JP3134289U - 空調ダクト継ぎ手部 - Google Patents

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貴裕 加藤
聖 榊原
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Abstract

【課題】中を流れる冷気或いは熱気の温度が外気に影響されにくい、結露が起きにくい空調ダクト継ぎ手部を提供する。
【解決手段】少なくとも1個の入口開口31と出口開口32a、32bとを有し、無機繊維集合体が圧着状態とされた主材を中心材とし、その両面に内側表皮材及び外側表皮材を備える断熱板材2で構成された箱体3と、入口開口31に一端が接合され、断熱板材2で形成された筒状の入口部4と、出口開口に一端が接合され、断熱板材2で形成された筒状の出口部5a、5bと、を有することを特徴とする空調ダクト継ぎ手部。
【選択図】図5

Description

本発明は、空調設備の配管に使用される空調ダクト継ぎ手部に関する。
従来の空調ダクト継ぎ手部を図13に示す。従来の空調ダクト継ぎ手部(50)は、断面を斜線でハッチングしているように金属板材で構成された円筒の一端部の開口が入口部(第1接続孔51h)で、他端部が絞られて複数の出口部(第2接続孔52h)を成している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−72293号公報
上記従来の空調ダクト継ぎ手部は、熱伝導率の高い金属板材で構成されているため、中を流れる冷気或いは熱気の温度が外気に影響されてしまう。すなわち、冷気の場合は、外気からの熱伝導で温度が上昇し、熱気の場合は、外気に熱が逃げてしまう。
また、金属板材は、吸湿性ないため、結露し易く、結露により、カビが発生したり、腐食したりする。
通常、空調ダクトは天井や壁に取り付けられるが、従来の継ぎ手は、円筒状であるため、取付が不安定である。
本考案は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、中を流れる冷気或いは熱気の温度が外気に影響されにくい、結露が起きにくい空調ダクト継ぎ手部を提供することを課題とする。
課題を解決するためになされた請求項1に係る考案は、少なくとも1個の入口開口と少なくとも1個の出口開口とを有し、無機繊維集合体が圧着状態とされた主材を中心材とし、その両面に内側表皮材及び外側表皮材を備える断熱板材で構成された箱体と、前記入口開口に一端が接合され、上記断熱板材で形成された筒状の入口部と、前記出口開口に一端が接合され、上記断熱板材で形成された筒状の出口部と、を有することを特徴とする空調ダクト継ぎ手部である。
本考案の空調ダクト継ぎ手部は、無機繊維集合体が圧着状態とされた主材を中心材とし、その両面に内側表皮材及び外側表皮材を備える断熱板材で形成されるので、中を流れる冷気或いは熱気の温度が外気に影響されにくく、結露が起きにくい。
また請求項2に係る考案は請求項1に記載の考案であって、前記内側表皮材が不織布を含み、前記外側表皮材が繊維付金属箔を含む。
内側表皮材が不織布であるので、内側への結露が一層抑制される。また、外側表皮材が繊維付金属箔であるので、輻射による熱の移動が抑制され、継ぎ手部の内気と外気との熱的遮断性が一層良好となる。
また請求項3に係る考案は請求項1又は2に記載の考案であって、前記入口部及び前記出口部の他端外周に凸部を有する。
管状フレックス空調ダクトを本発明の継ぎ手部で繋ぐ際、入口部と出口部の外径に略等しい内径のダクトに入口部と出口部を挿入してオーバラップ部を締め付けバンドで締め付けて固定するが、入口部と出口部の他端外周に凸部を有するので、入口部と出口部がダクトから抜けることがない。
