JP3134823U - 粉塵自動監視・測定並びに警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】工事現場となる敷地境界等の複数地点にそれぞれ粉塵測定器とアラーム装置を取付け、工事により発生した粉塵の濃度を、工事現場より離れた場所に設営した事務所内の中央監視コンピューターに、有線または無線にて接続して監視することにより、異常値になれば、設置したアラーム装置で、警報音、警報ランプにより注意を促すシステム。
【解決手段】工事現場Xに設置し、粉塵の発生濃度を検出する検出部A、B、C、Dを有する4台の粉塵測定器1を設けると共に、それぞれアラーム装置3も設け、前記工事現場とは離れた場所Yに設置し、該粉塵測定器1より測定値を収集し、コンピューター画面に粉塵発生濃度の経時変化を映し出す中央監視コンピューター2を設け、該中央監視コンピューターからの信号を受けると、前記アラーム装置3により、警報音を発したり、警報ランプを点灯させることを特徴とする粉塵自動監視・測定並びに警報装置である。
【選択図】 図1

Description

この考案は、粉塵自動監視・測定並びに警報装置であり、特に、工事現場で発生する粉塵に対して、現場と事務所パソコンに表示し、データ収集装置でデータを収集し、その結果、警報音、警報光を出すことにより、周辺住民や作業員の健康管理に寄与するものである。
従来、屋外、屋内を問わず工事現場においては、重金属、またはダイオキシン類等の汚染土壌の浄化に係る矢板設置工事、土壌入替え工事及び焼却場等や解体工事等では、工事中に発生する粉塵中に、有害物質を含有しているため、粉塵の発生により周辺住民の健康に悪影響を及ぼすことがあった。
そして、粉塵の発生を抑えるためには、水噴霧による湿潤化または作業場全体をシートで覆いフィルターを取り付けたファンにより、場内のエアーを吸引して粉塵を場外へ出さないようにする工法も存在するが、この工法には莫大な工費を要するという欠点があり、 また、最近は、これらの工法において施工しても、問題が発生していないことを証明するよう周辺住民より求められるケースが増大している。
そのため、工事現場となる敷地境界等の複数地点にそれぞれ粉塵測定器とアラーム装置を取付け、工事により発生した粉塵の濃度を、工事現場より離れた場所に設営した事務所内の中央監視コンピューターに、有線または無線にて接続して監視することにより、異常値になれば、設置したアラーム装置で、警報音、警報ランプにより注意を促すシステムが開発されたが、高度なセキュリティーとあらゆる箇所との素早い対応のできるコンピューターネットワークの構築も必要であった。
さらに、収集されたデータは、事務所側のパソコンには、毎日23時59分にハードディスクに保存するよう構成されていたが、この方法ではパソコンのフリーズや停電時には、日々のデータが消失してしまうという欠点もあった。
そこで、この考案は、工事現場となる敷地境界等の複数地点にそれぞれ粉塵測定器とアラーム装置を取付け、工事により発生した粉塵の濃度を、工事現場より離れた場所に設営した事務所内の中央監視コンピューターに、有線または無線にて接続して監視することにより、異常値になれば、設置したアラーム装置で、警報音、警報ランプにより注意を促すシステムをさらに改良し、高度なセキュリティーが保証され、高速通信が可能で、収集データがパソコンとは確実に無関係保存でき、データの欠損がない粉塵自動監視・測定並びに警報装置を開発・提供することにある。
この考案は、工事現場となる、例えば、敷地境界等の複数地点にそれぞれ粉塵測定器を取付け、工事現場より離れた場所、例えば事務所に設置した中央監視コンピューターと接続し、粉塵濃度を常時監視することにより、異常値になれば警報音、警報ランプにより注意を促すアラーム装置を設けた粉塵自動監視・測定並びに警報装置において、現場の粉塵測定器と事務所に設置した中央監視コンピューターとを、高速通信が可能な無線LANで接続してネットワークシステムとし、さらに中央監視コンピューターとは別個にデータ収集装置を設け、かつ、現場の粉塵測定器にはCPUを内蔵するよう構成したものである。
本考案によると、粉塵が設定値を超えると、アラーム装置により警報音か、警報ランプが点灯し、あるいは、警報音と同時に、警報ランプが点灯し、現場責任者および作業者等関係者に聴力や視力に訴え通報することができ、設定値を超える粉塵が発生した際には、作業を中止したり、その対策を直ちに取ることが可能となり、周辺住人の健康への影響を最少限に押さえることができ、工事が適正である等の住民に理解が得られる等極めて有益なる効果を奏する。
また、粉塵の発生濃度を24時間、殆どリアルタイムで測定するための複数の検出部を有する粉塵測定器の測定値を収集し、コンピューター画面に粉塵発生濃度の経時変化を映し出す中央監視コンピューターでデータ記録を保存しているため、周辺住民からの証明の提出を求められても、直ちに応じることができる等極めて有益なる効果を奏する。
