JP3137466U - 陶板等を用いた足温器 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠赤外線及びマイナスイオンを発生するセラミック製陶板等を用いた足温器において、これを改良して更に身体の健康に効果があるものを提供すること。
【解決手段】略平面状の陶製板状体12又は石材製板状体と、これらの板状体を載置・保持する本体部11と、本体部11の前記板状体12を載置する面に設けられた面状ヒータとからなり、面状ヒータに通電することにより前記板状体12を加温して足を暖めることができる足温器である。前記板状体の表面にシルクスクリーン印刷等の印刷技法を用いて、ゲルマニウム13粉体を含む印刷インキを点状、線状、及び/又は格子状等の種々のパターンにプリントし、その後加熱焼付けを行った。
【選択図】図1

Description

本考案は、面状ヒータの上に陶製板状体等を載置し、かかる陶製板状体の上で足を暖めるタイプの陶板等を用いた足温器の改良に関するものである。
昨今、時代の健康志向の要請から岩盤浴等が人気を集めている。というのも、この岩盤浴においては使用されている岩盤を暖めることにより、当該岩盤から遠赤外線やマイナスイオン等が放射又は発散され、これに浴する使用者の健康の増進・保持に高い効果を発揮するものだからである。
このような観点から、家庭内で使用される足温器においても、陶器製又は石材製の板状体を面状ヒータで加温して、その板状体の上に載置された足を暖めるタイプのものが市場に出回っている。このような足温器においても、足部を暖めるだけでなく、あたかも上記岩盤浴と同様の効果をもたらすものであるとの実証結果に基き人気を集めている。
下記特許文献1に記載の「治癒機能を有する足温器」においては、堆積礫岩の天然鉱石の板状体を使用し、その下面に面状ヒータを設けたものが開示されている。
これにより遠赤外線を高放射し、かつマイナスイオンをも生成することができるものである。
下記特許文献2に記載の「足温器」においても、板状体として天然石板又はセラミック板を使用し、下面の面状ヒータの加温により遠赤外線を放射できるものである。またこの考案においては比較的短時間に起動を可能とすることもその目的となっている。
尚、従来のセラミック板としては、そのセラミック板の表面に特殊塗装を行い、高温焼付けをして完成されたものが存在しており、このセラミック板からは、上記塗装によりマイナスイオンが発生するものも考案されている。
特開2005−342478号公報 実用新案登録第3125048号公報
本考案においては、上記従来の足温器と同様に、陶製板状体又は石材製板状体を使用し、これを面状ヒータによって加温することにより、遠赤外線の放射及びマイナスイオンの発生を目指すものであるが、これを改良して更に足温効果の高いもの或は身体の健康により効果のあるものを創案することをその第1の課題としている。
この課題を解決すべく、本考案者は、従来よりゲルマニウムが人体の健康によい効果をもたらすことを想起し、これをこの足温器に利用できないかに思い至り、本考案の創出に至ったものである。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、略平面状の陶製板状体又は石材製板状体と、これらの板状体を載置・保持する本体部と、本体部の前記板状体を載置する面に設けられた面状ヒータとからなり、面状ヒータに通電することにより前記板状体を加温して足を暖めることができる足温器において、前記板状体の表面にシルクスクリーン印刷等の印刷技法を用いて、ゲルマニウム粉体を含む印刷インキを点状、線状、及び/又は格子状等の種々のパターンにプリントしたことを特徴とする陶板等を用いた足温器である。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、前記板状体にゲルマニウム粉体を含む印刷インキをプリントした後に、かかるインキを加熱して焼き付けたことを特徴とする陶板等を用いた足温器である。
本考案の第3のものは、上記第1又は第2の考案において、印刷インキには約25重量パーセント以下のゲルマニウム粉体が含有されていることを特徴とする陶板等を用いた足温器である。
