JP3137552U - 融雪/融氷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
加熱効率が格段に向上し、効果的に融雪/融氷が行われ、同じ融雪/融氷効率では小型化を図ることができる融雪/融氷装置を提供する。
【解決手段】燃焼源としてジェット炎を噴出するバーナー体15を使用し、このジェット炎にて加熱筒体6と、加熱筒体6に螺旋状に配された中空状加熱筒体8を加熱して、湯沸室4内全体の水を加熱する。さらに燃焼室本体2,加熱筒体6,中空状加熱筒体8をセラミックス粉末により覆ったことにより、遠赤外線による加熱効果が得られるため、湯沸室4内全体の水を、即座に無駄なく効率的に加熱する。
【選択図】図2

Description

本考案は、雪および氷、あるいは、いずれか一方を融かすために用いられる融雪/融氷装置に関するものである。
従来、古くから寒冷地においては雪あるいは氷を融かすために、人力を含めて多くの労力,費用をかけており、また人力以外にも、簡易にかつ効率的に融雪/融氷することを目的とする各種の装置が提案され、実施されている。
例えば特許文献1には廃油使用による融雪処理装置が記載され、特許文献2には小型化を図ることを可能にする融雪装置が記載されている。
実開昭63−161920号公報 特開2003−147741号公報
前記従来の融雪装置では、一般的には水を加熱した湯を利用して、その熱により雪/氷を融かすものであるが、実際に効率的な融雪/融氷が行われるとはいえず、一般的使用されるまでには普及していない。この原因の一つとして、装置が大型であり、かつ水を加熱するための燃料費がかかるということにある。
従来装置が大型になり、水を加熱するための燃料費がかかるということは、水に対する加熱効率が悪い構造に原因があるといえる。
本考案の課題は、従来装置の持つ問題を解決し、加熱効率が格段に向上し、効果的に融雪/融氷が行われ、同じ融雪/融氷効率では小型化を図ることができる融雪/融氷装置を実現することである。
前記課題の解決するため、本考案の融雪/融氷装置は、湯沸室と加熱室を内部に設けた燃焼室本体と、前記燃焼室本体に設けられて前記加熱室内へ噴出炎を噴出する燃焼源と、前記加熱室に設けられて前記噴出炎を受ける加熱筒体と、前記加熱筒体の周部に螺旋状に配されて前記加熱筒体の熱を受ける中空状加熱筒体と、前記加熱筒体と前記中空状加熱筒体とにより加熱された前記湯沸室内の熱湯を外部に圧力を加えて送り出す圧力ポンプ体と、前記圧力ポンプ体により送り出された熱湯を外部へ噴出するノズル体と、前記圧力ポンプ体と前記ノズル体とを連結する送湯管とを具備し、さらに前記燃焼室本体と前記加熱筒体と前記中空状加熱筒体をセラミックス粉末により覆ったものである。
また、前記中空状加熱筒体をフレキシブルな構造にするとよい。
また、前記中空状加熱筒体を螺旋状にかつ多重に配置するとよい。
本考案の融雪/融氷装置は、燃焼源として噴出炎を噴出するものを使用し、この噴出炎を加熱筒体へ噴出して、この加熱筒体に螺旋状に設けられた中空状加熱筒体を加熱し、加熱筒体と中空状加熱筒体により湯沸室内全体の水を加熱する。これにより即座に無駄なく効率的に湯沸室内の水を加熱でき、さらに前記燃焼室本体,前記加熱筒体,前記中空状加熱筒体をセラミックス粉末により覆ったことにより、遠赤外線による加熱効果が得られるため、湯沸室内全体の水を、より即座に無駄なく効率的に加熱できることになり、従来の同熱容量の装置に比べて格段に小型化を図ることができる。
また、前記中空状加熱筒体をフレキシブルな構造にしたり、前記中空状加熱筒体を螺旋状にかつ多重に配置したりすることにより、さらなる小型化が図れて、運搬性や作業性にも優れた装置構造にすることができる。
以下に、本考案の好適な一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の好適な一実施形態である融雪/融氷装置の全体を示す斜視図、図2は本融雪/融氷装置における要部を示す断面図、図3は本融雪/融氷装置におけるノズル体と関連部材を示す斜視図、図4は本融雪/融氷装置における加熱筒体と中空状加熱筒体を示す横断面図、図5は本融雪/融氷装置における加熱筒体と中空状加熱筒体を示す縦断面図である。
図において、1は鉄板材からなり表面がメラミン焼付塗装された装置外装本体、2は、装置外装本体1内部に真空状にした空間層3を介在して設置され、鉄板材からなり内部が超天然セラミック粉体塗装された燃焼室本体、4は燃焼室本体2内の上部に区画形成された湯沸室、5は燃焼室本体2内の下部に区画形成された加熱室、6は、加熱室5内に横に配され、一端部が装置外装本体1から外部に突出してバーナー受け部7となる加熱筒体、8は、加熱筒体6の周部に螺旋状に配され、加熱筒体6の熱を受ける中空状加熱筒体であり、中空状加熱筒体8は鋼鉄製のフレキシブル構造になっており、また加熱筒体6と中空状加熱筒体8は超天然セラミック粉体塗装が施されている。