さらに、現場の粉塵測定器と事務所の中央監視コンピューターとを、無線LANで通信することにより、高度なセキュリティーと高速通信が可能となり、また、事務所の中央監視コンピューターとは別個にデータ収集装置を設けたため、パソコンとは無関係にデータ収集が可能となり、パソコンのフリーズや停電により、日々のデータの消失がなく、さらに、粉塵測定器にCPUを内蔵したことにより、送信したデータとは別に、各粉塵測定器で保存が可能となり、万一通信不良となってもデータの欠損がない等極めて有益なる効果を奏する。
以下、先ず、本考案に使用する装置を図面に従って説明すると、先ず、図1は、この考案に使用状態を示す説明図であり、図2は、この考案を実施して測定した粉塵の発生濃度を24時間測定したグラフ図である。
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて述べると、工事現場(X)の敷地境界等の複数地点に設置し、粉塵の発生濃度を検出する検出部(A、B、C、D)を有する4台の粉塵測定器(1)を設けると共に、それぞれアラーム装置(3)も設け、前記工事現場とは離れた場所(Y)に設置し、該粉塵測定器(1)より測定値を収集し、コンピューター画面に粉塵発生濃度の経時変化を映し出す中央監視コンピューター(2)を設けると共に、別個にデータ収集装置(4)を設置し、該中央監視コンピューターからの信号を受けると、前記アラーム装置(3)により、警報音を発したり、警報ランプを点灯させる粉塵自動監視・測定並びに警報装置において、前記各粉塵測定器(1)の内部にCPU(E)を内蔵し、該測定器を制御してデータを受け取り、該データを使って演算し、記憶や結果の出力を有し、事務所には、中央監視コンピューター(2)とは別個にデータ収録装置(4)を設けて、前記コンピューター(2)とは別個にデータ収集を行い、さらに、データ収録装置(4)には、停電時に供えて無停電電源装置(5)を設け、これら粉塵測定器(1)と中央監視コンピューター(2)とを無線LANで結ぶことを特徴とする粉塵自動監視・測定並びに警報装置から構成されるものである。
尚、検出部(A、B、C、D)は、最大16台が接続可能であり、気温、風向、風速、騒音、振動等他の測定器の信号入力も可能である。また、検出部は防塵、防水仕上げに構成する。
さらに、本考案に使用する粉塵測定器(1)とは、設置された付近の粉塵発生濃度を24時間にわたってほぼリアルタイムに測定するものであり、また、粉塵発生濃度が異常値となれば、中央監視コンピューター(2)からの信号を受け取ると、現場に取り付けられたアラーム装置(3)が作動するよう構成されている。
また、粉塵測定器(1)には、CPU(E)を内蔵することにより、送信したデータとは別に各測定器(1)の検出部で保存可能となり、万一通信不良になってもデータの欠損を殆ど無くするものであり、また、粉塵計と風向風速計及び温湿度計のデータも記録し、2つの警報ランプ(3a)(3b)が設けられ、黄色と赤色であり、黄色は注意、赤色は危険との視覚により警報で知らせることにより、現場の作業員に注意を促すものである。
そして、粉塵発生濃度の設定値をこの2段階にすることにより、注意段階、危険段階に別けて知らせ、粉塵による悪影響を防ぐものである。
次に、中央監視コンピューター(2)のディスプレーには、粉塵測定器(1)により設定値を収集し、画面に粉塵発生濃度の経時変化を映し出し、異常値になればアラーム装置(3)に信号を出力するものである。また、これら粉塵発生濃度の経時変化も略リアルタイムで記録・保存もするものである。
また、粉塵計と風向風速計及び温湿度計のデータは、中央監視コンピューター(2)にも取り込むことも可能である。
さらに、粉塵濃度測定は、雨天時・高湿度時に多く発生するミストを粉塵として検知するため、粉塵濃度演算処理において、次の2通りを使用している。
1) 粉塵測定と同時に湿度を測定し粉塵濃度と湿度の相関から湿度の影響を抑える。 2) 工事現場から離れた場所の粉塵濃度を測定し、これをバックグラウンドデータと し、工事現場で測定した値から差し引く。これにより工事影響のみの測定値を求 めることができる。
また、アラーム装置(3)は、中央監視コンピューター(2)から信号を受けると、ブザー音、又は、警報ランプ、あるいはブザー音と警報ランプとで粉塵の異常を警告するものであり、現場はもちろん、必要に応じて中央監視コンピューター(2)が設置された事務所内にも設けるものである。
さらに、データ収録装置(4)は、以前は毎日23時59分にハードディスクに保存していたが、この方式であるとパソコンのフリーズや停電時、日々のデータが消失してしまう欠点を除去するために設けたものであり、該データ収集装置は中央監視コンピューター(2)とは無関係にデータ収集を可能とし、パソコンは収集データの表示及び設定値変更にのみ使用したものである。
また、無停電電源装置(5)は、停電時に備えて短時間の停電でデータが落ちないよう改良したものである。
本考案である、粉塵自動監視・測定並びに警報装置の技術を確立し、該技術を実施することにより、産業上、利用可能性を有する。
本考案の一実施例の説明図である。 本考案の実施により測定したグラフ図である。
符号の説明
1 粉塵測定器
2 中央監視コンピューター
3 アラーム装置
3a 警報ランプ
3b 警報ランプ
4 データ収集装置
5 無停電電源装置
A、B、C、D 検出部
E CPU
X 工事現場
Y 事務所

