JP3134042U - 水洗トイレ用薬剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄と芳香の両機能をそれぞれ確実にバランスよく発揮でき、美観も損なわず、かつトイレの使用のつど無駄なく利用できる水洗トイレ用薬剤供給装置を提供する。
【解決手段】水の流入口1と流出口2とを有した容器21内に、洗浄剤収容空間6Aと芳香剤収容空間7Aとが隣接して設けられ、洗浄収容空間6Aには、流入口1より流入してくるタンク貯留用水を受けて回転する水車3と、タンク貯留用水によって溶解する洗浄剤6とを収容するとともに、芳香剤収容空間7Aには、水車3によって駆動するファン4と、ファン4の近傍に置かれた芳香剤7とを収容した構造とされ、ファン4が水車3の駆動力を受けて空気流動を発生させ、これによって芳香剤7を揮散させるようにしている。
【選択図】図2

Description

本考案は、水洗トイレの貯水タンクの上蓋などに載置して使用される水洗トイレ用薬剤供給装置に関するものである。
従来、トイレ用薬剤として、水洗トイレの貯水タンクの上蓋に載置するものや、貯水タンク内に投入するものなどがあり、これらについて、種々の改良技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この文献に記載された技術は、水洗トイレの貯水タンクの上蓋に載置して使用する薬剤供給具に関するものである。この薬剤供給具内には薬剤を含浸させた含浸体が収容され、その含浸体に含浸している薬剤を通気口より揮散させるとともに、タンクの上蓋に設けた水流入口へ水を流そうとしたときは、流水を薬剤供給具内に取り込んで、含浸体に含浸されている薬剤を溶解させ、タンク内に送り込むようにしたものである。
つまり、この文献のものは、同一の薬剤が便器洗浄剤として、かつ芳香剤として作用するものである。
特開2002−327481号公報
しかしながら、トイレにおいて、洗浄と芳香を同一の薬剤で担うことにはとうてい限界がある。同一の薬剤を使用する問題として例えば、一方の機能が不十分であるなど両作用のバランスが悪いことや、1つの薬剤が両機能に使用されるため短期間に消耗してしまうことなどがあるが、これらを改善することは決して容易ではない。
また、別々の薬剤で対応する場合、タンク上面の形状、大きさを考慮すれば両薬剤をタンク上に載置することは困難で、芳香剤についてはタンク以外の場所に設置しなければならず、そのため美観を十分に考慮した容器設計をしなければならず、コストアップにつながる。
さらに、載置して自然揮散させる芳香剤では、トイレの使用、未使用にかかわらず常時、香りを一定の割合で発散しているため無駄が多い。また、操作によって容器内の香りの蒸気を噴霧するものでは無駄は少ないが、操作が面倒であり、操作を忘れてしまうおそれがあり、確実性に欠ける。
本考案は、このような種々の問題を考慮して提案されたもので、その目的とするところは、洗浄と芳香の両機能をそれぞれ確実にバランスよく発揮でき、美観も損なわず、かつトイレの使用のつど無駄なく利用できる水洗トイレ用薬剤供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の水洗トイレ用薬剤供給装置は、水の流入口と流出口とを有した容器内に、洗浄剤収容空間と芳香剤収容空間とが隣接して設けられ、洗浄収容空間には、流入口より流入してくるタンク貯留用水を受けて回転する水車と、タンク貯留用水によって溶解する洗浄剤とを収容するとともに、芳香剤収容空間には、水車によって駆動するファンと、ファンの近傍に置かれた芳香剤とを収容した構造とされ、ファンが水車の駆動力を受けて空気流動を発生させ、これによって芳香剤を揮散させるようにしたことを特徴とする。
請求項2では、芳香剤収容空間は、容器の外部に通じる通気口を有するとともに、流入水の浸入を防止する隔離室として形成されている。
請求項1に記載の水洗トイレ用薬剤供給装置によれば、水が流入するごとに、流入水によって洗浄剤が溶解され、このとき、流入水によって水車が回転して、その水車により駆動されるファンが空気流動を発生させて芳香剤を揮散させる構成であるため、使用のつど、つまり流入口より水道水を受けるごとに、確実に両薬剤を作用させることができる。また、水車をファンの駆動源としているため、電池を使用しなくて済む。
