JP3134634B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3134634B2
JP3134634B2 JP05284291A JP28429193A JP3134634B2 JP 3134634 B2 JP3134634 B2 JP 3134634B2 JP 05284291 A JP05284291 A JP 05284291A JP 28429193 A JP28429193 A JP 28429193A JP 3134634 B2 JP3134634 B2 JP 3134634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー画像を得る複
写装置、プリンタ等のカラー画像形成装置に係り、特
に、像担持体上にトナー像等の可視像が担持される複数
の画像形成ユニットにて各色成分画像を順次形成し、こ
れらを像受容体に転写するようにした所謂タンデム型の
カラー画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のカラー画像形成装置として
は、例えば図14に示すように、感光ドラム211の周
囲に帯電器212、レーザ走査スキャナ等の露光デバイ
ス213、現像器214及びクリーナ215が配設さ
れ、感光ドラム211上の静電潜像がトナー現像される
例えば四色(ブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の
単色画像形成ユニット201〜204を有し、これらの
単色画像形成ユニット201〜204を転写搬送ベルト
205に沿って搬送すると共に、各画像形成ユニット2
01〜204に対向する転写搬送ベルト205部位には
夫々一次転写器216を配設し、感光ベルト211上に
形成された各色トナー像を夫々の転写器216を介して
転写搬送ベルト205に沿って搬送される記録用紙20
6に順次重ね転写するようにしたものが既に提供されて
いる(例えば特開昭59−155871号,特開昭62
−238587号公報)。
【0003】また、各単色画像形成ユニットにて形成さ
れた各単色トナー像を中間転写ベルトに一旦転写させた
後に、記録用紙に一括転写させるようにしたものも既に
提供されている(例えば実開昭59−192159
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したタ
イプにあっては、ブラック、イエロ、マゼンタ、シアン
の各色トナー像を形成するために、夫々感光ドラム等の
像担持体を始め、例えば電子写真用の各種デバイスを具
備した四つの単色画像形成ユニット201〜204が必
要であり、更に、これらのトナー像を記録用紙206に
順次転写させるために転写搬送ベルト205あるいは中
間転写ベルトが必要不可欠になってしまう。尚、転写搬
送ベルト205あるいは中間転写ベルトには、付着する
不要トナーを除去する目的で通常クリーナが付設され
る。
【0005】このようなタイプにおいては、設置スペー
スの嵩む感光ドラム等からなる単色画像形成ユニット2
01〜204が四つ並列に設置され、しかも、クリーナ
を付設した転写搬送ベルト205あるいは中間転写ベル
トが設置されることから、機械寸法が大きくなるばかり
か、機械重量も増加するために、フレームの剛性強度等
を十分配慮した構造が必要になってしまう。この結果、
カラー画像形成装置(マーキングシステム)が複雑化、
大型化したものになり、コスト的に嵩むものになるばか
りか、駆動対象となるドラム数、ベルト数が多く、これ
らに対する駆動モータの回転負荷が増え、しかも、各々
に設置されているクリーナ215負荷が増えることか
ら、全体の負荷トルクも大きくなり、通常の電源容量
(1.5KVA)での使用が困難になってしまうという
技術的課題が生ずる。
【0006】この発明は、以上技術的課題を解決するた
めに為されたものであって、装置自体の大型化、複雑
化、大容量化を解消し、低コストと省スペースを達成し
ながら、従前と同等の生産性を確保することができるカ
ラー画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1に示すように、各色成分に対応する複数の単色可視
像が担持される多色像担持体1と、この多色像担持体1
上に特定色の単色可視像を直接形成する特定色画像形成
手段2と、夫々単色像担持体4を有し、当該単色像担持
体4上に特定色を除く各色成分に対応する単色可視像を
形成する複数の単色画像形成ユニット3(例えば3a〜
3c)と、各単色画像形成ユニット3(3a〜3c)の
単色像担持体4上の単色可視像を多色像担持体1側へ転
写させる中間転写手段5と、多色像担持体1上に形成さ
れた複数の単色可視像を一括して像受容体7に転写させ
る一括転写手段6とを備えたカラー画像形成装置であっ
