JP3135228U - 棒状の線香 - Google Patents

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Abstract

【課題】目視によっても線香を半分に容易に折ることができるようにすることである。
【解決手段】線香1は、発煙材を長尺棒状に固めた通常線香部10と、前記線香1のほぼ中央付近に前記通常線香部10とは異なる色によって、他の線香部分11を設けたことを特徴とする長尺棒状の線香1を特徴とする。
従って、目視によっても中央付近を直ちに且つ、容易に判別することができて、線香1を容易に半分に折ることができ、また、折らずに使用する場合も通常通りにたくことができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、棒状の線香に関する。
一本の線香の長手方向に沿って複数の段階に分けて、各段に異なる香料を添加することで、一本の線香で色々な香りを楽しめるようにした線香が特許文献1に開示されている。
また、蚊とり線香の表面に、燃焼する時間ごとにマークまたは溝を設けて、燃焼時間を分かりやすくしたものが特許文献2に開示されている。
実開平04-127225号公報(実願平03−40101号のマイクロフィルムに記載の実用新案登録) 実開平04-40701号公報(実願平02−83768号のマイクロフィルムに記載の実用新案登録)
ところで近年、仏壇の前に座る時間も短くなっており1本の棒状の線香では、たく時間が長すぎる場合があり、目視によって半分に折って使用することがある。
しかし、特許文献1の線香は段階的に香りを変えるために、線香の香料の種類を適当な位置で変えているだけであり、特許文献1の線香からは中央付近の位置は全くわからなかった。
また、特許文献2の蚊とり線香は、30分とか1時間毎など一定の燃焼時間の位置を示すマーク、または溝による目印を表面に設けたものであるが、特許文献2の蚊とり線香からは中央付近の位置は全くわからなかった。
また、特許文献2の蚊とり線香は表面のみ、すなわち、蚊とり線香の一部分にのみに目印を設けているが、仮に棒状の線香に特許文献2のような目印を一部分だけにつけたとしても、見る位置によって直ぐに線香の中央付近はわからず、また、例えば、部屋が暗い場合などでは中央付近の目印を探すのに手間取る恐れがあった。
本考案の課題は、目視によって直ちに且つ、容易に棒状の線香の中央付近を判断できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、燃焼する発煙材を棒状に固めた第1の線香部分と、前記第1の線香部分の中央付近に、燃焼する燃焼部材からなり前記第1の線香部分とは異なる色の第2の線香部分を設けたことを特徴とする棒状の線香である。
請求項4に記載の考案は、燃焼する発煙材を棒状に固めた第1の線香部分と、前記第1の線香部分の中央付近のほぼ全周に、凹部、あるいは塗料によって目印を設けた第2の線香部分を設けたことを特徴とする棒状の線香である。
請求項1及び、請求項4に記載の考案によれば、目視によって直ちに且つ、棒状の線香の中央付近を判断することができる。
本考案によれば、目視によって直ちに、且つ、容易に棒状の線香の中央付近を判断できるため、その棒状の線香を容易に半分に折ることができるという利点が得られる。
以下、図を参照して本考案を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
先ず、本考案を適用した第1の実施形態の棒状の線香1(以下、単に線香1と称する)及び、この線香1の製造方法を以下に説明する。
線香1の製造方法は、原材料として、しきみ、すぎ、ひのき等を粉末にしたものや、増粘剤、各種染料、香料の粉末とともに調合する。そして調合した後は不純物を取り除き、その調合された材料に温水を加え、よく練り上げて練材21(発煙材)を作る。
また、燃えやすくする炭化粉末、例えば、木材、紙材などを炉内に空気を送りこまないで熱を加え炭とした後に粉末化して得られる炭化粉末を、例えば、練材21の全体の所定割合で配合した炭化含有練材22を別に作る。この炭化含有練材22は必要であれば練材21の色と全く異なるように着色剤で着色してもよい。
そして、図2に示す成形箱2の各仕切り板20における練材21側の面には糊を配合し、且つ、水分を多めにした半固体状の練材(半固体状の練材は、練材21、炭化含有練材22の何れか一方を用いて作ればよい)を予めぬり付けておき、練材21、炭化含有練材22、練材21の順に図2に示す成形箱2につめていく。
