JP3137457U - 小型低速発動機用点火装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発動機の復刻版としての模型に適応する構造が簡単で低速発動機に適している箱型マグネトーを提供する。
【解決手段】小型かつ低速回転の発動機用点火装置であって、複数の乾電池からなる電源と、これに接続されるエンジンの回転に同期して断続を交互に行う切替スイッチ、コンデンサ経由して巻線された一次コイルと、これに続く二次コイルとからなるコイルとからなり、二次コイルにプラグ(点火栓)を接続した構成を有する。
【選択図】図1
【解決手段】小型かつ低速回転の発動機用点火装置であって、複数の乾電池からなる電源と、これに接続されるエンジンの回転に同期して断続を交互に行う切替スイッチ、コンデンサ経由して巻線された一次コイルと、これに続く二次コイルとからなるコイルとからなり、二次コイルにプラグ(点火栓)を接続した構成を有する。
【選択図】図1
Description
本考案は、小型低速発動機用点火装置、詳しくは、水冷式の発動機の復刻版に使用する点火装置(マグネトー)に関するものである。
近年において、発動機の原理的な仕組み、構造を理解し、習得する為に、発動機の復刻版としての模型、即ち、発動機をミニチュア化し、実働可能にしたエンジン模型が要求されている。このエンジン模型を製造するに際して問題となるのは、エンジン模型における点火装置、所謂、マグネトーである。
従来、発動機に使用されていたマグネトーには大略して3種類の型式が存在する。その一つは、磁鋼回転型マグネトーであり、その二つには、フライホイール型マグネトーであり、さらに、その三には箱型マグネトーである。
復刻の対象となる1925(大正14)〜1952(昭和27)年ごろまで稼動しているエンジンは、比較的に低速回転であることから、前述するその三に記載する箱型マグネトーが使用され、この箱型マグネトーには高圧マグネトーと低圧マグネトーの2種類が存在するが、主として機能面から前者のものが多く採用されるところある。
箱型マグネトーの構造は、上部に永久磁石を置きN-Sの両端に二脚の成層された鉄心を有し、この二脚の鉄心にそれぞれコイルを巻装し、二脚の下部に上部から永久磁石に吸引されている発電子(鉄心)を急に引き離すことによって、一次電流が誘導されさらに二次コイル側に高圧の二次電流を得、この高圧電流を高圧コードを介してプラグに通電し、発火させる。
ところで、前述するごとく発動機の復刻版としての模型、即ち、ミニチュア発動機を製造するに当たり、マグネトーとして発動機と同様に、必要な発火能力を具備する復刻版としての高圧箱型マグネトーを採用すると、ミニチュア発動機に対して高圧マグネトーのサイズが大きくなり、ミニチュア発動機に搭載することが不可能なものとなる。
農耕用石油発動機讀本 ページ65から66まで
農耕用石油発動機讀本 ページ65から66まで
前述の点に鑑み本考案は、発動機の復刻版としての模型に適応する構造が簡単で低速発動機に適している箱型マグネトーを提供することを目的とするものである。
前述の課題を解決するための本考案にかかる小型低速発動機用点火装置の構成は、小型かつ低速回転の発動機用点火装置であって、複数の乾電池からなる電源と、これに接続されるエンジンの回転に同期して断続を交互に行う切替スイッチ、コンデンサ経由して巻線された一次コイルと、これに続く二次コイルとからなるコイルとからなり、前記二次コイルにプラグ(点火栓)を接続した点に存するものである。
本考案にかかる小型低速発動機用点火装置によれば、電源として乾電池を利用することによって、従来のマグネトーのように2個のコイルを必要としないことから、コイル構造が簡単なものとなり、復刻版のミニチュア発動機全体に対して搭載することを可能とし、全体として小型化することが可能となる。
以下、本考案にかかる小型低速発動機用点火装置について説明するに、1は電源で、本考案においては1.5Vの単3乾電池を4本具備してなり、メインのスイッチ2を介し、さらにタイミングスイッチ3、コンデンサ4を介してコイル5に接続される。
前記タイミングスイッチ3は、その図示を省略したが、発動機におけるロッカーアームを揺動させるプッシュロッドに接続され、発動機の点火タイミングに同調させてスイッチングを行わせる。
コイル5は、鉄心6に線径0.8mmのエナメル線を一次コイル7として鉄心6の下端から上端にかけて巻回され、上端部において折り返され、線径0.06mmのエナメル線の2次コイル8を一次コイル7の上に巻回して構成され、2次コイル8は高圧コード9を介して点火プラグ10に接続されている。
コイル5の構成として、一次コイル7の外周部に二次コイル8を巻回して一体的に構成することによって、マグネトー全体をコンパクトに構成することが可能となる。
以上の構成を有する本考案にかかる点火装置においてスイッチ2をONにして点火装置全体を待機状態となし、ミニチュア発動機(図示を省略した。)のフライホイール(はずみ車)をハンドルにて回して始動する。
発動機の回転に伴い発動機のプッシュロッドのカム(図示を省略した。)に連結されたタイミングスイッチ3がON−OFFを繰り返すこととなり、言い換えれば、発動機のサイクル、即ち、爆発のタイミングに併せてスイッチのON−OFFが繰り返されることとなる。
タイミングスイッチ3がON状態とされたとき、電源1から電流が一時コイル7に流れて一時電流が誘導され、さらに、一時コイル7の外周部に巻回された2次コイル8に誘導された高圧の二次電流が高圧コード9を経て点火プラグ10へ供給され、圧縮された燃料に点火する。以下、同様の作動が繰り返されることとなる。
1:電源
2:スイッチ
3:タイミングスイッチ
4:コンデンサ
6:鉄心
7:一次コイル
8:二次コイル
9:高圧コード
10:点火プラグ
2:スイッチ
3:タイミングスイッチ
4:コンデンサ
6:鉄心
7:一次コイル
8:二次コイル
9:高圧コード
10:点火プラグ
Claims (1)
- 小型かつ低速回転の発動機用点火装置であって、複数の乾電池からなる電源と、これに接続されるエンジンの回転に同期して断続を交互に行う切替スイッチ、コンデンサ経由して巻線された一次コイルと、これに続く二次コイルとからなるコイルとからなり、前記二次コイルにプラグ(点火栓)を接続したことを特徴とする小型低速発動機用点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007141U JP3137457U (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 小型低速発動機用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007007141U JP3137457U (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 小型低速発動機用点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3137457U true JP3137457U (ja) | 2007-11-22 |
Family
ID=43287819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007007141U Expired - Fee Related JP3137457U (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 小型低速発動機用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3137457U (ja) |
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2007
- 2007-09-14 JP JP2007007141U patent/JP3137457U/ja not_active Expired - Fee Related
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