JP3133122B2 - 記号再生方法 - Google Patents

記号再生方法

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JP3133122B2
JP3133122B2 JP03339180A JP33918091A JP3133122B2 JP 3133122 B2 JP3133122 B2 JP 3133122B2 JP 03339180 A JP03339180 A JP 03339180A JP 33918091 A JP33918091 A JP 33918091A JP 3133122 B2 JP3133122 B2 JP 3133122B2
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    • G09G5/22Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of characters or indicia using display control signals derived from coded signals representing the characters or indicia, e.g. with a character-code memory
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  • Image Processing (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケールの適合化及び
/又はポジションの適合化を行い、結像面上の画像ラス
ターの画像ラインに配置される一連の輝度振幅によっ
て、結像面上に記号を再生する方法であって、記号の理
想輝度輪郭の空間的ローパスフィルタ処理された振幅に
対応する各輝度振幅として、少なくとも3個の値の中の
1個の値を用い、この値を、適合化されたスケールによ
って理想輝度輪郭に対して制御されるピッチ、及び/又
は該ピッチの何分の1かに相当する精度で適合化された
ポジションによって理想輝度輪郭に対して制御されるオ
フセットを用いて、サンプリングラインを具えるサンプ
リンググリッド上にサンプリング処理する記号再生方法
に関するものである。また本発明は、このような方法を
実行するための装置にも関するものである。
【0002】
【従来の技術】冒頭にて述べた種類の方法は、A.Naima
n、A.Fournier、 "Rectangular convention for fast f
iltering of character", Computer Graphics , Vol.2
1, No4(July 1987), pp. 233〜242 より既知である。こ
の方法では、高解像度情報を用いての記号記述によって
表現される輝度輪郭を、それぞれ画像ラスターのライン
上に配置される連続輝度振幅に変換している。例え
ば、"Postscript languagereference manual", Adobe s
ystem, Addison Wesleypublishing company, Read-ing
Massachusetts, 1985, ISBN 0-201-10174-2 に記載さ
れている、POSTSCRIPT(R) (ADOBEによって所有されてい
るトレードマーク)などのページ記述言語を使用する場
合、例えば "黒" と "白" との間の文字記号の縁部を表
現する多くの数学的曲線によって、理想輝度輪郭が記述
される。この曲線自体は、パラメータによって規定され
る。この種の記述は、かなり高解像度である。すなわ
ち、このことを理想と称する。一方、理想輝度輪郭は、
輝度振幅のマスターグリッドによって記述され、マスタ
ーグリッド上の輝度輪郭は、その解像度がサンプリング
グリッドの解像度よりも高いという点において理想的な
ものである。一般的に、理想輝度輪郭は、最高の連続輝
度振幅よりも更に詳細な情報を有している任意の輝度表
現を示すものと理解すべきである。
【0003】ページ記述言語を用いる場合、更に再生す
べき記号のポジション及びスケールがより正確に表示さ
れる。このようにして、再生すべき記号が、画像表示装
置とは無関係に特定され、これによって、仕様書の画像
表示装置の特性を考慮する必要がなくなる。もち論、解
像度が極めて限定されている簡単な画像表示装置では、
ページ記述言語で規定される理想記号を正確に再生する
ことができない。しかしながら、実際の輝度輪郭自体、
