JP3132422U - タングクリーナー - Google Patents

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Abstract


【課題】従来のタングクリーナーでは操作部が細いので掻取角度や力の入れ方の微妙な調整ができない点、容易に撓むので掻取部が鋭角のV字状となって使用するには危険な形状となる可能性がある点、を解消する。
【解決手段】本考案のタングクリーナー1は、中央が円弧状とされた金属製の掻取部2と、この掻取部2に形成された掻取面2aと、掻取部2の両端部に設けられ、該掻取部2の厚み及び幅より大きい寸法とされたプラスチック製の把持部3とを備えた。
【効果】操作部3が掻取部2の厚み及び幅より大きい寸法とされているので、掻取角度や力の入れ方の微妙な調整が容易に行える。したがって、掻取角度の適正操作も容易に行える。また、操作部及び該操作部と掻取部を含む全体も撓みにくくなりるから、該掻取部の鋭角のV字状の曲がり癖がついたり、折損するといった可能性が抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、操作がしやすく、また、安全に使用できるタングクリーナーに関する。
従来、舌の表面に付着した舌苔を掻き取るためのクリーナー(以下、タングクリーナー)が種々提案されている。なお、舌苔を除去するためのものとしては、掻き取るものだけでなく、種々の手法、例えばブラシで掃き出す、吸引する、付着させる、など存在するが、本願では、タングクリーナーは、掻き取る手法のものを言う。
タングクリーナーとしては、例えば以下の文献が知られている。
特開2003−310623号公報 実用新案登録第3069829号公報
特許文献1,2のタングクリーナーは、いずれも、1本の操作部の先端部にループ状の掻取部を設けた構成とされる。そして、特許文献1,2のタングクリーナーは、該掻取部を口の中に入れて舌の奥の上からやや押さえ付けるように載せて、操作部を口の外に向かう方向に引き出すように操作することで、該掻取部によって舌苔を掻き取る。
また、先行技術文献としては発見できなかったが、従来、図4(従来1)及び図5(従来2に示されるタングクリーナーも既に商品として販売されている。従来1は、略V字状とされた1本の金属線の両端を操作部51とし、操作部51,51間の中央部位を延ばして板状の掻取部52を形成した構成である。従来2は、略V字状の1枚の金属板の中央の掻取部62を除く両端を、幅方向の両端から中央に折り曲げて操作部61,61を形成した構成である。
従来1,2は、いずれも、両操作部を互いに接近又は離間させて、使用者の口及び舌の幅に調整して、掻取部を口に挿入し、該掻取部を口の中に入れて舌の奥の上からやや押さえ付けるように載せて、操作部を口の外に向かう方向に引き出すように操作することで、該掻取部によって舌苔を掻き取る。
特許文献1,2は、操作部により掻取部の幅を調整することができないので、口や舌の幅のサイズによって異なる設計としなければならなかった。一方、従来1,2は、両操作部を互いに接近又は離間させて掻取部の幅を調整できるから、前記特許文献1及び2のような不具合は生じないが、これとは別に以下の不具合が生じる。
すなわち、従来1,2は、操作部が細いので、掻取部が舌に接触する角度や力の入れ方の微妙な調整ができず、場合によっては、掻取部と舌表面の接触部位を中心とする該掻取部の掻取面と舌の表面とでなす角度が極端に鈍角になってしまうことがあった。この場合、そのまま掻き取ろうとすると、掻取部が舌に没入して、舌に怪我を負う可能性がある。
また、操作部が細いことに起因して、掻き取りの操作時に、操作部が容易に撓んだり、該操作部と掻取部を含む全体が容易に撓んだりして、上記不具合の他、両操作部が接触するほど接近して折れ曲がり、該掻取部が鋭角のV字状となって使用するには危険な形状となってしまう可能性がある。
本考案が解決しようとする問題点は、従来1,2において、操作部が細いので掻取角度や力の入れ方の微妙な調整ができない点、また、容易に撓むので掻取部が鋭角のV字状となって使用するには危険な形状となる可能性がある点、である。
