JP3132531U - 装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で保持されて使用されるゲームコントローラが手から離れることを抑制すること。
【解決手段】装着具100は、片手で保持される事が想定されたスティック状のゲームコントローラの横側面全周を被うシリコン樹脂製のコントローラ係合部102と、ゲームコントローラを把持する手に巻回するバンド104と、コントローラ係合部102とバンド104とを着脱自在に連結させる第1面ファスナー116及び第2面ファスナー118を備える。装着具100のコントローラ係合部102をゲームコントローラに被着させ、バンド104を環状にして第1面ファスナー116と第2面ファスナー118とを貼り合せて連結する。そして、バンド104に手の甲部分を挿通させるようにしてコントローラ係合部102越しにゲームコントローラを把持する
【選択図】図7

Description

本考案は、ゲームコントローラに装着される装着具に関する。
家庭用ゲーム装置の多くは、様々なゲームジャンルに用いることができる汎用のゲームコントローラを備えている。ゲームコントローラは、ゲームパッドと呼ばれることもある。通常、プレーヤは、ゲームコントローラを両手で持ってディスプレイモニタの前に座り、ゲームコントローラに装備されたプッシュボタンやレバーと言った操作子を指先で操作し、各種のゲーム操作を入力して使用する。
近年のゲームコントローラには、操作子と、加速度等の動きを検出する検出器と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部とを備え、片手で把持・操作が可能な形状を成すスティック状のゲームコントローラもある(例えば、任天堂株式会社製家庭用ゲーム装置「Wii」に関する非特許文献1を参照)。また、そうしたスティック状ゲームコントローラをテニスのラケットのように振ることでプレイするテニスゲームも知られるところである(例えば、任天堂株式会社製家庭用ゲーム装置「Wii」用のゲームソフト「Wii Sports」に関する非特許文献2を参照)。
任天堂株式会社、「Wii(ウィー) 本体取扱説明書・準備編」、2006年 任天堂株式会社、「Wii Sports 取扱説明書」、2006年
ところで、非特許文献1に記載されていようなゲームコントローラを片手で保持し、非特許文献2のようにテニスゲームをプレイする場合、ゲームコントローラを振り回すことになる。通常、非特許文献1に記載のゲームコントローラには把持する手を通すストラップが標準装備されており、ゲームコントローラを振り回す最中に不運にも把持する力が抜けたり手が滑った場合であっても、ゲームコントローラが手からすり抜けて放り出されることがストラップによって防止される。
しかし、筋力に優れた成人男性がストラップの強度を超えるほどにゲームコントローラを振り回してしまった場合や、ストラップが損傷し十分に機能しない場合には、ゲームコントローラが放り出されてしまうので、予防的見地からストラップよりも強力な放り出しの防止策が要望されるところである。具体的には、そもそもゲームコントローラが手から離れる(滑る)こと自体を防止することができれば、放り出されることをより効果的に防止することができる。
本考案は、こうした事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、片手で保持されて使用されるゲームコントローラを振り回して使用した場合でも、手から離れる事態を抑制することである。
上記課題を解決する第1の考案は、操作子(例えば、図2の方向入力キー1242、操作ボタン1244)と、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器(例えば、図2の3軸加速度センサ1248)と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部(例えば、図2の短距離無線通信モジュール1252)とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材(例えば、図4のコントローラ係合部102、図9のコントローラ係合部202、図14のコントローラ係合部302、図19のコントローラ係合部502)と、前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手に装着する装着部材(例えば、図4のバンド104、図8のグローブ104B、図16のバンド406)とを備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部(例えば、図4の第1面ファスナー116、第2面ファスナー118)が設けられた装着具である。
第2の考案は、操作子と、前記操作子の操作信号をゲーム装置本体に無線出力する出力部(例えば、図2の短距離無線通信モジュール1252)とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材(例えば、図4のコントローラ係合部102、図9のコントローラ係合部202、図14のコントローラ係合部302、図19のコントローラ係合部502)と、前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手に装着する装着部材(例えば、図4のバンド104、図8のグローブ104B、図16のバンド406)と、を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具である。
第1及び第2の考案によれば、片手で保持されて振り回されるように使用されるゲームコンローラと、これを把持する手とを装着具を介して固定することができる。したがって、振り回し操作している最中に運悪く把持する手の力が緩んだとしてもゲームコントローラは手からすり抜けて離れることを抑制できる。
第3の考案は、前記装着部材は手袋状に形成されてなる第1又は第2の考案の装着具である。
第3の考案によれば、第1又は第2の考案と同様の効果を奏するとともに、手との結合度が高くなる。また装着感が高まるので長時間のゲームプレイに好適となる。
第4の考案は、前記連結部は面ファスナーでなる第1〜第3の何れかの考案の装着具である。
第4の考案によれば、第1〜第3の考案の何れかと同様の効果を奏するとともに、コントローラ係合部材と装着部材とを着脱自在に連結できる。また、面ファスナーの設けられた範囲においてコントローラ係合部材に装着部材を連結する相対位置や相対姿勢を自在に変更できるので、手の大きさや操作子への指の沿わせ方などプレーヤの個体差や個性に柔軟に対応できる。
第5の考案は、前記ゲームコントローラは親指(母指)操作用の操作子(例えば、図2の方向入力キー1242、操作ボタン1244)を配した操作面を有する略棒形状を成し、前記連結部は面ファスナーでなり、前記装着部材には少なくとも装着時の掌位置に面ファスナー(例えば、図4の第2面ファスナー118、図8の第2面ファスナー118)が設けられ、前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面に隣接する長手側面側に面ファスナー(例えば、図4の第1面ファスナー116)が設けられ、前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される第3の考案の装着具である。
第5の考案によれば、第3の考案と同様の効果を奏するとともに、略棒形状の操作面に隣接する長手側面に設けられた面ファスナーと、装着部材を手に装着した際に掌位置近傍に設けられた面ファスナーとを貼り合わせることで、両者を結合することができる。
