JP3134284U - ファンデーション下着 - Google Patents

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JP3134284U JP2007003950U JP2007003950U JP3134284U JP 3134284 U JP3134284 U JP 3134284U JP 2007003950 U JP2007003950 U JP 2007003950U JP 2007003950 U JP2007003950 U JP 2007003950U JP 3134284 U JP3134284 U JP 3134284U
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Abstract

【課題】ヒップアップ性が良好で、ヒップラインが目立たず、デザイン性に優れ、ロング・ガードルとの重ね履きの選択使用が可能であり、ボディラインが肥満とならず、スッキリとし、履き心地が良く、歩行も軽快である。
【解決手段】下着本体1と、分離可能なブラジャー2とを備え、下着本体が、ブラジャーの左右のカップ部4、4′を収容可能な正面U字状の凹状部、または左右のカップ部を収容する2つのくり部5,5′を胸部に形成され、下方部には両肢を挿入する開口部6,6′を有するショーツ形の下装部7が形成され、下装部が、後身頃Bの中央に伸縮性を有する幅狭の履帯体8を縦長に設け、その左右には腸骨付近を横切って足の付け根付近に到る円弧状の臀部くり部を形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、ファンデーション下着に関し、女性が装用されることによりバスト、ウェスト、ヒップ等のボディラインを総合的に整え、また、ショーツ形の下装部における両肢を挿入するための開口部の周囲に形成される縁取り部の線がスカート、ズボン等のアウターの上面にヒップラインに沿って外観的に現れて目立たず、装着性を良好にしようとするものである。
従来、例えば女性用下着として、ブラジャー部と、該ブラジャー部とは別体にウェスト部や腹部を覆い、さらには、ヒップアップがはかれるショーツ形の下装部が形成された下着本体とで構成され、バスト、ウェスト、ヒップ等のボディラインを総合的に整えるようにしたボディスーツがあった(例えば特許文献1参照)。
実公平4−35364号公報
しかしながら、特許文献1に記載の上記従来のボディスーツは、下着本体の下装部が、左右の両肢を各個に挿入する開口部を左右に有するショーツ形の下装部が一体に形成されるものなので、ショーツ形の下装部における両肢を挿入するための開口部の周囲に形成される縁取り部の線がスカート、ズボン等のアウターを着用した場合に、ヒップラインに沿って外観的に現れて目立ち、スマートさに欠けて見苦しく、デザイン性を損なうものであった。また、装着性、爽快性の点で充分に満足されるというものではなく、改善の余地を残すものであった。そのうえ、特許文献1に記載の上記従来のボディスーツでは、左右の両肢を各個に挿入するため筒状の脚挿入部を左右に有するロング・ガードルをショーツ形の下装部と重ね履きして併用することを予定するものではなく、仮にロング・ガードルとショーツ形の下装部とを重ね履きした場合には、厚さが増大し、体形を整える観点からは下肢が肥満となって不体裁になり、履き心地が悪く、装着性が良いものではなかった。
本考案は上記従来の欠点を解決し、ヒップアップ性が良好であり、ヒップラインが外観的に目立つことなく、外観的なデザイン性に優れ、また、ロング・ガードルを重ね履きする選択使用が可能であり、ロング・ガードルを重ね履きをした場合にも下肢におけるボディラインが、スッキリとするとともに着用時の履き心地が良く、装着性、爽快性が優れ、歩行も軽快に行え、運動性も優れたファンデーション下着を提供することを目的とする。
本考案は上記課題に鑑みなされ、請求項1に記載の考案は、下着本体と、該下着本体に対し分離可能に設けられるブラジャーとを備え、前記下着本体が、略アンダー・バストに到る身丈に形成され、前記ブラジャーの左右のカップ部を一緒に収容可能な凹状部、または前記ブラジャーの左右のカップ部のアンダー・バスト部を収容する形状、身丈にて上縁部が凹設された2つのくり部を前身頃の胸部に形成され、前記下着本体の下方部には左右の両肢を各個に挿入する開口部を左右に有するショーツ形の下装部が一体に形成されたファンデーション下着において、
