JP3136941U - 粒体計量器における簡易切出し装置 - Google Patents

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省一 寺井
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Abstract

【課題】床上からタンク下面までの高さが低く色替え時等の清掃に多大な労力を要さず、計量精度に問題を起こさない粒体計量器における簡易切出し装置を提供する。
【解決手段】プラスチック成型に用いる粒体を、開閉機構にて開閉される開口部より袋詰め用の投入口15へ供給し、充填量を計量する粒体計量器において、開閉機構にて開閉される開口部16の下方に、開口部の口径よりも大径の投入口15を設置し、上記開口部と投入口との間に、落下する粒体の流れ方向に対しほぼ直交する方向へ移動し開口部を開閉するシャッター板19を往復動可能に設置し、上記シャッター板を前進させて開口部を閉じたときに、シャッター板によって噛み込まれようとする粒体を退避させるために空所25をシャッター板の周囲に設け、さらに上記空所と下方の投入口を通路26によって通じる。
【選択図】図2

Description

本考案は、タンク内の粒体を、開閉機構にて開閉される開口部より袋詰め用の投入口へ供給し、充填量を計量する粒体計量器における簡易切出し装置に関するものである。
従来のこの種の装置では、原料ペレットを一旦タンクに貯留し、その下部に配置したホッパーから袋内に充填する方法が取られており、充填の際にはホッパー内に設けられた吊り下げ式の開閉ダンパーを作動させて、ホッパー底部の開口を開閉する。しかしこのような構成ではタンクの下にホッパー、ロードセル、袋吊り下げ器が配置されることになるため、床上からタンク下面までの高さが約2000ミリ前後となり、色替え時に必要な清掃作業を実施しにくいという問題があった。また、ホッパー内部に開閉ダンパーが吊り下げ式に設けられているため機械として特に高さが大となり、粒体の噛み込みが発生し易く計量精度に問題があり、隠れている部分が多く容易に分解できないため異物の混ざる危険があるとともに、構造が複雑なため保守費用がかさむことが指摘された。
一方粉粒体の計量供給に関する技術には、例えば特開2004−338358号や特開平6−344366号などがあるが、何れもホッパー、シューターなどを積み上げる構造を必要とするため、特に高さが問題となり色替え時等の清掃に多大な労力を要する点では何も進歩が見られない。
特開2004−338358号 特開平6−344366号
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、床上からタンク下面までの高さが低く色替え時等の清掃に多大な労力を要さず、計量精度に問題を起こさない粒体計量器における簡易切出し装置を提供することである。
前記の課題を解決するため、本考案は、プラスチック成型に用いる粒体を、開閉機構にて開閉される開口部より袋詰め用の投入口へ供給し、充填量を計量する粒体計量器において、開閉機構にて開閉される開口部の下方に、開口部の口径dよりも大径の直径Dを有する投入口を設置し、上記開口部と投入口との間に、落下する粒体の流れ方向に対しほぼ直交する方向へ移動し開口部を開閉する開閉機構として、シャッター板を往復動可能に設置し、上記シャッター板を移動させて開口部を閉じたときに、シャッター板によって噛み込まれようとする粒体を退避させるために空所をシャッター板の周囲に設け、上記空所と下方の投入口を通路によって通じた構成を有するものとするという手段を講じたものである(請求項1記載の考案)。
本考案の装置は、プラスチック成型に用いる粒体を、開閉機構にて開閉される開口部より袋詰め用の投入口へ供給し、充填量を計量する粒体計量器に使用する粒体の簡易切出しに適用するものである。
本考案の装置では、開閉機構にて開閉される開口部の下方に、開口部の口径よりも大径の投入口を設置する。開口部の口径よりも大径の投入口であることにより、開閉機構部分から落下する粒体をそのまま受け入れやすく構成することができる。
上記開口部と投入口との間に、落下する粒体の流れ方向に対しほぼ直交する方向へ移動し開口部を開閉する開閉機構として、シャッター板を往復動可能に設置する。粒体の流れ方向に対しほぼ直交するシャッター板から成る開閉機構を配置することにより、ホッパー内に吊り下げ式の開閉ダンパーを設けた場合の約2000ミリ前後の高さよりも数百ミリ低くすることが可能になる。
上記シャッター板を移動させて開口部を閉じたときには、粒体がシャッター板によって噛み込まれようとするので、その位置にある粒体を退避させるために空所をシャッター板の周囲に設ける。粒体がシャッター板によって噛み込まれた場合、シャッター板が完全に閉じなくなり計量精度に問題を生じるが、上記の構成により問題も解決される。
さらに上記空所と下方の投入口を通路によって通じた構成とする。これによりシャッター板によって噛み込まれることなく空所に退避した粒体を滞らせずに落下させ、かつシャッター板を完全に閉じて所期の計量精度で粒体の計量を行なうことができる。
また、上記開口部の口縁部に、シャッター板の表面に向かってテーパー状に形成された切出し縁部を設け、上記切り出し縁部の先端にシャッター板の表面が摺接しながら開閉移動するように構成することができる(請求項2記載の考案)。切出し縁部をテーパー状に形成したことにより、シャッター板の開閉に余分な力も掛からず、かつまた開閉の安定性も向上する。粒体の噛み込み防止手段として、シャッター板は、鋸歯状先端部を有することが望ましい(請求項3記載の考案)。
本考案は以上のように構成されかつ作用するものであるから、床上からタンク下面までの高さを低く抑制して、色替え時等の清掃を多大な労力を要さずに行なうことができるようになり、またシャッター板による粒体の噛み込みを防止して、シャッター板開閉動作の安定性を向上し、計量精度に問題を起こさないようにすることができる。
以下図示の実施形態を参照し、本考案の粒体計量器における簡易切出し装置についてより詳細に説明する。図1において、11はプラスチック成型に用いる樹脂ペレットを貯留するホッパー、12はホッパー下端の流出口、13は接続口であり、上記流出口13がその内部に嵌合して接続されているもので(図2参照)、接続口12は円盤型の上部フランジ部材14に同心円状に形成されている。
15は袋詰め用の投入口で、開口部16の口径dよりも大径の直径Dを有しており、開口部16の下方に位置している。図示の例において、投入口15の上端には、上部フランジ部材14の下位に位置する下部フランジ部材17が設けられており、下部フランジ部材17には上記の開口部16が矩形に開口されている。この開口部16には、開口部を通過して落下する、粒体の流れ方向に対してほぼ直交する方向へ移動し開口部16を開閉する開閉機構20として、左右のガイド部18とガイド部18に往復動可能に配置されたシャッター板19が設けられている。
図示の例では、シャッター板19は、ピストンシリンダー機構より成る往復動装置21の先端に設けられた接続ピン22と係合する接続孔23を有し、上記往復動装置21により移動し開口部16を開閉するように構成されている。上記開口部16の口縁部には、シャッター板19の表面に向かって外周面をテーパー状に形成した切出し縁部24を設けている(図4、図6参照)。
そして、シャッター板19によって噛み込まれようとする粒体を退避させるために空所25をシャッター板19の周囲に設けるとともに、上記空所25と下方の投入口15を通路26によって通じた構成を有している(図2、図6参照)。図示の例では、空所25をシャッター板19の左右及び前後の部分つまりほぼ全周を取り囲むように設けている。
さらにシャッター板19には、粒体の噛み込み防止手段として鋸歯状先端部27を設けている(図3、図5参照)。例示した鋸歯状先端部27は2個の三角歯を対称に配置したもので歯間の谷27aは歯の外の部分よりも前進した位置にあり、鋸歯状先端部27を設けた範囲は開口部16の開口幅の2分の1以上に及んでいる。シャッター板19の前進位置では、鋸歯状先端部27は開口部16の前端に達し、流出口12(及び接続口13)を閉じる位置に来る(図3参照)。
このような本案装置10は図1に示された計量器フレーム30の支え枠31に取り付けられ、前後をカバー28、29により覆われた状態とされる。粒体は支え枠31に取り付けられる袋体に充填され、床上に配置する計量台にて計量されるが、本案装置10から床までの高さは約1200ミリとなり、ホッパー上端でも約1500ミリであるから高すぎることはないので容易に作業することができる。
図6は本案装置10において、シャッター板19の移動方向(矢印)の断面を示しており、図7はそれと直交する方向の断面を示している。粒体はシャッター板19を閉じた状態においてホッパー11に貯留し、シャッター板19を開閉して袋体に充填するものであり、そのシャッター板19が閉じる際にシャッター板19によって噛み込まれようとする粒体が存在しても、それらは空所25に押しやられ、さらに空所25に退避した粒体は、空所25の下部の通路26より大径の投入口15を経て袋体内に落下することになる。
このような本案装置10によれば、1枚のシャッター板19が粒体の流れを遮断するだけであるので何よりもコンパクトであり、小さなパーツがなく、単純な構成であるので洗浄も可能であり、保守が容易である。また色替えに伴う清掃作業においても、従来のホッパー内に設けられた吊り下げ式の開閉ダンパーを分解掃除することに比較すれば、1枚のシャッター板19を洗うだけで良いので著しく容易、かつ完全に清掃することができる。投入口15は開口部16の口径dよりも大径の直径Dを有しているので、粒体は漏れなく口内に落下する。
本考案に係る粒体計量器における簡易切出し装置を示す分解斜視図である。 同上の装置のシャッター板開閉方向における断面図である。 同じく平面説明図である。 本考案に使用する上部フランジ部材を示すもので、Aは上面図、Bは側面図である。 本案装置に用いる平面図である。 シャッター板の開閉方向における拡大断面図である。 シャッター板の横断方向における拡大断面図である。
符号の説明
10 本案装置
11 ホッパー
12 流出口
13 接続口
14 上部フランジ部材
15 投入口
16 開口部
17 下部フランジ部材
18 左右のガイド部
19 シャッター板
20 開閉機構
21 往復動装置
22 接続ピン
23 接続孔
24 切出し縁部
25 空所
26 通路
27 鋸歯状先端部
28、29 カバー
30 フレーム
31 横枠

Claims (3)

  1. プラスチック成型に用いる粒体を、開閉機構にて開閉される開口部より袋詰め用の投入口へ供給し、充填量を計量する粒体計量器において、
    開閉機構にて開閉される開口部の下方に、開口部の口径よりも大径の投入口を設置し、
    上記開口部と投入口との間に、落下する粒体の流れ方向に対しほぼ直交する方向へ移動し開口部を開閉する開閉機構として、シャッター板を往復動可能に設置し、
    上記シャッター板を移動させて開口部を閉じたときに、シャッター板によって噛み込まれようとする粒体を退避させるために空所をシャッター板の周囲に設け、上記空所と下方の投入口を通路によって通じた構成を有する
    粒体計量器における簡易切出し装置。
  2. 開口部の口縁部に、シャッター板の表面に向かってテーパー状に形成された切出し縁部を設け、上記切り出し縁部の先端にシャッター板の表面が摺接しながら開閉移動するように構成された請求項1記載の粒体計量器における簡易切出し装置。
  3. 粒体の噛み込み防止手段として、シャッター板は、鋸歯状先端部を有している請求項1記載の粒体計量器における簡易切出し装置。
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