より具体的には、右手用の構成ならば、操作面を正面とすれば右側面に設けられた面ファスナーと、右手用のグローブの掌位置に設けられた面ファスナーとを貼り合わせる。左手用の構成ならば操作面の左側面に設けられた面ファスナーと、左手用のグローブの掌位置に設けられた面ファスナーとを貼り合わせることになる。連結部が手の掌部分になるので手指を動かしやすく、装着具を使用していても操作感を損なうことがない。
尚、ここで言う「略棒形状」とは、必ずしも全体が棒状の形状である意味に限定されるのではなく、先端等の一部に非棒状の部位を含む形状であってもよい。具体的には、例えば先端に紋章の造形部を備えた魔法の杖形状、日本刀のような鍔部分を備えた形状、トリガーや撃鉄などが突設されたライフル銃形状、先端に塊状の打撃部を備えたゴルフのクラブ形状、グリップ端の一部が膨らんだバット形状を含む。
第6の考案は、前記ゲームコントローラは親指操作用の操作子を配した操作面を有する略棒形状を成し、前記連結部は面ファスナーでなり、前記装着部材には少なくとも装着時の手指の基節骨位置に面ファスナーが設けられ、前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面の背面側に面ファスナーが設けられ、前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される第3の考案の装着具である。
第6の考案によれば、第3の考案と同様の効果を奏するとともに、略棒形状の操作面の背面側に設けられた面ファスナーと、装着部材を手に装着した際に手指の基節骨位置近傍に設けられた面ファスナーとを貼り合わせることができる。すなわち、ゲームコントローラの操作面に親指を沿わせて棒を握る格好でゲームコントローラを把持したときに、ちょうど裏面に回りこむ格好となる手指の基節骨近傍で、コントローラ係合部材と装着部材とを連結することができる。したがって、装着具を装着していても右手左手に拘わらずに操作感を損なうこと無くゲームコントローラを扱うことができる。
より具体的には、例えば、中指・薬指・小指の3指を棒状のゲームコントローラの背面に回すように把持した状態でこれら3指の基節骨がある位置の近傍に面ファスナーを設ける。すると、これら3指の基節骨はゲームコントローラに対して略固定位置となるが、母指(親指)の基節骨は固定位置から離れており比較的位置をずらすことができるので、母指を動かせる自由度が高く、より高い操作感を得ることができる。
第7の考案は、操作子と、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材(例えば、図4のコントローラ係合部102)と、前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材(例えば、図4のバンド104)と、を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具である。
第8の考案は、操作子と、前記操作子の操作信号をゲーム装置本体に無線出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材例えば、図4のコントローラ係合部102)と、を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具である。
第7又は第8の考案によれば、片手で保持されて振り回されるように使用されるゲームコンローラと、これを把持する手とを装着具を介して固定することができる。装着具は、ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回され外れ難くなっている。したがって、振り操作している最中に運悪く把持する手の力が緩んだとしてもゲームコントローラが手からすり抜けて離れることを抑制できる。
第9の考案は、操作面に配置された親指操作用の操作子と、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な略棒形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材(例えば、図4のコントローラ係合部102)と、前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材(例えば、図4のバンド104)とを備えるとともに、前記装着部材には少なくとも装着時の掌位置に面ファスナー(例えば、図4の第2面ファスナー118)が設けられ、前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面に隣接する長手側面側に面ファスナー(例えば、図4の第1面ファスナー116)が設けられ、前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される装着具である。
第10の考案は、操作面に配置された親指操作用の操作子と、前記操作子の操作信号をゲーム装置本体に無線出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な略棒形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材と、を備えるとともに、前記装着部材には少なくとも装着時の掌位置に面ファスナーが設けられ、前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面に隣接する長手側面側に面ファスナーが設けられ、前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される装着具である。
第9又は第10の考案によれば、片手で保持されて振り回されるように使用されるゲームコンローラと、これを把持する手とを装着具を介して固定することができる。したがって、振り操作している最中に運悪く把持する手の力が緩んだとしてもゲームコントローラは手からすり抜けて離れることを抑制できる。
また、コントローラ係合部材と装着部材とを着脱自在に連結できる。
更には、面ファスナーの設けられた範囲においてコントローラ係合部材に装着部材を連結する相対位置や相対姿勢を自在に変更できるので、手の大きさや操作子への指の沿わせ方などプレーヤの個体差・個性に柔軟に対応できる。
また、略棒形状の操作面に隣接する長手側側面に設けられた面ファスナーと、装着部材を手に装着した際に掌位置近傍に設けられた面ファスナーとを貼り合わせることができる。より具体的には、右手用の構成ならば、操作面を正面とすれば右側面に設けられた面ファスナー(或いは左手用の構成ならば操作面の左側面に設けられた面ファスナー)と、装着部材の掌位置に設けられた面ファスナーとを貼り合わせる形になる。連結部が手の掌部分になるので手指を動かしやすく、装着具を使用していても操作感を損なうことがない。
第11の考案は、第7〜第10の何れかの考案の装着具であって、前記装着部材が、巻回量を調整する巻回量調整部(例えば、図4の第3面ファスナー120、第4面ファスナー122)を備えた装着具である。
第11の考案によれば、第6〜第10の考案の何れかと同様の効果を奏するとともに、装着部材を手に巻回する量をプレーヤの手の大きさに応じて容易には係合が解けないように適切に調整できる。よって、手とゲームコントローラとの係合度が高まりゲームコントローラが手から離れる事態をより一層確実に抑制できる。また、装着部材の装着感もより高くなる。
