランスポンダが存在している場合、かかるトラン
スポンダシステムに関連して、ある問題が生じる。すな
わち、これらトランスポンダは一つの送信されたRFイ
ンターロゲートパルスの終了後にエネルギー蓄積手段に
充分なエネルギーが記憶されていればアンサ信号も同時
に送信する。これらの同時送信されたアンサ信号は、イ
ンターロゲート装置によるそれぞれのトランスポンダの
明瞭な識別を不可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】更に、最も遠いトラ
ンスポンダに充分なエネルギーを与えるようインターロ
ゲータが一つのハイパワーのインターロゲートパルスを
送信する代わりに、ローパワーパルスが最も近いトラン
スポンダを充電するのに充分なエネルギーを有し、ハイ
パワーパルスが最も遠いトランスポンダを充電するのに
充分なエネルギーを有するようなローパワーからハイパ
ワーまでの一連のパルスを連続して送信した場合でも、
トランスポンダは同時に応答してしまう。一例を説明す
るため、次のことを仮定する。すなわち、インターロゲ
ートパルスの終了時に全レスポンステレグラムを送信す
るのに充分なパワーをトランスポンダが受けていなけれ
ば、トランスポンダは放電してしまうようなトランスポ
ンダの放電関数となっていると仮定する。次に、インタ
ーロゲータが最小のパワーのパルスを送信するときは、
最も近いトランスポンのみが応答するようなエネルギー
で充電される。このため、他のトランスポンダが同時に
応答することによる干渉はない。しかしながらトランス
ポンダがこれよりもハイパワーのインターロゲートパル
スを送信すると、遠いトランスポンダが応答するのに充
分に充電されるだけでなく、それよりも近いほうのトラ
ンスポンダも応答するのに充分に充電されてしまい、こ
れによりアンサ信号の受信の際に干渉が生じる。
ンスポンダに充分なエネルギーを与えるようインターロ
ゲータが一つのハイパワーのインターロゲートパルスを
送信する代わりに、ローパワーパルスが最も近いトラン
スポンダを充電するのに充分なエネルギーを有し、ハイ
パワーパルスが最も遠いトランスポンダを充電するのに
充分なエネルギーを有するようなローパワーからハイパ
ワーまでの一連のパルスを連続して送信した場合でも、
トランスポンダは同時に応答してしまう。一例を説明す
るため、次のことを仮定する。すなわち、インターロゲ
ートパルスの終了時に全レスポンステレグラムを送信す
るのに充分なパワーをトランスポンダが受けていなけれ
ば、トランスポンダは放電してしまうようなトランスポ
ンダの放電関数となっていると仮定する。次に、インタ
ーロゲータが最小のパワーのパルスを送信するときは、
最も近いトランスポンのみが応答するようなエネルギー
で充電される。このため、他のトランスポンダが同時に
応答することによる干渉はない。しかしながらトランス
ポンダがこれよりもハイパワーのインターロゲートパル
スを送信すると、遠いトランスポンダが応答するのに充
分に充電されるだけでなく、それよりも近いほうのトラ
ンスポンダも応答するのに充分に充電されてしまい、こ
れによりアンサ信号の受信の際に干渉が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、インタ
ーロゲート装置により、送信レンジ内に配置された複数
のトランスポンダをインターロゲートし、相互干渉を起
こすことなくこれらトランスポンダを識別することがで
きる上記タイプの方法を提供することにある。
ーロゲート装置により、送信レンジ内に配置された複数
のトランスポンダをインターロゲートし、相互干渉を起
こすことなくこれらトランスポンダを識別することがで
きる上記タイプの方法を提供することにある。
【0007】本発明によれば、この目的は、互いに時間
的にずれており、一つのパルスから次のパルスでエネル
ギーが変わっている複数のRFインターロゲートパルス
をインターロゲート装置がエネルギー蓄積要素を有する
トランスポンダに逐次送信し、各インターロゲートパル
スの終了時にエネルギー蓄積要素に生じた充電電圧が所
定電圧レンジ内に収まるという条件に応じて、トランス
ポンダがインターロゲートパルスに対してアンサ信号で
応答することにより、干渉のない運用が行われることに
よって達成される。
的にずれており、一つのパルスから次のパルスでエネル
ギーが変わっている複数のRFインターロゲートパルス
をインターロゲート装置がエネルギー蓄積要素を有する
トランスポンダに逐次送信し、各インターロゲートパル
スの終了時にエネルギー蓄積要素に生じた充電電圧が所
定電圧レンジ内に収まるという条件に応じて、トランス
ポンダがインターロゲートパルスに対してアンサ信号で
応答することにより、干渉のない運用が行われることに
よって達成される。
【0008】
【作用】本発明に係わる方法を実施すると、RFインタ
ーロゲート装置がパワーレベルの異なる一連のRFイン
ターロゲートパルスを送信するインターロゲートの送信
レンジ内には、数台のトランスポンダ、例えばトランス
ポンダ1、2および3が設置されており、トランスポン
ダ1はトランスポンダ2よりもインターロゲータに近
く、トランスポンダ3は、トランスポンダ1または2よ
りもインターロゲータから遠い。インターロゲート信号
に応答してアンサ信号を送信するには、トランスポンダ
の各々はエネルギー蓄積要素に生じた充電電圧が同じ所
定電圧レベルレンジ内に入っていることを要する。しか
しながら、これらのトランスポンダがインターロゲータ
から異なる距離に位置していると、トランスポンダ1、
2および3の各々が送信されたインターロゲートパルス
のいずれかから受けるエネルギーは異なる。従って、エ
ネルギー蓄積要素に生じたインターロゲート信号のエネ
ルギー量が所定の電圧レンジ内に入っているトランスポ
ンダしかアンサ信号を送信しない。例えば、インターロ
ゲートがインターロゲートパスルを送信し、このインタ
ーロゲートパルスの終了時にトランスポンダのエネルギ
ー蓄積要素の充電電圧が所定電圧レベルのレンジ内に入
っていると、トランスポンダ2からのアンサ信号の送信