本考案のタングクリーナーは、中央が円弧状とされた金属製の掻取部と、この掻取部に形成された掻取面と、前記掻取部の両端部に設けられ、該掻取部の厚み及び幅より大きい寸法とされたプラスチック製の把持部とを、備えることとした。
また、本考案のタングクリーナーは、把持部が、表示部、滑止部、収納部、のうちの少なくとも1つの構成を兼ねるようにしていてもよい。
本考案に係るタングクリーナーは、掻取部の中央が円弧状とされ、この掻取部の両端部に把持部が設けられているので、使用者が把持部を両手に持って、把持部同士の間隔を調整することで、掻取部による掻取面の幅を使用者の口や舌に応じて調整できる。すなわち、把持部間隔を広くすれば広い幅に、把持部間隔を狭くすれば狭い幅に、適宜調整できるから、口や舌の幅のサイズ毎に複数種類制作する必要がない。
さらに、本考案のタングクリーナーは、操作部が掻取部の掻取面より厚み及び幅の大きい寸法とされているので、掻取角度や力の入れ方の微妙な調整が容易に行える。つまり、掻取角度の適正操作も容易に行えるということであるから、舌に怪我を負うといった可能性も低くなり、安全に使用できる。
また、本考案のタングクリーナーは、掻取部よりも厚みと幅の大きい操作部とすることで、掻き取りの操作時に、操作部が撓みにくいと共に、該操作部と掻取部を含む全体も撓みにくくなるから、両操作部を接近・離間の操作に伴って、該掻取部の鋭角のV字状の曲がり癖がついたり、折損するといった可能性が抑制できる。
さらに、上記構成のタングクリーナーにおいて、把持部が、表示部を兼ねることで該把持部において製造元・販売元などの宣伝を付すことができ、滑止部を兼ねることで該把持部が滑って操作を誤るといった可能性を抑制できる。さらに、上記構成のタングクリーナーにおいて、把持部同士を接近した状態に維持して折り畳んでおくことができる収納部を把持部に設けることで、コンパクトに折り畳んでおくことができる。
本考案は、図1〜図3に示す形態により実施可能である。図1〜図3に示す本考案のタングクリーナー1は、中央が円弧状とされた金属製の掻取部2と、この掻取部2に形成された掻取面2aと、掻取部2の両端部に設けられたプラスチック製の把持部3と、を備えている。そして、掻取部2と把持部3とにおける以下に詳述する厚みと幅の関係は、常に把持部3の方が掻取部2より大きい値とされる。
掻取部2は、金属として例えばステンレスを採用しており、厚みが0.45〜1mm、幅が5〜8mm、把持部3,3間の長さが100〜250mm、とされ、中央部の掻取面2aの円弧には予め45°〜60°の角度で癖が付けられている。
厚みが0.45mmより薄いと、予め付けた角度の癖が不用意に狂ってしまうことがある他、過度に鋭いため誤って横方向(舌の幅方向)に掻取面2aを移動させてしまうと舌の表面を切る可能性がある。一方、厚みが1mmより厚いと、口や舌の幅に応じて把持部3,3同士を接近・離間させる操作がしにくくなる。
また、幅が5mmより小さいと、舌の表面に掻取面2aが埋没して操作しにくくなる他、掻き取った舌苔が掻取面2aを乗り越えて、再度舌の表面に付着させてしまう可能性がある。一方、幅が8mmより大きいと、掻取面2aの両端部が口の幅方向両端の上下唇に接触して使いにくい可能性がある。
さらに、把持部3,3間の長さが100mm(掻取面2aの中央から把持部3へ50mmの長さ)より短いと、撓ませにくくなって掻取面2aにより円弧を調節しにくくなる他、口の奥行きが大きい者が使用する場合には把持部3までをも口の中に挿入しなくてはならなくなる。一方、把持部3,3間の長さが250mm(掻取面2aの中央から把持部3へ125mmの長さ)より大きいと、把持部3から掻取部2までの長さが不要に長く、掻取面2aの角度を調整しにくくなる可能性がある。
また、掻取面2aの角度が45°より小さいと、例え円弧状とされているとしても、掻取部2が不要に口の奥に挿入されてしまう可能性があり、使用上の危険が伴う。一方、掻取面2aの角度が60°より大きいと、掻取部2の両端が口の幅方向両端に接触して口の奥まで挿入しにくい。
把持部3は、上記掻取部2の寸法に対し、厚みが5〜8mm、幅が10〜15mm、長さが40〜80mm、とされ、掻取部2の両端から直線状に設けられている。