さらに、成形箱2の各仕切り板20の間の2aと2cとに練材21をつめ、その間にあって線香の中央付近の位置に設けられた間の2b(線香1を折った際に長さが均等となる位置にセットされている)には炭化含有練材22をつめていき、練材21、21、炭化含有練材22の各高さが成形箱2内にて平面的に均一になったところで成形箱2を逆さまにして練材21、炭化含有練材22、練材21の各練材を接合して1つの塊にした練玉30を作る(図3の30参照)。そして、整形機(押し出し機)3に練玉30を図示の矢印方向に投入し、押出し用の押出板32を図示の矢印方向から押すことによって練玉30を長尺棒状に押し出していき、その長さが所定長となった場合に、切断刃(カッター)31を図示の矢印方向にそって移動させることで線香1として切りとり、この後に乾燥機で乾燥させることで線香1を製造することができる。この場合、各仕切り板20にぬりつけた練材は、接着がし易くなるよう糊を配合し、且つ、水分を多めにして作られた半固体状の練材であるため、乾燥した後に各練材の接着が強固になされて線香1の接合部から割れることを防止している。
なお、図3で示した整形機3を用いて線香1を製造する方法は概念的に示したものであり、周知の製造方法の何れを用いて線香1を製造するようにしてもよい。
このように製造された線香1は図1(a)に示すように、その中央付近に設けられた炭化含有線香部11の部分は炭を含んだ練材で製造され、通常線香部10に比べて黒くなっているため目視により中央付近を判別しやすくなっており、その中央付近を折れば、ほぼ半分の均等な長さの線香1(2本)を容易に得ることができる。なお、中央付近が黒であれば通常線香部10の色がどのような色であっても明度が異なるため判別しやすくなる(中央付近が白としても同様に判別しやすくなる)。
しかも、折った場合にその先端は炭化含有線香部11となるため着火しやすくなり、その着火作業が容易となるものである。
このような線香1の中央付近とは、その線香1を折った際の長さがほぼ均等となる中央付近の位置である。
なお、炭化含有練材の線香部分を線香の上方の端((図1(b)の炭化含有線香部12)、あるいは上方及び下方の端(図1(c)の炭化含有線香部12、13)に設けることにより線香1を折らずにたく場合にあっても着火作業を容易にすることができるものである。
また、折らずに使う場合においても中央付近の炭化含有線香部11で少し燃焼速度が速くなるだけであり、接合された通常線香部10に直ぐに着火していくため何ら問題はない。
また、もし必要であれば炭化含有練材11に代えて、通常線香部10と同じ材料を用いて、その通常線香部10とは異なる色で着色した練材21を中央付近に配置し、上述のように製造することで線香1の燃焼速度を全く変えずにたくようにすることもできる。この場合、通常線香部10と炭化含有線香部11とを捕色(反対色)となるように着色すれば、より明確に中央付近を判別することができる。
また、同一種類の練材21を用いて1本の線香1を周知の技術を用いて製造した後に、線香1の中央付近のほぼ全周にわたり塗料を塗りつけて目印を設けることによっても中央付近を直ちに且つ、容易に判別することができるものとなる。
次いで、本考案を適用した第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態の線香1では異なる香りの練材21を2種類用意し、各通常線香部10毎に異なる練材21を用いて1本の線香1で2種類の香りを出せるようにしたものであり、特にたいた時の香りを楽しめるようにした線香1を例として説明する。
即ち、上述の製造方法において、成形箱の各仕切り板の間の2aと2cとには異なった香料を混ぜた練材21、21をつめ、更に、炭化含有線香部11あるいは練材21とは異なる色で着色した練材21を中央付近に配置し練玉30を作り、その練玉30を用いて整形機3で線香1を製造する。
このように製造された線香1は各通常線香部10毎に香りが異なるものとなり、1本で使用するときは途中で香りが異なるものとなって、また半分から折った場合は同時に2種類の香りが得られるようになる。この場合、一回の使用で異なる香りが得られるため相性のよい香りを1本の線香で組み合わせるのが好ましい。例えば、気分がリラックスする香りと、気分がスッキリする香りを組み合わせることで、気分を癒す効果を倍増させることができるものである。
このような線香1においても、上述と同様にその中央付近に設けられた炭化含有線香部11の部分は炭を含んだ練材で製造されているため黒くなっており、目視によりその中央付近を直ちに且つ、容易に判別することができて、その部分を折ることで半分の均等な長さの線香1(2本)を容易に得ることができる。
また、炭化含有線香部11の部分に代えて各通常線香部10の香りとは異なる香りで、且つ、着色剤で色づけした線香部分を中央付近に設けることで1本の線香で3種類の香りが得られると共に、目視によって直ちに且つ、容易に中央付近を判別できるようにして、線香1を容易に半分に折ることができるようにすることもできる。
また、上述と同様に、炭化含有練材の線香部分を線香の上方の端、あるいは上方及び下方の端に設けてもよいし、炭化含有練材に変えて、中央付近を通常線香部10と同じ材料を用いて色だけを異なるようにしてもよいことは勿論である。
また、第3の実施形態の線香について図4を参照して説明する。