が可能となる。しかしながらトランスポンダ1は、同じ
インターロゲート信号からより多いエネルギーを受ける
ので、トランスポンダ1のエネルギー蓄積要素に生じる
充電電圧は、所定電圧レンジ内に入らず、これによりト
ランスポンダ1はアンサ信号を送信しない。同様にトラ
ンスポンダ3は、インターロゲータから遠いので、他の
トランスポンダよりも同じインターロゲートパルスから
少ないエネルギーしか受けない。よって、エネルギー蓄
積要素に生じる充電電圧は、所定電圧レンジ内に入らな
いので、トランスポンダ3はアンサ信号を送信しない。
本発明に係わる方法を使用する結果、所定エネルギーレ
ベルのそれぞれのRFインターロゲートパルスを送信し
た後、一つのトランスポンダしか応答しない確率が高く
なる。これは、アンサ信号をリターンすることを可能と
する条件として達成すべき充電電圧の所定レンジが比較
的狭い場合に特に高くなる。実際にレンジを狭くすれ
ば、インターロゲート装置の送信レンジ内のトランスポ
ンダのうちの一つしかアンサリターン条件を満たさない
確率が高くなる。
ーロゲート装置がパワーレベルの異なる一連のRFイン
ターロゲートパルスを送信するインターロゲートの送信
レンジ内には、数台のトランスポンダ、例えばトランス
ポンダ1、2および3が設置されており、トランスポン
ダ1はトランスポンダ2よりもインターロゲータに近
く、トランスポンダ3は、トランスポンダ1または2よ
りもインターロゲータから遠い。インターロゲート信号
に応答してアンサ信号を送信するには、トランスポンダ
の各々はエネルギー蓄積要素に生じた充電電圧が同じ所
定電圧レベルレンジ内に入っていることを要する。しか
しながら、これらのトランスポンダがインターロゲータ
から異なる距離に位置していると、トランスポンダ1、
2および3の各々が送信されたインターロゲートパルス
のいずれかから受けるエネルギーは異なる。従って、エ
ネルギー蓄積要素に生じたインターロゲート信号のエネ
ルギー量が所定の電圧レンジ内に入っているトランスポ
ンダしかアンサ信号を送信しない。例えば、インターロ
ゲートがインターロゲートパスルを送信し、このインタ
ーロゲートパルスの終了時にトランスポンダのエネルギ
ー蓄積要素の充電電圧が所定電圧レベルのレンジ内に入
っていると、トランスポンダ2からのアンサ信号の送信
が可能となる。しかしながらトランスポンダ1は、同じ
インターロゲート信号からより多いエネルギーを受ける
ので、トランスポンダ1のエネルギー蓄積要素に生じる
充電電圧は、所定電圧レンジ内に入らず、これによりト
ランスポンダ1はアンサ信号を送信しない。同様にトラ
ンスポンダ3は、インターロゲータから遠いので、他の
トランスポンダよりも同じインターロゲートパルスから
少ないエネルギーしか受けない。よって、エネルギー蓄
積要素に生じる充電電圧は、所定電圧レンジ内に入らな
いので、トランスポンダ3はアンサ信号を送信しない。
本発明に係わる方法を使用する結果、所定エネルギーレ
ベルのそれぞれのRFインターロゲートパルスを送信し
た後、一つのトランスポンダしか応答しない確率が高く
なる。これは、アンサ信号をリターンすることを可能と
する条件として達成すべき充電電圧の所定レンジが比較
的狭い場合に特に高くなる。実際にレンジを狭くすれ
ば、インターロゲート装置の送信レンジ内のトランスポ
ンダのうちの一つしかアンサリターン条件を満たさない
確率が高くなる。
【0009】本発明のより有利な発展例については、次
の章に述べてある。
の章に述べてある。
【0010】本発明の装置に利用するためのトランスポ
ンダは、入力端に前記エネルギー蓄積要素の前記充電電
圧が印加され、出力端に所定電圧レンジ内の前記充電電
圧に応答してイネーブル信号を発生させるウィンドーコ
ンパレータを特徴とする。
ンダは、入力端に前記エネルギー蓄積要素の前記充電電
圧が印加され、出力端に所定電圧レンジ内の前記充電電
圧に応答してイネーブル信号を発生させるウィンドーコ
ンパレータを特徴とする。
【0011】次に、添付図面を参照して、例をもって本
発明を説明する。
発明を説明する。
【0012】
【実施例】図1に略図で示したインターロゲート装置を
使って、あるパルスから次のパルスにエネルギーが増加
するようなRFインターロゲートパルスを送信すること
が可能である。このインターロゲート装置は送信エンド
ステージ12を含み、このステージは制御ユニットおよ
びD/Aコンバータ16により制御できる。制御ユニッ
ト14はD/Aコンバータ16に漸増するデジタル値を
与え、これらのデジタル値はD/Aコンバータによりア
ナログ電圧値に変換される。これら電圧値は送信エンド
ステージ12に対する電源電圧として働く。制御ユニッ
ト14はさらに送信エンドステージ12にイネーブルパ
ルスを送り、これらパルスはD/Aコンバータ16に送
られたデジタル値にそれぞれ時間的に同期される。この
ことは、D/Aコンバータがパワー電圧として所定の電
圧値を有する電圧を送信エンドステージ12に印加する
たびに、送信エンドステージはアンテナ18によりRF
インターロゲートパルスを送信するようイネーブル状態
にされる。次に、送信エンドステージ12はRFインタ
ーロゲートパルスを発生する。このRFパルスの大きさ
はD/Aコンバータ16により当該時間に供給された供
給電圧に応じて決まる。
使って、あるパルスから次のパルスにエネルギーが増加
するようなRFインターロゲートパルスを送信すること
が可能である。このインターロゲート装置は送信エンド
ステージ12を含み、このステージは制御ユニットおよ
びD/Aコンバータ16により制御できる。制御ユニッ
ト14はD/Aコンバータ16に漸増するデジタル値を
与え、これらのデジタル値はD/Aコンバータによりア
ナログ電圧値に変換される。これら電圧値は送信エンド
ステージ12に対する電源電圧として働く。制御ユニッ
ト14はさらに送信エンドステージ12にイネーブルパ
ルスを送り、これらパルスはD/Aコンバータ16に送
られたデジタル値にそれぞれ時間的に同期される。この
ことは、D/Aコンバータがパワー電圧として所定の電
圧値を有する電圧を送信エンドステージ12に印加する
