JP3133792U - 割り箸 - Google Patents

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信彦 中野
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有限会社ホクト製箸
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Abstract

【課題】 割り箸に色や模様、文字、マーク等を効率よく且つ綺麗に印刷でき、量産性に優れた割り箸の提供。
【解決手段】 基台14に載置された保持枠16に複数の割り箸を並列に配置して保持させるとともに、複数の割り箸の底側から上方向に弾性力を付与する弾性部材を備えた支持台座を基台14上に設置し、保持枠16によって複数の割り箸の横方向の移動を規制しながら、支持台座による弾性力により複数の割り箸の表面を平滑面として印刷用マスク18を複数の割り箸の表面に密着させて印刷が施されてなる。
【選択図】 図3

Description

本考案は、割り箸に係り、特に割り箸の表面に様々な絵柄が印刷されている割り箸に関する。
割り箸は、外食産業、弁当類などに欠かせないものであり、我が国においては相当数が利用されている。割り箸には利休箸、天そげ、元禄など数種類があり、食文化的にも多大な役割を果たしている。割り箸は、材料として間伐材などの木質系の材料を利用することが最も多い。従って、通常の割り箸は、木材などの材料を加工して、そのまま利用したものが殆どであり、着色を施すことは余りなく材料本来の色を有していることが多い。
その一方で、特開平8-52054号公報には、色付割り箸の製造方法等の発明が開示されている。同公報記載によれば、割り箸などに着色する方法として、合成着色料を所定の割合ずつ溶解して染料を作成して、この染料に割り箸を浸漬した後、所定温度下で所定圧力を加えて染料を定着させることにより、色付割り箸を製造するようになっている。
特開平8-52054号公報
また、特開2007-82566号公報には、箸に対する模様付与方法等の発明が開示され、具体的には、箸の模様層の上にチューブ状フィルムを外挿し、このチューブ状フィルムを加熱・収縮させることにより模様層を圧接、固定し、さらにチューブ状フィルムの上から樹脂塗料を塗布する工程を備えた発明である。
特開2007-82566号公報
しかしながら、前述した特開平8-52054号公報(特許文献1)記載の発明は、浸漬作業などの色付けの工程が複雑で、多くの手間と時間を要し、製造効率が悪いという問題点があった。
また、特開2007-82566号公報(特許文献2)記載の発明は、箸を1本ずつ処理しなければならないともに、複数の工程を経る必要があるため、やはり製造効率が悪かった。
本考案は、このような諸事情に対処するために提案されたものであって、割り箸に色や模様を効率よく、且つ綺麗に印刷でき、量産性に優れた割り箸を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、基台に載置された保持枠に複数の割り箸を並列に配置して保持させるとともに、該複数の割り箸の底側から上方向に弾性力を付与する弾性部材を備えた支持台座を前記基台上に設置し、前記保持枠によって該複数の割り箸の横方向の移動を規制しながら、印刷用マスクを該複数の割り箸の印刷を行う表面に密着させて前記支持台座による弾性力により該複数の割り箸の表面を平滑面として、絵柄、各種マーク、文字等の印刷が施されてなることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、上記1項において、前記支持台座は、前記複数の割り箸の頭端部をそれぞれ支持するとともに、該複数の割り箸の先端部は、基台によって支持された状態で、印刷用マスクを該複数の割り箸の印刷を行う表面に密着させて前記支持台座による弾性力により該複数の割り箸の表面を平滑面として、絵柄、各種マーク、文字等の印刷が施されてなることを特徴とする。
上述のように、請求項1記載の考案によれば、保持枠の内側に複数の割り箸を並列に配置し、割り箸の横方向の移動を規制しながら支持台座の弾性力を利用して、隣接する割り箸同士の表面を平滑面とした状態で、割り箸の表面に印刷を施すようにしている。このため、印刷ムラのない綺麗な絵柄等を備えた割り箸を、効率的に製造することが可能である。
特に、請求項2記載の考案によれば、支持台座によって割り箸の頭端部をそれぞれ支持することにより、割り箸の印刷を施す面を平滑化し、印刷マスクとの密着性を向上させるようにしている。このため、印刷品質に優れた割り箸を提供することが可能である。
以下、本考案に係る割り箸について添付図面を参照して説明する。図1及び図2は本考案の一つの実施形態に係る割り箸を示した図である。
図1及び図2に示される割り箸10は、いわゆる天そげの割り箸の表面に絵柄を施したものである。このうち、図1の割り箸10の場合は、箸1本1本に、それぞれ同じ絵柄を印刷したものである。一方、図2の割り箸11は、5本の割り箸全体を1つのセットとして、連続模様となるように単一の絵柄を印刷したものである。絵柄を施す作業は、以下のように行う。
図3は、割り箸に絵柄を施す場合に使用される絵柄印刷装置の構成を示す概略斜視図、図4は絵柄印刷装置の要部である保持枠並びに支持台座を示した概略斜視図である。
図3に示されるように、絵柄印刷装置12は、基台14と、保持枠16と、印刷用マスク18等とから構成されている。これらのうち、基台14は、印刷台20上に載置されている。保持枠16は、基台14と一体をなし、印刷台20の所定の位置に載置されている。また、印刷用マスク18は、印刷台20の側面部20Aに取り付けられたヒンジ22によって、側面部20Aを中心として回動可能に設けられており、シルクスクリーン印刷用のスクリーン18Aが枠体18Bに取り付けられている。スクリーン18Aには、割り箸への印刷用の絵柄の原版24が配置され、原版24を通して、所定の絵柄となるように、インクを割り箸の表面に定着させるようになっている。
