JP3133721U - 薄型の眩光発生可能なボタン構造 - Google Patents

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浚▲韋▼ 林
慶昌 謝
建彰 陳
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▲コウ▼暉實業股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】本考案は、層ごとに異なる材質や異なる色の複合材料を押出成形技術及び一体成形の方式で製作してなり、ボタンモジュールの外見が変化に豊かで信頼性を備えた薄型の眩光発生可能なボタン構造を提供する。
【解決手段】この薄型の眩光発生可能なボタン構造は、薄膜層10と、保護層20と、模様層30と、エラストマー40とを含む。保護層20は薄膜層10の上面に設けられ、模様層30は薄膜層10の下面に設けられ、かつ、エラストマー40は模様層30の下面に設けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、薄型の眩光発生可能なボタン構造に係わり、特に押出成形技術及び一体成形により作製された薄型の眩光発生可能なボタン構造に関する。
情報科学技術時代の到来に伴い、さらに通信ネットワーク技術の進歩を加えて、携帯電話は、既に最もよく見られる通信ツールの一つになっている。携帯電話製品は、その体積が軽く、携帯に便利で、機能が万全で、かつ価格が益々低下しているため、より多くの消費者に好かれるようになっている。一般に、消費者は携帯電話を選んで購入しようとする場合、携帯電話の機能や外見を考えに入れることが多く、市場も消費者の傾向に応じて、機能が万全で外形が新規な携帯電話を続々と出している。
一般に、携帯電話の外形の変化において、設計者は常に、ケースの外形およびボタンについて改良を行っている。特に、ボタンのボタンモジュールについては、ボタンモジュールの外見の質感および美観を表すため、製作過程では比較的多くかつ複雑なフローを行う必要がある。
ボタンモジュールが眩光を発生できるようにするために、一般に従来の方法では、金属シートに異なる変化のある模様が形成され、ボタンモジュールが金属シートにより眩光効果を発生するようになる。しかしながら、このような従来の眩光発生の製造方法は、以下の欠点を備える。
1、前記金属シートは金属材料で作製されるため、コストが増加してしまう。
2、携帯電話のアンテナは常に高周波信号を受信するため、金属シートを用いることで、電気特性がしばしば妨げられるようになる。
3、異なる変化の模様を金属シートに形成する製造プロセスは、複雑且つ困難である。
また、従来では、プラスチックフィルムに異なる変化の模様が形成される場合もあり、このような手法も以下の欠点を備える。
1、前記プラスチックフィルムは、射出成形によるもので、かつ、前記プラスチックフィルムは非常に薄いため、プラスチックフィルムの歩留まりが低下してしまう。
2、非常に薄いプラスチックフィルムを製造する必要があるため、射出成形に用いるモールドの寿命が低下するので、コストが増加するだけではなく、ボタンモジュール全体の製造工程および時間も増加してしまう。
3、前記プラスチックフィルムは非常に薄いことが要求されるが、現在の射出成形で作製したフィルムの厚さは、まだ0.4mm以上であるため、厚さが限られてしまう。
4、射出成形技術を用いるため、前記プラスチックフィルムの変色や模様の深さ及び複雑性が限られてしまう。即ち、射出成形技術で作製されたプラスチックフィルムは、変色できず、しかも模様も浅く、比較的複雑な模様を形成することはできない。
5、一般に、射出成形に用いる材料は、アクリル或いはプロピレンカーボネート(PC)であるが、アクリル材料は通常、透明度が足りず、並びに硬度が高くて砕け易い(割れは発生し易い)欠点があり、PCは耐摩耗性が良くない(削りに耐えない)という欠点がある。
以上のように、前記従来のボタンモジュールは、実際の応用上において、不便や問題が明らかに存在しており、改善が期待されている。
そのため、本考案者は、前記欠点を改良するために、長年以来この領域で積み立てた経験により、専念な観察かつ研究をし、さらに学術理論の運用を合せ、やっと合理的な設計で且つ前記の欠点を有効に改良できた本考案を提案した。
本考案は、前記課題を解決するために、薄型の眩光発生可能なボタン構造を提供する。本考案に係る薄型の眩光発生可能なボタン構造は、層ごとに異なる材質や異なる色の複合材料を押出成形技術及び一体成形の方式で製作してなり、ボタンモジュールの外見が変化に豊かで信頼性を備え、別に貼付加工する必要がなく、プラスチック部材のモールドや治具の数が減少され、製造プロセスが一つの機器で直接押出成形するように簡易化され、コストが低下し、かつ薄型のボタンモジュールを作製できる。
前記技術問題を解決するため、本考案による一態様は、薄膜層と、保護層と、模様層と、エラストマーとを含む薄型の眩光発生可能なボタン構造を提供する。前記薄膜層の厚さは0.05〜0.4mmの間であり、前記保護層は前記薄膜層の上面(上端)に設けられ、前記模様層は前記薄膜層の下面(下端)に設けられ、並びに、前記エラストマーは前記模様層の下面(下端)に設けられている。
前記技術問題を解決するため、本考案による他の一態様は、薄膜層と、複数の凸体と、模様層と、エラストマーとを含む薄型の眩光発生可能なボタン構造を提供する。前記薄膜層の厚さは0.05〜0.4mmの間であり、前記凸体はそれぞれ前記薄膜層の上面(上端)に設けられ、前記模様層は前記薄膜層の下面(下端)に設けられ、且つ、前記エラストマーは前記模様層の下面(下端)に設けられている。
本考案が所定の目的を達成するために採用する技術、手段及びその効果をさらに詳細で具体的に説明するために、以下に本考案に関わる詳しい説明を添付図面を参照しながら行う。これにより、深く且つ具体的な理解を得られるが、それらの添付図面は参考及び説明のみに使われ、本考案の主張範囲を狭義的に局限するものではないことは言うまでもないことである。
図1は、本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例1を示す断面図である。図1に示すように、この実施例1に掲示されている薄型の眩光発生可能なボタン構造は、薄膜層10と、保護層20と、模様層30と、エラストマー40とを含む。
薄膜層10は、透明なプラスチック材料で作製されたプラスチックシート或いはプラスチックフィルムであり、また、前記薄膜層10は、パターンや符号、文字または数字(図示せず)が印刷されたプリントフィルム層であり、前記薄膜層10の厚さDは0.05〜0.4mmの間である。
また、保護層20は、前記薄膜層10の上面(上端)に設けられ、前記保護層20は、耐摩耗性の樹脂薄膜或いはプリントインクフィルムである。模様層30は、前記薄膜層10の下面(下端)に設けられ、前記模様層30は、規則的または不規則な模様を有する。また、エラストマー40は、前記模様層30の下面(下端)に設けられ、前記エラストマー40は、弾性のあるゴム材料或いはプラスチック材料からなる。
図2は、本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例2を示す断面図である。図2に示すように、実施例2は、さらに、模様層30とエラストマー40との間に設けられた金属層50を含み、前記金属層50によりボタン構造が金属的質感のある外観を発生できるようになる点で、実施例1と最も大きく異なっている。
図3は、本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例3を示す断面図である。図3に示すように、この実施例3に掲示されている薄型の眩光発生可能なボタン構造は、薄膜層10と、複数の凸体60と、保護層70と、模様層30と、エラストマー40とを含む。
凸体60は、パターンや符号、文字または数字であればよく、凸体60は、それぞれ前記薄膜層10の上面(上端)に設けられる。保護層70は、前記薄膜層10及び凸体60の上面(上端)に設けられ、前記保護層70は、耐摩耗性の樹脂薄膜或いはプリントインクフィルムである。また、模様層30は、前記薄膜層10の下面(下端)に設けられ、エラストマー40は、前記模様層30の下面(下端)に設けられる。
図4は、本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例4を示す断面図である。図4に示すように、実施例4は、さらに、模様層30とエラストマー40との間に設けられた金属層50を含み、前記金属層50によりボタン構造が金属的質感のある外観を発生できるようになる点で、実施例3と最も大きく異なっている。
以上のように、本考案に係る薄型の眩光発生可能なボタン構造は、層ごとに異なる材質や異なる色の複合材料を押出成形技術及び一体成形の方式で作成してなり、ボタンモジュールの外見が多層化による変化や信頼性を備え、別に貼付加工する必要はなく、プラスチック部材のモールドや治具の数が減少され、製造プロセスが一つの機器で直接押出成形するように簡易化され、コストが低下し、かつ薄型のボタンモジュールを作製できる。
以上は単に本考案の好ましい具体的な実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を局限するものではなく、いずれの当該分野における通常の知識を有する専門家は、本考案の分野の中で、適当に変更や修飾などを実施できるが、それらの実施が本考案の主張範囲内に納入されるべきことは言うまでもないことである。
本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例1を示す断面図である。 本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例2を示す断面図である。 本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例3を示す断面図である。 本考案による薄型の眩光発生可能なボタン構造の実施例4を示す断面図である。
符号の説明
10 薄膜層
20 保護層
30 模様層
40 エラストマー
50 金属層
60 凸体
70 保護層
D 厚さ