本考案の第1のものにおいては、面状ヒータによって加温される陶製板状体又は石材製板状体から遠赤外線が放射され、且つマイナスイオンが発生する。これらは、上記板状体に載置された足の部分の全体並びにふくらはぎ部分等広い範囲に渡り身体の下肢部を芯から暖め、マイナスイオン効果をも享受できると共に、板状体の表面に点状、線状又は格子状或はこれらの組合せた各種パターン形態にゲルマニウムがプリントされており、これが加温されることにより下肢部等の血行が極めて良好となり、下肢部が暖められると同時に身体全体がゲルマニウムによる温熱効果をも享受することができるものとなる。
このようなゲルマニウムの効能としては、実際には科学的に立証の域にはないが、新陳代謝を高めて身体が軽くなるとか、例えば下肢の一部に疾患を有する者のその痛みが緩和されるというような効果も報告されている。
勿論、ここで使用しているゲルマニウムは無機ゲルマニウムであり、飲料やサプリメント等に使用される有機ゲルマニウムを意味しない。
本考案の第2のものにおいては、ゲルマニウムを含む印刷インキをプリントした後に、かかるインキを加熱して焼き付けているために、ゲルマニウム粉体を強固に板状体の表面に固着させることができる。これにより板状体の表面からゲルマニウムが簡単に剥離しなくなるのである。
本考案の第3のものにおいては、印刷インキに含有されるゲルマニウム粉体の量を重量パーセントとして約25パーセント以下に限定することにより、ゲルマニウムの印刷インキにおける最適な含有濃度を設定している。
これにより、ゲルマニウム粉体を最も多量に、最適な状態で強固に板状体の表面に固着させることが可能となるのである。
以下、添付図面と共に本考案の一実施形態について説明する。
図1は、本考案の足温器に係る一実施形態を示す全体斜視図である。
本考案に係る足温器10は、木材製枠体からなる本体部11と、本体部11の中央部に設けられた略矩形形状の窪みに嵌め込まれるセラミック製陶板12と、図には現れていないが、本体部11の陶板12の載置面に設けられた面状ヒータから構成されている。
面状ヒータとしては、各種の面状発熱体ヒータを使用することができる。
この足温器10では、面状発熱体ヒータを用い、温度コントローラを設けて、設定温度を35℃、40℃、45℃の3段階に設定できるようにしている。
セラミック製陶板としては、岩盤浴と同様の効果を発揮できるセラミック製のものを使用し、即ち過熱により遠赤外線が良好に放射されるものを使用している。
ここで、勿論のこととして、良好に遠赤外線を放射する天然の石材を利用して板状体に形成したものを使用してもよい。
更に、上記セラミック製陶板としては、表面に特殊塗料が塗布され、加温によりマイナスイオンが発生するものを使用している。
更に、本考案にあっては、その特徴的部分であるゲルマニウム13、13、…が上記セラミック製陶板12の表面上に多数点状に設けられている。
このゲルマニウム13を固着する方法は、例えばシルクスクリーン印刷技法を利用することができる。他の印刷方法も考えられるが、ゲルマニウム粉体を陶板上に厚盛りに印刷するために、シルクスクリーン印刷が最適となる。
即ち、無機ゲルマニウムを印刷インキに塗り込み、通常のシルクスクリーン印刷によって、セラミック製陶板12の表面に印刷し、高温で焼き付けて固着させるのである。
この印刷後の高温焼付けは、約150℃程度の加熱炉内で、約2時間程度行う。
尚、上記印刷インキには、樹脂固形分と溶剤が混和されており、またゲルマニウム粉末の密着を良くするために少量の添加剤を混入させている。この添加剤としてはエピライト添加剤を使用している。
この実施形態においては、図1に示したように点状にゲルマニウム13をプリントしたが、これは一例であり、平行線状に、或は斜め平行傾斜線状にプリントしてもよいし、格子状に、更には、これらの各種の線状と共に点状にゲルマニウムをプリントして形成することも可能である。
そのプリントの形態或は模様等のパターンは全く自由に設定し、設けることができる。
尚、この実施形態では、セラミック製陶板として、厚みが約10mm、縦が約300mm、横が約380mmのサイズのものを使用している。
コントロールパネル15には、設定温度を表示する設定温度表示部16や、電源スイッチ17のオン・オフ状態を示すパイロットランプ18等を必要に応じて設けておく。