図4に示される保持枠16は、例えば、割り箸を5本並列に配置して保持できる形状、大きさに形成されており、割り箸の横方向の移動を規制し、印刷時のずれを防止することができるようになっている。この保持枠16の形状並びに寸法は、絵柄を印刷しようとする割り箸の大きさや形に合わせて、最適な寸法となるように予め設定しておく。保持枠16の場合は、図1に示されるように、5本の天そげの割り箸を並列に配置した際に、隣接する割り箸との間に隙間が生じず横方向の動きを規制し、ほぼぴったりと収まるように扇形に近い形状、寸法に設定されている。
保持枠16には、割り箸の頭端部を支持する支持台座26が、割り箸の数だけ設けられており、これらの支持台座26上に、印刷を施そうとする割り箸の頭端部を支持させ、割り箸の頭端部を、コイルバネ26Aによって上方へ付勢するようにしている。
なお、図4の実施形態では弾性体としてコイルバネ26Aを用いているが、弾性力を付与することができれば、板バネ、ゴム、フェルト布なども利用することが可能である。また、本実施形態では、割り箸の数に合わせて支持台座26を設置しているが、これに限らず、例えば一体化した単一の部材によって支持台座を設けることも可能である。
図5は前述した保持枠16に割り箸を配置して印刷を行う際の概略斜視図で、このうち、図5(A)は5本の割り箸30を配置した状態を示し、図5(B)は2本の割り箸30を配置した状態を示している。また、図6は、印刷時の作用を示す正面図である。
図5(A)に示されるように、絵柄が印刷される前の5本の割り箸30は、保持枠16の内側に、ほぼ隙間なく並列に配置され、印刷時における横方向の動きを規制することができるようになっている。また、割り箸30の頭端部30Aは、支持台座26上に支持され、上方へコイルバネ26Aによる付勢力が付与されている。一方、割り箸30の先端部30Bは、保持枠16の基台14上に直接支持されている。
印刷する際は、図6に示されるように、印刷用マスク18を実線の状態から、二点鎖線に示す矢印方向に回動させ、スクリーン18Aを割り箸30の表面に密着させる。そうすると、割り箸30は、印刷面となる表面が、スクリーン18Aと支持台座26との間に挟み込まれた状態となって、コイルバネ26Aの付勢力が作用し、5本の各割り箸30,30・・は、その印刷面が平滑となり、スクリーン18Aによる例えばシルクスクリーンを利用した印刷が可能となる。印刷に使用されるインクは、人体に害のない安全性が確認されたものを用いる。
以上のように、本実施形態によれば、割り箸30の底側から支持台座26によって上方向に弾性力を付与するとともに、保持枠16によって割り箸30の横方向の移動を規制しながら印刷を行うようにしている。このため、印刷時における割り箸30の横ずれを防止することができ、印刷を割り箸30上の正確な位置に施すことができる。また、支持台座26の弾性力により、印刷時の割り箸30の表面を、平滑に保つことができるので、割り箸30の表面に塗布されるインクの量を均一にするこができることとも相まって印刷ムラを防止することが可能となり、印刷品質が向上する。
なお、以上の実施形態では、割り箸30の頭端部30Aを、コイルバネ26Aを備えた支持台座26によって支持しているが、割り箸30の裏面側である底の部分全体をフェルトなどの弾性を備えた部材で支持するようにしてもよい。また、割り箸30への印刷方法はシルクスクリーンに限らず、どのような方法でもよい。
さらに、本実施形態では、5本の割り箸30を一度に印刷するようにしているが、その数は幾つでもよい。また、割り箸には、絵柄の他、文字や各種マークを印刷することも可能である。
以上説明したように、本考案によれば、複数本の割り箸に絵柄を一度に印刷することができ、量産性に優れているとともに、綺麗な絵柄が印刷された割り箸を提供することが可能になった。
本考案の一つの実施形態に係る絵柄付割り箸を示した図である。 本考案の他の実施形態に係る絵柄付割り箸を示した図である。 割り箸に絵柄を施す場合に使用される絵柄印刷装置の構成を示す概略斜視図である。 同じく、割り箸に絵柄を施す場合に使用される絵柄印刷装置の要部である保持枠並びに支持台座を示した概略斜視図である。 同じく、割り箸に絵柄を施す場合に使用される絵柄印刷装置の要部である保持枠に割り箸を配置して印刷を行う際の概略斜視図である。 同じく、割り箸に絵柄を施す場合に使用される絵柄印刷装置の作用を示す正面図である。
符号の説明
10 11 割り箸
12 絵柄印刷装置
14 基台
16 保持枠
18 印刷用マスク
18A スクリーン
18B 枠体
20 印刷台
20A 側面部
22 ヒンジ
24 原版
26 支持台座
26A コイルバネ
30 割り箸
30A 頭端部

Claims (2)

  1. 基台に載置された保持枠に複数の割り箸を並列に配置して保持させるとともに、該複数の割り箸の底側から上方向に弾性力を付与する弾性部材を備えた支持台座を前記基台上に設置し、前記保持枠によって該複数の割り箸の横方向の移動を規制しながら、印刷用マスクを該複数の割り箸の印刷を行う表面に密着させて前記支持台座による弾性力により該複数の割り箸の表面を平滑面として、絵柄、各種マーク、文字等の印刷が施されてなることを特徴とする割り箸。
  2. 前記支持台座は、前記複数の割り箸の頭端部をそれぞれ支持するとともに、該複数の割り箸の先端部は、基台によって支持された状態で、印刷用マスクを該複数の割り箸の印刷を行う表面に密着させて前記支持台座による弾性力により該複数の割り箸の表面を平滑面として、絵柄、各種マーク、文字等の印刷が施されてなることを特徴とする請求項1に記載の割り箸。
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