第12の考案は、前記コントローラ係合部材は可撓性を有する材料で形成され、弾性変形により前記ゲームコントローラに着脱自在に被着可能な第1〜第11の何れかの考案の装着具である。
第12の考案によれば、第1〜第11の考案と同様の効果を奏するとともに、コントローラ係合部材を撓ませるように弾性変形させてゲームコントローラに被着できるので、被着に係る可動部などを設けなくて良いので装着具の製造を容易にできる。
更に、コントローラ係合部材の被着時の形状をゲームコントローラの外形よりも略同じ大きさ又はそれよりやや小さめに設定するならば、被着時にもとの大きさに戻ろうとする弾性によってゲームコントローラに密着し、コントローラ係合部材とゲームコントローラとをより確実に係合できる。
第13の考案は、前記ゲームコントローラには側面にスリット(例えば、図2の
ガイド溝1236)が設けられており、前記コントローラ係合部材は前記スリットに嵌着することで前記ゲームコントローラに着脱自在に係合する第1〜第11の何れかの考案の装着具である。
第13の考案によれば、第1〜第11の何れかの考案と同様の効果を奏するとともに、コントローラ係合部材とゲームコンローラの係合に係る構造を簡素化し、製造を容易にできる。また、スリットに嵌着するといった極めて簡単な装着方法なので、年少者などにも扱いが簡単で、直感的である。
第14の考案は、前記ゲームコントローラには背面側に着脱自在な電池収容室の蓋(例えば、図2のバッテリー室開閉蓋1259)が設けられており、前記コントローラ係合部は前記電池収容室の蓋として機能する形状を成す第1〜第11の何れかの考案の装着具である。
第14の考案によれば、第1〜第11の何れかの考案と同様の効果を奏するとともに、コントローラ係合部材が、既存の電池収容室の蓋として機能する。つまり、電池収容室の蓋の形状や仕様を流用することで、ゲームコントローラに対して、装着具を装着させるための新たな構造の変化を要求しなくて済む。更には、装着具を装着してコントローラ係合部材が目立たず美観に優れる上に、装着具の装着に伴って外形の変化を少なく抑えることができるので、装着具の装着/非装着におけるゲームコントローラの使用感の差を小さくできる。
第15の考案は、前記ゲームコントローラには背面に組み立て用のビスが挿通されるビス取り付け穴が形成されており、前記コントローラ係合部は前記ビス取り付け穴に嵌着する突起部(例えば、図14の嵌合突起302b)を有し、該突起部により前記ゲームコントローラに着脱自在に係合する第1〜第11の何れかの考案の装着具である。
第15の考案によれば、ゲームコントローラにそもそも備えられているビス取り付け穴を利用してコントローラ係合部材をゲームコントローラに装着できる。したがって、コントローラ係合部材の設計が容易となる。また、装着具の装着のためにゲームコントローラに対して新たな構造の変化を要求しなくて済む。
本考案によれば、片手で保持されて振り回されるように使用されるゲームコンローラと、これを把持する手とを装着具を介して固定することができる。したがって、振り回し操作している最中に運悪く把持する手の力が緩んだとしてもゲームコントローラは手からすり抜けて離れることを効果的に抑制できる。
〔第1実施形態〕
以下、本考案を適用した第1実施形態として、家庭用ゲーム装置においてテニスゲームをプレイするのに適したコントローラ装着具の例を挙げて説明する。尚、本実施形態が適用可能なゲームジャンルはテニスに限らず、バトミントンやスカッシュ、卓球などラケットに相当する用具を用いるゲームに適用することができる。また、釣りのように棒状用具を振ったり揺すったりする動作を要求するゲームに適用することも可能である。
[ゲーム装置の構成]
図1は、本実施形態における家庭用ゲーム装置の構成例を説明するシステム構成図である。ここで説明する家庭用ゲーム装置は、例えば任天堂株式会社製「Wii(ウィー)」などで実現されている。
同図に示すように、家庭用ゲーム装置1200のゲーム装置本体1201は、例えばCPUや画像処理用LSI、ICメモリ等が実装された制御ユニット1210と、光学ディスク1202やメモリカード1204といった情報記憶媒体の読み取り装置1206,1208とを備える。そして、家庭用ゲーム装置1200は、光学ディスク1202やメモリカード1204からゲームプログラム及び各種設定データを読み出し、ゲームコントローラ1230に為される操作入力に基づいて制御ユニット1210が各種のゲーム演算を実行し、所与のビデオゲームを実行する。
制御ユニット1210は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)及びDSP(Digital Signal Processor)などの各種マイクロプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ICメモリなどの電気電子機器を備え家庭用ゲーム装置1200の各部を制御する。また、制御ユニット1210は、インターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)と言った通信回線1と接続して外部装置との間でデータ通信を実現する通信装置1212と近距離無線通信モジュール1214とを備える。
近距離無線通信モジュール1214は、近距離無線を介して複数のゲームコントローラ1230それぞれから送信される操作入力信号を受信する。近距離無線の形式としては、例えばBluetooth(登録商標)やUWB(超広帯域無線)、無線LANなどが適宜適用可能である。
ゲーム装置本体1201の制御ユニット1210は、ゲームコントローラ1230から受信した検出信号や操作入力信号に基づいてゲーム画像やゲーム音を生成してビデオゲームを実行する。生成されたゲーム画像やゲーム音は、信号ケーブル1209で接続されたビデオモニタ1220(ディスプレイモニタ)に出力される。ビデオモニタ1220には、画像を表示する画像表示部1222と、音声を出力するスピーカ1224とが備えられており、プレーヤは画像表示部1222に映し出されるゲーム画像を見ながら、スピーカ1224から放音されるゲーム音を聞きつつゲームをプレイする。
図2は、本実施形態において用いられるゲームコントローラ1230の外観の一例を示す図である。(a)正面図、(b)右側面図、(c)背面図に相当する。
同図に示すように、ゲームコントローラ1230は、左右下端が面取りされた断面を有する略四角の棒状をした、棒を握る要領で片手把持・操作が可能な形状を成している。より具体的には、棒状の下側(図2(a)、(b)の下側)には把持部1232が形成され、中央よりもやや上方位置から断面が小さく絞られて主操作部1234が形成されている。
把持部1232の左右側面には下端から長手方向中程に至るまでスリット状のガイド溝1236が形成されている。ガイド溝1236の上端寄りには、部分的に溝が深くなった凹部1237が形成されている。ゲームコントローラ1230を使用する場合、棒を掴む要領でプレーヤは把持部1232を持ち、持ち手の母指(親指)や示指(人差し指)で主操作部1234や把持部1232に設けられた各種入力デバイス(操作子)を操作する。
入力デバイスとしては、把持部1232の正面側(操作面側)に、プッシュボタンスイッチなどで実現される複数の操作ボタン1240が設けられている。主操作部1234の正面側には、方向を入力する方向入力キー1242と、操作ボタン1244とが設けられており、更に背面側にはプッシュボタンスイッチなどで実現されるトリガー1246が設けられている。
