JP3134696U - パワーショベル用作業体取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結ピンの係合溝に対する係離操作を自在に行うことができ、駆動源を油圧シリンダとした油圧漏れというような予測の困難なことを原因とする事故の発生のない、また、手動操作で螺杆を回動させなければ成らないとする煩雑さを回避したパワーショベル用作業体取付け装置を提供する。
【解決手段】パワーショベルのアーム11先端に、装着具Aを介して作業体28を一対の連結ピン29,29において着脱自在に取付けるようにしてある。装着具Aの主体フレーム1の一側に一方の連結ピン29を嵌め込む係合溝7を設けた固定支持部8を設け、他の一方の連結ピン29を嵌め込む係合溝15を設けた可動支持部16を可動フレーム2に設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、パワーショベルのアームの先端に装着具を介して取付けて所定の作業を行うバケット、ブレーカー等の作業体の取付け装置に関するものである。
バケット等の作業体は、パワーショベルのアームの先端に、該作業体に設けた一対のピンにおいて装着具を介して取り付け、該作業体に見合った作業を行わせるものであるが、装着具に作業体を取付けるには、作業体に備えた一対のピンの一方を、装着具に設けた固定連結部の収容溝に、他の一方を装着具の、前記固定連結部と相対する位置に配した可動連結部側の収容溝のそれぞれ係合し、可動連結部を固定連結部から離開する方向に移動させて、対応するピンに前記両連結部を圧接させ、かつ、その圧接状態を維持させる構造になっている。
そして、前記の離開乃至維持手段として螺杆とこれに螺合した移動体で行うもの(例えば、特許文献1)と、油圧シリンダで行うようにしたもの(例えば、特許文献2)とがある。
実開平2−42957号公報 実用新案登録第2589835号公報
前記作業中の螺杆を用いる構造のものは、手動操作で螺杆を回動させるのでその作業が煩雑であるし、また、手動操作であるため可動連結部の移動地点位置にあるかどうかの判別がむずかしく、また、作業の衝撃で螺合状態が緩むことがある。
また、後者のシリンダー手段は、油漏れが生じる場合があり、殊に、老朽化などの経時変化で想定外のときに油漏れが生じてシリンダー機能が低減して不測の事故が生じるおそれがある。
本考案は、斯様な従来装置の欠点に着目し、該欠点を比較的回避できる斬新な構造のパワーショベル用作業体取付け装置を提供すべく創案したものである。
パワーショベルのアーム先端に、装着具を介して作業体を一対の連結ピンにおいて着脱自在に取付ける装置であって、前記装着具の主体フレームの一側に前記一方の連結ピンを嵌め込む係合溝を設けた固定支持部を設け、他の一方の連結ピンを嵌め込む係合溝を設けた可動支持部を可動フレームに設け、該可動フレームをパワーショベルの前記アームに一端を回動自在に枢着したフレームの他の一端に回動自在に枢着して、前記固定支持部と前記可動支持部を相対向位置に配置し、前記主体フレームにモータと該モータを駆動源として歯車伝達機構を介して正逆自在に回動する螺杆を、前記固定支持部と前記可動支持部とが対向する方向にして搭載し、該螺杆に螺合した移動体に円弧状の押圧縁を設け、該押圧縁が圧接する円弧状の受圧縁を前記可動フレームに設けると共に、該可動フレームに前記螺杆に対して直交する方向に突設したピンを、前記移動体の、前記螺杆に沿わせて突設した部片に設けた長孔に遊嵌させた構成としたものである。なお、この構成に螺杆の基端又は先端に工具を係止して該螺杆を回動させるボルト頭状の突子を設けた点を付加することにより手動によっても作業体の着脱作業を行うことができる。
本考案によれば、モータを作動させることによって移動体を螺杆に沿って自在に進退すなわち連結ピンの係合溝に対する係離操作を自在に行うことができ、駆動源を油圧シリンダとした従来例のような油圧漏れというような予測の困難なことを原因とする事故の発生のない、また、手動操作で螺杆を回動させなければ成らないとする煩雑さを回避した斬新な構造のパワーショベル用作業体取付け装置を提供できる。
図面は本考案に係るパワーショベル用作業体取付け装置の一実施例を略示図で、図1は一部を省略して示した正面図、図2は一部を省略して示した図1の側面図、図3は第二実施例の正面図である。
図中、Aは本考案に係る装置を適用した装着具で、装着具Aは、主体フレーム1、可動フレーム2、移動体3、螺杆4および該螺杆4を歯車伝達手段5を介して回動させる駆動モータ6とで成り、駆動モータ6は遠隔操作により作動、停止を自在に行えるようにしてある。
前記主体フレーム1は、相対する一対の側片1a,1aと、該側片1a,1a間の上下方向の中間部間に配した仲介部片1bおよび下方の一側間に配して、係合溝7を備えて固定支持部8を構成する支持片9とで成る枠体で構成し、側片1a,1aの上部側の、前記固定支持部8側の一側に設けた軸受部10においてパワーショベルのアーム11にピンで回動自在に枢着し、他の一側に設けた軸筒12を前記可動フレーム2に設けた軸受部13に組合わせ、一端を前記アーム11に回動自在に枢着したフレーム14の他の一端に該軸受部13と共にピンで回動自在に枢着したものである。
可動フレーム2は、相対する一対の側片2a,2aと、該側片2a,2a間に下方に於いて介在させ、係合溝15を備えて可動支持部16を構成する支持片17とで成る枠体で構成し、側片2aの上部側に設けた前記軸受部13に、主体フレーム1に設けた軸筒12を遊嵌させて、前記の通り、パワーショベルのフレーム11に回動自在に枢着して主体フレーム1と組合わせ、この可動フレーム2の前記係合溝15を主体フレーム1側の前記係合溝7と反対方向に向けて、可動支持部16が主体フレーム1側の固定支持部8に相対向する位置に位置させてある。
