JP3137972U - 電磁波シールド装置 - Google Patents

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八郎 大津山
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Abstract

【課題】電磁波の放射、或いは、電磁波の入射を、至って簡素なシールド機能を有する構造体によって調整的にシールドすることにより、ケータイやパソコンなどの電気機器並びにそれらの使用者を電磁波から保護することができる、主として後付けタイプの電磁波シールド装置を提供する。
【解決手段】銅又は銅合金の略40mm方形の金属薄板に、短径が略6mmの正六角形の孔1を、各孔1の輪郭に沿って略1mm幅を有する連結路2を介し規則的に列設して形成した網目導板MEであって、携帯電話又はパソコン若しくは小型電子機器の筐体に装着できるように形成したこと。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話機(以下、単に「ケータイ」という)やいわゆるノート型パソコンコンピュータやPDAなどの小型電子通信機器や電子機器(以下、これらを単に「パソコンなど」という)に装着して有用な電磁波シールド装置に関する。
ケータイやパソコン、或は、ゲーム機や小型の携帯電子音響機器などの電子機器から電磁波が放射されていることは周知であり、かかる電磁波がヒトなどの生体に好ましくない影響,作用があるとする知見も数多く示されている。
また、電子機器はそれ自体から電磁波を放射するほか、外部から入射する電磁波により好ましくない作用を受ける、例えば誤作動することなども知られている。
ケータイやパソコンなどから放射される電磁波は、それらの機器が備えた電子的,電気的構造やそれらの機能から生じるもののほか、そのように発生する電磁波の周波数と、ケータイやパソコンなどを構成している様々な超小型電子部品や機械部品がそれぞれに有する固有振動数の周波数とが共鳴した周波数態様によっても生じると考えられる。
しかし、ケータイやパソコンなどから放射される電磁波の実態やその影響,作用などは、現時点では詳らかではないとはいえ、何らの措置もせずに放置しておくより、想定される不都合な影響や作用を、抑制したり防ぐことが肝要と考えられる。
このため特許文献1,2などにケータイの電磁波シールド技術についての提案がなされているが、これらは構造が複雑であるため、すぐには適用(実用化)できないでいるのが現状である。
特開2004−87953号公報 特開2002−33680号公報
本考案は、上記のようなケータイ,パソコンなどの小型電子機器における電磁波の作用,被作用に鑑み、電磁波の放射、或は、電磁波の入射を、至って簡素なシールド機能を有する構造体によって調整的にシールドすることにより、当該ケータイやパソコンなどの電子機器並びにそれらの使用者を電磁波から保護することができる、主として後付けタイプの電磁波シールド装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案装置の構成は、銅又は銅合金の略40mm方形の金属薄板に、短径が略6mmの正六角形の孔を、各孔の輪郭に沿って略1mm幅を有する連結路を介し規則的に列設して形成した網目導板であって、携帯電話又はパソコン若しくは小型電子機器の筐体(ボディー又はケータイを含む、以下、同じ。)に装着できるように形成したことを特徴とするものである。
上記の本考案電磁波シールド装置では、網目導板の表面に金メッキを施したものを使用することが望ましい。ベース素材の銅とメッキ材の金は、いずれも銀とともに電磁波シールド性が高い金属であるから、金メッキを施すことによりシールド性がより高まると考えられる。
本考案の網目導板は、ケータイやパソコンの筐体の内面又は外面に装着するか、若しくは筐体を形成する壁の内部に挟持させる態様のいずれかの装置態様を採ってもよい。筐体への装着には、再剥離性の接着部を用いることで、ケータイやパソコンの筐体に後付けにより電磁波シールド性を持たせることができる。
本考案は、電磁波シールド装置を、銅又は銅合金の略40mm方形の金属薄板に、短径が略6mmの正六角形の孔を、各孔の輪郭に沿って略1mm幅を有する連結路を介し規則的に列設した網目導板を、携帯電話又はパソコンの筐体に装着して形成したので、使用されているケータイやパソコンなどから放射される電磁波を調整的にシールドすることができる。ここで調整的シールドとは、放射される電磁波を完全(又は完全を目指して)にシールドするのではなく、装着した網目導板により電磁波を減衰シールド乃至は抑制シールドすることをいう。
本考案シールド装置が、短径が約6mmの正六角形の孔を連続模様状をなすように(又は規則的に)設けた網目導板により形成し、高メッシュ度の電気導体による網を使用しないのは、100%の電磁波シールドは、コストをかけて装備や設備を複雑にしたり、大がかりにしても事実上不可能であることに鑑み、放射源からの放射される電磁波の周波数を本考案シールド装置における網目導板によって調整敵にシールドし、これによってもとの周波数の電磁波による作用を抑制することを狙ったからである。
次に本考案電磁波調整シールド装置の実施の形態例を、図を参照して説明する。図1は本考案シールド装置の主要部を形成する網目導板MEの一例の平面図である。
図1において、網目導板MEは、約40mm方形の板厚が略0.3mmの銅板に、短径が略6mmの正六角形の孔1を、間に幅が略1mmの連結路2を介在させて規則的(或は、連続模様状)に設けて形成されている。孔1と連結路2を設けた銅板は、金メッキを施して網目導板MEに形成される。
3は、孔1と連結路2から成る方形網目導板MEの外周を覆うように施着した枠体で、金属,布,プラスチックなどの適宜材料で形成されており、枠体3を設ける趣旨は、網目導板MEにおいて、少なくとも途中で切れた連結路2の端部をカバーすること、並びに、外見上の体裁を整えるためのものである。上記の枠体3は網目導板MEとは別製の枠材を装着したが、本考案では枠体3を網目導板MEと一体成形、例えばプレス成型により形成することもできる。
上記図1の網目導板MEは、ケータイ用であるが、本考案におけるパソコン用の網目導板MEは、図示しないが、図1の導板MEの孔1と連結路2との構成を同じくし、方形の一辺長を120〜150mm程度とし、外周には枠体3を具備したものである。この枠体3も、網目導板MEと一体又は別体のいずれであってもよい。
本考案シールド装置は、上述した網目導板MEをケータイ(図示せず)のケースやパソコンなどの筐体の外面であって、目に付きにくい部位に粘着剤や同テープなど、好ましくは再剥離性の接着剤を用いたテープなどで装着(貼着)することにより形成すると、上記の段落0011,0012に述べたような電磁波の調整シールド効果が得られる。網目導板MEはケータイなどのケース(筐体)の外面に少なくとも1枚貼着すれば足りるが、2枚以上貼着してもよい。
本考案は以上の通りであって、電磁波シールド装置を、銅又は銅合金の略40mm方形の金属薄板に、短径が略6mmの正六角形の孔を、各孔の輪郭に沿って略1mm幅を有する連結路を介し規則的に列設した網目導板を、携帯電話又はパソコンの筐体に装着して形成したので、使用されているケータイやパソコンなどの電子機器から放射される電磁波を調整的にシールドすることができる。
本考案シールド装置の主要部を形成する網目導板MEの一例の平面図。
符号の説明
1 孔
2 連結路
3 枠体
ME 網目導板