また、ゲームコントローラ1230は、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器である3軸加速度センサ1248(加速度検出器)と、接続端子1250と、近距離無線通信モジュール1252と、スピーカ1254と、撮像素子1256と、内蔵バッテリー1258と、コントローラ制御ユニット1260とを備える。
3軸加速度センサ1248は、ゲームコントローラ1230の長手方向(図2(a)の上下方向)をX軸、左右方向(図2(a)の左右方向)をY軸、図2(a)の表裏方向をZ軸とする3軸方向の加速度を検出することによって、ゲームコントローラ1230の姿勢変化を検出し、コントローラ制御ユニット1260に出力する。尚、3軸加速度センサ1248は、直交するXYZ軸方向の加速度を検出する3軸加速度センサによって実現できる。更にこれにジャイロスコープを加えることによって、XYZの3軸廻りの角速度を検出可能な6軸加速度センサとすることもできる。また、3軸分の加速度がゲーム操作上必要ない場合には、適宜検出可能な加速度の要素を省略しても良い。更には、プレーヤがゲームコントローラ1230を動かす動きを検出すれば良いので、磁気の変化を検知して動きを検出する検出器や、固定され予め位置座標の確定している複数の基準点(部屋の壁などを含む)との間で、電波や光を送受して基準点との相対位置変化を検出する検出器、などを加速度センサの代わりに用いることもできる。
接続端子1250は、外部からの信号ケーブルを電気的に接続する端子であり、外部からの信号をコントローラ制御ユニット1260へ伝える。接続端子1250は、例えばゲームコントローラ1230の下部に設けられており、ケーブル等をつなげて他のコントローラ等と電気的・物理的に接続することができる。
近距離無線通信モジュール1252は、ゲーム装置本体1201の近距離無線通信モジュール1214と無線通信し、ゲームコントローラ1230とゲーム装置本体1201との間でデータ通信を実現する。例えば、入力デバイスに為された操作入力に応じた操作入力信号や、3軸加速度センサ1248による検出結果に基づく検出信号、或いは接続端子1250から入力された信号をゲーム装置本体1201へ出力し、反対にゲーム音のデータをゲーム装置本体1201から受信する。
スピーカ1254は、把持部1232の正面側に向かって放音する姿勢で設けられ、コントローラ制御ユニット1260から出力された音信号に従ってゲーム音を放音する。
撮像素子1256は、受光した光の強さに応じて撮像信号を出力する光センサであって、例えばCCDセンサやCMOSセンサといったイメージセンサ及びそれらのドライバ回路などによって実現される。撮影素子1256は、ゲームコントローラ1230の長手方向先端部に固定されている。受光面は、上端面に向けられており、ゲームコントローラ1230の先端方向からの光を所定の画角範囲θvz,θvyで受光・撮影し、撮像信号(画像データ)をコントローラ制御ユニット1260に出力する。
コントローラ制御ユニット1260は、例えば各種マイクロチップやICメモリなどの電子部品を実装し、主に近距離無線通信モジュール1252を介したゲーム装置1200とのデータ通信に係る処理を実行するとともに、ゲームコントローラ1230の各部を制御する。データ通信の対象としては、例えば、操作ボタン1240,1244や方向入力キー1242などの入力デバイスへ為された操作入力に応じた操作入力信号、3軸加速度センサ1248で検出した加速度検出信号、接続端子1250を介して外部から入力された各種の信号、スピーカ1254から出力するための音データ、撮像素子1256で撮影された撮像信号或いは撮影された画像の画像データ、およびゲーム実行に係る各種信号やデータが含まれる。
コントローラ制御ユニット1260及び各部が必要とする電力は、ゲームコントローラ1230の背面側に凹設されたバッテリー室1257内に内蔵されたバッテリー1258から供給される。バッテリー室1257は、着脱自在なバッテリー室開閉蓋1259が装着されバッテリー1258が外から見えないようにされている。
また、図1に示すように、本実施形態における家庭用ゲーム装置1200は、ビデオモニタ1220の近傍に、画像表示部1222の画像表示方向(画像表示部1222が表示用の光を発する方向)に光信号を出力する光信号出力装置1226を備える。そして、光信号出力装置1226から発せられる光信号をゲームコントローラ1230の撮像素子1256で撮影し、撮影した画像に基づいて、ゲームコントローラ1230とビデオモニタ1220との相対位置などの情報を取得し、例えばゲーム画面内にポインタ7を表示させることができる。
尚、光信号出力装置1226をビデオモニタ1220に設け、ゲームコントローラ1230の撮像素子1256でこれを撮影する構成としたが、これと逆の構成としても良い。つまり、ゲームコントローラ1230の撮像素子1256の変わりにゲームコントローラ1230の正面左右端でそれぞれ異色の光信号を発するように出力素子を設け、ビデオモニタ1220の周囲にゲームコントローラ1230から発せられる光を受光・撮影する撮像装置(例えば、ビデオカメラ)を設ける構成としても良い。
図3は、本実施形態におけるゲームのプレースタイルの一例を示す概念図である。
同図に示すように、プレーヤ2は、トリガー1246に示指を掛け、母指を方向入力キー1242や操作ボタン1244に沿えて、あたかも本物のラケットを握る要領で把持部1232を把持する。この際、ゲームコントローラ1230に振り抜け防止のストラップなどが装備されている場合にはこれを予め手首に掛けておくのは勿論である。
そして、プレーヤ2は、ビデオモニタ1220に向かって構える。画像表示部1222には、例えば、テニスコートを斜め俯瞰したテニスゲームのゲーム画面が表示される。尚、テニスゲームそのものについては公知のゲームを利用可能であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
プレーヤ2は、例えば方向入力キー1242でコート上のプレーヤキャラクタの位置を変更し、テニスボールがプレーヤキャラクタに近づいたタイミングを見計らってラケットを振るように、ゲームコントローラ1230を振る。
ゲーム装置本体1201の制御ユニット1210では、ゲームコントローラ1230から受信した信号に基づいてプレーヤキャラクタが打球を打つタイミングを決定し、プレーヤキャラクタが球を打ち返すように制御する。球を打ち返すタイミングの決定に際しては、公知の技術を適宜用いることができる。例えば、3軸加速度センサ1248の加速度検出信号からゲームコントローラ1230の振り始めを検出してテニスボールを打つタイミングとしても良い。勿論、プレーヤキャラクタがテニスボールとの相対位置関係や打球を打つタイミングが所定の基準と比較して不適当と判断される場合には、空振りするといった具合に制御する。
[装着具の構造]
次に、ゲームコントローラ1230に装着する装着具について説明する。尚、以下では右手用の装着具を例に挙げて説明するが、左右対称の形状とすることで左手用の装着具にも同様に適用できる。
図4は、本実施形態における装着具100の構成例を示す外観図であって、(a)正面図(=上面図)、(b)右側面図、(c)前面図に相当する。図5は、本実施形態における装着具100のコントローラ係合部102の構造を示す外観図であって、(a)正面図(=上面図)、(b)右側面図、(c)前面図、(d)後面図に相当する。
