JP3134672U - 鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具 - Google Patents

鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な配筋箇所において正確な鉄筋かぶり厚を測定できる。
【解決手段】持ち手部大3と持ち手部小4を手に持ち、鉄筋コンクリート構造物を構築するための型枠の内面に型枠側基準部1を当て、目盛り側ガイド7と鉄筋側ガイド8に沿って徐々にスライドさせてかぶりを測定する最外縁鉄筋に鉄筋側測定部2を当てる。鉄筋かぶり厚さLは基準部かぶり寸法読み取り箇所マーク10もしくは持ち手部付近かぶり寸法読み取りマーク12が示す基準部目盛り9もしくは持ち手部付近目盛り11を読み取る。
【選択図】図1

Description

本考案は鉄筋コンクリート構造物もしくは鉄骨鉄筋コンクリート構造物を構築する際の型枠面と鉄筋との距離を測るための測定器具に関するものである。
鉄筋コンクリート構造物もしくは鉄骨鉄筋コンクリート構造物を築造する際、型枠内面と鉄筋最外縁との距離は「かぶり厚さ」で表現され、構造物完成後の耐久性を決定するための重要な意味を持つ。
型枠内面から測定するかぶり厚さは、従来巻尺等の物差しを用いて行うか、あるいは専用の測定定規を用いて行われている。専用の測定定規としては、実用新案登録第3078169号の「鉄筋かぶり厚測定定規」がある。
実用新案登録第3078169号
ところが、巻尺や専用の測定定規を用いた場合は、鉄筋の断面形状が丸いことをはじめとして、複雑な配筋の箇所においては型枠内面と最外縁鉄筋の正確な距離を読み取ることが困難であった。
本考案は、鉄筋かぶりの測定を正確に行うことができるとともに、計測時に読み値を手元にて確認することができる鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具を提供することを目的とする。
第1の考案は、型枠内面に当てる型枠側基準部とかぶりを測定する鉄筋に当てる鉄筋側測定部と器具を操作する持ち手部大と持ち手部小を備え、型枠側基準部を型枠内面に当てた状態で鉄筋側測定部を鉄筋の任意の位置にスライドさせることができ、型枠内面から測定点までの距離を鉄筋かぶり厚さとして示すことが出来る目盛りを備えていることである。
第2の考案は、型枠側基準部と鉄筋側測定部の根元から測定点までの腕の長さが60mmから150mmまでの範囲の長さをもつことである。腕の長さが長いことにより、太径鉄筋や束ねた鉄筋のかぶり厚さを測定する場合に測定操作をスムーズに行うことができる。
第3の考案は、鉄筋かぶり厚さとして表示する目盛りは基準部根元付近目盛りと持ち手部付近目盛りが設けられていることである。基準部根元付近目盛りは、測定部の同一線上が基準部かぶり寸法読み取り箇所マークと一致しており、測定値の確認を容易に行うことができる。持ち手部付近目盛りは、基準部根元付近目盛り箇所が鉄筋等で煩雑になっている場合でも測定値を持ち手部付近で読み取ることが出来る。
第4の考案は、型枠側基準部と基準部根元付近目盛りの先端部との水平離隔が0mmから15mmまでの範囲の離隔を持つことである。水平離隔を0mmから15mmまでの範囲にとることで、型枠側基準部が確実に型枠面に押し当てられていることを確認できる。
本考案により、鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さを測定するには、測定しようとするコンクリート型枠内面に型枠側基準部を当て、器具が鉄筋に対してほぼ直角となるように鉄筋側測定部を最外縁の鉄筋に当て、基準部かぶり寸法読み取りマークが示す基準部根元付近目盛りもしくは持ち手部付近かぶり寸法読み取り箇所マークが示す持ち手部付近目盛りを読み取ることで測定することができる。
この考案を実施する場面は、土木及び建築工事の鉄筋コンクリート構造物および鉄骨鉄筋コンクリート構造物を築造する過程において、鉄筋及び鉄骨を所定の位置に組み立て、コンクリートを打設するための型枠を所定の位置に建て込んだ際、型枠内面と最外縁鉄筋との距離が所定の離隔が確保されているかを確認する際に実施する。
実施の形態は、まず組立が完了した鉄筋上もしくは格子の内側から、型枠内面に向かって型枠側基準部1をかぶり測定方向に当て、持ち手部大3と持ち手部小4を持って鉄筋側測定部2を最外縁の鉄筋にスライドさせ、固定ネジ5を締めて一時固定し、基準部かぶり寸法読み取り箇所マーク10が示す基準部目盛り9を読み取るもしくは持ち手部付近かぶり寸法読み取り箇所マーク12が示す持ち手部付近目盛り11を読み取ることで鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定を行う。
実施するための最良の形態は、鉄筋組立完了後の鉄筋内の空間が限られている場合や型枠側に鉄筋が過密に配置されている場合に、型枠側基準部と鉄筋側測定部の根元から測定点までの腕の長さを利用したり、測定値を手元で読み取ることができることにある。
スライドさせる時は、持ち手部大3と持ち手部小4を手に持ち、目盛り側ガイド部7と鉄筋側ガイド部8に沿って移動させる。
スライドさせた時に、目盛り側ガイド7と鉄筋側ガイド8から持ち手部小4が外れることのないよう、外れ止め13を備える。
スライドさせる時に、固定ネジ5が妨げとならないようにスリット部6を備える。
本考案による鉄筋かぶり厚測定器具の全体を示す正面図 本考案による鉄筋かぶり厚測定手法を示す説明図
符号の説明
1 型枠側基準部
2 鉄筋側測定部
3 持ち手部大
4 持ち手部小
5 固定ネジ
6 スリット
7 目盛り側ガイド
8 鉄筋側ガイド
9 基準部目盛り
10 基準部かぶり寸法読み取り箇所マーク
11 持ち手部付近目盛り
12 持ち手部付近かぶり寸法読み取り箇所マーク
13 外れ止め
14 基準部根元付近目盛りの先端部
L 鉄筋かぶり厚さ
L1 根元から測定点までの腕の長さ
L2 水平離隔
P かぶり読み取り箇所
S 鉄筋
F 型枠