て、カラーモードM1及びカラーモードM1以外に特定色
モードM2が選択されるモード選択手段8と、このモー
ド選択手段8にてカラーモードM1が選択された場合に
は全体系を作動させ、一方、特定色モードM2が選択さ
れた場合には、各単色画像形成ユニット3及び中間転写
手段5を停止させ、多色像担持体1、特定色画像形成手
段2及び一括転写手段6を作動させるモード制御手段9
とを備えたものである。
【0008】このような技術的手段において、上記多色
像担持体1としては、ベルト状、ドラム状等適宜選定し
て差し支えないが、設置スペースの点からすればベルト
状のものが好ましい。そして、この多色像担持体1とし
ては、単色可視像を担持する機能に加えて、単色画像形
成ユニット3からの単色可視像を中間転写手段5を介し
て転写保持する機能が必要であり、この点で、単色像担
持体4と異なる。
【0009】また、上記特定色画像形成手段2は、単色
画像形成ユニット3の画像形成方式と必ずしも一致して
いる必要はなく、多色像担持体1上に直接特定色の単色
可視像を形成するものであれば、レーザ走査デバイス等
の露光デバイスやイオン流記録ヘッド等で形成された潜
像を特定色の現像器でトナー現像したり、あるいは、イ
ンクジェット記録ヘッドにて可視像を形成する等適宜選
定して差し支えない。そしてまた、この特定色画像形成
手段2の特定色としては、通常単色での使用頻度の高い
色であるブラックが選定されるが、必ずしもこれに限定
されない。更にまた、特定色画像形成手段2と単色画像
形成ユニット3との位置関係については、多色像担持体
1の進行方向に対して単色画像形成ユニット3の上流
側、下流側あるいはその中間部のいずれに配置しても差
し支えない。
【0010】更に、単色画像形成ユニット3としては、
ドラム状、ベルト状等の単色像担持体4上に単色可視像
を形成し得るものであれば、電子写真方式を始め各種の
画像形成方式を採用して差し支えない。
【0011】また、中間転写手段5としては、各単色画
像形成ユニット3の単色像担持体4上の単色可視像を多
色像担持体1へ転写させるものであれば、静電転写、熱
転写、加圧転写方式等適宜選定して差し支えなく、ま
た、レイアウトについては各単色画像形成ユニット3毎
に個々的に設けてもよいし、あるいは、一つのものを移
動させて共用するようにしてもよい。また、一括転写手
段6についても、多色像担持体1上の各単色可視像を像
受容体7側へ一括転写させるものであれば、静電転写、
熱転写、加圧転写方式等適宜選定して差し支えない。
【0012】また、本願におけるカラー画像形成装置の
動作モードとしては、基本的にカラーモードだけでも差
し支えないが、より使い勝手をよくするという観点から
すれば、カラーモードM1以外に特定色だけの特定色
(単色)モードM2をも選定できるようにすることが好
ましい。この場合においては、カラーモードM1以外に
特定色モードM2が選択されるモード選択手段8と、こ
のモード選択手段8にてカラーモードM1が選択された
場合には全体系を作動させ、一方、特定色モードM2が
選択された場合には、各単色画像形成ユニット3(3a
〜3c)及び中間転写手段5を停止させ、多色像担持体
1、特定色画像形成手段2及び一括転写手段6を作動さ
せるモード制御手段9とを具備させるようにすればよい
が、特定色モードM2選択時においては、例えば単色画
像形成ユニット3の単色像担持体4を空回りさせる等し
て単色画像形成ユニット3と多色像担持体1とが相互に
干渉しないように配慮することが必要である。
【0013】更に、カラーモードM1と特定色モードM2
とを選択できるタイプにおいて、処理効率をより向上さ
せるという観点からすれば、特定色画像形成手段2とし
て可視像形成速度が選択的に可変設定されるものを用
い、モード制御手段9が特定色モードM2選択時に多色
像担持体1及び特定色画像形成手段2をカラーモードM
1選択時よりも高速で作動させるようにすることが好ま
しい。
【0014】
【作用】上述したような技術的手段によれば、例えば図
1に示すように、多色像担持体1の進行方向に対して各
単色画像形成ユニット3(3a〜3c)の下流側に特定
色画像形成手段2が配置されているものを例に挙げる
と、特定色画像形成手段2は、多色像担持体1上に直接
特定色の単色可視像を形成する。一方、各単色画像形成
ユニット3(3a〜3c)は夫々単色像担持体4上に夫
々所定の単色可視像を形成した後に、中間転写手段5が
各単色画像形成ユニット3の単色像担持体4上の単色可
視像を所定のタイミング(特定色の単色可視像が中間転
写部位を通過するタイミング)で多色像担持体1側に多
重転写(一次転写)する。この状態において、多色像担
持体1上には各色成分(特定色及び単色画像形成ユニッ
トの各色成分)の単色可視像が順次重ね形成されること
になり、これらの重ね可視像が一括転写部位を通過する
タイミングにおいて、一括転写手段6は重ね可視像を像
