JP3135150U - 秤量装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作者の手を煩わせることなく、容易に且つ適切に秤量することができる秤量装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被秤量物やこれを収容する容器(風袋)FにICタグが備えられている。ICタグには、風袋重量や当該被秤量物の秤量に対して適切な秤量モード、秤量パラメータ等の情報が予め記録されている。本考案に係る秤量装置は、ICタグリーダーを備えており、被秤量物や容器Fを載置部1上に載置するだけで、適切な秤量に必要な各種情報を取得することができ、簡便に秤量を実施することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】被秤量物やこれを収容する容器(風袋)FにICタグが備えられている。ICタグには、風袋重量や当該被秤量物の秤量に対して適切な秤量モード、秤量パラメータ等の情報が予め記録されている。本考案に係る秤量装置は、ICタグリーダーを備えており、被秤量物や容器Fを載置部1上に載置するだけで、適切な秤量に必要な各種情報を取得することができ、簡便に秤量を実施することができる。
【選択図】 図1
Description
本考案は、計量装置に関し、特に演算機能を備えた秤量装置に有用である。
被計量物を計量するための最も一般的な手段の一つに天秤や秤が知られている。ごく一般的に、電子天秤等の秤量装置は、図2に示すように、被測定物を載置するための載置部1、秤量手段等を内部に備えた筐体5、重量や計数などの計量結果を表示する表示部3を備えている。
内部構成を図3に示す。被秤量物Sは、そのまま天秤の載置部1に載せられる場合もあるが、一般に試料皿のような風袋Fに入れたまま計量されることが多い。載置部1にかかった「被秤量物S+風袋F」の総重量がロードセルなどの検出手段(秤量部)2にて検出し、演算部4で風袋重量の減算、振動に係る平均化等の処理、総重量を単体重量で除した計数演算等を行い、結果を表示部3に表示する。5は筐体である。
操作者が被秤量物Sを秤量しようとする場合、まず風袋Fの重量から秤量することが多い。この場合、例えば特許文献1に示すように、被秤量物Sの無い状態で風袋Fのみの重量を秤量してメモリ等に記憶しておき、次に被秤量物Sと風袋Fとを一緒に秤量し、秤量結果から前記風袋重量を差し引くことによって被秤量物Sのみの重量を演算し、表示部3に表示している。
また、秤量の際には、被計量物Sを載置した直後は実際の測定値が揺れて変動するので、変動が収まるまである程度の時間待ってから秤量を開始するようにしたり、荷重データの振動波形が自由振動状態となった時点で静止荷重値を推定して秤量値としたり、あるいは一定期間に採取した複数の荷重データから平均処理演算により安定した秤量値を推定するようにしている(特許文献2、特許文献3)。さらには、荷重データの平均化時間や平均処理演算方法などの演算条件を複数の条件の中から選択可能としたもの等も知られている(特許文献4)。
しかしながら、上述するような方式での秤量を行うには、被秤量物Sを秤量するに先立ってまずその風袋重量を逐一計測する必要があり、時間と手間を要する。風袋重量を事前に計測してメモリーに記憶しておく場合であっても、別の風袋Fを使用した被秤量物Sを秤量する際には、改めて新しい風袋重量を計測したり、あるいは事前にメモリーに記憶されていた当該風袋重量を読み出す必要があり手間がかかっていた。また、被秤量物Sがマウス等の動物(自発的に運動する物)であるのか、静物であるのかによって、安定判断や平均化処理の方法などを逐一設定する必要があり、操作者の手数がかかったり、非熟練者においては不適切な測定モードを選択することもあった。
本考案は、操作者の手を煩わせることなく、容易に且つ適切に秤量することができる秤量装置を提供することを目的とする。
本考案に係る秤量装置においては、被秤量物側に備えられたRFID送信器からの情報を受信するためのRFID受信器を備えてなることを特徴としており、風袋や被秤量物に係る情報を取得することにより、簡易に適切な秤量を実行できるように構成されている。なお、ここでいう被秤量物とは、秤量せんとする物品、風袋、あるいは物品が収容された風袋と物品の一体物を指す。
以下に本考案にかかる秤量装置の好ましい実施形態について説明する。
以下に本考案にかかる秤量装置の好ましい実施形態について説明する。
図1は本考案に係る秤量装置の一構成例を示している。容器(風袋)内に入れた被秤量物を載置部1上に載置して秤量し、表示部5に結果を表示する一般的な電子天秤であって、ここではその一般的な構成についての詳述説明を割愛するが、特筆すべきは被秤量物自体またはその風袋Fに付設されたRFID送信器側の情報を読み取るためのRFID受信器10を備えた点である。
RFID(Radio Frequency Identification)とは公知の無線式非接触自動認証技術であって、RFID送信器としてはアンテナ付きICチップが知られており、ICタグやICラベル、ICスティックなどの種々の形状に加工されたものが市販されている。これに対応するRFID受信器10としては、少なくとも前記ICタグ等の情報を非接触で自動的に読み取る手段(リーダー)であって、付加的に情報を書き込む機能(ライター)を備えたものであっても構わない。また、秤量作業に支障のない限り、タブレット型、ゲート型など特に形状は限定されない(非特許文献1、2)。また、アクティブタイプ、パッシブタイプ等、タイプを問わない。
図1においては、被秤量物を収容した容器(風袋)FにICタグが付設されており、風袋引きに使用するための容器単体での重さや、収容されている被秤量物に対する適切な測定条件などの情報を保有している。ここでいう測定条件とは、例えば、被秤量物がマウス等の頻繁に活動する小動物である場合と、亀や昆虫など若干の動きが予想されるものと、薬品や石などの静物とでは、容器載置後の振動の様子が異なるため、適切な測定条件もまた異なる。静物の場合には載置時に生じた振動が繰り返されつつ安定状態化していくため、振動波形から安定時の数値が早期に予想することができ、このような演算条件が事前に設定されたICタグを使用することによって、予測による秤量値であっても十分な精度を確保しつつ計測時間を短くすることができる。また、亀や昆虫など若干の動きがあるものの場合には、秤量演算の平均化処理に要する時間を適切に設定しておくことによって、少々の動きに伴う振動が生じた場合であっても正確な秤量を行うことができる。あるいは、マウス等の突発的な動きを伴うものの秤量においては、平均化処理に要する時間を長めに設定しておくか或いは突発的な振動を平均化データから除外するなどの演算処理を設定しておくことにより、適切な秤量結果を得ることができる。