装置外装本体1には、突出部に空気取入孔が形成されているバーナー受け部7と、加熱室5に連結して排気を行う電動ファン10が設けられた排気管体11と、中空状加熱筒体8の排気管部12と、装置外装本体1の各横側壁に複数個設けられて、湯沸室4内へ水を供給し、かつ熱湯を外部に取り出すための蛇口部13と、下壁に複数のストッパー付きのキャスター14が設けられている。
図1に示すように、加熱筒体6のバーナー受け部7には、加熱室5内の加熱筒体6へジェット炎(噴出炎)を噴出する燃焼源としてのバーナー体15が着脱可能に設置され、装着状態にてジェット炎を加熱筒体6へ送り込むことができるようになっている。
蛇口部13には、図3に示すノズル装置16が設けられる。ノズル装置16は、圧力付加用のモータポンプ17を備え、蛇口部13に嵌合される湯口管18と、モータポンプ17の送り口に一端が設けられ、他端にエアガン構造のノズル体19が設けられた耐熱性プラスチックなどからなる送湯管としてのパイプ20とからなる。図3において、21はパイプ20の巻取り器である。
図5に示すように、加熱筒体6と中空状加熱筒体8とは、鉄製の連結部材21にて複数箇所を連結固定している。中空状加熱筒体8はフレキシブル構造であるので、装置仕様に合せて伸縮使用および設置が可能である。
また、中空状加熱筒体8は、加熱筒体6に螺旋状にかつ多重に配置することも考えられる。
使用時には、湯沸室4に水を貯蔵しておき各部を動作オンにし、バーナー体15の炎噴出口をバーナー受け部7に装着して着火する。これにより、ジェット炎が加熱筒体6へ送り込まれ、火炎により加熱筒体6が加熱され、かつ中空状加熱筒体8も加熱される。この加熱により加熱室5が昇温して、湯沸室4内の水を加熱して熱湯とする。
熱湯の温度をセンサにて監視しておき、適当な温度になった時点で、ノズル装置16のモータポンプ17をオンさせる。すると、熱湯が加圧状態になってパイプ20を介してエアガン構造のノズル体19から噴出する。この加圧熱湯を雪あるいは氷に対して噴射することにより融雪/融氷が確実かつ容易に行われることになる。
上述したように、本実施形態では、燃焼源としてジェット炎を噴出するバーナー体15を使用し、このジェット炎にて加熱筒体6と、加熱筒体6に螺旋状に配された中空状加熱筒体8を加熱して、湯沸室4内全体の水を加熱する構造であるため、即座に無駄なく効率的に湯沸室4内の水を加熱することができる。
さらに、燃焼室本体2,加熱筒体6,中空状加熱筒体8をセラミックス粉末により覆ったことにより、遠赤外線による加熱効果が得られるため、湯沸室4内全体の水を、より即座に無駄なく効率的に加熱できることになり、従来の同熱容量の装置に比べて格段に小型化を図ることができる。
また、中空状加熱筒体8をフレキシブルな構造にしたり、中空状加熱筒体8を螺旋状にして多重に配置したりすることにより、さらなる小型化が図れ、運搬性や作業性にも優れた装置構造にすることができる。
本考案の融雪/融氷装置は、多様な展開を図ることが可能であり、融雪/融氷が確実かつ容易に行われるため、道路、あるいは一般家屋などの融雪の際に用いて有効である。
本考案の好適な一実施形態である融雪/融氷装置の全体を示す斜視図である。 本実施形態の融雪/融氷装置における要部を示す断面図である。 本実施形態の融雪/融氷装置におけるノズル体と関連部材に関する構造を示す斜視図である。 本実施形態の融雪/融氷装置における加熱筒体と中空状加熱筒体を示す横断面図である。 本実施形態の融雪/融氷装置における加熱筒体と中空状加熱筒体を示す縦断面図である。
符号の説明
2 燃焼室本体
4 湯沸室
5 加熱室
6 加熱筒体
7 バーナー受け部
8 中空状加熱筒体
15 バーナー体
16 ノズル装置
17 モータポンプ
19 エアガン構造のノズル体
20 パイプ

Claims (3)

  1. 湯沸室と加熱室を内部に設けた燃焼室本体と、前記燃焼室本体に設けられて前記加熱室内へ噴出炎を噴出する燃焼源と、前記加熱室に設けられて前記噴出炎を受ける加熱筒体と、前記加熱筒体の周部に螺旋状に配されて前記加熱筒体の熱を受ける中空状加熱筒体と、前記加熱筒体と前記中空状加熱筒体とにより加熱された前記湯沸室内の熱湯を外部に圧力を加えて送り出す圧力ポンプ体と、前記圧力ポンプ体により送り出された熱湯を外部へ噴出するノズル体と、前記圧力ポンプ体と前記ノズル体とを連結する送湯管とを具備し、さらに前記燃焼室と前記加熱筒体と前記中空状加熱筒体をセラミックス粉末により覆ったことを特徴とする融雪/融氷装置。
  2. 前記中空状加熱筒体をフレキシブルな構造にしたことを特徴とする請求項1に記載の融雪/融氷装置。
  3. 前記中空状加熱筒体を螺旋状にかつ多重に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の融雪/融氷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110064621A (zh) * 2019-05-16 2019-07-30 贵州电网有限责任公司 一种便携式多功能高压热水融冰装置和方法

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