例えば、インクを塗られた区分の前景輝度値とこれらの
区分が再生される背景値とを有する文字、デジットなど
の活字記号(印刷されたテキストでは、それぞれ“白”
及び“黒”)は2値であるが、既知の記号再生方法によ
り、2個以上の輝度振幅値を使用し、既知の装置で知覚
される細部の解像度を改善することができる。
【0004】認識される解像度を改善するために、既知
の方法では、人間の視覚システムが異なる2値パターン
の前景値と背景値との間の輝度値を、本来の輝度値とし
て認識するのではなく、どちらかというと高解像度細部
として認識するとの既知の事実を利用している。このた
め、幅が1ラスターライン幅であり、輝度値が前景値と
背景値との中間である画像ラインを、背景に対して幅が
2分の1画素であるラインと解釈する。ステップの一方
の側の背景値を有する画像ラインと、前記ステップの他
方の側の前景値を有する画像ラインと、これらの間の縁
部における前記前景値と背景値との中間の輝度値を有す
る画像ラインとを具えているステップ輝度輪郭は、画像
ラインの中間のステップ輪郭として解釈される。
【0005】引用されたNaiman及びFournierによる記事
では、グレイの値を輝度振幅として使用することに、方
法を限定していたが、このような限定が本質的でないこ
とは明らかである。例えばこの方法で、カラー振幅及び
これらの組み合わせも処理することができる。記載され
ている方法を実行する装置を、 CRTに限定する必要もな
い。この方法を、2個以上の輝度振幅を有する画像を発
生させることのできる任意の装置、例えばLCD及びプリ
ンタに使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既知の方法で
は、記号の輝度輪郭から連続輝度振幅を抽出できるよう
に、アーティファクト、すなわち所望の輝度輪郭からの
知覚される変位を防ぐために、複雑な動作を必要とする
という欠点がある。これは、ディスプレイパネルの特性
を考慮しなければならないため特に不利である。例え
ば、CRTの場合、スクリーンの種類によって異なる、時
には1スクリーンにおいても異なる蛍光体の線形性及び
画素の形状を考慮しなければならない。従って、通常ア
ーティファクトが残存してしまう。すなわち、記号がシ
ャープでないものとして認識され、活字記号の基づくベ
ースラインが波状に認識されるとともに、活字記号の上
部に沿って延在するトップライン(高さX)も同様に波
状に認識される。結果として、スクリーンの読み出し
が、従来の印刷物の読み出しよりも困難なものとなる。
【0007】本発明は、わずかに限定されたスクリーン
特性を考慮すれば足りる簡単な方法で、知覚される鮮明
性及び線形性を高めることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、スケールの適合化及び/又はポジション
の適合化を行い、結像面上の画像ラスターの画像ライン
に配置される一連の輝度振幅によって、結像面上に記号
を再生する方法であって;記号の理想輝度輪郭の空間的
ローパスフィルタ処理された振幅に対応する各輝度振幅
として、少なくとも3個の値の中の1個の値を用い、こ
の値を、適合化されたスケールによって理想輝度輪郭に
対して制御されるピッチ、及び/又は該ピッチの何分の
1かに相当する精度で適合化されたポジションによって
理想輝度輪郭に対して制御されるオフセットを用いて、
サンプリングラインを具えるサンプリンググリッド上に
サンプリング処理する記号再生方法において;前記ピッ
チ及び/又は前記オフセットの適合化によって、背景輝
度レベルと記号内輝度レベルとの間の、前記サンプリン
グラインと平行に延在する輝度輪郭の縁部に対応する輝
度振幅の空間的変化を、画像ラスターの2個の連続画像
ラインの間に集中させることを特徴とする。このよう
に、2個の近傍画像ライン間の境界を使用することによ
って、空間的輝度変化の鮮明性を最適化することができ
る。このようにして、鮮明性が高められることが実験に
よって確かめられた。その理由は、人間の視覚システム
が、一般的に空間的周波数の高い細部よりも、縁部を知
覚するのに適合しているからである。
【0009】2個の連続ライン間の輝度変化の集中化範
囲は、輝度輪郭の縁部に対する連続サンプリングライン
の相対的な位置によって決定される。これは、サンプリ
ンググリッドのオフセットの再調整、又はサンプリング
グリッドのピッチの再調整によって、直接的な影響を受
ける。すなわち、後者の場合、ただ一つのサンプリング
ラインのみが、そのポジションを保持し、他のサンプリ
