JP3138080U - 透過スクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽量でたわみのない透過スクリーンとするためのスクリーン枠構造を有する透過スクリーンの提供
【解決手段】 四辺形のスクリーン膜1と、4本のL字形状のスクリーン枠2と、スクリーン膜1を挟みこみ固定する4本のスクリーン取付板3と、角柱状軽量金属の4辺を溶着しスクリーンの外形寸法に形成された枠本体フレーム7と、辺の両端が枠本体フレーム7の上面寸方より短く中央部が上辺寸法より長い円弧状に湾曲した1辺を持つL字材からなる4本のフレーム押出し部材5とから構成し、スクリーン膜の張力により中央が内側に撓むスクリーン枠を枠本体フレームの撓みで相殺しスクリーンを正四辺形に張設することを特徴とする
【選択図】 図1

Description

本考案は、照明器具、内部照明看板、リア式プロジェクタに用いる透過スクリーンに関する。
従来、照明器具、内部照明看板、リア式プロジェクタに用いる透過スクリーンのパネル枠は、膜体を引っ張りながら枠に張り込む必要があるが、この際、スクリーンが円形であればフレーム枠に対して均一に膜体の張力を受けるが、矩形(四角、長方形)のフレーム枠の場合には、枠の角と、辺では膜体の張力に対する抗力に差があるため、辺部分にたわみが生じる問題があった。
従来このたわみを防止するため、フレーム枠材を剛性の高い材料とし、又は、たわむ部分のフレームを2重に設けることで抗力を高めていた。このため、剛性の高い材料ではフレーム枠の重量の増加し、フレームの追加では枠の幅が広くなり透過スクリーンに枠の影が発生する問題があった。
特許文献1は、プロジェクタで投射する映像のためのスクリーンにおいてシート状部材を弛みなく張設するためのスクリーン張設構造に関する考案である。しかし、透過スクリーンには適用出来ないフレームの構造であった。また、軽量化が難しいものであった。
実用新案登録第3086722号公報(第2、3頁、第1図)
本考案は、前述の問題に鑑みてなされたもので、軽量でたわみのない透過スクリーンとするためのスクリーン枠構造を有する透過スクリーンの提供を課題とする。
本考案の透過スクリーンは、四辺形のスクリーン膜と、その四辺端部を固定する4本のLアングルのスクリーン枠と、該スクリーン枠のLアングル外側面にスクリーン膜を挟みこみ固定する4本のスクリーン取付板と、アルミ平角パイプの4辺を溶着しスクリーンの外形寸法に形成された枠本体フレームと、辺の両端が前記枠本体フレームの上辺寸法より短く中央部が上辺寸法より長い円弧状に湾曲した1辺を持つLアングル材からなる4本のフレーム押出し部材とから構成し、スクリーン膜を挟持したスクリーン枠の辺を外側にし他方のLアングル底辺を枠本体フレームの上部に外方向に向けて摺動可能に搭載し、搭載されたスクリーン枠のL字底辺を挟むようにフレーム押出し部材の湾曲した辺を逆L字状に載せ、フレーム押出し部材の一方の辺を一定間隔ごとに枠本体フレームの内側壁面に押出し螺子で取付け、該押出し螺子を締めることによりスクリーン枠中央部を中心に枠本体フレーム中央部より外側に押し出し、スクリーン膜の張力により中央が内側に撓むスクリーン枠を枠本体フレームの撓みで相殺しスクリーンを正四辺形に張設することを特徴とする。
本考案によれば、フレーム枠の角と辺の剛性の違いを枠本体フレームの撓みの反力で吸収するため、小型軽量でありながら、大型画面としても、撓みのない透過スクリーンを提供することができる。
以下本考案の透過スクリーンの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の透過スクリーンのフレーム部を示す断面図で、(a)はスクリーン膜セット時の断面図、(b)は張設時の断面図である。
まず、図1(a)に基づき本考案の透過スクリーンの構成部材を説明する。四辺形のスクリーン膜1と、その四辺端部を固定する4本のLアングルのスクリーン枠2と、該スクリーン枠2のL字外側面にスクリーン膜1を挟みこみ固定する4本のスクリーン取付板3と、アルミ平角パイプの4辺を溶着しスクリーンの外形寸法に形成された枠本体フレーム7と、辺の両端が枠本体フレーム7の上面寸方より短く中央部が上辺寸法より長い円弧状に湾曲した1辺を持つLアングル材からなる4本のフレーム押出し部材5とから構成されている。
スクリーン枠2は、所望のスクリーン膜の縦横の長さと等しいそれぞれ2本のLアルミアングルで、スクリーン膜1を挟む一辺は、辺の長さに応じて等間隔で螺子孔2aを複数個設け、スクリーン取付板3に挟まれたスクリーン膜1を取付螺子4で挟持固定する。
スクリーン枠2のLアングルの一方の辺には、枠本体フレーム7と連結する連結孔2bを辺の長さに応じて等間隔で複数個設ける。この連結孔2bは、枠本体フレーム7にワッシャー8aをはさみ枠止めリベット8で固定したとき、外方向へ摺動可能とするため小判孔としている。
スクリーン取付板3は、スクリーン枠2と同様に、スクリーン膜の縦寸法、横寸法の長さで、辺の長さに応じて等間隔で複数個の取付孔3aを設ける。取付孔3aは、皿螺子に合わせて座繰りしておく。
枠本体フレーム7は、アルミ引き抜き材など平角パイプの四辺を溶接接続し、スクリーンの縦横の大きさに形成した枠体で、上面には辺の長さに応じて等間隔で複数個の取付孔7aを設け、枠の内側壁面には押出し螺子6を螺合する螺子孔7bを設ける。
フレーム押出し部材5は、アルミなどの軽金属のLアングルで、その一辺5bは、両端が前記枠本体フレーム7の上辺寸法よりスクリーン枠2の部材厚分短く、辺の中央部が上辺寸法より長い円弧状に湾曲した辺とし、枠本体フレーム7とスクリーン枠2との連結孔2bの配置位置には枠止めリベット8及びワッシャー8aから逃げて押し出すための切欠き溝5dを設ける。また、一方の辺5aには枠本体フレーム7に押出し螺子6で取り付ける孔5cを設けてある。
図2は、フレーム押出し部材を示す斜視図である。図2に示す長さL1は、それぞれ枠本体フレーム7の枠の縦及び横の内部長さとし、辺5bの両端の長さL2は、枠本体フレーム7の上辺寸法の長さからスクリーン枠2の部材の厚みを引いた長さとし、円弧状に湾曲した中央の長さL3は、枠本体フレーム7の上辺寸法にフレームの撓み量を加えた長さとする。なお、L3はスクリーン膜1の剛性及び、フレームの大きさに応じて調整して決める。
図1(b)は、張設時の断面図で、透明スクリーンの中央部をあらわす。図に示すように、押出し螺子6が枠本体フレーム7の螺子孔7bに螺合され、フレーム押出し部材5の円弧状の辺5bの先端がスクリーン枠2を押し出し、スクリーン膜1の張力による反作用で枠本体フレーム7の中央部が内側に撓んでいる状態を示す。
図3は、透明スクリーンのセット時と、張設時のフレームの撓みの変化を示す説明図で、(a)はセット時の表面視、(b)はセット時の裏面視、(d)は張設時の表面視、(e)は張設時の裏面視である。
図3(a)はセット時の表面視に示すように、透明スクリーン100の表面は、スクリーン膜1の張力によりスクリーン取付板3の中央部が内側に撓んだ状態となっている。
この状態では、枠本体フレーム7にはスクリーン膜1の張力がかかっていないため、枠本体フレーム7の各辺は直線状となっている。(図において破線は枠本体フレーム7の内側を示している)
図3(a)の裏面を(b)に示している。(b)に示すように、この段階では押出し螺子6が締められておらず、枠本体フレーム7とフレーム押出し部材5は離されて取り付けられている。
図3(c)は、押出し螺子6が締められフレーム押出し部材5によりスクリーン枠2(図示せず)及びスクリーン取付板3が押し出され透明スクリーン100の外形が四辺形に張られた状態を示す。このとき、破線で示す枠本体フレーム7はスクリーン膜1の張力で中央が内側に撓んだ状態となる。
図3(e)は、(c)の状態の裏面を示し、押出し螺子6が締められてフレーム押出し部材5が枠本体フレーム7に接し、フレーム押出し部材5の円弧状の辺5bに押し出されたスクリーン枠2(図示せず)及びスクリーン取付板3が四辺形に張られている状態を示す。枠本体フレーム7及びフレーム押出し部材5は内側に撓み、スクリーン膜1の張力と釣り合いスクリーンを正四辺形に保っている。
すなわち、本考案によれば、フレーム枠の角と辺の剛性の違いを枠本体フレームの撓みの反力で吸収して、撓みのないスクリーンを提供することができる。
本考案の透過スクリーンのフレーム部を示す断面図で、(a)はスクリーン膜セット時の断面図、(b)は張設時の断面図である。 フレーム押出し部材を示す斜視図である。 透明スクリーンのセット時と、張設時のフレームの撓みの変化を示す説明図で、(a)はセット時の表面視、(b)はセット時の裏面視、(d)は張設時の表面視、(e)は張設時の裏面視である。
符号の説明
1 スクリーン膜
2 スクリーン枠
3 スクリーン取付板
3a 取付孔
4 取付螺子
5 フレーム押出し部材
5a 辺
5b 辺(円弧状の辺)
5c 孔
5d 切欠き溝
6 押出し螺子
7 枠本体フレーム
7a 取付孔
7b 螺子孔
8 枠止めリベット
8a ワッシャー
100 透明スクリーン