受容体7側へ一括転写(二次転写)する。
【0015】また、カラーモードM1以外に特定色モー
ドM2が選択されるタイプにあっては、モード選択手段
8にてカラーモードM1が選択された場合にはモード制
御手段9が全体系を作動させるので、上述したカラー画
像形成工程が行われる。一方、モード選択手段8にて特
定色モードM2が選択された場合には、モード制御手段
9は各単色画像形成ユニット3(3a〜3c)及び中間
転写手段5を停止させ、多色像担持体1、特定色画像形
成手段2及び一括転写手段6を作動させるので、特定色
の単色可視像のみが多色像担持体1上に形成され、像受
容体7に転写される。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。 ◎実施例1 図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
例1を示す。同図において、符号21〜24は例えばブ
ラック、イエロ、マゼンタ、シアンの色成分トナー像を
形成する#1〜#4の画像形成ユニットである。
【0017】この実施例において、上記#1画像形成ユ
ニット21は、駆動ロール32と従動ロール33との間
に掛け渡されて縦方向に沿って循環回転する縦型の感光
ベルト(本願発明の多色像担持体に相当)31を有す
る。尚、この感光ベルト31は後述する#2〜#4画像
形成ユニット22〜24の感光ベルト51よりも長尺に
形成されている。この感光ベルト31の周囲には、当該
感光ベルト31の回転方向に沿って、帯電器34、ブラ
ック系現像器35、上記#2〜#4画像形成ユニット2
2〜24、転写器36、クリーナ37が配設されてい
る。より具体的に述べると、上記帯電器34は、感光ベ
ルト31の従動ロール33に対向配置される例えばコロ
トロンで構成されており、感光ベルト31を表面側から
帯電する。また、ブラック系現像器35は、感光ベルト
31における後述するROS光学系25からの露光ポイ
ントP1の下流側に設けられ、ROS光学系25にて形
成されたブラック用静電潜像をブラックトナーにて現像
する。更に、転写器(本願発明の一括転写手段に相当)
36は、感光ベルト31の駆動ロール32部位を転写ポ
イントTとして対向配置されて所定のバイアスが印加さ
れるバイアス転写ロールからなり、紙送り系40にて搬
送される記録用紙(本願発明の像受容体に相当)41に
感光ベルト31上の各色成分トナー像を一括転写する。
更にまた、クリーナ37は感光ベルト31上の残留トナ
ーを除去する。尚、この実施例においては、帯電器3
4、ROS光学系25及びブラック系現像器35が本願
発明の特定色画像形成手段に相当する。
【0018】また、#2〜#4画像形成ユニット(本願
発明の単色画像形成ユニットに相当)22〜24は、夫
々駆動ロール52と従動ロール53との間に掛け渡され
て横方向に循環回転する感光ベルト(本願発明の単色像
担持体に相当)51を有し、各感光ベルト51の従動ロ
ール53部位が転写ポイントT2〜T4として感光ベルト
31に近接配置されている。そして、各感光ベルト51
の周囲には、当該感光ベルト51を帯電するコロトロン
等の帯電器54、後述するROS光学系25からの各色
成分静電潜像を対応するイエロトナー(マゼンタトナ
ー,シアントナー)で現像するイエロ系(マゼンタ系,
シアン系)現像器55、感光ベルト51上の残留トナー
を除去するクリーナ56が配設されている。
【0019】更に、図2において、画像処理系26は、
例えば図示外の原稿読取スキャナにて読取ったフルカラ
ー原稿情報を各色成分信号に分解処理し、夫々の信号を
画像メモリ27に格納しておくと共に、所定のタイミン
グでROS光学系25に各色成分信号を送出する。この
ROS(Raster Output Scannorの略)光学系25は、
例えば各色成分毎に別系統の半導体レーザ及びその走査
光学系からなるものであり、画像処理系26からのタイ
ミング信号に同期して画像メモリ27から読み出された
各色成分信号に応じた光信号を照射し、ミラー28を介
して各感光ベルト31,51の各露光ポイントP1〜P4
に導くようになっている。
【0020】また、この実施例においては、図2及び図
3(a)に示すように、上記#2〜#4画像形成ユニッ
ト22〜24の転写ポイントT2〜T4に対応する感光ベ
ルト31の裏面側にはコロトロン等の転写器(本願発明
の中間転写手段に相当)57〜59が夫々配設されてお
り、この転写器57〜59に対向する感光ベルト51の
従動ロール53は転写器57〜59の対向ロールとして
接地されている。
【0021】そしてまた、上記各感光ベルト51は、特
に図3(b)に示すように、表面側に感光層(例えば電
荷輸送層及び電荷発生層からなるOPC有機感光層)5
11、裏面側に導電層512を有する2層構造である
が、感光ベルト31は、裏面側から転写電界を与え、ブ