本実施形態における装着具100は、ゲームコントローラ1230と着脱自在に係合し連結するコントローラ係合部102と、ゲームコントローラ1230を把持するプレーヤ2の手の掌及び甲の周りに装着・係合する装着部材である手甲係合部であるバンド104と、コントローラ係合部102とバンド104とを連結する連結部である第1面ファスナー116及び第2面ファスナー118と、を備える。
コントローラ係合部102は、可撓性・柔軟性・伸縮性・密着性を備えたシリコン樹脂等の軟質樹脂で形成され、ゲームコントローラ1230の外形に沿った薄膜状の袋構造を有し、ゲームコントローラ1230を収容する収容空間106を画成する。
コントローラ係合部102の正面には、ゲームコントローラ1230に被着された際に方向入力キー1242や操作ボタン1244を外部から直接触れられるように正面開口部108が設けられている。正面開口部108の開口面積は、ゲームコントローラ1230の正面視面積よりも小さく、側面から連続する開口部周縁が、ややゲームコントローラ1230の正面を被うように設定されている。
また、収容空間106の底面には、ゲームコントローラ1230に被着された際にトリガー1246が挿通される底面開口部110が設けられている。さらに、コントローラ係合部102の前側面には、ゲームコントローラ1230に被着された際に撮像素子1256へ外部からの光が届くように撮像素子1256の受光面よりも広く開口した前面開口部112が設けられ、後側面には、ゲームコントローラ1230に被着された際に外部から接続端子1250にケーブルを接続できるように後面開口部114が設けられている(図5参照)。
そして、コントローラ係合部102の右外側面には、バンド104を着脱自在に装着するための連結部の一方である第1面ファスナー116が貼設されている。
バンド104は、幅2〜3cm程度のナイロン製で伸縮性を備えた屈曲自在な帯である。長手方向中央の外面に、第1面ファスナー116と雄雌関係が対応付けられた連結部の他方に相当する第2面ファスナー118が取り付けられている。
また、バンド104の長手方向一端の内面には第3面ファスナー120が縫い付けられ、長手方向他端の外面には第3面ファスナー120と雄雌関係が対応付けられた第4面ファスナー122が縫い付けられている。第3面ファスナー120と第4面ファスナー122を貼り合わせて結合することによって環状の帯を形成し、ゲームコントローラ1230を握る手の手甲部が挿通可能になる。換言すると、掌側から甲側にかけて巻回可能になる。勿論、第3面ファスナー120と第4面ファスナー122の貼り合わせ方によって手の大きさに対応して適当な大きさの環を形成することができる。
図6は、コントローラ係合部102をゲームコントローラ1230に被着する手順を示す概念図である。同図に示すように、使用に際しては先ず、コントローラ係合部102をゲームコントローラ1230に被着させる。より具体的には、コントローラ係合部102の前端部を裏面方向へ斜めに倒しつつ正面開口部108を左右に開く。そして、ゲームコントローラ1230の前後の向きと、ントローラ係合部102の前後の向きとを合わせ、開いた正面開口部108からゲームコントローラ1230の後端を収容空間106の後壁へ向けて突き当てるようにして挿入する。次いで、コントローラ係合部102の前端部をやや前方に引っ張りつつ、収容空間106に収められたゲームコントローラ1230の前端へ被せる。上面開口部108は材料の弾性によって自然に閉じ、その辺縁がゲームコントローラ1230の上面周縁を被う。よって、コントローラ係合部102はゲームコントローラ1230の外皮のようにして被着されこれを被う格好となる。
ゲームコントローラ1230にコントローラ係合部102が被着されたならば、次に図7に示すように、バンド104の第3面ファスナー120と第4面ファスナー122を貼り合わせて結合することによって環状の帯を形成し、コントローラ係合部102に対して任意の位置と任意の姿勢で第2面ファスナー118を第1面ファスナー116に貼り合わせる。
バンド104が、環の大きさを自在に変更可能であり、且つバンド104を任意の位置や姿勢でコントローラ係合部120に着脱自在とすることで、大人から子供まで様々な大きさや形状の手に対応させるとともに、様々な持ち方に対応させることができる。また、コントローラ係合部102とバンド104の連結箇所が、把持する手の掌部分に当るので、母指やその他の指の動きを拘束する度合が低く、装着具100を使用しても操作感を損ねることは無い。また、バンド104の通る位置を、所謂「手に汗握る」状況においてもっとも発汗する箇所とすることで汗による滑りを抑制する効果も発揮する。
プレーヤは手の甲をバンド104の環に通し、コントローラ係合部102越しにゲームコントローラ1230の把持部1232を把持する。勿論、バンド104の環の調整は、コントローラ係合部102が装着されたゲームコントローラ1230を実際に把持した上で手甲に適当な締め付け度合で巻回するとしても良い。
この結果、例えば装着具100が装着されたゲームコントローラ1230を振り回してゲームプレイする際に、不幸にも握る力が緩むなどしても、示指から小指までが手指挿通部104を挿通しているので、ゲームコントローラ1230が手から離れてしまう事態を抑制できる。しかも、コントローラ係合部102の材質であるシリコンの滑り止め効果によって、握る力が緩んだ場合や汗ばむと言った事があってもゲームコントローラ1230との間の密着度を保持するように作用し、ゲームコントローラ1230が手から離れてしまう事態を抑制できる。
尚、コントローラ係合部102の外面を平坦状に図示しているが、滑り止めの凹凸を設ける構成とするとより効果的である。また、コントローラ係合部102を、コントローラ1230を包む面で構成したが、網状としても良い。
また、コントローラ係合部102と、バンド104とを、相対位置及び/又は相対姿勢が可変自在に着脱可能にする手段は、面ファスナーに限らず、例えばホックなどに置き換えることができる。
また、手甲係合部はバンド104の構成に限らず、把持する手の甲部分を挿通可能で、甲部分に巻回して係合する機能を有するならばその他の形態でもかまわない。例えば、図8に示すように、グローブ104Bとしても良い。この場合、グローブ104Bの掌側には第2面ファスナー118が取り付けられる。
[第2実施形態]
次に、本考案を適用した第2実施形態について説明する。尚、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し詳細な説明は省略する。
図9は、本実施形態における装着具200の構成例を示す斜視外観図である。図10は、装着具200をゲームコントローラ1230へ装着する方法を説明するための斜視外観図であって、コントローラ1230の背面側の様子を示している。
装着具200は、コントローラ係合部202と、第1実施形態と同じバンド104とを備える。コントローラ係合部202は、ゲームコントローラ1230と同様の樹脂で成形されている。
コントローラ係合部202は、ゲームコントローラ1230の背面側に凹設されたバッテリー1258を収容するバッテリー室1257に着脱自在に装着されるバッテリー室開閉蓋1259(図2)と同形状を成し、バッテリー室開閉蓋1259に代用される。その裏面には、第1実施形態の第1面ファスナー116に相当する第1面ファスナー216を備え、バンド104の第2面ファスナー118と雌雄の対応関係を成す。
使用に際しては、先ずゲームコントローラ1230にそもそも備えられていたバッテリー室開閉蓋1259を取り外し、代わりにコントローラ係合部202を装着・固定する。