前記下装部が、後身頃の中央に伸縮性を有する背面略Y字状をなす幅狭の履帯体を縦長に設け、該履帯体の左右には腰の腸骨付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部を前記履帯体を中心に略左右対称に形成したことを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記下着本体が、横方向に大きく伸縮する布帛により形成され、ヒップ・アップと横腹の引き締めとを行うヒップ・アップ兼引き締め構成片を前記履帯体を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨の上部を覆うように設けたことを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2において、前記下装部が、前記履帯体と、前記臀部くり部と、によりTバックを形成したことを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1−請求項3の何れかにおいて、前記履帯体が、股間を通り前身頃の中央を経て両足の付け根に到る正面略Y字状をなす前部履帯体と、該前部履帯体に係止手段により係脱可能となる縦方向に伸縮性を有する後部履帯体とにより形成されることを特徴とする。
また、本考案の請求項5に記載の考案は、上記請求項1−3の何れかの構造のファンデーション下着において、ロング・ガードルが組み合わされて選択して装用されることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の考案によれば、下着本体と、該下着本体に対し分離可能に設けられるブラジャーとを備え、前記下着本体が、略アンダー・バストに到る身丈に形成され、前記ブラジャーの左右のカップ部を一緒に収容可能な凹状部、または前記ブラジャーの左右のカップ部のアンダー・バスト部を収容する形状、身丈にて上縁部が凹設された2つのくり部を前身頃の胸部に形成され、前記下着本体の下方部には左右の両肢を各個に挿入する開口部を左右に有するショーツ形の下装部が一体に形成されたファンデーション下着において、前記下装部が、後身頃の中央に伸縮性を有する背面略Y字状をなす幅狭の履帯体を縦長に設け、該履帯体の左右には腰の腸骨付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部を前記履帯体を中心に略左右対称に形成したことを特徴とするので、後身頃の中央に縦長に設けた背面略Y字状をなす幅狭の履帯体が伸縮性を発揮することによりヒップアップ性が良好である。また、履帯体の左右には腰の腸骨付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部が前記履帯体を中心に略左右対称に形成されているので、下装部を装着した場合に、従来よりも開口部の開口度が大きく、臀部くり部から臀部が露出するため、臀部くり部の周囲に設けられた縁取り部の線がスカート、ズボン等のアウターを着用した場合に、ヒップラインに沿って外観的に現れて目立つことなく、スマートさに欠けて見苦しくなるおそれがなく、デザイン性に優れる。また、ロング・ガードルとの重ね履きした場合に、ロング・ガードルの臀部、および筒状の脚挿入部が下装部の開口部から突出するとともに、下肢部の臀部が臀部くり部から露出するので、下肢におけるボディラインがスッキリとするとともに着用時の履き心地が良く、装着性、爽快性に優れ、歩行も軽快に行え、運動性も優れる。
また、本考案の請求項2に記載の考案によれば、前記下着本体が、横方向に大きく伸縮する布帛により形成され、ヒップ・アップと横腹の引き締めとを行うヒップ・アップ兼引き締め構成片を前記履帯体を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨の上部を覆うように設けたことを特徴とするので、中央の履帯体が上下方向に伸縮するのと、前記履帯体を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨の上部を覆うように設けたヒップ・アップ兼引き締め構成片が横方向に大きく伸縮することによりヒップ・アップと、横腹の引き締めとがはかれる。
また、本考案の請求項3に記載の考案によれば、前記下装部が、前記履帯体と、前記臀部くり部と、によりTバックを形成したことを特徴とするので、後身頃の中央に縦長に設けた幅狭の履帯体が伸縮性を発揮することによりヒップアップ性が良好である。また、履帯体の左右には腰の腸骨付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部が前記履帯体を中心に略左右対称に形成されたTバックをなしているので、下装部を装着した場合に、従来よりも開口部の開口度が大きく、臀部くり部から臀部が露出するため、臀部くり部の周囲に設けられた縁取り部の線がスカート、ズボン等のアウターを着用した場合に、ヒップラインに沿って外観的に現れて目立つことなく、スマートさに欠けて見苦しくなるおそれがなく、デザイン性に優れる。また、ロング・ガードルとの重ね履きした場合に、ロング・ガードルの臀部、および筒状の脚挿入部が下装部の開口部から突出するとともに、下肢部の臀部が臀部くり部から露出するので、下肢におけるボディラインが肥満とならず、スッキリとするとともに着用時の履き心地が良く、装着性、爽快性に優れ、歩行も軽快に行え、運動性も優れる。