たびに、送信エンドステージはアンテナ18によりRF
インターロゲートパルスを送信するようイネーブル状態
にされる。次に、送信エンドステージ12はRFインタ
ーロゲートパルスを発生する。このRFパルスの大きさ
はD/Aコンバータ16により当該時間に供給された供
給電圧に応じて決まる。
【0013】図2は図1における点A、BおよびCにお
ける信号のタイムチャートを示す。送信エンドステージ
12によりアンテナ18に供給され、アンテナから放射
されるRFインターロゲートパルスは、パルスエネルギ
ーレベルが増加するようにあるパルスから次のパルスに
振幅が増加している。このような振幅の漸増はD/Aコ
ンバータ16が送信エンドステージ12に漸増供給電圧
U0、U1、U2およびU3を供給しているから行うこ
とができる。アンテナ18により放射されるエネルギー
漸増パルスの数は、個々の使用例に応じて決まる。
ける信号のタイムチャートを示す。送信エンドステージ
12によりアンテナ18に供給され、アンテナから放射
されるRFインターロゲートパルスは、パルスエネルギ
ーレベルが増加するようにあるパルスから次のパルスに
振幅が増加している。このような振幅の漸増はD/Aコ
ンバータ16が送信エンドステージ12に漸増供給電圧
U0、U1、U2およびU3を供給しているから行うこ
とができる。アンテナ18により放射されるエネルギー
漸増パルスの数は、個々の使用例に応じて決まる。
【0014】図1では、あるパルスから次のパルスへと
エネルギーが増加するようなパルスを、図1の設計で放
射できるようにするため、公知のインターロゲート装置
で必要な変更部しか示していない。
エネルギーが増加するようなパルスを、図1の設計で放
射できるようにするため、公知のインターロゲート装置
で必要な変更部しか示していない。
【0015】図2はインターロゲート装置20である本
発明の実施例を示す。この装置を用いることにより、あ
るパルスから次のパルスに放射エネルギーが増加するよ
うに、あるパルスから次のパルスに幅が長くなるRFイ
ンターロゲートパルスを放射することが可能である。こ
のインターロゲート装置20はUvに等しい固定供給電
圧Uに接続された送信エンドステージ22を含む。制御
ユニット24により、長さが漸増するパルスを送信機2
2に供給でき、従って送信エンドステージ22にも長さ
が漸増するRFインターロゲートイネーブルパルスを供
給し、アンテナ26を介して長さが漸増するかかるパル
スを放射できる。
発明の実施例を示す。この装置を用いることにより、あ
るパルスから次のパルスに放射エネルギーが増加するよ
うに、あるパルスから次のパルスに幅が長くなるRFイ
ンターロゲートパルスを放射することが可能である。こ
のインターロゲート装置20はUvに等しい固定供給電
圧Uに接続された送信エンドステージ22を含む。制御
ユニット24により、長さが漸増するパルスを送信機2
2に供給でき、従って送信エンドステージ22にも長さ
が漸増するRFインターロゲートイネーブルパルスを供
給し、アンテナ26を介して長さが漸増するかかるパル
スを放射できる。
【0016】図4は図3における回路点A、BおよびC
で発生する信号のタイムチャートである。制御ユニット
24により送信エンドステージ22に送られるイネーブ
ル信号の幅は、信号ごとに次第に長くなっている(Δt
0 <Δt1 )ので、アンテナ26も幅の漸増する信号を
放射する。
で発生する信号のタイムチャートである。制御ユニット
24により送信エンドステージ22に送られるイネーブ
ル信号の幅は、信号ごとに次第に長くなっている(Δt
0 <Δt1 )ので、アンテナ26も幅の漸増する信号を
放射する。
【0017】トランスポンダシステムにおいて、図1に
示す設計のインターロゲート装置を用い、このインター
ロゲート装置10のレンジ内に設置された2つのトラン
スポンダ30および32をどのようにインターロゲート
できるかを、図5を参照して説明する。インターロゲー
トサイクルの開始時に、制御ユニット14はD/Aコン
バータにデジタル信号を供給し、かかる信号はコンバー
タ16により送信エンドステージ12への供給電圧とし
ての電圧U0に変換する。これと同時に制御ユニット1
4は送信エンドステージにイネーブル信号を送る。かか
る信号は時間t0で開始し、Δtの幅を有している。こ
の期間中、送信エンドステージ12はアンテナより放射
される第1RFインターロゲートパルスを発生する。
示す設計のインターロゲート装置を用い、このインター
ロゲート装置10のレンジ内に設置された2つのトラン
スポンダ30および32をどのようにインターロゲート
できるかを、図5を参照して説明する。インターロゲー
トサイクルの開始時に、制御ユニット14はD/Aコン
バータにデジタル信号を供給し、かかる信号はコンバー
タ16により送信エンドステージ12への供給電圧とし
ての電圧U0に変換する。これと同時に制御ユニット1
4は送信エンドステージにイネーブル信号を送る。かか
る信号は時間t0で開始し、Δtの幅を有している。こ
の期間中、送信エンドステージ12はアンテナより放射
される第1RFインターロゲートパルスを発生する。
【0018】本明細書の導入部で述べたように、トラン
スポンダ30および32には、バッテリー状の電源は設
けられていない。これらトランスポンダはそれぞれが受
信したRFインターロゲートパルスから駆動パワーを得
る。これを行うには、このパルスを整流し、整流によっ
て生じた電圧によりコンデンサを充電しなければならな
い。2つのトランスポンダ30および32はアンテナ1
8から放射されるRFインターロゲートパルスを同時に
受信するので、双方のトランスポンダでは電源として機
能するコンデンサの充電が時間t0で開始する。トラン
スポンダ30はトランスポンダ32よりもインターロゲ
ート装置10から近い距離にあるので、トランスポンダ
30は電磁界強度の強いRFインターロゲートパルスを
受信する。従って、整流によって生じた電圧はトランス
ポンダ32で生じた電圧よりも値が高くなる。この結
果、トランスポンダ30で電源として利用されるコンデ
ンサは、トランスポンダ32内のコンデンサよりも高い