ングラインは、輝度輪郭に対しシフトし、縁部に対する
ポジションを変化できるようにもしている。このように
して、一対の連続ラインの間に、輝度変化を集中させる
ことができる。明らかに、グリッドに対する輝度輪郭の
シフティング又はスケーリングによって同一の効果を得
ることができる。
【0010】本発明の好適な適用例では、単にサンプリ
ングラインを必要とするにすぎない。すなわち、例え
ば、LCDディスプレイでは避けることのできないライン
内の画素におけるサンプリングを必要とせず、CRT表示
装置において、画素におけるサンプリングを行うことな
く、アナログローパスフィルタ処理を行えば、ローパス
フィルタ処理として十分である。
【0011】明らかに、本発明が、連続画像ライン間の
距離の何分の1かに相当する精度でポジションを調整す
ることができる場合、及び/又は整数係数よりも大きな
精度でスケールを調整することができる場合の再生方法
に限定されることに注意すべきである。画像ラインのバ
イナリパターンによって記号を再生する既知の方法、及
び1画像ライン毎に単にオフセット又は整数倍に拡大し
て記号を再生する既知の方法は除外される。
【0012】本発明による方法の一例ではサンプリング
ラインと平行に延在する輝度輪郭の2個の平行縁部に対
応する2個の空間的変化の集中化を、ピッチ適合化とオ
フセット適合化とを組み合わせることによって行うこと
を特徴としている。このようにして、例えば活字記号の
場合、下側(ベースライン)及び上側(高さX)が同時
にシャープとなる。本発明による方法の他の一例では、
背景輝度レベルと記号内輝度レベルとの間の、前記直交
方向サンプリングラインと平行に延在する輝度輪郭の直
交縁部に対応する輝度振幅の直交方向空間的変化を、2
個の連続直交サンプリングラインの間に集中させ;該直
交方向の集中化を、輝度輪郭に対するサンプリンググリ
ッドの直交方向ピッチ、及び/又は直交方向オフセット
の適合化によって行うことを特徴としている。
【0013】ローパスフィルタ処理を実行し、多くの画
像表示装置の特性をうまく処理するためには、サンプリ
ングライン内の個々のサンプリングポイント上でもサン
プリングを行うと有利である。他のサンプリングライン
上のサンプリングポイントと関連して、このようなサン
プリングポイント自体が、連続サンプリングポイントが
配置される直交方向ラインを構成する。本発明による方
法を、2回、すなわち、サンプリングライン間で1回及
び直交方向ライン間で1回実行すると、2個の直交方向
に延在する縁部をシャープにすることができる。
【0014】前記記号を活字記号、すなわち印刷に使用
される文字、デジット、ライン又は任意の他のキャラク
タとする場合の、本発明による方法の一例では、前記記
号を活字記号とする場合の記号再生方法において、前記
活字記号のベースライン及び/又は上側(高さX)を、
関連する縁部として使用することを特徴としている。特
に活字記号の場合、読みだしの労力を軽減するために
は、シャープな縁部を優先的に観察するのが有利であ
る。
【0015】本発明による更に他の一例では、前記記号
を活字記号とする場合の記号再生方法において、前記活
字記号の側方縁部を、関連する縁部として使用すること
を特徴としている。本発明による更に他の一例では、前
記活字記号を一連の活字記号とともに再生する際に、前
記一連の活字記号の各記号毎に、前記空間的変化を前記
と同一の2個の連続画像ラインの間に集中させることを
特徴としている。連続記号の縁部を、常に前記と同一の
一対の連続画像ライン間に位置させることによって、知
覚されるラインの直進性を高めることができる。
【0016】本発明による方法の他の一例では、前記輝
度輪郭を、該輝度輪郭の縁部に対応する基準ラインのイ
ンディケーションと組み合わせ、前記基準ラインが2個
の連続サンプリングラインの中間に位置するように、前
記ピッチ及び/又はオフセットを適合化することを特徴
としている。このようにして、各記号毎に縁部の位置を
決定する必要がなくなる。
【0017】本発明による方法の更に他の一例では、共
通の基準ラインを有し、それぞれ固有の輝度輪郭と関連
する、1セットの記号の中から記号を選択することを特
徴としている。このようにして、この方法を1セットの
記号すべてに一様に適用することができる。
【0018】本発明による方法では、再生モードにおい
て、前記画像ラスターが繰り返し再生され、常に、画像
ラインの第1部分が再生され、次に前記画像ラインの第
2部分が再生され、前記画像ラインの第1部分を前記画
像ラインの第2部分でインタ−レースする記号再生方法