ラック以外のトナーを転写させる必要性から、表面側に
感光層311、その裏面側に導電層312を有すること
に加えて、導電層312の裏面側に絶縁性のベース層3
13を有する3層構造であり、これによって、導電層3
12で電荷を逃がすことなく転写電界を生成し得るので
ある。尚、符号50は感光ベルト51と感光ベルト31
との間に確保される所定ギャップの空気層であり、この
実施例では記録用紙41が通過し得る程度(100μm
以内)でよく、接触していても両感光ベルト51,31
が相対的に回転して速度差を生じなければ問題はない。
【0022】また、上記紙送り系40は、図示外の給紙
カセット内の記録用紙41を搬送ロール42で転写ポイ
ントTへと搬送し、転写ポイントTを通過した記録用紙
41を搬送ベルト43を介して加熱定着ロール等の定着
器44へと搬送するものである。
【0023】更に、この実施例に係るカラー画像形成装
置のプロセス制御系を図4に示す。同図において、符号
60はカラーモード若しくは白黒モードのいずれかのモ
ードを選択するモードセレクタであり、モードセレクタ
60にてカラーモードM1が選択されると、カラーモー
ド制御系61が働き、紙送り系40、ROS光学系2
5、#1〜#4画像形成ユニット21〜24、#1〜#
4転写器36、57〜59を作動させる。一方、モード
セレクタ60にて白黒モードM2が選択されると、白黒
モード制御系62が働き、ROS光学系25のブラック
以外の色成分画像形成部分、#2〜#4画像形成ユニッ
ト22〜24、#2〜#4転写器57〜59を停止さ
せ、紙送り系40、ROS光学系25のブラック画像形
成部分、#1画像形成ユニット21、#1転写器36の
みを作動させる。
【0024】次に、この実施例に係るカラー画像形成装
置の作動について説明する。先ず、カラーモード制御系
61の処理内容について説明する。今、図示外の原稿読
取スキャナにてカラー原稿が読取られたとすると、フル
カラー画像情報が画像処理系26に取り込まれ、各色成
分信号に分解処理された後に画像メモリ27に格納され
る。これと同時に、#1〜#4画像形成ユニット21〜
24の感光ベルト31、51がクリーニングされた後に
帯電され、この状態において、ROS光学系25は、画
像メモリ27に格納されている各色成分信号を順次読み
出し、#1画像形成ユニット21の露光ポイントP1へ
最初にブラック画像成分に対するビームを照射し、以
後、所定の間隔をおいて#2〜#4の画像形成ユニット
22〜24の露光ポイントP2〜P4へイエロ画像成分、
マゼンタ画像成分、シアン画像成分に対するビームを照
射し、各感光ベルト31、51上に各色成分の静電潜像
を形成する。
【0025】この後、感光ベルト31上に形成されたブ
ラック静電潜像はブラック系現像器35にてブラックト
ナー現像され、また、#2〜#4画像形成ユニット22
〜24では、感光ドラム51上に形成されたイエロ静電
潜像(マゼンタ静電潜像、シアン静電潜像)がイエロ系
(マゼンタ系、シアン系)現像器55にて各色トナー現
像される。そして、上記感光ドラム31の循環回転に伴
ってブラックトナー像が転写ポイントT2に到達する
と、#2転写器57が作動し、#2画像形成ユニット2
2の感光ドラム51上のイエロトナー像が感光ベルト3
1上のブラックトナー像上に重ね転写される。この後、
ブラックトナー像及びイエロトナー像が転写ポイントT
3に到達すると、#3転写器58が作動し、#3画像形
成ユニット23の感光ドラム51上のマゼンタトナー像
が感光ベルト31上のブラックトナー像、イエロトナー
像上に重ね転写される。更に、感光ドラム31上の各色
トナー像が転写ポイントT4に到達すると、#4転写器
59が作動し、#4画像形成ユニット24の感光ドラム
51上のシアントナー像が感光ドラム31上の既設の色
トナー像上に重ね転写される。この段階において、4層
のトナー像が感光ベルト31上に形成されることにな
り、この4層のトナー像が転写ポイントTに到達する
と、#1転写器36が作動し、紙送り系40にて搬送さ
れた記録用紙41に4層のトナー像が一括転写され、転
写された記録用紙41は搬送ベルト43を経由して定着
器44に進入し、排出される。
【0026】次に、白黒モード制御系62の処理内容に
ついて説明する。先ず、#1画像形成ユニット21の感
光ベルト31がクリーニングされた後に、帯電器34に
て帯電され、その後、ROS光学系25にてブラック画
像部分に対応するビームが感光ベルト31の露光ポイン
トP1に照射されて感光ベルト31上にブラック静電潜
像が形成される。この後、感光ベルト31上に形成され
たブラック静電潜像はブラック系現像器35にてブラッ
クトナー現像され、このブラックトナー像が感光ベルト
31の循環回転に伴って転写ポイントTへ搬送される。
このとき、#2〜#4画像形成ユニット22〜24及び
#2〜#4転写器57〜59は停止状態にあり、各感光