値に充電される。図5のタイムチャートではコンデンサ
電圧U30およびU32が示されており、トランスポン
ダ30ではコンデンサの電圧はパルス幅Δtが終了した
後、所定電圧レンジ内例えば2つの電圧値S1とS2と
の間の電圧値となるので、トランスポンダ30はアンサ
信号を送信できる。トランスポンダ32はトランスポン
ダ30よりもインターロゲート装置10から遠く離れて
いるので、トランスポンダ32における電磁界強度は小
さく、電圧U32は電圧値S1よりも低い値にしか達し
ない。この値はS1からS2の所定の電圧レンジ内にな
いので、トランスポンダ32によるアンサ信号の送信が
禁止される。
スポンダ30および32には、バッテリー状の電源は設
けられていない。これらトランスポンダはそれぞれが受
信したRFインターロゲートパルスから駆動パワーを得
る。これを行うには、このパルスを整流し、整流によっ
て生じた電圧によりコンデンサを充電しなければならな
い。2つのトランスポンダ30および32はアンテナ1
8から放射されるRFインターロゲートパルスを同時に
受信するので、双方のトランスポンダでは電源として機
能するコンデンサの充電が時間t0で開始する。トラン
スポンダ30はトランスポンダ32よりもインターロゲ
ート装置10から近い距離にあるので、トランスポンダ
30は電磁界強度の強いRFインターロゲートパルスを
受信する。従って、整流によって生じた電圧はトランス
ポンダ32で生じた電圧よりも値が高くなる。この結
果、トランスポンダ30で電源として利用されるコンデ
ンサは、トランスポンダ32内のコンデンサよりも高い
値に充電される。図5のタイムチャートではコンデンサ
電圧U30およびU32が示されており、トランスポン
ダ30ではコンデンサの電圧はパルス幅Δtが終了した
後、所定電圧レンジ内例えば2つの電圧値S1とS2と
の間の電圧値となるので、トランスポンダ30はアンサ
信号を送信できる。トランスポンダ32はトランスポン
ダ30よりもインターロゲート装置10から遠く離れて
いるので、トランスポンダ32における電磁界強度は小
さく、電圧U32は電圧値S1よりも低い値にしか達し
ない。この値はS1からS2の所定の電圧レンジ内にな
いので、トランスポンダ32によるアンサ信号の送信が
禁止される。
【0019】時間 tの終了後、第1RFインターロゲ
ートパルスが終了し、所定の休止期間の後に制御ユニッ
ト14の制御により、送信エンドステージは前回よりも
振幅の大きい別のRFインターロゲートパルスの送信を
開始する。このときの状況を説明するため、トランスポ
ンダ30および32のコンデンサは放電しており、RF
インターロゲートパルスの整流により生じた電圧による
これらトランスポンダの充電が電圧値0から再度開始す
ると仮定する。これを可能とするトランスポンダの詳細
については、図7を参照して説明する。
ートパルスが終了し、所定の休止期間の後に制御ユニッ
ト14の制御により、送信エンドステージは前回よりも
振幅の大きい別のRFインターロゲートパルスの送信を
開始する。このときの状況を説明するため、トランスポ
ンダ30および32のコンデンサは放電しており、RF
インターロゲートパルスの整流により生じた電圧による
これらトランスポンダの充電が電圧値0から再度開始す
ると仮定する。これを可能とするトランスポンダの詳細
については、図7を参照して説明する。
【0020】図5のグラフは、第2RFインターロゲー
トパルスの振幅が大きくなっていることにより、電源が
かなり高い電圧に充電されるときのトランスポンダ30
内で利用されるコンデンサを示す。第2RFインターロ
ゲートパルスの終了時に生じる電圧値は、電圧値S2よ
りも高く、すなわち所定電圧レンジ外にある。しかしな
がら、第2トランスポンダ32では、電圧値S1とS2
との間にある電圧値に達するので、トランスポンダ32
によるアンサ信号の送信が可能である。
トパルスの振幅が大きくなっていることにより、電源が
かなり高い電圧に充電されるときのトランスポンダ30
内で利用されるコンデンサを示す。第2RFインターロ
ゲートパルスの終了時に生じる電圧値は、電圧値S2よ
りも高く、すなわち所定電圧レンジ外にある。しかしな
がら、第2トランスポンダ32では、電圧値S1とS2
との間にある電圧値に達するので、トランスポンダ32
によるアンサ信号の送信が可能である。
【0021】後に詳細に説明するように、それぞれのイ
ンターロゲートパルスの送信レンジ内に同時に複数のト
ランスポンダが位置していても、トランスポンダ30ま
たは32内のコンデンサにおいて、RFインターロゲー
トパルスの終了時に生じる充電電圧は電圧値S1とS2
の間の所定レンジ内に収まるという事実を利用して、個
々のトランスポンダのインターロゲートに利用する。
ンターロゲートパルスの送信レンジ内に同時に複数のト
ランスポンダが位置していても、トランスポンダ30ま
たは32内のコンデンサにおいて、RFインターロゲー
トパルスの終了時に生じる充電電圧は電圧値S1とS2
の間の所定レンジ内に収まるという事実を利用して、個
々のトランスポンダのインターロゲートに利用する。
【0022】図6を参照すると、図3に示すタイプのイ
ンターロゲート装置を使用する場合、インターロゲート
装置の送信範囲内にある2つのトランスポンダをインタ
ーロゲートすることは可能である。このインターロゲー
ト装置20は、時間t0において所定幅Δt0を有する
第1RFインターロゲートパルスを送信し始める。この
RFインターロゲートパルスはトランスポンダ34およ
び36の双方によって受信される。トランスポンダ34
はトランスポンダ36よりもインターロゲート装置20
から近距離にあるので、トランスポンダ34の位置での
電磁界強度は強く、これにより電源として利用されるコ
ンデンサはより強く充電される。従って、図6のグラフ
に示すように、第1RFインターロゲートパルスの終了
時、すなわち時間t0+Δt0の後で充電電圧は電圧値
S1とS2の間の所定レンジ内の値に達し、トランスポ
ンダ34からアンサ信号を送信することが可能となる。
しかしながら、他方、トランスポンダ36の電磁界強度
は弱いので、電圧U36はS1からS2の所定電圧レン