次いで、バンド104を、第2面ファスナー118が中指・薬指・小指の基節骨近傍に位置するようにして巻きつけ適当な締め付けで固定する。そして、コントローラ係合部202が装着された状態のゲームコントローラ1230を、棒を握る要領で把持すると、第1面ファスナー216と第2面ファスナー118とが貼り付き、結果としてゲームコントローラ1230は握り手と固定されることになる。したがって、第1実施形態と同様に、例えば装着具200が装着されたゲームコントローラ1230を振り回してゲームプレイする際に、不幸にも握る力が緩むなどしても、ゲームコントローラ1230が手から離れてしまう事態を抑制できる。
また、バンド104がゲームコントローラ1230を握る手の基節骨近傍でコントローラ係合部202と連結されることになるので、第1実施形態のように掌位置で連結する構成に比べて、連結位置(拘束位置)から母指までの距離が長く母指をより自由に動かせる。よって装着具200を使用した場合の使用感をより向上させることができる。
尚、第1実施形態と同様に、バンド104に代えて、例えば図11に示すようなグローブ104Cを用いるとしても良い。この場合、第2面ファスナー118は、手の掌部分と母指を除く全部又は一部の手指の基節骨近傍との2箇所に設けている。すると、図12に示すように、コントローラ係合部202が装着されたゲームコントローラ1230を、より多彩な相対位置と相対姿勢で掌側に固定できるようになり、プレーヤの個性的な持ち方、手の大きさなどに柔軟に対応できるようになる。
[第3実施形態]
次に、本考案を適用した第3実施形態について説明する。尚、第1及び第2実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し詳細な説明は省略する。
図13は、本実施形態におけるゲームコントローラであるサブコントローラ1270の構成例を示す外観図であって、(a)右側面図、(b)右方斜め下から見た斜視図に相当する。
サブコントローラ1270は、ゲームコントローラ1230(親コントローラ)に機能追加のために接続される子コントローラである。サブコントローラ1270は、入力デバイスとしてジョイスティック1272と操作ボタン1274及び1276を備え、更にゲームコントローラ1230の接続端子1250に接続される信号ケーブル1278を備える。信号ケーブル1278を接続端子1250に接続すると、ゲームコントローラ1230から電力の供給を受け、ジョイスティック1272や操作ボタン1274及び1276へ為された操作入力に応じた操作入力信号をゲームコントローラ1230へ出力する。ゲームコントローラ1230のコントローラ制御ユニット1260は、サブコントローラ1270から入力された操作入力信号を、ゲーム装置本体1201へ無線送信する。
また、サブコントローラ1270は、上部外殻1270aと、下部外殻1270bの2ピースの外殻を有し、下部外殻1270bには、下部外殻1270bの底面(下面)より正面(上面)方向へ向けて凹設された円筒状の有底凹部1270cが設けられている。この有底凹部1270の底部にはビス取り付け穴が設けられており、ビス1270dによって上部外殻1270aと下部外殻1270bとが連結される。本実施形態では、有底凹部1270cは、長手方向に沿って前後2箇所に設けられ、その深さは同コントローラの厚さの半分以上に及ぶように設定されている。
図14は、本実施形態における装着具300の構成例を示す図であって、(a)右斜め上後方より見た斜視図、(b)前面図、(c)C−C断面におけるコントローラ係合部302の縦断面図である。
同図に示すように、装着具300は、コントローラ係合部302と、バンド104とを備える。コントローラ係合部302は、第1実施形態の装着具100と同様のシリコン樹脂等で一体形成され、サブコントローラ1270の底面に沿った樋状の基部302aを備える。基部302aの右側壁部の外面には第1面ファスナー116が貼設されている。つまり、コントローラ係合部302の右側部に、バンド104を相対位置及び相対姿勢を可変に着脱自在に固定できる。
また、基部302aの前方及後方の2箇所には装着時に有底凹部1270cに嵌着する嵌合突起302bが突設されている。嵌合突起302bは、有底凹部1270cの深さよりもやや短く、有底凹部1270cよりも僅かに太く形成され、有底凹部1270cに押し込まれると体積が若干膨張して、可撓性を有する材質であることもあって、その内壁と密着して容易には抜け難いように考慮されている。
図15は、装着具300が装着されたサブコントローラ1270を示す外観図であって、(a)前面図、(b)右斜め上後方より見た斜視図である。同図に示すように、装着具300は、先ず嵌合突起302bを有底凹部1270cに嵌着するようにしてコントローラ係合部302をサブコントローラ1270の裏面側より装着し、次いでバンド104の第2面ファスナー118をコントローラ係合部302の第1面ファスナー116に貼り合わせて固定する。
プレーヤは、母指(親指)をジョイスティック1272に掛け、示指(人差し指)を操作ボタン1274又は1276に掛け、示指(人差し指)から小指の4指をバンド104に挿通し更に手の甲部を通す。そして、サブコントローラ1270を握る。
前述のように、有底凹部1270cはサブコントローラ1270の厚さの半分以上の長さを有し、嵌合突起302bがその内側の殆どに差し込まれる程度に嵌着している。また、シリコン樹脂の材質的特長である密着性により、嵌合突起302bは有底凹部1270cと容易には抜けないほど結合している。
したがって、第1及び第2実施形態と同様に、例えば装着具300が装着されたサブコントローラ1270を振り回してゲームプレイした場合で、さらに不幸にも握る力が緩むなどしても、示指(人差し指)から小指までがバンド104を挿通しているので、サブコントローラ1270が手から離れてしまう事態を抑制できる。
尚、コントローラ係合部302を樋状の形態としたがこれに限らず、例えば第1実施形態のコントローラ係合部102のように、サブコントローラ1270の外殻を包む袋状の構造として良いのは勿論である。
また、本実施形態はサブコントローラ1270を右手で把持するのに適した構成となっているが、第1面ファスナー116をコントローラ係合部302の左外側面に貼設すれば、左手で把持するのに適した構成となる。勿論、予め左右両方の外側面に第1面ファスナー116を設けても良いし、更には第2実施形態と同様に、背面(下面)にも設ける構成としても良い。
[第4実施形態]
次に、本考案を適用した第4実施形態について説明する。尚、第1〜第3実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与して、詳細な説明は省略する。
図16は、本実施形態における装着具400の構造を示す外観図である。(a)正面図、(b)左側面から見たB−B断面図、(c)前面図、(d)後面図に相当する。
同図に示すように、装着具400は、前端キャップ402と、後端キャップ404と、バンド406とから成り、第1実施形態のコントローラ係合部102と同様の柔軟性と伸縮性を備えたシリコン樹脂等の軟質樹脂で一体成形されている。
前端キャップ402は、ゲームコントローラ1230の前端部外面に密着して被う有底のキャップであって、底面にはゲームコントローラ1230の前端部に被着された際に撮像素子1256へ外部からの光が届くように撮像素子1256の受光面よりも広く開口した前面開口部408が設けられている。
後端キャップ404は、ゲームコントローラ1230の後端部外面に密着して被う有底のキャップであって、底面にはゲームコントローラ1230に被着された際に外部から接続端子1250にケーブルを接続できるように後面開口部410が設けられている。