ベルト51は感光ベルト31に対して空回転するように
なっていることから、感光ベルト31上のブラックトナ
ー像が#2〜#4画像形成ユニット22〜24通過時に
破壊されることはなく、転写ポイントTへ到達する。こ
の段階において、#1転写器36が作動し、感光ベルト
31上のブラックトナー像が記録用紙41に一括転写さ
れ、当該記録用紙41は定着器44を経て排出される。
このような画像形成サイクルによる生産性は、図14に
示す従前のシステムと同等である。
【0027】また、この実施例においては、白黒モード
選択時には、上記#2〜#4画像形成ユニット22〜2
4の感光ベルト51は#1画像形成ユニット21の感光
ベルト31の移動動作に対して空回転するようになって
いるが、積極的に両感光ベルト51,31の接触による
干渉を防止するようにしてもよい。具体的には、感光ベ
ルト31は白黒モードM2選択時には感光ベルト51と
1〜3mm程度離間させておき、カラーモードM1が選
択された時に感光ベルト31の裏面に設置されたベルト
押し上げ部材を作動させ、感光ベルト31と感光ベルト
51とを接触配置させるようにすればよい。尚、上記ベ
ルト押し上げ部材の具体例としては、例えば図5に示す
ように、ソレノイドアクチュエータ65の進退動に応じ
て回動するアーム66の先端に弾性フィルム67を幅方
向に沿って平行に配置すると共に、弾性復帰スプリング
68で弾性フィルム67を後退方向へ付勢し、ソレノイ
ドアクチュエータ65のロッド後退時に回動アーム66
を介して弾性フィルム67を弾性復帰スプリング68に
抗して感光ベルト31側へ押し付け、感光ベルト31を
押し上げる構造のものを始め適宜選定することが可能で
ある。
【0028】◎実施例2 図6はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
例2を示す。同図において、カラー画像形成装置の基本
的構成は実施例1と略同様である(実施例1と同様な構
成要素については実施例1と同様な符号を付してここで
はその詳細な説明を省略する)が、実施例1と異なり、
#1画像形成ユニット21は、駆動ロール32と従動ロ
ール33との間に掛け渡される縦型の誘電ベルト(本願
発明の多色像担持体に相当)71を有し、特に、この実
施例では、上記誘電ベルト71としては、ポリエチレン
テレフタレート75μm厚のものを使用した。
【0029】また、#1画像形成ユニット21の潜像書
き込みデバイスとしてはイオン流ヘッド72が用いら
れ、画像処理系26からブラック画像に対応する信号が
供給され、イオン照射ポイントP1に画像信号に応じた
イオン流を照射する。また、画像処理系26は、ブラッ
ク以外の色成分画像に対応する信号をROS光学系25
に供給し、ROS光学系25は#2〜#4画像形成ユニ
ット22〜24の露光ポイントP2〜P4にブラック以外
の色成分画像に対応する信号に基づくビームを照射す
る。尚、この実施例では、イオン流ヘッド72及びRO
S光学系25はいずれも400dpiの分解能を持ち、
ROS光学系25のビームの使用波長は例えば780n
mであり、#2〜#4画像形成ユニット22〜24の感
光ベルト51としては同波長に感度のあるOPCを用い
た。
【0030】更に、この実施例で用いられるカラー画像
形成装置のプロセス制御系を図7に示す。同図におい
て、プロセス制御系の基本的構成は、実施例1と略同様
に、カラーモード制御系61にて全体系を作動させ、白
黒モード制御系62にて紙送り系40、イオン流ヘッド
72、#1画像形成ユニット21、#1転写器36のみ
を作動させるものであるが、実施例1と異なり、カラー
モードM1か白黒モードM2かによってプロセス速度(速
度信号v1,v2)を切換る速度切換回路63が設けられ
ている。
【0031】この実施例において、上記速度切換回路6
3は、紙送り系40、イオン流ヘッド72、#1画像形
成ユニット21、#1転写器36に対するプロセス速度
を切換えるものであり、カラーモードM1選択時には通
常速度v1に切換え、白黒モードM2選択時には高速速度
v2に切換るようになっている。尚、#2〜#4画像形
成ユニット22〜24を始めとする他の要素はカラーモ
ードM1に対応したプロセス速度で動作するようになっ
ている。
【0032】また、この実施例で用いられる速度切換回
路63の具体例としては、例えば図8(a)に示すよう
に、モードセレクタ60からのセレクト信号STに基づ
いて速度信号v1,v2をデータセレクタ631で切換え
選択するようにしたり、あるいは、図8(b)に示すよ
うに、モードセレクタ60からのセレクト信号STをC
PU632で判断し、セレクト信号STに応じた分周比
信号を出力し、この分周比信号に基づいてラッチ633
及びカウンタ634の分周比を決定し、この分周比に応
じた速度信号v1,v2を切換え選択するようにするもの
が挙げられる。