ジ内にない電圧値S2よりも低い値にしか達せず、トラ
ンスポンダ36によるアンサ信号の送信が禁止される。
所定休止期間の後、インターロゲート装置20により送
信される第2RFインターロゲートパルスは、前回より
も長い幅Δt1を有するので、トランスポンダ34およ
び36にはより多いエネルギーが送られる。第2RFイ
ンターロゲートパルスの終了時において、トランスポン
ダ34のエネルギー蓄積要素の充電電圧は、電圧値S1
とS2との間の所定レンジ外にある電圧値S2よりも高
い値に達し、これによりトランスポンダ32によるアン
サ信号の送信が禁止される。他方、トランスポンダ32
内の充電電圧は電圧値S1とS2との間の所定レンジ内
に収まる値に達する。図5の実施例と同じように、イン
ターロゲート装置20の送信レンジ内に配置された2つ
のトランスポンダ34および36のインターロゲートを
するため、この事実を利用することもできる。
ンターロゲート装置を使用する場合、インターロゲート
装置の送信範囲内にある2つのトランスポンダをインタ
ーロゲートすることは可能である。このインターロゲー
ト装置20は、時間t0において所定幅Δt0を有する
第1RFインターロゲートパルスを送信し始める。この
RFインターロゲートパルスはトランスポンダ34およ
び36の双方によって受信される。トランスポンダ34
はトランスポンダ36よりもインターロゲート装置20
から近距離にあるので、トランスポンダ34の位置での
電磁界強度は強く、これにより電源として利用されるコ
ンデンサはより強く充電される。従って、図6のグラフ
に示すように、第1RFインターロゲートパルスの終了
時、すなわち時間t0+Δt0の後で充電電圧は電圧値
S1とS2の間の所定レンジ内の値に達し、トランスポ
ンダ34からアンサ信号を送信することが可能となる。
しかしながら、他方、トランスポンダ36の電磁界強度
は弱いので、電圧U36はS1からS2の所定電圧レン
ジ内にない電圧値S2よりも低い値にしか達せず、トラ
ンスポンダ36によるアンサ信号の送信が禁止される。
所定休止期間の後、インターロゲート装置20により送
信される第2RFインターロゲートパルスは、前回より
も長い幅Δt1を有するので、トランスポンダ34およ
び36にはより多いエネルギーが送られる。第2RFイ
ンターロゲートパルスの終了時において、トランスポン
ダ34のエネルギー蓄積要素の充電電圧は、電圧値S1
とS2との間の所定レンジ外にある電圧値S2よりも高
い値に達し、これによりトランスポンダ32によるアン
サ信号の送信が禁止される。他方、トランスポンダ32
内の充電電圧は電圧値S1とS2との間の所定レンジ内
に収まる値に達する。図5の実施例と同じように、イン
ターロゲート装置20の送信レンジ内に配置された2つ
のトランスポンダ34および36のインターロゲートを
するため、この事実を利用することもできる。
【0023】図7にトランスポンダの設計の主な特徴を
示す。図7の回路図は、トランスポンダ回路の特徴を示
しており、この回路を用いることにより電源として働く
コンデンサで生じる充電電圧の処理が可能となってい
る。
示す。図7の回路図は、トランスポンダ回路の特徴を示
しており、この回路を用いることにより電源として働く
コンデンサで生じる充電電圧の処理が可能となってい
る。
【0024】図7のトランスポンダ30はアンテナ38
を含み、このアンテナによりRFインターロゲートパル
スを受信できる。このアンテナ38はコンデンサ40と
共に発振回路を構成しており、この発振回路はRFイン
ターロゲートパルスの周波数に同調されている。それぞ
れ受信されたRFインターロゲートパルスはダイオード
42により整流され、この整流された電圧によりコンデ
ンサ44が充電される。この充電電圧はトランスポンダ
30の電源電圧となっている。コンデンサ44の充電電
圧の値が2つのスレショルド値S1とS2(これらは図
5および図6に示す)との間にあるか否かをウィンドー
コンパレータ46によって判別できる。トランスポンダ
30は更にRFスレショルド検出器48を含む。この検
出器はアンテナ38とコンデンサ40とから成る発振回
路におけるRF発振の振幅が所定スレショルドよりも小
さくなったかどうかを判別する機能を有する。振幅がこ
の値よりも低下することは、受信したRFインターロゲ
ートパルスの終了を意味する。
を含み、このアンテナによりRFインターロゲートパル
スを受信できる。このアンテナ38はコンデンサ40と
共に発振回路を構成しており、この発振回路はRFイン
ターロゲートパルスの周波数に同調されている。それぞ
れ受信されたRFインターロゲートパルスはダイオード
42により整流され、この整流された電圧によりコンデ
ンサ44が充電される。この充電電圧はトランスポンダ
30の電源電圧となっている。コンデンサ44の充電電
圧の値が2つのスレショルド値S1とS2(これらは図
5および図6に示す)との間にあるか否かをウィンドー
コンパレータ46によって判別できる。トランスポンダ
30は更にRFスレショルド検出器48を含む。この検
出器はアンテナ38とコンデンサ40とから成る発振回
路におけるRF発振の振幅が所定スレショルドよりも小
さくなったかどうかを判別する機能を有する。振幅がこ
の値よりも低下することは、受信したRFインターロゲ
ートパルスの終了を意味する。
【0025】トランスポンダ30は制御論理システム5
0を更に含む。このシステムはウィンドーコンパレータ
46およびRFスレショルド値検出器48からの信号に
応じて、トランスポンダ30内の種々の異なる制御操作
を開始する。
0を更に含む。このシステムはウィンドーコンパレータ
46およびRFスレショルド値検出器48からの信号に
応じて、トランスポンダ30内の種々の異なる制御操作
を開始する。
【0026】トランスポンダ30はRFインターロゲー
トパルスの受信時に、次のように作動する。すなわち、
RFインターロゲートパルスを受信すると、アンテナ3
8およびコンデンサ40により構成される発振回路は、
RFインターロゲートパルスの周波数に対応した共振周
波数で発振し始める。ダイオード42を使った整流によ
