JP3138105B2 - 油面センサの取付け装置 - Google Patents
油面センサの取付け装置Info
- Publication number
- JP3138105B2 JP3138105B2 JP05062752A JP6275293A JP3138105B2 JP 3138105 B2 JP3138105 B2 JP 3138105B2 JP 05062752 A JP05062752 A JP 05062752A JP 6275293 A JP6275293 A JP 6275293A JP 3138105 B2 JP3138105 B2 JP 3138105B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- level sensor
- oil level
- compressor
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
油面センサの配管系の損傷を防止した油面センサの取付
け装置に関する。
であって、油導入パイプを通じてセンサ内に流入する油
量をフロートの動きにより検出するようにした油面セン
サは知られている。この種の油面センサはフロートの動
きにより油量を検出するので、フロートの動きを助ける
ため、冷媒ガス抜きパイプを備えるのが一般的である。
センサを圧縮機に取り付けようとした場合には、その圧
縮機本体と油面センサとの間に上記の油導入パイプ、及
び冷媒ガス抜きパイプの2本のパイプをつながなければ
ならないので、圧縮機の振動がパイプに伝わった時に
は、パイプのつなぎ部に亀裂が入り、油洩れの生じる恐
れがある。
技術が有する問題点を解消し、圧縮機に取付けられる油
面センサの配管系の損傷を防止することのできる油面セ
ンサの取付け装置を提供することにある。
に、本発明は、圧縮機の油面を検出する油面センサの取
付け装置において、圧縮機本体内の下部に圧縮部を設け
ると共にその上部にモータ部を設け、油面センサに油導
入パイプと冷媒ガス抜きパイプとを設け、油導入パイプ
を圧縮部の下部空間に連通させ、冷媒ガス抜きパイプを
モータ部における固定子巻線の下部外周面に対向する位
置に連通させたことを特徴とするものである。
面センサも一緒に振動する。すなわち両者は一体に振動
するので、両者の間をつなぐパイプのつなぎ部に無理な
力が作用することはなく、パイプの損傷は抑えられる。
の一実施例を、添付図面を参照して説明する。
される圧縮機を含む冷媒回路図である。図1において、
100は室外ユニットを示している。この室外ユニット
100は、室内ユニット200から延びるユニット間配
管300に並列につながれている。室外ユニット100
には圧縮機10、油分離器11、四方弁12、室外熱交
換器13、電動式膨脹弁14が夫々内蔵され、室内ユニ
ット200には室内熱交換器20、室内メカ弁21が夫
々内蔵されている。また、ユニット間配管300はガス
管30、液管31からなり、室外ユニット100間はこ
のユニット間配管300のほかに、バランス管40でも
つながれている。このバランス管40は、各室外ユニッ
ト100の油分離器11で分離された油を圧縮機10に
戻すための油戻し管15どうしをつないでいる。なお、
16は開閉弁である。
外ユニット100間を同一の冷媒が流れるので、冷媒が
いずれかの室外ユニット100に偏って流れることが起
り得る。そうすると、冷媒量の増えた室外ユニット10
0では、油分離器11で分離する油量が増え、それが戻
し管15を通じて圧縮機10に回収されるので、夫々の
圧縮機10では油量にアンバランスが生じる。
の油量を検出することにより検知され、アンバランスが
検知されると、油過多の圧縮機10からバランス管40
を通じて油不足の圧縮機10に油が回収される。
17により検出され、この実施例では、その油面センサ
17の取付け装置に特徴を有する。
圧縮機本体21を有し、この圧縮機本体21内には公知
のようにモータ部22と圧縮部23とが内蔵されてい
る。モータ部22のロータ軸22aが回転すると、これ
と一体的に圧縮部23のロータ23aが回転し、吸込管
24を通じて吸込まれる冷媒を、シリンダ23b内で圧
縮し、上部空間25、及び吐出管26を通じて四方弁1
2に向けて吐出する。圧縮機本体21の下部空間27に
は圧縮部23を潤滑するための油が貯留されており、こ
の油の一部は冷媒と一緒に圧縮されて吐出管26から吐
出されるが、上述のように油分離器11(図1)で分離
された後に、油戻し管15を通じて下部空間27に戻さ
れる。
は油導入パイプ51、及び冷媒ガス抜きパイプ53を通
じて、圧縮機本体21につながれ、その油面センサ17
自体は、圧縮機本体21に直接固定されている。
の胴部には取付けバンド55が固定され、この取付けバ
ンド55は、圧縮機本体21に溶接された取付けステー
56にねじ止めされている。
通じてセンサ内に導入される油により、油面センサ17
内のフロート18を上下に動かして、そのフロート18
の位置により圧縮機10内の油面を検知しようとするも
のである。
面センサ17に溶接され、他端51bが開閉弁57につ
ながれ、この開閉弁57は圧縮機本体21につながれて
いる。この油導入パイプ51は水平に配管されなければ
ならず、これが水平に配管されないと、圧縮機10内の
油面を正確に計れない。
いるか否かを目視により判定する際には、その油導入パ
イプ51の長さが短い程それを判定し易い。ただし、そ
れが余り短いと、油導入パイプ51の接続作業が困難に
なる。
作業を容易にするために、油導入パイプ51をほぼU字
状に曲げて、その長さを十分にとるようにすると共に、
油導入パイプ51の両端をつなぐ直線の距離lがほぼ1
0cm以内に収まるようにして、油導入パイプ51が水平
に配管されているか否かを目視により簡単に判定できる
ようにしている。
8を上下に動かして、そのフロート18の位置により圧
縮機10内の油面を検知するので、そのフロート18の
動きを助けるために、上記のように冷媒ガス抜きパイプ
53が設けられる。冷媒ガス抜きパイプ53は一端53
aが油面センサ17に溶接され、他端53bがむし弁6
1につながれ、このむし弁61は圧縮機本体21につな
がれている。このむし弁61はパイプ53をつないだ時
に、そのつなぎ部を連通し、外すとつなぎ部をしゃ断す
る性質を有するバルブである。
は、油面センサ17内のフロート18が上昇しようとす
る時に、フロート18よりも上部にある空気を速やかに
圧縮機本体21内に逃がしてやることである。
他端53bを、圧力変動の低い部分につないでやる必要
がある。
圧縮機本体21の中程の位置、具体的にはモータ部23
の固定子巻線63の下部外周面に対向する位置(圧縮さ
れた冷媒の流れが最も遅い位置)につなぐことにより、