Claims (7)

  1. 銅又は銅合金の略40mm方形の金属薄板に、短径が略6mmの正六角形の孔を、各孔の輪郭に沿って略1mm幅を有する連結路を介し規則的に列設して形成した網目導板であって、携帯電話又はパソコン若しくは小型電子機器の筐体に装着できるように形成したことを特徴とする電磁波シールド装置。
  2. 網目導板は、略120〜150mm方形の金属薄板で形成した請求項1の電磁波シールド装置。
  3. 網目導板の表面に金メッキを施した請求項1又は2の電磁波シールド装置。
  4. 網目導板は、ケータイやパソコンの筐体の内面又は外面に装着するか、若しくは筐体を形成する壁の内部に挟持させる装着態様のいずれかを採った請求項1〜3のいずれかの電磁波シールド装置。
  5. 網目導板は、その外周に枠体を設け、該枠体の一面側に設けた再剥離性接着部において筐体へ装着した請求項4の電磁波シールド装置。
  6. 枠体は、網目導板と一体成形するか、又は、別製の枠体を網目導板の外周に装着した請求項5の電磁波シールド装置。
  7. 再剥離性の接着部は、網目導板の表面に設けた請求項5又は6の電磁波シールド装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015201601A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 株式会社Trees Network 携帯電話カバー
CN107787174A (zh) * 2016-12-16 2018-03-09 曾小丽 一种电磁屏蔽网

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