り生じた直接電圧は、コンデンサ44を充電する。RF
インターロゲートパルスの終了の後、上記共振回路にお
ける共振も弱くなり、このRF発振が所定のスレショル
ド値よりも低下すると、RFスレショルド検出器48は
出力端54を介して制御論理システム50に信号を送
る。これと同時に、RFスレショルド検出器48は、そ
の出力端56を介してウィンドーコンパレータに信号を
送る。この信号はウィンドーコンパレータ46がコンデ
ンサ44の充電電圧をチェックするようにさせ、この電
圧がスレショルド値S1とS2との間の値となっている
かを判断する。これら値の間にあれば、ウィンドーコン
パレータ46は制御論理システムに信号を送り、この条
件が満たされていることを表示する。次に制御論理シス
テムは、トランスポンダ30の識別を示すコードグルー
プを含む情報信号を出力端58に発生し、かかる情報信
号はインターロゲート装置により受信できるようアンテ
ナ38を介して送信される。
トパルスの受信時に、次のように作動する。すなわち、
RFインターロゲートパルスを受信すると、アンテナ3
8およびコンデンサ40により構成される発振回路は、
RFインターロゲートパルスの周波数に対応した共振周
波数で発振し始める。ダイオード42を使った整流によ
り生じた直接電圧は、コンデンサ44を充電する。RF
インターロゲートパルスの終了の後、上記共振回路にお
ける共振も弱くなり、このRF発振が所定のスレショル
ド値よりも低下すると、RFスレショルド検出器48は
出力端54を介して制御論理システム50に信号を送
る。これと同時に、RFスレショルド検出器48は、そ
の出力端56を介してウィンドーコンパレータに信号を
送る。この信号はウィンドーコンパレータ46がコンデ
ンサ44の充電電圧をチェックするようにさせ、この電
圧がスレショルド値S1とS2との間の値となっている
かを判断する。これら値の間にあれば、ウィンドーコン
パレータ46は制御論理システムに信号を送り、この条
件が満たされていることを表示する。次に制御論理シス
テムは、トランスポンダ30の識別を示すコードグルー
プを含む情報信号を出力端58に発生し、かかる情報信
号はインターロゲート装置により受信できるようアンテ
ナ38を介して送信される。
【0027】情報信号の終了の後、制御論理システム5
0は、コンデンサ44を放電するよう働く別の信号を出
力端60に発生する。
0は、コンデンサ44を放電するよう働く別の信号を出
力端60に発生する。
【0028】他方、RFインターロゲートパルス終了時
に、コンデンサ44における充電電圧の値がスレショル
ド値がS1とS2との間にないと、ウィンドーコンパレ
ータ46が判断すると、出力端52を介して制御論理シ
ステムには信号は送られない。従って、トランスポンダ
30はインターロゲート装置に情報信号を送らない。こ
の場合、制御論理システム50は出力端60に信号を発
生させ、コンデンサ44を放電するので、トランスポン
ダ30は別のRFインターロゲートパルスを受信し、電
圧値0で始まるコンデンサ44の再充電を開始する準備
ができる。
に、コンデンサ44における充電電圧の値がスレショル
ド値がS1とS2との間にないと、ウィンドーコンパレ
ータ46が判断すると、出力端52を介して制御論理シ
ステムには信号は送られない。従って、トランスポンダ
30はインターロゲート装置に情報信号を送らない。こ
の場合、制御論理システム50は出力端60に信号を発
生させ、コンデンサ44を放電するので、トランスポン
ダ30は別のRFインターロゲートパルスを受信し、電
圧値0で始まるコンデンサ44の再充電を開始する準備
ができる。
【0029】ウィンドーコンパレータ46に対しては、
例えばティーツェ(Tietze)およびシェンク(Schenk)
による「半導体回路技術」(原名 Halbleiter-Schaltun
gsutechnik)なる書籍に記載された回路を用いることが
できる。この回路は各々が正入力端および負入力端を有
する2つのコンパレータモジュールから成る。一方のコ
ンパレータの負入力端と、他方のコンパレータの正入力
端は、共に接続されており、これらは未知の入力電圧を
受けるが、一方のコンパレータの正入力端は上方スレシ
ョルド値S2である基準電圧を受け、他方のコンパレー
タの負入力端は下方スレショルド値S1である基準電圧
を受けるようになっている。これら2つのコンパレータ
の出力端はAND回路の入力端に接続されており、この
AND回路はコンパレータの入力端に印加された電圧が
上記基準電圧の間の値に達すると、出力端に信号を発生
する。
例えばティーツェ(Tietze)およびシェンク(Schenk)
による「半導体回路技術」(原名 Halbleiter-Schaltun
gsutechnik)なる書籍に記載された回路を用いることが
できる。この回路は各々が正入力端および負入力端を有
する2つのコンパレータモジュールから成る。一方のコ
ンパレータの負入力端と、他方のコンパレータの正入力
端は、共に接続されており、これらは未知の入力電圧を
受けるが、一方のコンパレータの正入力端は上方スレシ
ョルド値S2である基準電圧を受け、他方のコンパレー
タの負入力端は下方スレショルド値S1である基準電圧
を受けるようになっている。これら2つのコンパレータ
の出力端はAND回路の入力端に接続されており、この
AND回路はコンパレータの入力端に印加された電圧が
上記基準電圧の間の値に達すると、出力端に信号を発生
する。
【0030】本発明に係わる方法を実施する場合におい
て、インターロゲート装置の送信レンジ内に配置された
トランスポンダは、インターロゲート装置から互いに異
なる距離にあると仮定する。これを適用すれば、各RF
インターロゲートパルスの終了時にはコンデンサ44の
充電電圧は異なるので、一つのトランスポンダしか応答
しない。この場合の充電電圧は2つのスレショルド値S
1とS2との間にある。2つのスレショルド値S1とS
2が近くなればなるほど、複数のトランスポンダのうち
の一つのトランスポンダしか応答しない精度が高くな
る。2つのトランスポンダで上記条件が満たされるよう