本考案の空調ダクト継ぎ手部は、無機繊維集合体が圧着状態とされた主材を中心材とし、その両面に内側表皮材及び外側表皮材を備える断熱板材で形成されるので、継ぎ手部の内気と外気の熱的遮断性が良好で、結露が生じにくい。
本考案の空調ダクト継ぎ手部を図面を参照して説明する。
図1は、本考案の実施の形態による空調ダクト継ぎ手部を示す斜視図である。図2は、図1の空調ダクト継ぎ手部の外観写真である。図3は、図1に示す空調ダクト継ぎ手部の平面図である。図4は、図3におけるA矢視図である。図5は、図4のA−A線断面の端面図である。図6は、図5の一点鎖線円内の拡大図である。図7は、図5の点線円内の拡大図である。
空調ダクト継ぎ手部1は、入口開口31と出口開口32a、32bを備える断熱板材2で構成された箱体3と、入口開口31に一端が接合され、断熱板材2で形成された筒状の入口部4と、出口開口32a、32bに一端が接合され、断熱板材2で形成された筒状の出口部5a、5bと、を有している(図1〜図5参照。)。入口開口31への入口部4の接合及び出口開口32a、32bへの出口部5a、5bの接合は、例えば、接着剤で行われる。
箱体3、入口部4、及び出口部5a、5bを形成する断熱板材2は、図6と図7に示すように、無機繊維集合体が圧着状態とされた中心材21と、内側表皮材22と、外側表皮材23とを有している。
中心材21は、例えば、ガラス繊維集合体又はロック繊維集合体を例えばフェノール樹脂による接着剤で各繊維を接着及び圧着し、硬質性を持たせたものである。箱体3を構成する断熱材2の中心材21の密度と厚さは、剛性を高くし断熱性を高めるために、例えば、144kg/m3、9mmに設定された。入口部4及び出口部5a、5bを形成する断熱材2の中心材31は、剛性を高くする必要がないので、後述するようにダクトとの連結性を良好にするため、例えば、密度と厚さが96kg/m3、12.5mmに設定された。
箱体3の剛性が高く、入口部4及び出口部5a、5bが接合されていない面(例えば、上面或いは入口部4が接合されている面に対向する面)が平面であるので、天井、壁或いは建物の固定部材に確実に固定することができる。
内側表皮材22は、中心材21を被覆し繊維の剥がれを防止できれば、どんな材料でもよい。耐熱性や結露防止の点でガラス不織布が望ましい。色は、白が望ましい。輻射率が小さいので、外気が輻射伝熱で中を流れる気流に伝わらないようにできる。暖房用ダクト継ぎ手部の場合は、黒が望ましい。輻射率が大きいので、中を流れる気流の温度低下を防止することができる。また、中の汚れが目立たないという利点もある。内側表皮材22は、中心材21に例えば接着剤で接着される。
外側表皮材23は、金属箔231に繊維232が付いたもので、中心材21を被覆し繊維の剥がれを防止すると共に、輻射による熱の流れを遮断する。金属箔231は、鏡面反射率が高く、酸化し難い金属材料が望ましく、金が最適であるが、コストの点でアルミニウムが好ましい。厚さは、例えば25μm程度である。繊維232としては、耐熱性、難燃性の点からガラス繊維が望ましい。外側表皮材23は、繊維232と中心材21の間を例えば接着することで中心材21と接合される。
次に、本考案の変形態様について説明する。図8は、変形態様の空調ダクト継ぎ手部1の平面図である。本変形態様の空調ダクト継ぎ手部1は、一つの入力部4と、三つの出力部5a、5b、5cを備えている。したがって、空調ダクトを3分岐することができる。また、箱体3の上面と下面には入力部或いは出力部が接合されていないので、この面を使って天井や壁に取り付けることができる。
図9は、別の変形態様の空調ダクト継ぎ手部1の斜視図である。本変形態様の空調ダクト継ぎ手部1は、箱体3の上面がなく、この部位が入口開口31をなし、空調機の噴き出し口に取り付けられるので、筒状の入口部4を省略できる。本変形態様の空調ダクト継ぎ手部1は、箱体3の両側の面に出口部5a、5bを、下面に三つの出口部5c−1、5c−2、5c−3を備えている。なお、図中の矢印は、気流方向を示す。