において、前記集中化を、前記第1部分の2個の連続ラ
インの間で行うことを特徴としている。例えば、標準テ
レビジョンスクリーンなどの、多くの画像表示装置にお
いて、画像は、インターレース方式で再生される。すな
わち画像ラインの第1部分と第2部分とは、交互に再生
される。画像ラインの第1部分は、画像ラインの第2部
分の間に位置している。この主な目的は、画像ラインの
個々の繰り返しが知覚されることによって生じるフリッ
カーを抑制することである。このタイプの再生装置で
は、画像ラインの第1部分における2個の画像ラインの
間に輝度ステップを集中させることが有利である。この
ようにして、インターレースされた画像ラインが隣接画
像ラインの中間値に相当する輝度を有することとなる。
しかしながら、ステップを、第1部分の画像ラインと、
第2部分の画像ラインとの間に集中させるならば、記号
の縁部における局所的なフリッカーを更に抑制し、ステ
ップを知覚することができる。本発明による方法の他の
例では、前記第2部分の中間画像ラインが、その縁部に
おいて、前記第1部分の2個の連続ラインの輝度振幅の
中間値に相当する輝度振幅を有していることを特徴とし
ている。
【0019】以下図面を参照して本発明を説明するに、
図1は、従来の記号再生方法を実行するのに好適な装置
を示す図である。ここでは、入力端子100 に供給される
記号表示に応答し、ディスプレイスクリーン170によっ
て記号が再生される。この結果を図2及び図3を参照し
て説明するが、先ず図1に示す装置について説明する。
【0020】図1に示す装置において、先ず第1に、例
えば文字”L”から成る輝度輪郭の記述を発生させる
(120)。次に、輝度輪郭が空間的ローパスフィルタ処
理され、サンプリングラインのグリッドでサンプリング
処理される(130)。サンプリンググリッドのオフセット
及びそのピッチは、発生する記号の外部で調整されるポ
ジション(140)及びスケール(150)によって制御され
る。サンプリング結果(160)がディスプレイスクリー
ンに供給される。
【0021】図1にて示す装置は、単なる一例である。
例えば、入力信号100, 140, 150 を、独立の信号、すな
わち連続的に処理される記号コード、ポジションコー
ド、スケールコードとする代わりに、プログラム、例え
ばPOSTSCRIPT(R)を実行することによって発生させるこ
ともできる。例えば、全テキストラインに対して一度、
記号とは独立にポジション及びスケールを調整すること
もできる。記号及び関連する輝度輪郭は常に100 を介し
て供給されるが、110も輪郭を記憶することができ、常
に選択信号のみが入力端子100を介して必要である。輝
度輪郭を、例えば文字”L”の輝度値マトリックス(い
わゆるビットマップ)として、又は一連の数学的な曲線
による輪郭記述として表現することもできる。入力を種
々変更できること明らかである。
【0022】輝度輪郭、スケール及びポジションが集ま
る際に(130) 、空間的にローパスフィルタ処理され、サ
ンプリングされた画像ラインのセットを発生させる必要
がある。この点に関しても変更することができる。例え
ば、画像を画素に細分化し、フィルタ処理された値を各
画素毎に数字で計算することができる。一方、各輝度輪
郭毎に、予め計算され、サンプリングされ、フィルタ処
理された値を、一連のスケール及びポジションの組み合
わせとして記憶することができ、ユニット130は単に値
を調べる必要があるのみである。画素でサンプリングす
る必要はない。すなわち、画像ラインでサンプリングを
行えば十分である。例えば、アナログフィルタを用い、
個々の画素毎ではなく、ラインに沿ったフィルタ処理を
連続的に実行する。
【0023】最後に、画像表示装置は、黒−白−グレイ
画像の CRTに限定されるものではなく、カラー再生、又
はLCD、プリンタ機構等の他の再生技術を使用すること
もできる。
【0024】図2は、従来の装置の基礎となる原理を説
明するための図である。図2は上から下へと続いてお
り、縁部210 を具えている輝度輪郭200と、輝度輪郭200
の断面220に沿ったポジションの関数として輝度を表示
しているグラフ230 と、ステップを表示している一連の
輝度サンプル240 とを示している。ここで、この一連の
輝度サンプルが垂直方向に繰り返されていると仮定する
ことに注意する。縁部に対応する輝度サンプルが、縁部
の左側の輝度と縁部の右側の輝度との中間であるため、
サンプルの中間に位置する縁部が示される。
【0025】図3は、ラインを具えている輝度輪郭を基