【0033】次に、この実施例に係るカラー画像形成装
置の作動について説明する。先ず、カラーモードM1選
択時について説明すると、実施例1と略同様な画像形成
過程を経て、誘電ベルト71上にブラックトナー像が直
接形成され、イエロトナー像、マゼンタトナー像及びシ
アントナー像がブラックトナー像の上に順次重ね転写さ
れ、この後、4層のトナー像が#1転写器(バイアス転
写ロール)36にて記録用紙41に一括転写される。こ
こで、誘電ベルト71の駆動ロール32径をφ30、ま
た、感光ベルト51の駆動ロール52径もφ30とし、
#2〜#4の画像形成ユニット22〜24の各転写ポイ
ントT2〜T4間ピッチを120mmという条件下で、カ
ラーモードM1を実行したところ、160mm/sのプ
ロセス速度で、JISA4判横置きにて40枚/分を得
ることができた。
【0034】また、#2〜#4転写器57〜59の印加
電圧として#2=4KV,#3=5.5KV,#4=
6.5KVとしたところ、十分な高画質が得られること
が確認された。この点、図14に示す比較例において
は、#4の転写器として大体8〜10KVの印加電圧を
必要としていたのに比べると、電源電圧を低減できる
分、ローコスト、ローパワーを実現することが可能にな
る。
【0035】次に、白黒モードM2選択時について説明
する。白黒モードM2選択時においては、帯電された誘
電ベルト71上にイオン流ヘッド72にてブラック静電
潜像が形成され、ブラック系現像器35にてブラックト
ナー現像された後に、当該ブラックトナー像が転写ポイ
ントTに到達した時点で#1転写器(バイアス転写ロー
ル)にて記録用紙41に転写される。このとき、速度切
換回路63が紙送り系40、イオン流ヘッド72、#1
画像形成ユニット21、#1転写器36のプロセス速度
を高速速度v2に切り換えるので、カラーモードM1選択
時よりも画像形成処理速度が高速になる。
【0036】より具体的に述べると、白黒モードM2選
択時には、400mm/sのプロセス速度で、JIS規
格A4判横置きにて約100枚/分の高速処理が可能に
なることが確認された。ここで、画像処理系26の処理
としてはブラック画像データのみであり、他の色成分の
データ処理が不要になることから、フルカラー時に比べ
て約4倍の処理が可能であり、フルカラー時の2.5倍
のプロセス速度に対しては十分対応できた。また、イオ
ン流ヘッド72の記録速度の変更については、所定の性
能の範囲内においてタイミング制御の変更により容易に
対応できた。更に、#1現像器(ブラック系現像器)3
5は、#2〜#4現像器55に比べて約2.5倍の処理
能力が必要になるため、#2〜#4現像器55よりも多
くの容量を必要とする。更にまた、#1転写器(バイア
ス転写ロール)については、トナー層が1層となるた
め、高速の場合でも、バイアス電圧をフルカラー時の
1.5倍にするだけで十分な転写効率が得られた。以上
から、各種制御パラメータの変更とブラック系現像器3
5の大容量化のみで、白黒プリントの高速化に対応する
ことができた。
【0037】尚、実施例1においても、実施例2と同様
に、カラーモードM1と白黒モードM2との間で記録速度
を可変設定することは可能であるが、実施例1で実現し
ようとする場合には、ROS光学系25のブラック画像
部分について、半導体レーザの照射タイミング及び走査
光学系であるポリゴンミラーの回転等を変化させ、書込
み速度を変化させることが必要になるため、本実施例の
方が実現し易い。
【0038】◎実施例3 図9はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
例3を示す。同図において、カラー画像形成装置の基本
的構成は実施例1と略同様であるが、実施例1と異な
り、#2〜#4の画像形成ユニット22〜24が感光ド
ラム81を具備しているものであり、実施例1に比べ
て、より装置の小型化が実現される。尚、実施例1と同
様な構成要素については実施例1と同様な符号を付して
ここではその詳細な説明を省略する。また、本実施例の
変形例として、#1画像形成ユニット21の感光ベルト
31をドラムで構成するようにしてもよい。
【0039】◎実施例4 図10はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実
施例4を示す。同図において、カラー画像形成装置の基
本的構成は実施例1と略同様であるが、実施例1と異な
り、#1画像形成ユニット21の露光ポイントP1及び
ブラック系現像器35が感光ベルト31の回転方向に対
し#2〜#4画像形成ユニット22〜24の下流側に配
置されている。尚、実施例1と同様な構成要素について
は実施例1と同様な符号を付してここではその詳細な説
明を省略する。このタイプによれば、カラーモード時に
は、#2〜#4の画像形成ユニット22〜24で形成さ