図10は、別の変形態様の空調ダクト継ぎ手部1の正面図であり、図11は、図10のA−A線断面の端面図である。図12は、図11の出口部5aに分岐ダクト6を金属ベルト7で固定した状態を説明するための模式断面図である。本変形態様の空調ダクト継ぎ手部1は、図1〜図7に示す実施形態の空調ダクト継ぎ手部とほとんど同じである。違いは、入力部4の端部外周に凸部41を設けた点と、出力部5a、5bの端部外周に凸部51a、51bを設けた点である。凸部41は、入力部4と一体的に形成されてもよいし、別のリングを接着材で接着してもよい。同様に、凸部51a、51bも出力部5a、5bと一体的に形成されてもよいし、別のリング状部材を接着してもよい。
凸部41、51a、51bを設けたので、図12に示すように、ダクトを確実に連結することができる。出口部5aにダクトを連結する場合、内径が出口部5aの外径にほぼ等しく、出口部5aと類似の断熱材でできたダクトが用いられる。この断熱材は上述のように、密度と厚さが例えば96kg/m3、12.5mmであり、剛性が低く、可堯性に優れている。したがって、内径が出口部5aの外径に等しいダクト6を出口部5aにかぶせると、出口部5aが内側に変形し、ダクト6の凸部51aに当接する部位が外側に膨らむ。この状態でダクト6を矢印方向に強く引っ張ると抜けてしまうが、凸部51aに当接して膨らんだ位置より先端部側を金属ベルト7で締め付けることで、抜けることを防止することができる。金属ベルト7で締め付けると金属は伸びないので、ダクト6が膨らむことができず、凸部51aを乗り越えることができない。なお、7として、金属ベルトに替えて樹脂ベルトでもよい。
本考案の実施の形態による空調ダクト継ぎ手部を示す斜視図である。 図1に示す空調ダクト継ぎ手部の外観写真である。 図1に示す空調ダクト継ぎ手部の平面図である。 図3におけるA矢視図である。 図4のA−A線断面の端面図である。 図5の一点鎖線円内の拡大図である。 図5の点線円内の拡大図である。 変形態様の空調ダクト継ぎ手部の平面図である。 別の変形態様の空調ダクト継ぎ手部の斜視図である。 別の変形態様の空調ダクト継ぎ手部の正面図である。 図10のA−A線断面の端面図である。 図11の出口部に分岐ダクトを金属ベルト又は樹脂ベルトで固定した状態を説明するための模式断面図である。 従来の空調ダクト継ぎ手部の断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・空調ダクト継ぎ手部
2・・・・・・・・・・・・・・断熱板材
3・・・・・・・・・・・・・・箱体
4・・・・・・・・・・・・・・入口部
5a、5b、5c・・・・・・・出口部
21・・・・・・・・・・・・・中心材
22・・・・・・・・・・・・・内側表皮材
23・・・・・・・・・・・・・外側表皮材
31・・・・・・・・・・・・・入口開口
32a、32b・・・・・・・・出口開口
41、51a、51b・・・・・凸部

Claims (3)

  1. 少なくとも1個の入口開口と少なくとも1個の出口開口とを有し、無機繊維集合体が圧着状態とされた主材を中心材とし、その両面に内側表皮材及び外側表皮材を備える断熱板材で構成された箱体と、
    前記入口開口に一端が接合され、上記断熱板材で形成された筒状の入口部と、
    前記出口開口に一端が接合され、上記断熱板材で形成された筒状の出口部と、を有することを特徴とする空調ダクト継ぎ手部。
  2. 前記内側表皮材が不織布を含み、前記外側表皮材が繊維付金属箔を含む請求項1に記載の空調ダクト継ぎ手部。
  3. 前記入口部及び前記出口部の他端外周に凸部を有する請求項1又は2に記載の空調ダクト継ぎ手部。
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