Claims (13)

  1. 薄膜層と、
    前記薄膜層の上面に設けられる保護層と、
    前記薄膜層の下面に設けられる模様層と、
    前記模様層の下面に設けられるエラストマーとを含む薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  2. 前記薄膜層の厚さは0.05〜0.4mmの間であることを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  3. 前記薄膜層は、透明なプラスチック材料で作製されたプラスチックシート或いはプラスチックフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  4. 前記薄膜層は、パターンや符号、文字または数字が印刷されたプリントフィルム層であることを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  5. 前記保護層は、耐摩耗性の樹脂薄膜、或いはプリントインクフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  6. 前記模様層は、規則的または不規則な模様を有することを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  7. 前記エラストマーは、弾性のあるゴム材料、或いはプラスチック材料からなることを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  8. さらに、前記模様層と前記エラストマーとの間に設けられた金属層を含むことを特徴とする請求項1に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  9. 薄膜層と、
    前記薄膜層の上面にそれぞれ設けられる複数の凸体と、
    前記薄膜層の下面に設けられる模様層と、
    前記模様層の下面に設けられるエラストマーとを含む薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  10. 前記凸体は、パターンや符号、文字または数字であることを特徴とする請求項9に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  11. さらに、前記薄膜層及び前記凸体の上面に設けられる保護層を含むことを特徴とする請求項9に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  12. 前記保護層は、耐摩耗性の樹脂薄膜、或いはプリントインクフィルムであることを特徴とする請求項11に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
  13. さらに、前記模様層と前記エラストマーとの間に設けられた金属層を含むことを特徴とする請求項9に記載の薄型の眩光発生可能なボタン構造。
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