また、後端キャップ404の正面には、前縁から中ほどまで達する切欠412が設けられており、ゲームコントローラ1230に被着された際に後端キャップ404の正面部分と操作ボタン1236との干渉を防ぐ働きをする。
バンド406は、前端キャップ402と後端キャップ404とを連結する伸縮自在な帯状体である。本実施形態では、素材の伸縮性に依拠した単体のバンドとしているが、長さ調整可能な伸縮性が小さいナイロンバンドなどとしても良い。
図17は、本実施形態における装着具400をゲームコントローラ1230に装着する手順を説明するための図である。図17(a)に示すように、先ず前端キャップ402をゲームコントローラ1230の前端(方向入力キー1242のある側の端部)に被せる(1)。前端キャップ402は、ゲームコントローラ1230の前端部の外形に密着する程度に設定されていることと、シリコン樹脂を用いていることから軽い力では抜けない程度に被着状態が維持される。
次に、後端キャップ404を、ベルト406を伸ばすようにして後方(図の右方向)へ伸ばし(2)、ゲームコントローラ1230の後端へ被せる(3)。後端キャップ404もまた、ゲームコントローラ1230の後端部の外形に密着する程度に設定されていることと、シリコン樹脂を用いていることから軽い力では抜けない程度に被着状態が維持される。
前端キャップ402及び後端キャップ404の両方が被せられると、図17(b)に示すように、伸縮が許容されるバンド406が、ゲームコントローラ1230の長手側面側において前後に架け渡された格好となる。
図18は、本実施形態における装着具400が装着されたゲームコントローラ1230の使用状態を示す右外観図である。同図に示すように、プレーヤは手の甲部をバンド406とゲームコントローラ1230の長手側面との間の空間に挿通させ、棒を握る要領でゲームコントローラ1230を握る。すると、前端キャップ402〜バンド406〜後端キャップ404がゲームコントローラ1230の右側部と一体となって、プレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回し係合する状態となる。このとき、バンド406は適度に材料の伸び、復元力によって挿通された手指を適当に絞めて拘束する。
よって、本実施形態によれば、第1〜第3実施形態と同様の効果を奏するとともに、簡単な構造でゲームコントローラ1230のすり抜けを抑制することができる。また、材料の量も少なくコスト低減効果も大きい。
装着具400を左右対称形に形成することにより左手用の装着具とすることができる。この場合、ゲームコントローラ1230の左側の長手側面に架け渡す格好で係合されることとなる。
[第5実施形態]
次に、本考案を適用した第5実施形態について説明する。尚、第1〜第4実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与して、詳細な説明は省略する。
図19は、本実施形態における装着具500の構成例を示す外観図であって、(a)正面図、(b)右側面図、(c)前面図に相当する。同図に示すように、装着具500はコントローラ係合部502と、バンド504とを備える。バンド504は、基本的には第1実施形態のバンド104と同様の構成を有するが、第2面ファスナー118(図4)が省略されている。
コントローラ係合部502は、ゲームコントローラ1230の把持部1232(図2)に対して裏面側から嵌着される断面略コの字状の樋状体である。底面より延設された右壁部502a及び左壁部502bの間隔は、ゲームコントローラ1230の左右幅と同じか、僅かに小さく設定され、その正面側先端部には、長手方向に沿って突出・延設された畝状の嵌合突起部506がそれぞれ形成されている。嵌合突起部506の前端側には更に、突起寸法が部分的に高くなった係合爪508が形成されている。係合爪508の前端側はなだらかな斜面で嵌合突起部506と連接する。
また、右壁部502a及び左壁部502bの前方側先端部には、それぞれ左右外向きに延設された延設片512a、512bが設けられ、後方側先端部には、樋状の内側に向かって立設された後端壁部514a、514bが設けられている。
右側壁502aの外側には更に、バンド504を挿通させるバンド通し516が備えられており、バンド504が挿通されている。
図20は、装着具500が装着されたゲームコントローラ1230の外観を示す外観図であって、(a)正面図、(b)右側面図、(c)前面図に相当する。
装着具500は、嵌合突起506を延設片512a、512bが設けられている前方側からゲームコントローラ1230のガイド溝1236に嵌めながら、ゲームコントローラ1230の後方から前方に向かってスライドさせ、ゲームコントローラ1230の後端が後端壁部514a、514bに当接するまで押し込むようにして装着される。このとき、右壁部502a及び左壁部502bは、左右に僅かに撓んで広がり、係合爪508の高さ分を許容する。
嵌合突起506の係合爪508は、ゲームコントローラ1230の後端が後端壁部514a、514bに当接すると、ガイド溝1236の凹部1237内に嵌り係合する。右壁部502a及び左壁部502bの左右への広がりは、材料の弾性によって閉じ、ゲームコントローラ1230の把持部1232を左右から把持する。
プレーヤは、装着具500が装着されたゲームコントローラ1230を、棒を持つ要領で把持すると、把持部1232を把持する手の甲部がバンド504を挿通し、第1実施形態〜第4実施形態などと同様の効果を奏する。
尚、装着具500を外す場合には、延設片512a、512bに指を掛けて、右壁部502a及び左壁部502bを左右に僅かに広げて、係合爪508と凹部1237との係合を解除しつつ、装着具500をゲームコントローラ1230の後方へスライドさせるようにして取り外す。
[変形例]
以上、本考案を適用した第1〜第5実施形態について説明したが、本考案の構成はこれらに限るものでは無く、考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜構成要素の追加・削除・省略・共用化を行うことができる。
例えば、第3実施形態では、基部302の右壁部の外側に第1面ファスナー116を設けた構成としたが、基部302の裏面に第1面ファスナー116を設けてバンド104の代わりにグローブ104Cを用いる構成とすることもできる。
また、コントローラ係合部とバンドとの組み合わせにおいて、両者の着脱自在な構成を不要とするならば、第1面ファスナー116及び第2面ファスナー118に代えて第5実施形態のバンド通し516を設け予めバンドを通しておく構成としても良い。
家庭用ゲーム装置の構成例を示すシステム構成図。 第1実施形態におけるゲームコントローラの外観の一例を示す図。 第1実施形態におけるゲームのプレースタイルの一例を示す概念図。 第1実施形態における装着具の構造を示す外観図。 第1実施形態における装着具のコントローラ係合部の構造を示す外観図。 第1実施形態における装着具をゲームコントローラへ装着する手順を説明するための図。 第1実施形態における装着具を装着したゲームコントローラの使用方の一例を示す外観図。 第1実施形態におけるバンドの代用となるグローブの構成例を示す外観図。 第2実施形態における装着具の構造を示す外観図。 第2実施形態における装着具をゲームコントローラへ装着する方法を説明するための斜視外観図。 第2実施形態におけるバンドの代用となるグローブの構成例を示す外観図。 図11のグローブを用いる場合の装着具を装着したゲームコントローラの使用方の一例を示す外観図。 第3実施形態におけるゲームコントローラであるサブコントローラの構成例を示す外観図。 第3実施形態における装着具の構成例を示す斜視外観図。 第3実施形態における装着具が装着されたサブコントローラを示す外観図。 第4実施形態における装着具の構成例を示す図。 第4実施形態における装着具をゲームコントローラ1に装着する手順を説明するための図。 第4実施形態における装着具が装着されたゲームコントローラの使用状態を示す右外観図。 第5実施形態における装着具の構成例を示す図。 第5実施形態における装着具が装着されたゲームコントローラの外観を示す外観図。