れた各色成分トナー像が感光ベルト31上に順次重ね転
写され、この3層のトナー像の上にブラックトナー像が
重ね形成され、4層のトナー像が#1転写器36にて記
録用紙41に転写される。
【0040】◎実施例5 図11はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実
施例5を示す。同図において、カラー画像形成装置は、
上述した各実施例と異なり、画像メモリ27を具備して
いない。このため、画像処理系26は入力画像データを
順次処理し、ストックすることなく各色成分信号を次々
にROS光学系25へ転送し、ROS光学系25にて各
露光ポイントP1〜P4へ各色成分信号に応じたビームを
同時に照射する。このとき、図11及び図12に示すよ
うに、#1感光ベルト31の露光ポイントP1と転写ポ
イントT2との間のスパンは#2感光ベルト51の露光
ポイントP2と転写ポイントT2との間のスパンに対応
し、また、#1感光ベルト31の露光ポイントP1と転
写ポイントT3との間のスパンは#3感光ベルト51の
露光ポイントP3と転写ポイントT3との間のスパンに対
応し、更に、#1感光ベルト31の露光ポイントP1と
転写ポイントT4との間のスパンは#4感光ベルト51
の露光ポイントP4と転写ポイントT4との間のスパンに
対応するように設定されている。従って、ROS光学系
25から4色のビームが同時に照射されたとしても、露
光ポイントPと転写ポイントとの距離を調整することに
より、感光ベルト31上に各色成分トナー像が順次重ね
転写される。
【0041】◎実施例6 図13はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実
施例6を示す。尚、上記各実施例と同様な構成要素につ
いては上記各実施例と同様な符号を付してここではその
詳細な説明を省略する。同図において、#1画像形成ユ
ニット21は、上記各実施例と異なり、一つの駆動ロー
ル92と二つの従動ロール93,94との間に掛け渡さ
れる横型の感光ベルト90を有し、この感光ベルト90
の周囲に帯電器34、ブラック系現像器35、#2〜#
4画像形成ユニット22〜24、転写器36、クリーナ
37を配設したものである。また、#2〜#4画像形成
ユニット22〜24の基本的構成は縦置きの感光ベルト
95を備えている点を除いて上記各実施例と略同様であ
る。更に、この実施例において、上記転写器36は感光
ベルト91の水平部の下側に位置する駆動ロール92に
対向配置するものであり、上記紙送り系40及び定着器
44は感光ベルト91の下方側スペースを利用して設け
られ、記録用紙41は転写器36を通過した後に搬送ベ
ルト43を介して定着器44へ搬送される。従って、こ
の実施例においても、感光ベルト91上に各色成分トナ
ー像が順次重ね形成され、#1転写器36にて記録用紙
41に一括転写される。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1〜3
いずれかに記載の発明によれば、特定色成分の画像形成
ユニットの多色像担持体の周囲に、他の色成分の単色画
像形成ユニットを配設し、各単色画像形成ユニットの単
色可視像を多色像担持体へ一旦中間転写させた後に像受
容体に一括転写させるようにしたので、従前の所謂タン
デム型のカラー画像形成装置においては、各色成分の画
像形成ユニットからなるサブシステムを転写ベルトや中
間転写ベルト等の周囲に配設するという構造に比べ、一
つのサブシステムを省略することができる。このため、
一つのサブシステムが省略される分だけ、装置スペース
及び装置負荷が少なくなり、その分、従前の生産性を維
持しながら、小型化、コストの低廉化、電源容量の低減
を図ることができ、装置の簡素化を実現することができ
る。
【0043】特に、本件発明によれば、作像モードに必
要な構成要素のみを作動させるようにしたので、フルカ
ラー画像のみならず、特定色画像をも効率的に形成する
ことが可能になる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、作像モードに必要な構成要素のみを作動させ、か
つ、特定色モード選択時には特定色画像の形成速度を高
速に切り換えるようにしたので、特定色モード選択時に
おいて特定色画像を高速に形成することができる。更
に、請求項3記載の発明によれば、特定色モードが選択
された場合には、各単色画像形成ユニット及び中間転写
手段を停止させ、単色画像形成ユニットと多色像担持体
とを非接触配置した状態で、多色像担持体、特定色画像
形成手段及び一括転写手段を作動させるようにしたの
で、特定色モードが選択された際の単色画像形成ユニッ
トと多色像担持体との間の干渉をより確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るカラー画像形成装置の構成を
示す説明図である。