圧縮機本体21内の圧力変動に影響されず、空気を素早
く逃がせるように配慮している。
には、開閉弁57を閉めてから、冷媒ガス抜きパイプ5
3をむし弁61から取り外す。すると、まずむし弁61
の機能により、圧縮機本体21内の冷媒は外に漏れ出さ
ずに、油面センサ17内の空気は冷媒ガス抜きパイプ5
3を通じて外部に排気(エアパージ)される。その後、
油導入パイプ51を外して、新品のそれと交換する。こ
れによれば、圧縮機本体21内の冷媒を全部抜くことな
く、油面センサ17を交換することができる。
によれば、油面センサの油導入パイプと冷媒ガス抜きパ
イプとを圧縮機本体につなぎ、この圧縮機本体に油面セ
ンサを固定したので、圧縮機が振動した時には、油面セ
ンサも一緒に振動するので、両者の間をつなぐパイプの
つなぎ部に無理な力が作用することはなく、パイプの損
傷は抑えられる。
子巻線の下部外周面に対向する位置に、冷媒ガス抜きパ
イプがつながれているので、圧縮機本体内の圧力変動に
影響されずに、センサ内の空気を素早く逃がすことがで
きるので、センサの検出精度を向上させることができ
る。
機の冷媒回路図である。
例を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機の油面を検出する油面センサの取
付け装置において、圧縮機本体内の下部に圧縮部を設け
ると共にその上部にモータ部を設け、前記油面センサに
油導入パイプと冷媒ガス抜きパイプとを設け、油導入パ
イプを圧縮部の下部空間に連通させ、冷媒ガス抜きパイ
プをモータ部における固定子巻線の下部外周面に対向す
る位置に連通させたことを特徴とする油面センサの取付
け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05062752A JP3138105B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 油面センサの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05062752A JP3138105B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 油面センサの取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249555A JPH06249555A (ja) | 1994-09-06 |
JP3138105B2 true JP3138105B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=13209454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05062752A Expired - Lifetime JP3138105B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 油面センサの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138105B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006105061A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型圧縮機の油面検知方法および密閉型圧縮機 |
JP2023076190A (ja) * | 2021-11-22 | 2023-06-01 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 圧縮機 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP05062752A patent/JP3138105B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06249555A (ja) | 1994-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11573149B2 (en) | Systems and methods for refrigerant leak management based on acoustic leak detection | |
CN102713288B (zh) | 压缩机 | |
KR100948776B1 (ko) | 공기 조화 장치의 실외 유닛 | |
KR101116208B1 (ko) | 압축기의 제어 장치 및 방법 | |
KR102268282B1 (ko) | 터보압축기 및 그를 갖는 냉동기 | |
EP1733174A1 (en) | Monitoring refrigerant charge | |
JP3138105B2 (ja) | 油面センサの取付け装置 | |
JP2003097443A (ja) | 圧縮機および冷凍装置 | |
JP2021063728A (ja) | 軸受異常検出装置 | |
JPH10115478A (ja) | 空気調和機 | |
JP6762369B2 (ja) | 劣化診断装置および空気調和機 | |
KR20190031667A (ko) | 압축기 고장 진단 시스템 및 방법 | |
JP3514735B2 (ja) | 環境試験装置の内圧調整機構 | |
JP7348568B2 (ja) | 室外ユニット | |
JP2001124388A (ja) | 空気調和装置 | |
CN115493548A (zh) | 一种应用于马鞍式窗机的管路应力测试方法及马鞍式窗机 | |
JP3197768B2 (ja) | 冷凍装置 | |
CN110296493A (zh) | 一种恒温恒湿机防漏水方法及防漏水装置 | |
JP2007212077A (ja) | 空気調和機 | |
JPH06500168A (ja) | 差動フロート手段およびそれを有するセンサ手段 | |
CN207422482U (zh) | 压缩机组件、空调室外机和空调器 | |
JPH0311278A (ja) | 空気調和機の冷媒封入量不足検出装置 | |
JP6923062B2 (ja) | 圧縮機、および圧縮機ユニット | |
EP1653160A1 (en) | Outdoor unit for air conditioner | |
JP7366278B2 (ja) | 圧縮機診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131208 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |