JP3135996U - 飾り鏡餅用包装容器 - Google Patents

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【課題】本来の大小がある重ね鏡餅としての外形を失せることがない包装容器とすることができ、しかも内部に充填した餅を簡単に取り出すことができるようにする。
【解決手段】外周面が外側に湾曲突出した湾曲突出部1a,1bが括れ部1cを介して上下方向に連設形成した外形状の重ね鏡餅に模した容器本体1からなる。容器本体1底部の開口部2から餅Pを充填収納し、密封する中空の飾り鏡餅用の容器本体1を左右に分割可能となるよう当該容器本体1の頂部を通って容器本体1の開口部2縁に至るように延びる割裂溝条部4を容器本体1に形成する。この割裂溝条部4は、容器本体1の容器壁の内側面に凹状に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、本来の鏡餅としての重ねられた大小がある外形を失せることなく、内部に充填密封されている餅を、それが凝固された状態となっていても簡単に取り出し可能な充填タイプの飾り鏡餅用包装容器に関する。
正月には餅を飾ることで新年を祝うために、その大小の餅を重ね合わせたようになる飾り重ね餅の形態となして内部に餅を充填密封した飾り餅が提供されている。すなわち、外周面が外側に湾曲突出した湾曲突出側周部が中間の谷部を介して上下方向に複数で連設形成された外形状となるよう重ね鏡餅に模した中空の包装容器を形成し、該包装容器の下方の開口部から餅を充填収納した構成の飾り鏡餅包装容器が多数提供されている。
ただ、このような餅を充填密封して飾り鏡餅とする飾り鏡餅用包装容器は、飾る期間が経過した後に内部の餅を取り出すには包丁その他の切断具によって切断して包装容器自体を分断し、中の餅を取り出さなければならないが、包装容器を分断すること自体が非常に厄介である。
こうした点から、内部の凝固化された餅を簡単に取り出せるように、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されているように、鏡餅容体の肉厚を一定として内外面の形状を同一とせず、少なくとも湾曲突出側周部の肉厚が一定ならば下方の開口部から餅を引き出しもしくは押し出し排出することを阻止するアンダーカット部となる部分の肉厚を設定して肉厚調整部を形成した飾り鏡餅なる技術が存在する。
すなわち、この肉厚調整部は、この内周面が外周面と同じく外側に湾曲せず且つ下方の開口部へ向かう程内径が狭まる下細り内周面を有さずに、この肉厚調整部の内周面が下方の開口部に向かって内径が一定となるストレート内周面もしくは下方の開口部へ向かって内径が広くなる下広がり内周面となる肉厚に設定し、この鏡餅容体の内周面または少なくとも前記肉厚調整部の内周面もしくは肉厚調整部以外の内周面に多数の微細な凹凸を設けた構成とし、前記充填収納した餅を前記鏡餅容体から前記下方の開口部を取り出し口として餅を破壊せずにそっくり押し出しもしくは引き出し排出自在となるように構成されている。
特開2007−8059号公報 特開2006−296347号公報
しかしながら、上述した従来の包装容器においては、鏡餅容器体の肉厚調整部によって、当該容器内に充填される餅自体の外形状も外側に湾曲せず且つ下方の開口部へ向かう程内径が狭まる下細り内周面を有さずに形成されることから、鏡餅容器体から下方の開口部を取り出し口として餅を破壊せずにそっくり取り出せるにしても、外観上において本来の鏡餅としての大小ある餅を重ね合わせ、その境界に生じている括れ部分がある、本来の外形を失せるものとなるという問題点を有していた。
そこで、本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので、本来の重ね鏡餅としての大小がある外形を失せることなく、上下に重ねられた写実的な外形を呈する包装容器としながらも、包装容器自体を容易に分断可能にすることで包装容器内に充填した餅を、凝固化された状態であっても簡単に取り出すことができる飾り鏡餅用包装容器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、外周面が外側に湾曲突出した湾曲突出部1a,1bが括れ部1cを介して上下方向に連設形成された外形状の重ね鏡餅に模した容器本体1からなり、底部の開口部2から餅Pが充填収納、密封される中空の飾り鏡餅用包装容器であって、容器本体1自体が分割可能となるよう当該容器本体1の頂部を通って容器本体1の開口部2縁に至るように延びる割裂溝条部4を容器本体1に備えてなるものである。
また、割裂溝条部4は、容器本体1の容器壁の内側面に凹状に形成されてなるものとすることができる。
以上のように構成された本考案に係る飾り鏡餅用包装容器にあって、割裂溝条部4は容器本体1の頂部を通り、開口部2縁に至る分割線を形成していることで、容器本体1を両手で例えば左右に強制的に引き離すように押し広げることで、頂部を通る直径方向に沿って容器本体1自体を左右に分割させる。
容器本体1の容器壁の内側面凹設形成されてなる割裂溝条部4は、包装容器1内に充填された餅Pを割裂溝条部4内に食い込み状に保持させる。
本考案によれば、本来の重ね鏡餅としての価値を失せることなく、大小がある重ね餅としての外形を写実的に保持しながら、容器本体1内部に充填密封され、凝固化された餅Pを、容器本体1自体を分断することで簡単に取り出すことができる。
すなわち、これは本考案が、容器本体1自体が分割可能となるよう当該容器本体1の頂部を通って容器本体1の開口部2縁に至るように延びる割裂溝条部4を容器本体1に備えたからであり、これにより、容器本体1を両手で左右に強制的に引き離すように押し広げることで、当該容器本体1を容易に分割することができる。しかも、このように容器本体1自体を分割することで内部の餅Pを、これが凝固化された状態でも簡単、容易に取り出すことができる。そのため、従来にあっては、容器内に充填することで重ね飾り餅とするには上下で大小がある区画部位とさせる小径な括れを形成した場合では、底部の開口部から餅Pの全部を取り出すのが困難であった点を解消でき、容器本体1の外形も小径な括れを有するような実際上の重ね飾り餅の写実的な外形とすることができる。
また、割裂溝条部4は、容器本体1の容器壁の内側面に凹状に形成されてなるので、容器本体1内に充填された餅Pの表面が割裂溝条部4に食い込み保持されることになり、容器本体1内面と餅Pとの間に隙間を生じさせず、重ね鏡餅としての見栄えを損なうこともない。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
以下、図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号1は、例えば射出成形等により大小がある上下二段の重ね鏡餅形状に成形した例えば硬質のポリプロピレン等の合成樹脂製によって形成され、餅Pが充填収納、密閉される容器本体である。
すなわち、容器本体1は、図1に示すように、その外周面が外側に湾曲突出した湾曲突出部1a,1bが括れ部1cを介して上下方向に連設形成された外形状を呈する重ね鏡餅に模した中空の容器となって形成されている。尚、上部の湾曲突出部1aは下部の湾曲突出部1bに比し小径に形成されていて、括れ部1cは上部に位置される湾曲突出部1aの最大径部分に比し小径に形成されている。すなわち、本考案においては、後述の開口部2から内部の餅Pを取り出すものとせず、容器本体1自体を分割するものとするから、このような小径な括れ部1cとしても内部の餅Pを取り出すのに何ら障害とならず、むしろ小径な括れ部1cとすることで実際の重ね餅の外形を写実的に実現できる。
また、容器本体1の底部は開口部2によって開放されており、当該開口部2から容器本体1内に餅Pが充填されることで、上下二段の重ね鏡餅形状となって形成され、時間経過によって内部収納の餅Pは凝固化された状態となる。
そして、容器本体1の開口部2には環状縁部3が水平に延設されており、開口部2から容器本体1内への餅Pの充填後において、例えば透明な合成樹脂シート等の円形状のシール部材(図示せず)の周縁部を環状縁部3に貼り付けることで当該開口部2が封止され、容器本体1が密封されるものとしてある。
さらに、環状縁部3の一部にはV字形溝状の切欠部5が形成され、この切欠部5から容器本体1の頂部を通る直径方向に沿って、すなわち開口部2における直径線が開口部2縁と交差する両縁部分を結ぶ湾曲突出部1a,1b面上に沿う線に沿って、断面が略V字形もしくは略台形の凹状となった割裂溝条部4が形成されている。この割裂溝条部4は、図示例のように容器本体1の容器壁の内側面に凹状に形成されている。この割裂溝条部4は、場合によっては容器本体1の容器壁の外側面に形成することもでき、更には内外両側面に形成することも可能である。
容器本体1内の餅Pの取り出しに際し、図2(a)乃至図2(c)に示すように、容器本体1を両手で左右に強制的に引き離すように押し広げることで、当該割裂溝条部4が切欠部5側から頂部を通る直径方向に沿って順次割裂分離してゆき、最終的には容器本体1が2つに分割されることで、内部の餅Pが重ね鏡餅としての形態を崩さずに取り出されるようにしてある。
尚、割裂溝条部4を容器本体1の容器壁の外側面に凹状に形成した場合には、容器本体1内に充填された餅Pの表面に割裂溝条部4による食い込みとなる線条痕を形成させないことから、容器本体1から取り出された餅Pの重ね鏡餅としての見栄えを損なうことがない利点が得られる。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用の一例について説明する。容器本体1内から餅Pを取り出す場合には、先ず、シール部材を開口部2から剥がしておく。そして、割裂溝条部4を間にして容器本体1の左右部分を両手で持つ。
このとき、図2(a)に示すように、両手の親指以外の4本の指で容器本体1の開口部2側を両側から支え、容器本体1の頂部に両手の親指を強く押し当て、容器本体1を両手で開口部2側から左右に強制的に引き離すように押し広げる。すると、図2(b)に示すように、割裂溝条部4にて切欠部5側から頂部を通る直径方向に沿って容器本体1が順次割裂分離してゆく。
このようにして割裂溝条部4が全て割裂分離されると、図2(c)に示すように、容器本体1は左右2つに分割されることとなり、内部の餅Pが重ね鏡餅としての形態を崩さずに取り出されるのである。
本考案を実施するための最良の形態における一部の拡大断面図を含む斜視図である。 同じく飾り鏡餅用包装容器の分割手順を示し、(a)は包装容器を両手で左右に分割する前の状態の斜視図、(b)は分割途中において割裂溝条部が端から割裂している状態の斜視図、(c)は割裂溝条部が完全に割裂分離して包装容器が左右に分割した状態の斜視図である。
符号の説明
P…餅
1…容器本体 1a,1b…湾曲突出部
1c…括れ部 2…開口部
3…環状縁部 4…割裂溝条部
5…切欠部

Claims (2)

  1. 外周面が外側に湾曲突出した湾曲突出部が括れ部を介して上下方向に連設形成された外形状の重ね鏡餅に模した容器本体からなり、底部の開口部から餅が充填収納、密封される中空の飾り鏡餅用包装容器であって、容器本体自体が分割可能となるよう当該容器本体の頂部を通って容器本体の開口部縁に至るように延びる割裂溝条部を容器本体に備えてなることを特徴とする飾り鏡餅用包装容器。
  2. 割裂溝条部は、容器本体の容器壁の内側面に凹状に形成されてなる請求項1記載の飾り鏡餅用包装容器。
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