使用方法は、プラグ20を家庭内のコンセントに接続し、電源スイッチ17を投入することにより、面状ヒータに通電され、温度設定ボタン19を押圧して好みの設定温度を選択し、これにより設定された設定温度表示部16のいずれかが点灯して、その設定温度にセラミック製陶板12が加温される。
陶板12が設定温度に加温されると、陶板12からは遠赤外線が放射され且つマイナスイオンも放散される。更に、陶板12の表面にプリントされたゲルマニウム13の効果により、使用者は、足のみが暖められるだけでなく、身体全体の新陳代謝が促進され、自己の持つ治癒力も活性化され、身体の疲れを取り、身体を軽くし、身体の何れかに故障箇所があれば、その患部の痛み等を和らげる効果をも発揮するのである。
さらに、この足温器では、マイナスイオンをも発生させ、そのマイナスイオンとゲルマニウムとのシナジー効果により、体を温めるばかりでなく、身体全体に極めて良好な効果をもたらすものとなるのである。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案においては種々その形態の変更をすることが可能である。
先ず、本体部の形状、大きさ、材質等は、種々設計変更が可能であり、適宜所望により設定することができる。その形状も、上記実施形態のような略矩形形状でなく、略楕円形状や略円形形状であってもよい。材質も木材ばかりでなく、適宜プラスチック製のものを利用することも可能である。
セラミック製陶板も、それの代わりに天然石材を利用することもできるが、遠赤外線等を良好に放射できるものを選択する必要がある。
また、その大きさや形状等は、本体部の形状に適合するように適宜変更し、設定することができる。
本体部上の陶板を載置する面に設ける面状ヒータについても各種のものを使用することができ、上記のような面状発熱体ヒータばかりでなく、通常のニクロム線等の電熱線を使用することも当然可能である。要は、面状シート体形態に組み込むことができる発熱体で、これに通電することにより加熱できるものであればどのようなものでも使用することができる。勿論、PTCヒータを使用することも可能である。
また、面状ヒータの下面には、断熱材を設けることが極めて好ましく、これによりヒータからの熱が上面に載置された陶板へ有効に伝達されることとなる。
温度制御に関しても、上記実施形態においては、高・中・低温の3段階に設定しているが、温度コントローラを使用せずに一定の温度設定として実施することも可能である。
以上、本考案は、足温器にセラミック製陶板等を使用することにより、岩盤浴と同様の効果を発揮することができ、これに改良を加えて、陶板等の表面にゲルマニウムを適宜形態にプリント固着することにより、ゲルマニウムによる身体への好効果をも付加して、即ち身体の新陳代謝の向上、自然治癒力の向上、そして精神的な癒しの効果等が十分に発揮できる足温器を提供することができたものである。
本考案の実施形態に係る足温器を示す全体斜視図である。
符号の説明
10 足温器
11 本体部
12 陶板
13 ゲルマニウム
15 コントロールパネル
17 電源スイッチ

Claims (3)

  1. 略平面状の陶製板状体又は石材製板状体と、これらの板状体を載置・保持する本体部と、本体部の前記板状体を載置する面に設けられた面状ヒータとからなり、面状ヒータに通電することにより前記板状体を加温して足を暖めることができる足温器において、
    前記板状体の表面にシルクスクリーン印刷等の印刷技法を用いて、ゲルマニウム粉体を含む印刷インキを点状、線状、及び/又は格子状等の種々のパターンにプリントしたことを特徴とする陶板等を用いた足温器。
  2. 前記板状体にゲルマニウム粉体を含む印刷インキをプリントした後に、かかるインキを加熱して焼き付けたことを特徴とする請求項1に記載の陶板等を用いた足温器。
  3. 印刷インキには約25重量パーセント以下のゲルマニウム粉体が含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の陶板等を用いた足温器。
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