Claims (4)

  1. 鉄筋コンクリート構造物もしくは鉄骨鉄筋コンクリート構造物を構築する際の、型枠内面と鉄筋までの距離を測定するための鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具であって、型枠内面に当てる型枠側基準部(1)とかぶりを測定する鉄筋に当てる鉄筋側測定部(2)と器具を操作する持ち手部大(3)と持ち手部小(4)を備え、型枠側基準部(1)を型枠内面に当てた状態で鉄筋側測定部(2)を鉄筋の任意の位置にスライドさせることにより、型枠内面から測定点までの距離を鉄筋かぶり厚さ(L)として示すことができる目盛りを備えた鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具。
  2. 請求項1に記載した鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具において、型枠側基準部(1)と鉄筋側測定部(2)の根元から測定点までの腕の長さ(L1)が60mmから150mmまでの範囲の長さをもつことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具。
  3. 請求項1に記載した鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具において、鉄筋かぶり厚さとして表示する目盛りが基準部根元付近目盛り(9)と持ち手部付近目盛り(11)に設けられたことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具。
  4. 請求項1に記載した鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具において、型枠側基準部(1)と基準部根元付近目盛りの先端部(14)との水平離隔(L2)が0mmから15mmまでの範囲の離隔をもつことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物かぶり厚さ測定器具
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020160005A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 大和ハウス工業株式会社 かぶり寸法測定具
KR102640166B1 (ko) * 2023-06-19 2024-02-27 조영진 철근탐사기가 교량의 하부 거더를 용이하게 측정할 수 있도록 서포트해주는 장치

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