また、本考案の請求項4に記載の考案によれば、前記履帯体が、股間を通り前身頃の中央を経て両足の付け根に到る正面略Y字状をなす前部履帯体と、該前部履帯体に係止手段により係脱可能となる縦方向に伸縮性を有する後部履帯体とにより形成されることを特徴とするので、係止手段を係脱操作することにより下着本体を装着したり、脱衣が迅速かつ確実に行える。
また、本考案の請求項5に記載の考案によれば、上記構造のファンデーション下着において、ロング・ガードルが組み合わされて選択して装用されることを特徴とするので、ロング・ガードルを重ね履きした場合に、ロング・ガードルの臀部、および筒状の脚挿入部が下装部の開口部から突出するとともに、下肢部の臀部が臀部くり部から露出するため、下肢におけるボディラインが肥満とならず、スッキリとするとともに着用時の履き心地が良く、装着性、爽快性に優れ、歩行も軽快に行え、運動性も優れる。
以下、図面に従って本考案の実施の最良の形態により、本考案の詳細を説明する。
図1は本考案のファンデーション下着の実施形態を示す正面図、図2は同じくファンデーション下着の背面図、図3は同じくファンデーション下着の使用状態を示し、肩紐およびブラジャーを省略した背面図、図4は同じくロング・ガードルを併用した使用状態を示す背面図、図5は同じくファンデーション下着の下着本体からブラジャー部を分離した状態の正面図である。
本実施形態は、下着本体1と、該下着本体1に対し分離可能に設けられるブラジャー2とを備え、前記下着本体1が、略アンダー・バスト3に到る身丈Hに形成され、前記ブラジャー2の左右のカップ部4、4′を一緒に収容可能な図には示さない正面U字状の凹状部、または前記ブラジャー2の左右のカップ部4、4′のアンダー・バスト部3A,3Bを収容する形状、身丈にて上縁部が凹設された2つのくり部5,5′を前身頃Fの胸部に形成され、前記下着本体1の下方部には左右の両肢を各個に挿入する開口部6,6′を左右に有するショーツ形の下装部7が一体に形成されたファンデーション下着である点は特許文献1に記載のファンデーション下着と同様の構成である。
しかしながら、前記下装部7が、後身頃Bの中央に伸縮性を有する背面略Y字状をなす幅狭の履帯体8を縦長に設け、該履帯体8の左右には腰の腸骨9,9′付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部10,10′を前記履帯体8を中心に略左右対称に形成している。
前記下着本体1が、前身頃Fと後身頃Bとで構成される。このうち前身頃Fにおいては、不伸縮性の布帛により形成され、胸元、胃、腹、下腹部、股間を覆うように中央に縦に配置された前部中央構成片12と、伸縮性の布帛により形成され、前記アンダー・バスト部3A,3Bに沿って脇の下へと前記前部中央構成片12を中央にしてその左右に横長に配置された胸脇構成片13,13′と、伸縮性の布帛により形成され、前記前部中央構成片12を中央にしてその左右に横長に配置された脇腹構成片14A,14′Aと、伸縮性の布帛により形成され、前記前部中央構成片12を中央にしてその左右に横長に配置されたウェスト構成片15A,15′Aと、横方向に大きく伸縮する布帛により形成され、左右の足の付け根に沿って腸骨9,9′の上部を覆うように設けられ、横腹と足の付け根の引き締めを行うためのヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′Aと、該ヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′Aに組み合わされて、縦方向に大きく伸縮する布帛により形成されたヒップ・アップ兼引き締め構成片17B,17′Bとにより形成される。
このうち、前記胸脇構成片13,13′と、前記ウェスト構成片15A,15′Aと、前記ヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′Aと、前記ヒップ・アップ兼引き締め構成片17B,17′Bとは、裏面にメッシュが裏張りされることにより、通気性、伸縮性、保温性を発揮するようになっている。