準とする原理を説明する図である。ここで、ラインの輝
度が1/3 である輝度サンプルは、ラインの幅がサンプリ
ングポイントの幅の1/3 であることを示している。
【0026】輪郭内の輝度値以外の輝度値を使用する場
合、例えば2個以上の輝度値を有する文字などから成る
2進数輝度輪郭の場合、2進数サンプルによって表現す
ることのできない細部は、このようにして示される。例
えば、低解像度サンプリンググリッドにおける認識範囲
を超え削除される文字は、このようにして、適度なクオ
リティで再生される。
【0027】図2及び図3における、サンプリングされ
る輝度値の選択が比較的簡単なものであっても、実際に
は依然として問題がある。不正確なフィルタリングの選
択によって、アーティファクト、すなわち輝度輪郭内に
存在しない細部を観察することとなる。フィルタリング
を正しく選択するために、再生装置から人間の眼に至る
全画像経路において生じる影響、例えばスクリーンに用
いられる画素の形状、使用される蛍光体の線形性等を補
償する必要がある。このようにして実際には、どちらか
というと複雑なフィルタが必要とされ、アーティファク
トが依然として発生する。
【0028】
【実施例】本発明は、アーティファクトを妨害すること
なく、どちらかというと簡易なフィルタを使用できるよ
うにすることを目的としている。特に本発明は、記号の
外側縁部の鮮明度が認識において重要であるとの認識に
基づいている。この鮮明度を高めるために、外側縁部
が、画像ラスターの連続画像ライン間の境界と一致する
ことを保証する。このことは、ラスターのオフセット及
び/又はピッチを適合させることによって実現される。
【0029】図4a, bは、このラスターのオフセット及
び/又はピッチの適合化プロセスを示している。図4aの
上部は、縁部を有している輝度輪郭のグラフを示す図で
ある。図4aの下部は、この輝度輪郭をローパスフィルタ
処理したものを示している。図4aのグラフにおいて、3
個のサンプリングポイントを示している。このうちの中
心のサンプリングポイントが縁部と一致している。結果
的に、輝度分布は、左から右へと、2対のサンプリング
ポイント間に分布している。図4bは、本発明が解決しよ
うとする状況を示している。すなわち、輝度の変化は2
個のサンプリングポイント間に集中している。連続する
サンプルが、連続する個々の画像ライン上に再生される
ので、このようにしてシャープな縁部がディスプレイス
クリーン上に生じる。このことは、理想的な輝度輪郭が
シャープな縁部を有している場合、特に望ましい。この
例では、輝度輪郭がわずかに2個の輝度レベルを有して
いるにすぎないが、この原理は、輝度輪郭が、縁部付近
以外の位置の他の内部輝度レベルを呈する場合にも同様
である。
【0030】図4c, 4dは、インターレースされる画像の
場合の同様の原理を示す図である。多くの画像表示装置
では、周期的な再帰方式で画像が表示される。このこと
は、例えば陰極線管の場合に、永久的な輝度効果を得る
ために必要である。インターレーシングはしばしば適用
される。すなわち、例えばヨーロッパの場合、テレビジ
ョンスクリーンにおける画像は40ms毎に繰り返され、40
msの半分の各20msの間に、第1の半数の画像ラインが交
互に書き込まれ、前記第1の半分の画像ラインが、ディ
スプレイスクリーンの第2の半分の画像ラインの間に配
置される。
【0031】交互にスクリーン上に連続している画像ラ
インが、互いに直接的に連続しているのではなく、20ms
後に書き込まれるので、特に画像強度の局所依存性が強
い場合に、画像ラインと、そのインターレースされた直
接近傍との間の強度に大きな差があるために、局所的な
フリッカーが発生し得る。
【0032】図4c,4dにおいて、如何にして、この影響
を抑制するかを説明する。図4cの上部は、縁部を有する
輝度輪郭のグラフを示している。図4dの下部では、この
輝度輪郭をローパスフィルタ処理したものを示してい
る。ここでは、4個のサンプリングポイントを示してお
り、インターレースされたラスターのサンプリングポイ
ントが破線にて示され、その他のポイントが実線で示さ
れている。縁部を、インターレースされたサンプリング
ポイントと、その近傍との中間に配置する。結果的に、
画像中にフリッカーが認められる。図4dは、本発明にお
いて望ましい状況を示す図である。ここでは、輝度ステ
ツプが同一グリッドの2個のサンプリングポイントの間
に集中しており、前記インターレースされたグリッド上
のポイントが、前記2個のサンプリングポイントの輝度
値の中間の輝度値を有し、このようにして、インターレ