な確率が低くなるからである。スレショルド値S1とS
2がもっと接近していれば、これらスレショルド値の差
を考慮して、逐次送信されるRFインターロゲートパル
ス間のエネルギー差をより小さくしなければならない。
て、インターロゲート装置の送信レンジ内に配置された
トランスポンダは、インターロゲート装置から互いに異
なる距離にあると仮定する。これを適用すれば、各RF
インターロゲートパルスの終了時にはコンデンサ44の
充電電圧は異なるので、一つのトランスポンダしか応答
しない。この場合の充電電圧は2つのスレショルド値S
1とS2との間にある。2つのスレショルド値S1とS
2が近くなればなるほど、複数のトランスポンダのうち
の一つのトランスポンダしか応答しない精度が高くな
る。2つのトランスポンダで上記条件が満たされるよう
な確率が低くなるからである。スレショルド値S1とS
2がもっと接近していれば、これらスレショルド値の差
を考慮して、逐次送信されるRFインターロゲートパル
ス間のエネルギー差をより小さくしなければならない。
【0031】インターロゲートサイクル中に逐次送信さ
れるRFインターロゲートパルスの数は、インターロゲ
ート装置の送信レンジが分割されている距離レンジの数
に応じて決まる。図1、図2、図3および図4に示す発
明の実施例では、それぞれ4つのRFインターロゲート
パルスを用いて操作を行う。このことは一つのインター
ロゲートサイクル内でそれぞれの距離レンジ内に配置さ
れた最大4つのトランスポンダが応答できるよう、4つ
の距離レンジをセットしなければならないことを意味す
る。
れるRFインターロゲートパルスの数は、インターロゲ
ート装置の送信レンジが分割されている距離レンジの数
に応じて決まる。図1、図2、図3および図4に示す発
明の実施例では、それぞれ4つのRFインターロゲート
パルスを用いて操作を行う。このことは一つのインター
ロゲートサイクル内でそれぞれの距離レンジ内に配置さ
れた最大4つのトランスポンダが応答できるよう、4つ
の距離レンジをセットしなければならないことを意味す
る。
【0032】実際には、インターロゲート装置は134
kHzのRFインターロゲートパルスの周波数で作動
し、図2および図3に示した本発明に係わる実施例を用
いる場合、すなわち一つのパルスから次のパルスに幅が
増加しているRFインターロゲートパルスを用いる場
合、このパルス幅は1ミリ秒のステップでインクリメン
トした。本方法では、トランスポンダは別々に応答して
インターロゲート装置からの距離がミリメートルオーダ
ーの量でしか異なっていないことを示すことができた。
kHzのRFインターロゲートパルスの周波数で作動
し、図2および図3に示した本発明に係わる実施例を用
いる場合、すなわち一つのパルスから次のパルスに幅が
増加しているRFインターロゲートパルスを用いる場
合、このパルス幅は1ミリ秒のステップでインクリメン
トした。本方法では、トランスポンダは別々に応答して
インターロゲート装置からの距離がミリメートルオーダ
ーの量でしか異なっていないことを示すことができた。
【0033】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)インターロゲート装置からRFインターロゲート
パルスを受け、このパルスの受信に応答してアンサとし
てアンサ信号をインターロゲート装置に送信する、イン
ターロゲート装置の送信レンジ内に配置された複数のバ
ッテリーレストランスポンダをインターロゲートするた
めの方法であって、パルス毎にエネルギーが異なるイン
ターロゲートパルスをインターバルおきに送信し、前記
インターロゲートパルスを受信し、前記受信したインタ
ーロゲートパルスを整流し、前記整流したインターロゲ
ートパルスをエネルギー蓄積要素に充電電圧として蓄積
し、前記インターロゲートパルスの終了を検出し、前記
エネルギー蓄積要素に蓄積された充電電圧の量と所定電
圧とを比較し、前記インターロゲートパルスの終了およ
び所定電圧レンジ内にある前記充電電圧に応答してアン
サ信号を送信する諸工程から成るインターロゲート方
法。
る。 (1)インターロゲート装置からRFインターロゲート
パルスを受け、このパルスの受信に応答してアンサとし
てアンサ信号をインターロゲート装置に送信する、イン
ターロゲート装置の送信レンジ内に配置された複数のバ
ッテリーレストランスポンダをインターロゲートするた
めの方法であって、パルス毎にエネルギーが異なるイン
ターロゲートパルスをインターバルおきに送信し、前記
インターロゲートパルスを受信し、前記受信したインタ
ーロゲートパルスを整流し、前記整流したインターロゲ
ートパルスをエネルギー蓄積要素に充電電圧として蓄積
し、前記インターロゲートパルスの終了を検出し、前記
エネルギー蓄積要素に蓄積された充電電圧の量と所定電
圧とを比較し、前記インターロゲートパルスの終了およ
び所定電圧レンジ内にある前記充電電圧に応答してアン
サ信号を送信する諸工程から成るインターロゲート方
法。
【0034】(2)インターバルおきに送信されるRF
インターロゲートパルスは、同一の幅および一つのパル
スから次のパルスに増加する振幅を有することを特徴と
する第1項記載の方法。
インターロゲートパルスは、同一の幅および一つのパル
スから次のパルスに増加する振幅を有することを特徴と
する第1項記載の方法。
【0035】(3)インターバルおきに送信されるRF
インターロゲートパルスは、同一の振幅および一つのパ
ルスから次のパルスに増加する幅を有することを特徴と
する第1項記載の方法。
インターロゲートパルスは、同一の振幅および一つのパ
ルスから次のパルスに増加する幅を有することを特徴と
する第1項記載の方法。
【0036】(4)インターロゲータのインターロゲー
トレンジ内に2台以上のトランスポンダが設置されたリ
モート識別システムにおいて使用するためのトランスポ
ンダであって、インターロゲート信号を受信し、かつト
ランスポンダアンサ信号を送信するためのアンテナと、
前記受信したインターロゲート信号を整流するための整
流器と、充電電圧状態になっている前記整流されたイン