また、前記後身頃Bは、伸縮性の布帛により形成され、中央に上段、中段、下段と縦に配置された第1背部構成片18と、第2背部構成片19と、第3背部構成片20と、該第3背部構成片20の下方に配置された前記履帯体8と、前記第1背部構成片18を中央にしてその左右に配置されて伸縮性を有する布帛により形成された左右の肩部構成片21,21′と、前記第2背部構成片19を中央にしてその左右に配置されて伸縮性を有する布帛により形成された左右の脇腹構成片14B,14′Bと、前記第3背部構成片20を中央にしてその左右に配置されて伸縮性を有する布帛により形成された左右のウェスト構成片15B,15′Bと、前記履帯体8の左右に設けられて伸縮性を有する布帛により形成された腰部構成片22,22′と、横方向に大きく伸縮する布帛により形成され、前記ヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′A;17B,17′Bと協同してヒップ・アップと横腹の引き締めとを行うために前記履帯体8を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨の上部を覆うように設けた左右のヒップ・アップ兼引き締め構成片17C,17′Cとにより形成される。
また、第2背部構成片19と、肩部構成片21,21′と、脇腹構成片14B,14B′との裏面には、メッシュが裏張りされることにより、通気性、伸縮性、保温性を発揮するようになっている。
また、前記下装部7が、前記履帯体8と、前記臀部くり部10,10′と、によりTバックを形成する。
前記履帯体8が、股間を通り前身頃Fの中央を経て両足の付け根に到る正面略Y字状をなす前部履帯体8Aと、該前部履帯体8Aに係止手段23により係脱可能となる縦方向に伸縮性を有する後部履帯体8Bとにより形成される。
前記係止手段23は、例えば雄スナップ体、および雌スナップ体、また、雄雌の起毛群により形成される面ファスナー、ボタン、およびボタン孔等が挙げられる。そして、この
係止手段23を係脱操作により下着本体1を装着したり、脱衣が迅速かつ確実に行える。
24,24′は前記下着本体1の前身頃F側に配置された左右の胸脇構成片13,13′と、後身頃B側に配置された第1背部構成片18の中央に設けた背面U字状のくり部18aの左右とに前後の両端を着脱自在に取付けられる左右の肩紐である。この肩紐24,24′を下着本体1に取付けるのには、肩紐24,24′の前部、および下着本体1の前記第1背部構成片18の左右に取付けられたE環25,25′と、該E環25,25が着脱可能に前記下着本体1の前身頃F側に配置された左右の胸脇構成片13,13′の最上部、およびE環25′,25′が着脱可能に肩紐24,24′の後部に設けられたループ26,26′とにより形成されるものがある。
27,27′は前記肩紐24,24′と同様のE環と、ループ部との取付構造にてブラジャー2にて着脱自在に取付けられる肩紐である。
28は上記構造のファンデーション下着に組み合わされて選択して装用されるロング・ガードルであり、このロング・ガードル28は、本実施形態のファンデーション下着に重ね履きした場合に、筒状の脚挿入部29,29′が下装部7の開口部6,6′から突出するとともに、臀部が臀部くり部10,10′から露出するようになる。
本実施形態のファンデーション下着は以上の構成からなり、女性が下着本体1を装用するには、先ず自己のバストのサイズに適応したサイズのカップ部4,4′を有するブラジャー2を胸に着用する。それから、下着本体1の下方のショーツ形の下装部7の下方左右に設けられた左右の開口部6,6′内に両肢を挿入するようにして下着本体1を引き上げて胴部に着用する。
この際、係止手段23の例えば雄スナップ体と、雌スナップ体との係合を解くことにより履帯体8の前部履帯体8Aを後部履帯体8Bから分離することにより広げて開口度を増せば、下着本体1の装着操作に窮屈を覚えることなく迅速かつ円滑に行うことができる。
また、前述の前記係止手段23は、雄スナップ体、および雌スナップ体に限ることなく、例えば雄雌の起毛群により形成される面ファスナー、ボタン、およびボタン孔等が挙げられ、限定する趣旨ではない。
そして、下着本体1が、略アンダー・バスト3に到る身丈Hに形成され、この下着本体1の前身頃Fは図には示さない正面U字状の凹状部が凹設されるか、またはブラジャー2の左右のカップ部4、4′のアンダー・バスト部3A,3Bを収容する形状、身丈にて上縁部を有する2つのくり部5,5′が凹設されているので、ブラジャー2の左右のカップ部4、4′を一緒に図には示さない正面U字状の凹状部に収容するか、またはブラジャー2の左右のカップ部4、4′を2つのくり部5,5′内に収容させることによりブラジャー2のアンダー・バスト部3A,3Bを2つのくり部5,5′の上縁部の形状に適合させて左右のカップ部4、4′を支持し、ずれ動きを防止する。その後、係止手段23の例えば雄スナップ体と、雌スナップ体とを係合することにより前部履帯体8Aと、後部履帯体8Bとの自由端とを係合して股間において閉じる。