また、洗浄剤と芳香剤とは個別のものを使用するため、それぞれの薬剤として、使用するトイレに適したものを採用すれば、洗浄と芳香の両機能をそれぞれ確実にバランスよく作用させることができる。さらに両薬剤は容器に一体収容されているため、別々に設ける必要がない。
請求項2に記載の水洗トイレ用薬剤供給装置によれば、芳香剤収容空間を、流入水の浸入が防止された隔離室に形成しているため、芳香剤が水分で浸されるおそれはない。ファンも水分で傷むおそれはほとんどない。
以下に、本考案の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は本考案の一例である水洗トイレ用薬剤供給装置の外観と使用例を示した斜視図、図2は同薬剤供給装置の蓋を外したときの斜視図、図3は蓋の裏側を示した斜視図、図4は水車とファンの連結構造を示した図で、(a)は水車とファンを連結した状態の正面図、(b)は水車の側面図である。
図1に示すように、同薬剤供給装置20は、水洗トイレの貯水タンク30の上蓋31の水流入口(不図示)の直上あるいは近傍に載置され、水洗操作をしたときにタンク30に併設された水栓金具32から流出する水を、薬剤供給装置20の上面に設けた流入口1より受けて使用されるものである。
薬剤供給装置20は、容器21に種々の部材を内装、収容してなり、その容器21は箱型の収容器22と、その収容器22の上方に取り付ける半円筒形状の蓋23とよりなる。
蓋23に開設された流入口1は、タンク貯留用の水を十分に受けることができる程度の大きさを有し、かつ流入水が後述する収容器22に内装した水車3の羽根3aに落下して水車3が回転できるような位置に設けられている。
特に本例では、流入口1は、上方に向けて、上方から落下してくる水道水を受けやすいようにしているが、このような構造には限定されず、タンク貯留用の水の噴出方向に合わせた位置に設ければよい。
また蓋23は、収容器22に係止させるための爪を有した1対の係止突起23aを両端に備えるとともに、その裏面には、流入口1を挟むように2つの仕切壁9b、11bが設けられている(図3参照)。これらの仕切壁9b、11bは、収容器22に設けた後述する2つの仕切壁9a、11aに対応する位置に形成されている。
収容器22は、上方を開口し、前後面壁22a、22aと、両側壁22b、22bと、底部22cとを有し、内部空間が2つの仕切壁9(9a)、11(11a)で仕切られ、水車3が2つの仕切壁9a、11aの間には収容されている。
一方の仕切壁9aは、洗浄剤収容空間6Aと芳香剤収容空間7Aとを仕切るもので、前面壁22aから後面壁22aにいたるまで隙間なく形成されている。この仕切壁9aによって、芳香剤7とファン4とを収容した芳香剤収容空間7Aは、後述するように水の浸入が防止された隔離室8に形成されている。
他方の仕切壁11aは、洗浄剤収容空間6A内を水車3と洗浄剤6とに仕切るもので、おもに水車3の回転軸の軸受として機能する。なお、仕切壁11aは後面壁22bまでは形成されず、一部を開放して洗浄剤収容空間6A内の流路12の一部を形成している。また、収容器22内に水が滞留しないように、流路12を傾斜させてもよい。
洗浄剤6は、確実に溶解されるようにするために流路12上に形成することが望ましい。よって、図例のような仕切壁11aで仕切られた空間に限られず、例えば水車3の真下に洗浄剤6を載置してもよい。
水車3は、両仕切壁9a、11aを軸受として、回転軸5で回転自在に両持ち軸支されており、その回転軸5は隔離室8側に延出され、隔離室8に備えたファン4の回転軸にもなっている(図4参照)。すなわち、水車3の回転によって、同軸のファン4が駆動される構造となっている。なお、水車3の回転力を増大させて強力にファン4を駆動させるために、水車3とファン4とを、ギアを介して連結してもよい。
またファン4は、換気扇や扇風機に使用されている、後方より空気を取り込むプロペラ様の羽根で構成してもよいが、風上が仕切壁9で閉塞されていることにより有効に空気流入ができないため、図例ように、複数枚の空気流動羽根4aで隔離室8内の空気を流動させる構造とすることが望ましい。