ターロゲート信号により充電されるように作動可能なエ
ネルギー蓄積要素と、入力端に前記エネルギー蓄積要素
の前記充電電圧が印加され、出力端に所定電圧レンジ内
の前記充電電圧に応答してイネーブル信号を発生させる
ウィンドーコンパレータとから成り、前記イネーブル信
号はトランスポンダアンサ信号の送信を可能にするトラ
ンスポンダ。
トレンジ内に2台以上のトランスポンダが設置されたリ
モート識別システムにおいて使用するためのトランスポ
ンダであって、インターロゲート信号を受信し、かつト
ランスポンダアンサ信号を送信するためのアンテナと、
前記受信したインターロゲート信号を整流するための整
流器と、充電電圧状態になっている前記整流されたイン
ターロゲート信号により充電されるように作動可能なエ
ネルギー蓄積要素と、入力端に前記エネルギー蓄積要素
の前記充電電圧が印加され、出力端に所定電圧レンジ内
の前記充電電圧に応答してイネーブル信号を発生させる
ウィンドーコンパレータとから成り、前記イネーブル信
号はトランスポンダアンサ信号の送信を可能にするトラ
ンスポンダ。
【0037】(5)インターロゲートデバイスの送信レ
ンジ内に設置された複数のトランスポンダに対して、1
台のインターロゲート装置がインターロゲートし、相互
の干渉を生じることなくこれらトランスポンダを識別す
る。互いに時間的にずれており、一つのパルスから次の
パルスにエネルギーが変わっている複数のRFインター
ロゲートパルスをインターロゲート装置がエネルギー蓄
積要素を有するトランスポンダに逐次送信し、各インタ
ーロゲートパルスの終了時にエネルギー蓄積要素に生じ
た充電電圧が所定電圧レンジ内に収まるという条件に応
じて、トランスポンダがインターロゲートパルスに対し
てアンサ信号で応答することにより、干渉のない運用が
行われる。
ンジ内に設置された複数のトランスポンダに対して、1
台のインターロゲート装置がインターロゲートし、相互
の干渉を生じることなくこれらトランスポンダを識別す
る。互いに時間的にずれており、一つのパルスから次の
パルスにエネルギーが変わっている複数のRFインター
ロゲートパルスをインターロゲート装置がエネルギー蓄
積要素を有するトランスポンダに逐次送信し、各インタ
ーロゲートパルスの終了時にエネルギー蓄積要素に生じ
た充電電圧が所定電圧レンジ内に収まるという条件に応
じて、トランスポンダがインターロゲートパルスに対し
てアンサ信号で応答することにより、干渉のない運用が
行われる。
【図1】一つのパルスから次のパルスに振幅が増大する
RFインターロゲートパルスを逐次送信できるインター
ロゲート装置のブロック回路図である。
RFインターロゲートパルスを逐次送信できるインター
ロゲート装置のブロック回路図である。
【図2】図1における点A、BおよびCで生じる信号を
示すタイムチャート図である。
示すタイムチャート図である。
【図3】一つのパルスから次のパルスに幅が広くなるR
Fインターロゲートパルスを逐次送信できるインターロ
ゲート装置のブロック回路図である。
Fインターロゲートパルスを逐次送信できるインターロ
ゲート装置のブロック回路図である。
【図4】図3における点A、BおよびCで生じる回路を
示す図である。
示す図である。
【図5】図1に示されるタイプのインターロゲート装置
と2つのトランスポンダを備えたトランスポンダシステ
ムの図であり、2つの逐次発生するRFインターロゲー
トパルスの受信時に、エネルギー蓄積要素における充電
電圧の変化をトランスポンダ毎に示し、時間に対して電
圧がプロットされている。
と2つのトランスポンダを備えたトランスポンダシステ
ムの図であり、2つの逐次発生するRFインターロゲー
トパルスの受信時に、エネルギー蓄積要素における充電
電圧の変化をトランスポンダ毎に示し、時間に対して電
圧がプロットされている。
【図6】図3に示すタイプのインターロゲート装置を備
える図5のトランスポンダシステムを示す同様な図であ
る。
える図5のトランスポンダシステムを示す同様な図であ
る。
【図7】本発明に係わる方法に使用するためのトランス
ポンダのブロック回路図である。
ポンダのブロック回路図である。
12 送信エンドステージ 14 制御ユニット 16 DAコンバータ 18 アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 インターロゲート装置からRFインター
ロゲートパルスを受け、このパルスの受信に応答してア
ンサとしてアンサ信号をインターロゲート装置に送信す
る、インターロゲート装置の送信レンジ内に配置された
複数のバッテリーレストランスポンダをインターロゲー
トするための方法であって、 パルス毎にエネルギーが異なるインターロゲートパルス
をインターバルおきに送信し、 前記インターロゲートパルスを受信し、 前記受信したインターロゲートパルスを整流し、 前記整流したインターロゲートパルスをエネルギー蓄積
要素に充電電圧として蓄積し、 前記インターロゲートパルスの終了を検出し、 前記エネルギー蓄積要素に蓄積された充電電圧の量と所
定電圧とを比較し、 前記インターロゲートパルスの終了および所定電圧レン
ジ内にある前記充電電圧に応答してアンサ信号を送信す
る諸工程を有するインターロゲート方法。 - 【請求項2】 インターロゲータのインターロゲートレ
ンジ内に2台以上のトランスポンダが設置されたリモー
ト識別システムにおいて使用するためのトランスポンダ
であって、 インターロゲート信号を受信し、かつトランスポンダア
ンサ信号を送信するためのアンテナと、 前記受信したインターロゲート信号を整流するための整
流器と、 充電電圧状態になっている前記整流されたインターロゲ
ート信号により充電されるように作動可能なエネルギー
蓄積要素と、 入力端に前記エネルギー蓄積要素の前記充電電圧が印加
され、出力端に所定電圧レンジ内の前記充電電圧に応答
してイネーブル信号を発生させるウィンドーコンパレー
タとから成り、前記イネーブル信号はトランスポンダア
ンサ信号の送信を可能にするトランスポンダ。
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