このようにして着用された本実施形態1のファンデーション下着では、下着本体1の前身頃Fにおいては、中央に縦に不伸縮性の布帛により形成された前部中央構成片12が配置されることによって胸元、胃、腹、下腹部、股間が前部中央構成片12にて覆われ、贅肉が抑えられ、ボディラインが整えられる。
また、本実施形態1のファンデーション下着は、前身頃Fにおいては前記前部中央構成片12を中央にしてその左右に伸縮性の布帛により形成されたアンダー・バスト部3A,3Bに沿って脇の下へと横長に配置された胸脇構成片13,13′と、そして、脇腹構成片14A,14′Aと、ウェスト構成片15A,15′Aとがそれぞれ横長に配置され、しかも、後身頃Bにおいては、中央の上段、中段、下段には縦に伸縮性の布帛により形成された第1背部構成片18と、第2背部構成片19と、第3背部構成片20とが配置され、そして、前記第1背部構成片18を中央にしてその左右には伸縮性を有する布帛により形成された左右の肩部構成片21,21′と、前記第2背部構成片19を中央にしてその左右に伸縮性を有する布帛により形成された左右の脇腹構成片14B,14′Bと、前記第3背部構成片20を中央にしてその左右には伸縮性を有する布帛により形成された左右のウェスト構成片15B,15′Bと、前記履帯体8の後部履帯体8Bの左右には伸縮性を有する布帛により形成された腰部構成片22,22′とがそれぞれ配置されているので、胸脇は前記胸脇構成片13,13′によって、また、脇腹、ウェスト、腰、腹、下腹等は前記脇腹構成片14A,14′Aや前記ウェスト構成片15A,15′A、腰部構成片22,22′によって覆われ、身体の各部所の贅肉は引き締められ、体形が整えられる。
しかも、これらの胸脇構成片13,13′と、脇腹構成片14A,14′Aと、ウェスト構成片15A,15′Aと、第1背部構成片18と、第2背部構成片19と、第3背部構成片20と、左右の肩部構成片21,21′と、脇腹構成片14B,14′Bと、ウェスト構成片15B,15′Bと、腰部構成片22,22′とは、伸縮性を有する布帛により形成されているので、伸屈、捻回、回動等、運動に対する追従性に優れる。
また、本実施形態1のファンデーション下着は、図1に示されるように前身頃Fには横方向に大きく伸縮する布帛により、左右の足の付け根に沿って腸骨9,9′の上部を覆うようにヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′A;17B,17′Bが設けられ、しかも、図2,および図3に示すように後身頃Bには、縦方向に伸縮性を有する背面略Y字状をなす幅狭の履帯体8を背面中央に設けられ、さらには、横方向に大きく伸縮する布帛により前記ヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′A;17B,17′Bと協同する左右のヒップ・アップ兼引き締め構成片17C,17′Cが前記履帯体8を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨9,9′の上部を覆うように設けられているので、前身頃Fに設けたヒップ・アップ兼引き締め構成片17A,17′A;17B,17′Bと、後身頃Bに設けたヒップ・アップ兼引き締め構成片17C,17′Cとが協同して左右の足の付け根に沿って腸骨9,9′の上部回りを掴むように捲回されるから、歩行時や運動時での開口部6,6′のめくり上がりや下着本体1のずり下がりやずり上がりを生ずることなく、密着性が良くなるとともに、腹と足の付け根の贅肉の引き締めを行われ、体形を整えることができる。
しかも、本実施形態1のファンデーション下着では、図2,図3に示すように、後身頃Bには背部中央に上下方向に伸縮性を有する幅狭の履帯体8と、この履帯体8を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨9,9′の上部を覆うように設けられた前述の腰部構成片22,22′、ヒップ・アップ兼引き締め構成片17C,17′Cが上下方向に大きく伸縮するとともに、これらの履帯体8と、腰部構成片22,22′と、ヒップ・アップ兼引き締め構成片17C,17′Cとにより、臀部の左右の大臀筋を包囲するように支持してヒップアップがはかれる。