ースされた輝度値が周囲から逸脱し、他の値とは時間的
に独立にスクリーン上に書き込まれることによって生じ
るフリッカーを抑制する。
【0033】図4dに示されている方法の利点が、画像の
繰り返し周波数に依存していること明らかである。この
画像繰り返し周波数が非常に高く、ラインの第1部分と
インターレースされた第2部分との間にフリッカーが認
められない場合、インターレースされたサンプリングポ
イントとその近傍との間に輝度ステツプを集中させるこ
とが更に有効である。しかしながら、画像繰り返し周波
数が低い場合には特に、インターレースされた画像が、
第1画像の画像ラインの振幅間における中間輝度振幅を
有していることを保証する必要がある。
【0034】図5は、サンプリングラインであるグリッ
ド510 が交差する(例えば)文字“L”(500) から成る
輝度輪郭に対するサンプリングポイント(この場合サン
プリングライン)のオフセットを示す図である。左手側
の図面では、サンプリングラインと、記号の下側520と
が一致しており、これは、図4の左手側の場合に対応し
ている。図5の右手側の2個の図面では、下側520にと
って望ましい場合が作り出されている(図4の右手側の
場合と同様)。中心の図面では、サンプリングライング
リッドをオフセットし;右手側の図面では、ピッチを適
合させている。これらの工程の結果、下方縁部が、2個
のサンプリングラインの中間に位置する。
【0035】明らかに、この目的を達成するために、オ
フセット及びピッチ適合化の組み合わせも用いることが
できる。これら2個の動作を組み合わせることによっ
て、必要であれば図6にて示すように、2個のサンプリ
ングラインの中間に2個の異なる縁部610,620を同時に
位置決めすることもできる。更に図7に示されているよ
うに、水平方向に対して垂直な方向の画像ライン間に境
界が存在するものと仮定すると、例えば像面が2次元の
周期的なラスターに画素を具えている場合に、この方法
で垂直方向の縁部710 も処理することができる。垂直方
向740 のピッチ適合化とは独立に、水平方向730のピッ
チ適合化を実行することによって、4個の縁部すべて
を、連続する画像ライン間に位置決めすることができる
(2個の水平方向縁部、及びこれらに対して垂直な他の
2個の平行な縁部が延在している)。
【0036】上記の各例において、サンプリンググリッ
ドのピッチ及び/又はオフセットを適合させる。すなわ
ち明らかに、シフトすること、アップスケールするこ
と、又はダウンスケールすることによっても、同一の効
果を得ることができる。
【0037】以上の図面を参照して説明した方法を実行
するためには、輝度輪郭内の縁部のポジションを認識し
ている必要がある。原理的には、常に改めてこのポジシ
ョンを輝度輪郭から決定することができるが、図8に示
されているように、縁部の位置のインディケーション81
0を輝度輪郭800と組み合わせると有利である。更に、文
字セットなどの記号のセットの場合、縁部が常に同一の
ポジションを占有するように、輝度輪郭を実現すること
ができる。このことによって、セットの記号とは無関係
に、常に再調整を同様に行うことができる。
【0038】輝度の変化が上記のように集中している場
合、アーティファクトを妨害することなく、シンプルな
フィルタを使用できることを確かめた。このフィルタと
して、例えば図9に示すような、いわゆるボックスフィ
ルタを使用することができる。このため、まず第1に、
最終的に望まれるサンプリンググリッドの解像度よりも
高い解像度で、輝度輪郭800それ自体をサンプリングす
る。例えば、図9では、この解像度を3倍高くしてい
る。次に、サンプリングポイント900のブロック910にお
いて、輝度値を平均化し、フィルタ処理した値920を得
る。明らかに、方形以外の形状を使用することができ、
種々の大きさの重み付けと組み合わせて、3倍以外の解
像度とすることもできる。
【0039】結論として、ボックスフィルタを使用し、
一連の文字について得られる結果に基づき、本発明を説
明する。
【0040】図10aは、従来の方法を一連の文字につい
て適用した結果を示している。各サンプリングポイント
は、ドットを有する方形で示されている。サンプリング
ポイントの大きさは、矢印で示されている。適当な距離
から見る場合、又は目を細めて見る場合、ドットがグレ
イ・スケールとしての役割を果たす。
【0041】図10bは、一例としての本発明による方法
を同一の記号に適用した場合の結果を示している。記号
の下方縁部と連続するサンプル間の境界との一致が保証