【図2】 実施例1に係るカラー画像形成装置の構成を
示す説明図である。
【図3】 (a)は実施例1に係る#2〜#4画像形成
ユニットの転写部構造を示す説明図、(b)は実施例1
に係る#2〜#4画像形成ユニットの感光ベルト及び#
1画像形成ユニットの感光ベルトの構造を示す拡大説明
図である。
【図4】 実施例1に係るカラー画像形成装置のプロセ
ス制御系を示すブロック図である。
【図5】 実施例1に係る#1画像形成ユニットの感光
ベルトの支持構造の変形例を示す詳細図である。
【図6】 実施例2に係るカラー画像形成装置の構成を
示す説明図である。
【図7】 実施例2に係るカラー画像形成装置のプロセ
ス制御系を示すブロック図である。
【図8】 実施例2で用いられる速度切換回路の具体例
を示す説明図である。
【図9】 実施例3に係るカラー画像形成装置の構成を
示す説明図である。
【図10】 実施例4に係るカラー画像形成装置の構成
を示す説明図である。
【図11】 実施例5に係るカラー画像形成装置の構成
を示す説明図である。
【図12】 実施例5に係る各露光ポイントと転写ポイ
ントとの位置関係を示す説明図である。
【図13】 実施例6に係るカラー画像形成装置の構成
を示す説明図である。
【図14】 従来に係るカラー画像形成装置の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…多色像担持体,2…特定色画像形成手段,3(3a
〜3c)…単色画像形成ユニット,4…単色像担持体,
5…中間転写手段,6…一括転写手段,7…像受容体,
8…モード選択手段,9…モード制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 紀文 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 笠間 稔 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 中山 信行 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 野口 武史 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 神崎 健治 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 小林 健一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−293263(JP,A) 特開 平5−53407(JP,A) 特開 平3−75670(JP,A) 特開 平4−93860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色成分に対応する複数の単色可視像が
    担持される多色像担持体と、この多色像担持体上に特定
    色の単色可視像を直接形成する特定色画像形成手段と、
    夫々単色像担持体を有し、当該単色像担持体上に特定色
    を除く各色成分に対応する単色可視像を形成する複数の
    単色画像形成ユニットと、各単色画像形成ユニットの単
    色像担持体上の単色可視像を多色像担持体側へ転写させ
    る中間転写手段と、多色像担持体上に形成された複数の
    単色可視像を一括して像受容体に転写させる一括転写手
    段とを備えたカラー画像形成装置であって、カラーモー
    ド及びカラーモード以外に特定色モードが選択されるモ
    ード選択手段と、このモード選択手段にてカラーモード
    が選択された場合には全体系を作動させ、一方、特定色
    モードが選択された場合には、各単色画像形成ユニット
    及び中間転写手段を停止させ、多色像担持体、特定色画
    像形成手段及び一括転写手段を作動させるモード制御手
    段とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 特定色画像形成手段は可視像形成速度が選択的に可変設
    定されるものであり、モード制御手段は特定色モード選
    択時に多色像担持体及び特定色画像形成手段をカラーモ
    ード選択時よりも高速で作動させることを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、 モード制御手段は、特定色モードが選択された場合に
    は、各単色画像形成ユニット及び中間転写手段を停止さ
    せ、単色画像形成ユニットと多色像担持体とを非接触配
    置した状態で、多色像担持体、特定色画像形成手段及び
    一括転写手段を作動させるものであることを特徴とする
    カラー画像形成装置。
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