また、図2,図3に示すように、履帯体8の左右には腰の腸骨9,9′付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部10,10′が前記履帯体8を中心に略左右対称に形成されてTバックを形成しているので、下装部7を装着した場合に、特許文献1に記載の従来のファンデーション下着よりも開口部6,6′の開口度が大きく、臀部くり部10,10′から臀部が広い面積にて大きく露出するため、臀部くり部10,10′の周囲の開口部6,6′の縁取り部の線が、スカート、ズボン等のアウターを着用した場合に、ヒップラインに沿って外観的に現れて目立つことなく、スマートになり、デザイン性に優れる。また、臀部の露出度が大きいので、通気性が良好であり、夏期等においてむれを生ぜず、痒みを覚えない。
また、ロング・ガードル28を下装部7の下側に重ね履きして選択使用した場合に、ロング・ガードル28の筒状の脚挿入部29,29′が下装部7の開口部6,6′から突出するとともに、臀部が前述のように臀部くり部10,10′から露出するので、下肢におけるボディラインがスッキリと露呈するとともに着用時の履き心地が良く、装着性、爽快性に優れる。また、歩行も両足の動きを邪魔して大きな抵抗となることがないので、軽快に歩行が行え、運動性は優れる。
本考案のファンデーション下着は、ヒップアップ性が良好であり、ヒップラインが外観的に目立つことなく、外観的なデザイン性に優れ、また、ロング・ガードルとの重ね履きの選択使用が可能であってロング・ガードルを重ね履きした場合にも下肢におけるボディラインがスッキリとするとともに着用時の履き心地が良く、装着性、爽快性が優れ、歩行も軽快に行え、運動性も優れる用途・機能に適する。
図1は本考案のファンデーション下着の実施形態を示す正面図である。 図2は同じくファンデーション下着の背面図である。 図3は同じくファンデーション下着の使用状態を示し、肩紐およびブラジャーを省略した背面図である。 図4は同じくロング・ガードルを併用した使用状態を示す背面図である。 図5は同じくファンデーション下着の下着本体からブラジャー部を分離した状態の正面図である。
符号の説明
1 下着本体
2 ブラジャー
3 アンダー・バスト
4 カップ部
4′ カップ部
5 くり部
5′ くり部
6 開口部
6′ 開口部
8 覆帯体
8A 前部覆帯体
8B 後部覆帯体
17A ヒップ・アップ兼引き締め構成片
17′A ヒップ・アップ兼引き締め構成片
17B ヒップ・アップ兼引き締め構成片
17′B ヒップ・アップ兼引き締め構成片
17C ヒップ・アップ兼引き締め構成片
17′C ヒップ・アップ兼引き締め構成片
23 係止手段
28 ロング・ガードル

Claims (5)

  1. 下着本体と、該下着本体に対し分離可能に設けられるブラジャーとを備え、前記下着本体が、略アンダー・バストに到る身丈に形成され、前記ブラジャーの左右のカップ部を一緒に収容可能な凹状部、または前記ブラジャーの左右のカップ部のアンダー・バスト部を収容する形状、身丈にて上縁部が凹設された2つのくり部を前身頃の胸部に形成され、前記下着本体の下方部には左右の両肢を各個に挿入する開口部を左右に有するショーツ形の下装部が一体に形成されたファンデーション下着において、
    前記下装部が、後身頃の中央に伸縮性を有する背面略Y字状をなす幅狭の履帯体を縦長に設け、該履帯体の左右には腰の腸骨付近を横切って足の付け根付近に到る上向きに凸の円弧状の臀部くり部を前記履帯体を中心に略左右対称に形成したことを特徴とするファンデーション下着。
  2. 前記下着本体が、横方向に大きく伸縮する布帛により形成され、ヒップ・アップと横腹の引き締めとを行うヒップ・アップ兼引き締め構成片を前記履帯体を中央にして大臀筋の上部から左右の足の付け根に沿って腸骨の上部を覆うように設けたことを特徴とする請求項1記載のファンデーション下着。
  3. 前記下装部が、前記履帯体と、前記臀部くり部と、によりTバックを形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のファンデーション下着。
  4. 前記履帯体が、股間を通り前身頃の中央を経て両足の付け根に到る正面略Y字状をなす前部履帯体と、該前部履帯体に係止手段により係脱可能となる縦方向に伸縮性を有する後部履帯体とにより形成されることを特徴とする請求項1−請求項3の何れかに記載のファンデーション下着。
  5. 上記請求項1−3の何れかの構造のファンデーション下着において、ロング・ガードルが組み合わされて選択して装用されることを特徴とするファンデーション下着。
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