符号の説明
100 装着具
102 コントローラ係合部
104 バンド
116 第1面ファスナー
118 第2面ファスナー
120 第3面ファスナー
122 第4面ファスナー
200 装着具
202 コントローラ係合部
216 第1面ファスナー
300 装着具
302 コントローラ係合部
302a 基部
302b 嵌合突起
400 装着具
402 前端キャップ
404 後端キャップ
406 バンド
500 装着具
502 コントローラ係合部
504 バンド
506 嵌合突起部
508 係合爪
512 延設片
516 バンド通し

Claims (15)

  1. 操作子と、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、
    前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手に装着する装着部材と、
    を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具。
  2. 操作子と、前記操作子の操作信号をゲーム装置本体に無線出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、
    前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手に装着する装着部材と、
    を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具。
  3. 前記装着部材は手袋状に形成されてなる請求項1又は2に記載の装着具。
  4. 前記連結部は面ファスナーでなる請求項1〜3の何れか一項に記載の装着具。
  5. 前記ゲームコントローラは親指操作用の操作子を配した操作面を有する略棒形状を成し、
    前記連結部は面ファスナーでなり、
    前記装着部材には少なくとも装着時の掌位置に面ファスナーが設けられ、
    前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面に隣接する長手側面側に面ファスナーが設けられ、
    前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される請求項3に記載の装着具。
  6. 前記ゲームコントローラは親指操作用の操作子を配した操作面を有する略棒形状を成し、
    前記連結部は面ファスナーでなり、
    前記装着部材には少なくとも装着時の手指の基節骨位置に面ファスナーが設けられ、
    前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面の背面側に面ファスナーが設けられ、
    前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される請求項3に記載の装着具。
  7. 操作子と、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、
    前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材と、
    を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具。
  8. 操作子と、前記操作子の操作信号をゲーム装置本体に無線出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、
    前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材と、
    を備えるとともに、前記コントローラ係合部材及び前記装着部材の一方又は両方に、相互の部材を係合する連結部が設けられた装着具。
  9. 操作面に配置された親指操作用の操作子と、該ゲームコントローラの動きを検出する検出器と、前記操作子の操作信号及び前記検出器の検出信号をゲーム装置本体に出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な略棒形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、
    前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材と、
    を備えるとともに、
    前記装着部材には少なくとも装着時の掌位置に面ファスナーが設けられ、
    前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面に隣接する長手側面側に面ファスナーが設けられ、
    前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される装着具。
  10. 操作面に配置された親指操作用の操作子と、前記操作子の操作信号をゲーム装置本体に無線出力する出力部とを備えた片手で把持・操作が可能な略棒形状を成すゲームコントローラに着脱自在に係合するコントローラ係合部材と、
    前記ゲームコントローラを把持するプレーヤの手の掌側から甲側にかけて巻回して装着する装着部材と、
    を備えるとともに、
    前記装着部材には少なくとも装着時の掌位置に面ファスナーが設けられ、
    前記コントローラ係合部材には係合時に前記操作面に隣接する長手側面側に面ファスナーが設けられ、
    前記装着部材の面ファスナーと前記コントローラ部材の面ファスナーとの係合により、前記操作面が親指側に向いた状態で両部材が係合される装着具。
  11. 請求項7〜10の何れか一項に記載の装着具であって、
    前記装着部材が、巻回量を調整する巻回量調整部を備えた装着具。
  12. 前記コントローラ係合部材は可撓性を有する材料で形成され、弾性変形により前記ゲームコントローラに着脱自在に被着可能な請求項1〜11の何れか一項に記載の装着具。
  13. 前記ゲームコントローラには側面にスリットが設けられており、
    前記コントローラ係合部材は前記スリットに嵌着することで前記ゲームコントローラに着脱自在に係合する請求項1〜11の何れか一項に記載の装着具。
  14. 前記ゲームコントローラには背面側に着脱自在な電池収容室の蓋が設けられており、
    前記コントローラ係合部は前記電池収容室の蓋として機能する形状を成す請求項1〜11の何れか一項に記載の装着具。
  15. 前記ゲームコントローラには背面に組み立て用のビスが挿通されるビス取り付け穴が形成されており、
    前記コントローラ係合部は前記ビス取り付け穴に嵌着する突起部を有し、該突起部により前記ゲームコントローラに着脱自在に係合する請求項1〜11の何れか一項に記載の装着具。
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