線香4は直線の棒状のもではなく蛇行した棒状のものであって、このような線香4は曲がっているため中央付近の位置を目視によって判断することが非常に難しい。
また、線香4は、通常線香部40と通常線香部42の太さが異なるもの(通常線香部42に向かって徐々に太くなっている)であり、そのため中央付近の位置で折ったとしても2本の燃焼時間が異なってしまう。
従って、線香4の多数の位置における燃焼時間を予め測定することで燃焼時間の半分の位置を求めておき、その位置を中央付近の位置として炭化含有線香部41、あるいは通常線香部40と同じ材料を着色した練玉を用いて色だけを異なる部分とする。これにより燃焼時間が均等となる中央付近の位置を目視によって直ちに且つ、容易に判断することができる。
このような線香4のほぼ中央付近とは、その線香4を折った際の燃焼時間がほぼ均等となる中央付近の位置である。
なお、このような線香4は成形箱2の各仕切り板20の間の2aと2cとの位置を燃焼時間が均等となる中央付近の位置にセットして練玉30を作り、整形機3から押し出す際にノズル(図示せず)の径を徐々に変化させることで太さをかえることができ、また押し出した後に蛇行した型にはめ込むことで、蛇行した形状に整形して線香4を製造することができる。なお、同じ太さ度合いの多数の線香4を製造する場合は、ノズルの径を徐々に変化させる制御を毎回同じになるよう電子的に行うようにすればよい。
また、第4の実施形態の線香について図5を参照して説明する。
線香5は、同一種類の練材によって製造される中央付近のほぼ全周にわたって凹部51を設けた線香5である。この凹部51は棒状に押し出した製造工程の後に中央付近を、線香5の径よりも小さな径となる2つの半円形状の型によって、そのほぼ全周を凹ませることで成形することができる。すなわち、棒状に押し出した直後に半円形状の2つの型を線香5に押し付けることで凹部51が形成される。
なお、凹部51は図示したようにコの字状に限らずV字形状、U字形状など、どの様な形状であっても良い。
このように凹部51によっても、中央付近の位置を目視によって直ちに且つ、容易に判断することができて、その部分を折ることで半分の均等な長さの線香5(2本)を容易に得ることができる。
また、上述と同様に、線香4は炭化含有練材の線香部分を線香の上方の端あるいは、上方及び下方の端に設けてもよく、また、各通常線香部40、42毎に香りが異なるようにしてもよいことは勿論である。
なお、以上の各実施形態において、さらに炭化含有線香部は炭などの着火材のみを固めたものであってもよい。
また、線香は丸い棒状でなくとも四角い棒状、あるいは板状など、どのような棒形状であってもよい。
また、製造方法は自動機により全て自動で製造されるもの、あるいは手作業により全て製造されるもであってもよい。
また、線香の種類はどのようなものでもよく、束線香、匂い線香、杉線香、竹ひご線香など棒状の線香であればどのような種類のものであってもよい。
また、香料としては植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出された精油(エッセンシャルオイル)などを使用するようにしてもよい。
また、上述したように中央付近の色の異なる線香を一度の工程で製造せずに、均等な長さの2本の通常線香部を先に製造し、この後、2本を炭化含有線香部などによって接着するようにして製造するようにしてもよい。
また、線香の中央付近とは、その線香を半分折って、更に半分に折る位置(4分の1の位置)、更にn(整数) 分の1の位置であってもよい。
(a)は、中央付近に炭化含有線香部を設けた線香の斜視図、(b)は、中央付近及び、一方の端に炭化含有線香部を設けた線香の斜視図、(c)は、中央付近及び、両端に炭化含有線香部を設けた線香の斜視図である。 成形箱を用いて練玉を作る際の斜視図である。 整形機を用いて練玉を長尺棒状にする際の斜視図である。 蛇行し且つ、太さの異なる棒状の線香の斜視図である。 凹部を設けた線香の斜視図である。
符号の説明
1 棒状の線香
2 成形箱
3 整形機
4 蛇行した線香
5 凹部を設けた線香
10、40、42 通常線香部
11、41 中央付近の炭化含有線香部
12 上方の端の炭化含有線香部
13 下方の端の炭化含有線香部
20 仕切り板
21 練材
22 炭化含有練材
30 練玉
31 切断刃
51 凹部

Claims (2)

  1. 燃焼する発煙材を棒状に固めた第1の線香部分と、前記第1の線香部分の中央付近に、燃焼する燃焼部材からなり前記第1の線香部分とは異なる色の第2の線香部分を設けたことを特徴とする棒状の線香。
  2. 燃焼する発煙材を棒状に固めた第1の線香部分と、前記第1の線香部分の中央付近のほぼ全周に、凹部、あるいは塗料によって目印を設けた第2の線香部分を設けたことを特徴とする棒状の線香。
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