また、洗浄剤空間6Aに設置された水車3の前面壁22aには、水車3の羽根3aに落下してきた水を排出する流出口2が開設されている。なお、流入水の一部は流路12を通じて洗浄剤収容空間6Aへも流れ込み、洗浄剤6を溶解し、その溶解水は洗浄剤6側の底部22cに設けた他の流出口(不図示)より排出され、貯水タンク30内に流入する。
洗浄剤6は、固形の例えばヨード系のものが使用される。なお、液体の薬剤を含浸させた含浸体を収容して、流入水によって、含浸体の薬剤を溶解させるようにしてもよい。
また隔離室8内のファン4の風下には円板状の芳香剤7が収容されており、この芳香剤7は、香料を含む液体薬剤を含浸させた含浸体が好適であるが、固形薬剤であってもよい。また、粒体、液体などの芳香剤7を、上面を開口した容器に収容して、容器ごと隔離室8内に載置してもよい。
ファン4と芳香剤7とを収容した隔離室8(芳香剤収容空間7)は、収容器22を蓋23で閉塞したときに、上下の仕切壁9a、9bが相互に当接、密接または係合して、水車3から隔離された状態となる。
このように、隔離室8は水の浸入が防止される構造であるため、水分をほとんど含まない芳香空間を形成できる。また、ファン4が水分で傷むおそれもほとんどない。
この隔離室8は、収容器22の前面壁22a、側壁22b、底部22cなどに容器21の外部に通じる通気孔13aなどの通気口13を有している。これらの通気口13は、芳香剤7の揮散成分の外部への排出と、外部からの空気流入のために設けられており、隔離室8内の空気流動をよくするために、水が流入しない位置に複数の通気口13を設けることが望ましい。
以上のような構造の薬剤供給装置20によれば、水が容器21内に流入するごとに、流入水によって洗浄剤6を溶解するとともに、水車3の回転により駆動されるファン4による空気流動によって芳香剤7を揮散させる構成であるため、流入口1より水道水を受けるごとに、つまり便器の水洗操作のつど、確実に両薬剤を作用させることができる。また、水車3をファン4の駆動源としているため、電池を使用せずに使用できる。
また、洗浄剤6と芳香剤7とは個別のものを使用するため、それぞれの薬剤として、使用するトイレに最適のものを使用でき、洗浄と芳香の両機能をそれぞれ確実にバランスよく作用させることができる。さらに両薬剤6、7は容器21に一体収容されているため、個別に載置する必要がない。
なお、図1、2に例示した装置は、蓋23を開けて洗浄剤6、芳香剤7を収容器22内に収容するものであるが、洗浄剤6、芳香剤7を個別に挿入できる構成としてもよい。例えば、底部22cに、洗浄剤6、芳香剤7を挿入するための2つの裏蓋を設けてもよい。
本考案の一例である水洗トイレ用薬剤供給装置の外観と使用例を示した斜視図である。 同薬剤供給装置の分解斜視図である。 同薬剤供給装置に使用する蓋の裏側を示した斜視図である。 (a)は水車とファンの構造を示した正面図、(b)は水車の側面図である。
符号の説明
20 水洗トイレ用薬剤供給装置
21 容器
22 収容器
23 蓋
30 貯水タンク
1 流入口
2 流出口
3 水車
4 ファン
5 回転軸
6 洗浄剤
6A 洗浄剤収容空間
7 芳香剤
7A 芳香剤収容空間
8 隔離室
9 仕切壁
11 仕切壁
12 流路
13 通気口、通気孔

Claims (2)

  1. 水の流入口と流出口とを有した容器内に、洗浄剤収容空間と芳香剤収容空間とを隣接して設け、
    上記洗浄収容空間には、該流入口より流入してくるタンク貯留用水を受けて回転する水車と、該タンク貯留用水によって溶解する洗浄剤とを収容するとともに、
    上記芳香剤収容空間には、上記水車によって駆動するファンと、該ファンの近傍に置かれた芳香剤とを収容した構造とされ、
    上記ファンは上記水車の駆動力を受けて空気流動を発生させ、これによって上記芳香剤を揮散させるようにしたことを特徴とする水洗トイレ用薬剤供給装置。
  2. 請求項1において、
    上記芳香剤収容空間は、上記容器の外部に通じる通気口を有するとともに、上記流入水の浸入を防止する隔離室として形成されている水洗トイレ用薬剤供給装置。
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