されている。更に、すべての縁部を同一サンプリングラ
イン間の境界に配置させ、図10a とは逆のトートライン
(taut line)が得られる。
【0042】図10c は、本発明による第2の方法を適用
した結果を示している。ピッチ及びオフセットの再調整
によって、シャープな下方縁部及び上方縁部が得られ
る。境界におけるすべての縁部も、サンプリングライン
の対の間に配置させ、トートラインが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の方法を実行するための装置を示す図であ
る。
【図2】縁部を具えている輝度輪郭に基づく従来の原理
を説明するための図である。
【図3】細いラインを具えている輝度輪郭に基づく従来
の原理を説明するための図である。
【図4】サンプリンググリッドのオフセットの適合化に
よる輝度ステップの集中化を説明するための図である。
【図5】2次元サンプリンググリッドにおける、種々の
サンプリンググリッドの再調整を示している図である。
【図6】輝度輪郭の2個の平行な縁部を、それぞれ一対
のサンプリングラインの中間に配置させるための、サン
プリンググリッドの再調整を示す図である。
【図7】互いに直交している2方向のサンプリンググリ
ッドのオフセットの再調整を示す図である。
【図8】基準ラインを具えている輝度輪郭を示す図であ
る。
【図9】ボックスフィルタの動作を説明するための図で
ある。
【図10】従来の方法、又は本発明による方法を、1セ
ットの文字記号に適用した結果を示す図である。
【符号の説明】
100 記号が供給される入力端子 140 ポジションが供給される入力端子 150 スケールが供給される入力端子 160 サンプリング結果 170 ディスプレイスクリーン 200 輝度輪郭 210 縁部 220 輝度輪郭200の断面 230 断面220 に沿ったポジションの関数としての輝度
のグラフ 240 一連の輝度サンプル 500 輝度輪郭 510 サンプリングライングリッド 520 記号の下側縁部 610, 620 縁部 710 垂直方向の縁部 730 水平方向のピッチ適合化 740 垂直方向のピッチ適合化 800 輝度輪郭 810 縁部の位置のインディケーション 900 サンプリングポイント 910 サンプリングポイント900 のブロック 920 ブロック910 内の輝度値を平均化し、フィルタ処
理した値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (56)参考文献 特開 昭60−22183(JP,A) 米国特許4851825(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/40 G06T 5/20

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケールの適合化及び/又はポジション
    の適合化を行い、結像面上の画像ラスターの画像ライン
    に配置される一連の輝度振幅によって、結像面上に記号
    を再生する方法であって、記号の理想輝度輪郭の空間的
    ローパスフィルタ処理された振幅に対応する各輝度振幅
    として、少なくとも3個の値の中の1個の値を用い、こ
    の値を、適合化されたスケールによって理想輝度輪郭に
    対して制御されるピッチ、及び/又は該ピッチの何分の
    1かに相当する精度で適合化されたポジションによって
    理想輝度輪郭に対して制御されるオフセットを用いて、
    サンプリングラインを具えるサンプリンググリッド上に
    サンプリング処理する記号再生方法において、前記ピッ
    チ及び/又は前記オフセットの適合化によって、背景輝
    度レベルと記号内輝度レベルとの間の、前記サンプリン
    グラインと平行に延在する輝度輪郭の縁部に対応する輝
    度振幅の空間的変化を、画像ラスターの2個の連続画像
    ラインの間に集中させることを特徴とする記号再生方
    法。
  2. 【請求項2】 輝度輪郭の各縁部に対応する少なくとも
    2個の各空間的変化を、各連続画像ライン対の間に集中
    させることを特徴とする請求項1に記載の記号再生方
    法。
  3. 【請求項3】 サンプリングラインと平行に延在する輝
    度輪郭の2個の平行縁部に対応する2個の空間的変化の
    集中化を、ピッチ適合化とオフセット適合化とを組み合
    わせることによって行うことを特徴とする請求項2に記
    載の記号再生方法。