Claims (1)

  1. 四辺形のスクリーン膜と、その四辺端部を固定する4本のLアングルのスクリーン枠と、該スクリーン枠のLアングル外側面にスクリーン膜を挟みこみ固定する4本のスクリーン取付板と、アルミ平角パイプの4辺を溶着しスクリーンの外形寸法に形成された枠本体フレームと、辺の両端が前記枠本体フレームの上辺寸法より短く中央部が上辺寸法より長い円弧状に湾曲した1辺を持つLアングル材からなる4本のフレーム押出し部材とから構成し、スクリーン膜を挟持したスクリーン枠の辺を外側にし他方のLアングル底辺を枠本体フレームの上部に外方向に向けて摺動可能に搭載し、搭載されたスクリーン枠のL字底辺を挟むようにフレーム押出し部材の湾曲した辺を逆L字状に載せ、フレーム押出し部材の一方の辺を一定間隔ごとに枠本体フレームの内側壁面に押出し螺子で取付け、該押出し螺子を締めることによりスクリーン枠中央部を中心に枠本体フレーム中央部より外側に押し出し、スクリーン膜の張力により中央が内側に撓むスクリーン枠を枠本体フレームの撓みで相殺しスクリーンを正四辺形に張設することを特徴とする透過スクリーン。
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