他にも、秤量の結果に精度が要求される場合と、大体のおおまかな重量が測定できれば良い場合とでは、選択すべき演算方法もこれに要する時間も異なってくる。あるいは、数グラムのものを秤量する場合と、数キログラムのものを秤量する場合とでは、測定レンジも異なる。秤量モード以外にも、秤量時のパラメータ設定においてもまた同様に秤量装置への自動設定にも使用できる。
本考案に係る秤量装置の内部は、例えば図4および図5に示すように構成することができる。被秤量物側が備えるRFID送信器からの情報(被秤量物自体に係る物品情報、風袋重量、演算条件等)が、RFID受信器(ICタグリーダ)10にて取り込まれ、演算部4へ送られる。演算部4ではこれらの情報を反映して、秤量結果を演算し、表示部3へ物品情報や秤量結果を表示する。また、必要により図外のメモリー等公知の記憶手段を備え、秤量物自体に係る情報と秤量結果とを対応付けて記憶しておくようにすることもできる。
本考案においては、こうした適切な秤量条件は予めICタグに入力されているため、ICタグを備えた容器ごと被秤量物を載置部1に載置するだけで、こうした適切な測定条件の設定や風袋引き処理を極めて簡単に自動的に行うことができ、操作者の習熟も必要としない。ひいては入力時の操作ミスなども発生しない。
ここでは風袋にICタグを付設したものを例示したが、被測定物自体にICタグ等を装着させたものでも同様に本考案に係る秤量装置に使用可能である。この場合には、ICタグの情報として被秤量物の固体を特定できるシリアル番号に関する情報を持たせたり、逆にICタグライターの機能により秤量結果を被測定物のICタグに書き込むことによってより簡便に秤量作業を行うことができる。あるいは、被秤量物側に秤量結果を持たせることができるため、最初に風袋重量を秤量した結果を風袋自身に保持させて、以後の複数の秤量あるいは秤量装置においてこの情報を流用したり、秤量履歴等を記録させて、別の機会の秤量にこれを使用することも可能となる。
本考案に係る秤量装置は、演算機能を備えた電子天秤や電子はかりにおいて特に有用に利用され、さらに詳細には、電磁力平衡機構を備えた電子天秤や、ロードセル式、音叉式、静電容量式等の電子はかりをはじめ、被秤量物の重量荷重を電気信号として検出して計量する秤量装置全般に対して特に有用に利用される。また、同種の被秤量物を連続して秤量する場合よりも種類や状態の異なる多種の被秤量物を秤量する場合において特に有用である。
1・・・載置部
2・・・秤量部
3・・・表示部
4・・・演算部
5・・・筐体
10・・・RFID受信器(ICタグリーダ/ライタ)
2・・・秤量部
3・・・表示部
4・・・演算部
5・・・筐体
10・・・RFID受信器(ICタグリーダ/ライタ)
Claims (5)
- RFID送信器を備えた被秤量物を載置するための載置部と、
該載置部上の前記載置物を秤量するための秤量部と、
少なくとも秤量結果を表示する表示部と、
前記RFID送信器から送信される情報を受信するためのRFID受信器と、
を備えてなる秤量装置。
- 前記RFID受信器により受信する情報は被秤量物の風袋重量に係る情報であって、
更に備える演算手段により実際の秤量値から前記風袋重量を差し引いた値を演算し、
情報表示部に表示するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の秤量装置。
- 前記RFID受信器により受信する情報は被秤量物の秤量方法に係る情報であって、
更に備える演算手段により前記秤量方法によって秤量するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の秤量装置。
- 前記RFID受信器により受信する情報は被秤量物自体に係る情報であって、
前記情報表示部には秤量結果と被秤量物自体に係る情報を同時に表示するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の秤量装置。
- 前記RFID受信器により受信する情報は被秤量物自体に係る情報であって、
更に備える記憶手段に、被秤量物自体に係る情報と秤量結果とを対応付けて記憶するようにしたことを特徴とする請求項1記載の秤量装置。
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JP2007004746U JP3135150U (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 秤量装置 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069108A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-02 | Yamato Scale Co Ltd | 計量器及び計量方法 |
JP2010237019A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Anritsu Sanki System Co Ltd | 計量装置 |
JP2013238493A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Contec Co Ltd | 薬剤秤量装置 |
WO2017182075A1 (de) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Vorwerk & Co. Interholding Gmbh | System und verfahren zum automatischen ermitteln des gewichts von nahrungsmitteln |
EP2369310B1 (de) | 2010-03-16 | 2018-05-09 | Bizerba SE & Co. KG | Bandwägevorrichtung |
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2007
- 2007-06-22 JP JP2007004746U patent/JP3135150U/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2369310B2 (de) † | 2010-03-16 | 2022-11-09 | Bizerba SE & Co. KG | Bandwägevorrichtung |
JP2013238493A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Contec Co Ltd | 薬剤秤量装置 |
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