  4. 【請求項4】 サンプリンググリッドをサンプリングポ
    イントを具えているグリッドとし;各サンプリングライ
    ンが、グリッドの第1軸に沿って一連のサンプリングポ
    イントを具え;且つ各直交方向サンプリングラインが、
    前記第1軸と直交して延在する第2軸に沿って一連のサ
    ンプリングポイントを具えている請求項2に記載の記号
    再生方法において、背景輝度レベルと記号内輝度レベル
    との間の、前記直交方向サンプリングラインと平行に延
    在する輝度輪郭の直交縁部に対応する輝度振幅の直交方
    向空間的変化を、2個の連続直交サンプリングラインの
    間に集中させ;該直交方向の集中化を、輝度輪郭に対す
    るサンプリンググリッドの直交方向ピッチ、及び/又は
    直交方向オフセットの適合化によって行うことを特徴と
    する記号再生方法。
  5. 【請求項5】 輝度輪郭を2値とすることを特徴とする
    請求項1〜4のいづれか一項に記載の記号再生方法。
  6. 【請求項6】 前記記号を活字記号とする場合の請求項
    5に記載の記号再生方法において、前記活字記号のベー
    スライン及び/又は上側(高さX)を、関連する縁部と
    して使用することを特徴とする記号再生方法。
  7. 【請求項7】 前記記号を活字記号とする場合の請求項
    5に記載の記号再生方法において、前記活字記号の側方
    縁部を、関連する縁部として使用することを特徴とする
    記号再生方法。
  8. 【請求項8】 前記活字記号を一連の活字記号とともに
    再生する際に、前記一連の活字記号の各記号毎に、前記
    空間的変化を前記と同一の2個の連続画像ラインの間に
    集中させることを特徴とする請求項6又は7に記載の記
    号再生方法。
  9. 【請求項9】 前記輝度輪郭を、該輝度輪郭の縁部に対
    応する基準ラインのインディケーションと組み合わせ、
    前記基準ラインが2個の連続サンプリングラインの中間
    に位置するように、前記ピッチ及び/又はオフセットを
    適合化することを特徴とする請求項1〜7のいづれか一
    項に記載の記号再生方法。
  10. 【請求項10】 共通の基準ラインを有し、それぞれ固
    有の輝度輪郭と関連する、1セットの記号の中から記号
    を選択することを特徴とする請求項9に記載の記号再生
    方法。
  11. 【請求項11】 再生モードにおいて、前記画像ラスタ
    ーが繰り返し再生され、常に、画像ラインの第1部分が
    再生され、次に前記画像ラインの第2部分が再生され、
    前記画像ラインの第1部分を前記画像ラインの第2部分
    でインタ−レースする請求項1〜10のいづれか一項に記
    載の記号再生方法において、前記集中化を、前記第1部
    分の2個の連続ラインの間で行うことを特徴とする記号
    再生方法。
  12. 【請求項12】 前記第2部分の中間画像ラインが、そ
    の縁部において、前記第1部分の2個の連続ラインの輝
    度振幅の中間値に相当する輝度振幅を有していることを
    特徴とする請求項11に記載の記号再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいづれか一項に記載の
    記号再生方法に従って、結像面上の画像ラスターの画像
    ラインに配置される一連の輝度振幅によって、結像面上
    に記号を再生する装置であって、該装置がスケール及び
    /又はオフセットの制御の下で、前記記号の理想輝度輪
    郭を形成するためのサンプリング手段を具え;空間的に
    ローパスフィルタ処理された値に対応するサンプリング
    された一連の連続輝度振幅を、理想輝度輪郭からフィル
    タ処理し;輝度輪郭に対するピッチをスケールによって
    制御し、輝度輪郭に対するオフセットをポジションによ
    って制御する連続サンプリングラインでサンプリングを
    行う記号再生装置において、該装置が、前記ピッチ及び
    /又はオフセットを再調整するための適合化手段を具
    え;前記結像面の2個の連続画像ラインの間の理想輝度
    輪郭の背景レベルと内部輝度レベルとの間の、前記サン
    プリングラインに対して平行に延在する縁部に対応する
    輝度振幅の空間的変化を集中化させることを特徴とする
    記号再生装置。
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