Claims (1)

  1. 粉塵の発生する工事現場等の場所に、粉塵の発生濃度を測定するための複数の検出部を有する粉塵測定器と、アラーム装置とを設け、前記工事現場とは離れた場所の事務所には、中央監視コンピューターを設け、該中央監視コンピューターで前記粉塵測定器より検出した粉塵の測定値を収集し、コンピューター画面に粉塵発生濃度の経時変化を映し出し、該中央監視コンピューターからの信号を受けると、前記アラーム装置で警報音や、警報ランプを点灯することにより警告する粉塵自動監視・測定並びに警報装置において、工事現場の粉塵測定器にCPUを内蔵し、該測定器を制御してデータを受け取り、該データを使って演算し、記憶や結果の出力を有し、事務所には、中央監視コンピューターとは別個にデータ収録装置を設けて前記コンピューターとは別個にデータ収集を行い、さらに、データ収録装置には、停電時に供えて無停電電源装置を設け、これら粉塵測定器と中央監視コンピューターとを無線LANで結ぶことを特徴とする粉塵自動監視・測定並びに警報装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013246044A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Nippon Steel & Sumitomo Metal 粉塵の飛散監視装置及び飛散防止方法
CN109655113A (zh) * 2019-01-30 2019-04-19 广州轨道交通建设监理有限公司 一种施工环境监测系统
CN110207750A (zh) * 2019-06-12 2019-09-06 江苏经贸职业技术学院 一种环境监测报告系统

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