前記移動体3は、主体フレーム1の固定支持部8と可動フレーム2の可動支持部16とが対向する方向に移動するように、主体フレーム1の前記仲介部片1bに両側端において支持させ、組付けたもので、仲介部片1bに固装したブロック体18に基部において回動自在に支持させた前記螺杆4のねじ部4aをねじ孔3aに螺合し、螺杆4の回動によって、前記固定支持部8と可動支持部16間を進退する。
この移動体3の前進方向側(可動支持部16側)の端面には前記螺杆4の軸線に沿わせて一対の部片3b,3bを突設し、該部片3bに設けた傾斜状の長孔19に可動フレーム2の側片2aに突設したピン20を遊嵌し、ピン20と長孔19との係合関係により移動体3と可動フレーム2は連動するようになっている。
また、移動体3の、前記部片3bの隣接位置には円弧突状の押圧縁21を設け、この押圧縁21に対して相対する方向に突出して圧接する円弧突状の受圧縁22を可動フレーム2の側片2aに設けてある。
移動体3を進退させる前記螺杆4は、歯車伝達機構5を介して前記主体フレーム1に搭載した前記モータ6に連けいさせてある。
しかして、主体フレーム1と可動フレーム2を組合わせた状態でパワーショベルのアーム11の先端に組付け、作業体28に備えた一対の連結ピン29,29の一方を固定支持部8の係合溝7に係合させ、他方を可動支持部16側の係合溝15と対向する位置に配するようにして、駆動モータ6を作動させると、歯車伝達機構5を介してその回動力が螺杆4に伝達されて螺杆4は回動する。
そして、螺杆4には移動体3に備えたねじ孔3aが螺合してあるので、移動体3は螺杆4に沿って前進し、移動体3側に設けた押圧縁21が可動フレーム2側に設けた受圧縁22を押圧し、受圧縁22において押された可動フレーム2は軸受部13(軸受部13を軸筒12と共にパワーショベルのフレームに組付けたピン)を中心に回動し、該可動フレーム2の可動支持部16の係合溝15が前記他方の連結ピン29に係合してこれに圧接し、作業体(アタッチメント)は装着具Aを介してパワーショベルのアーム先端に取付けられる。
そして、駆動モータ6を逆転させると歯車伝達機構5を介して螺杆4は逆回動して移動体3を後退させ(原位置に復帰させ)、この後退操作時に移動体3の部片3bに設けた長孔19に可動フレーム2側のピン20が遊嵌してあるので、ピン20は長孔19の移動(移動体3の移動に伴う)に従って、相対的に該長孔19に沿って移動し、ピン20を突設した可動フレーム2は軸受部13を中心にして、作業体28の組付け操作時とは逆方向に回動し、すなわち、可動フレーム2はピン20部において原位置方向に後退する移動体3に引っ張られて軸受部13を中心に回動し、可動支持部16は作業体28の一方の連結ピン29から脱落し、作業体28の装着具Aを介するパワーショベル(のアーム等)からの離脱作業を行えるのである。
なお、螺杆4の基端に設けたボルト頭状の突子4bを前記ブロック体18より突出させ、該突子4bに工具を係止して螺杆4を手動で回動できるようにしてある。
また、図3で示す第二実施例は、第一実施例のように歯車伝達機構5を介さずに、螺杆4を駆動モータ6で直接回動させて各部を第一実施例と同様に動作させるようにした一例を示し、第二実施例の場合は、このモータ6の点と前記突子4bを螺杆4の先端に設けた以外の残余の点は、同一符号で示す通り第一実施例と同様なので説明は省略する。
一部を省略して示した正面図。 一部を省略して示した図1の側面図。 第二実施例の正面図。
符号の説明
1 主体フレーム
2 可動フレーム
3 移動体
4 螺杆
6 モータ
7 係合溝
8 固定支持部
11 アーム
15 係合溝
16 可動支持部
21 押圧縁
22 受圧縁
23 歯車伝達機構
28 作業体
29 連結ピン

Claims (2)

  1. パワーショベルのアーム先端に、装着具を介して作業体を一対の連結ピンにおいて着脱自在に取付ける装置であって、前記装着具の主体フレームの一側に前記一方の連結ピンを嵌め込む係合溝を設けた固定支持部を設け、他の一方の連結ピンを嵌め込む係合溝を設けた可動支持部を可動フレームに設け、該可動フレームをパワーショベルの前記アームに一端を回動自在に枢着したフレームの他の一端に回動自在に枢着して、前記固定支持部と前記可動支持部を相対向位置に配置し、前記主体フレームにモータと該モータを駆動源として正逆自在に回動する螺杆を、前記固定支持部と前記可動支持部とが対向する方向にして搭載し、該螺杆に螺合した移動体に円弧状の押圧縁を設け、該押圧縁が圧接する円弧状の受圧縁を前記可動フレームに設けると共に、該可動フレームに前記螺杆に対して直交する方向に突設したピンを、前記移動体の、前記螺杆に沿わせて突設した部片に設けた長孔に遊嵌させた、パワーショベル用作業体取付け装置。
  2. 螺杆の基端又は先端に工具を係止して該螺杆を回動させるボルト頭状の突子を設けた、請求項1記載のパワーショベル用作業体取付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018091090A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 株式会社田口クリエイト アタッチメント着脱装置
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