厚みが5mm及び幅が10mmより小さいと、操作部3そのものが不用意に撓んでしまって掻取面2aに操作のための力が上手く伝達できない可能性がある。一方、厚みが8mm及び幅が15mmより大きいと、指先で把持するには厚く、操作がしにくくなる可能性がある。
長さが40mmより小さいと、手指や掌でしっかり把持しにくく、結果的に操作しにくくなる可能性がある。一方、長さが80mmより長いと、撓みやすくなり、掻取面2aの角度や掻取角度が不用意に変更され、操作がしにくくなる。
なお、図1〜図3に示す本例では、掻取部2は、厚みが1mm、幅が8mm、把持部3,3間の長さが120mmとされ、掻取面2aの角度は45°の角度で癖が付けられており、一方、把持部3は、厚みが5mm、幅が10mm、長さが80mmとしている。
さらに、把持部3は、本例においては、表示部4、滑止部5、収納部6の構成を兼ねた構成とされている。表示部4は、把持部3,3において互いに外側に向いた面に形成されており、ここに例えば製造・販売元名、商品名、使用方法、図柄、などを表示するようにしたり、例えば使用者名を書き込むようにすればよい。
このようにすることで、商品種類が豊富になり、また、誰のタングクリーナー1かが判りやすくなる。なお、後述の滑止部5を設けている場合は、把持部3,3の互いに外側に向いた面において該滑止部5を避けた部位に表示部4を形成することが望ましい。
滑止部5は、把持部3において互いに対向する面、及び互いに外側に向いた面に凹凸など摩擦係数を大きくする表面加工を施すことで形成される。このようにすることで、把持部3が滑ったりせず、操作が確実となる。なお、上記表示部4を設けている場合は、把持部3,3の互いに外側に向いた面において該表示部4を避けた部位に滑止部5を形成することが望ましい。
収納部6は、図3に示すように、一方の把持部3の長さ方向端部において、該把持部3の厚み端面に凹形状の両垂直部分が枢支されることで形成されている。収納部6は、図3(a)に示す状態から、把持部3,3を互いに接近させ、一方の該把持部3の両垂直部分の枢支部位を中心に他方側へ回転させ、該収納部6の凹形状の水平部分を他方の把持部3に係合して、図3(b)に示す状態とする。
このようにすることで、タングクリーナー1をコンパクトに折り畳んで収納することができるようになる。なお、この収納部6を設ける場合は、タングクリーナー1の折り畳んだときに掻取面2aの角度が小さくなる癖が付かないように、例えば把持部3,3が平行となる程度で係合できるよう、凹形状の両垂直部分をできる限り長い寸法としておくことが望ましい。
本考案のタングクリーナーを示し、(a)は掻取面側から見た斜視図、(b)は掻取部の外側に向いた面から見た平面図、である。 本考案のタングクリーナーを示し、(a)は掻取部の外側に向いた面から見た斜視図、(b)は掻取面側から見た底面図、である。 本考案のタングクリーナーにおいて、(a)は収納部の不使用状態を、(b)は収納部の使用状態を、各々示す側面図である。 従来1のタングクリーナーを示し、(a)は斜視図、(b)は掻取部の外側に向いた面から見た平面図、である。 従来2のタングクリーナーを示し、(a)は掻取部の外側に向いた面から見た平面図、(b)は掻取面側から見た底面図、である。
符号の説明
1 タングクリーナー
2 掻取部
2a 掻取面
3 把持部
4 表示部
5 滑止部
6 収納部

Claims (3)

  1. 中央が円弧状とされた金属製の掻取部と、この掻取部に形成された掻取面と、前記掻取部の両端部に設けられ、該掻取部の厚み及び幅より大きい寸法とされたプラスチック製の把持部とを、備えたことを特徴とするタングクリーナー。
  2. 把持部が、表示部、滑止部、の一方又は両方の構成を兼ねることを特徴とする請求項1記載のタングクリーナー。
  3. 把持部同士を接近した状態に維持して折り畳んでおくことができる収納部を把持部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタングクリーナー。
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