JP3132283U - 足関節サポータ - Google Patents

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Abstract

【課題】足関節を十分に保護することができ、しかも安価な足関節サポータを提供する。
【解決手段】上述の課題を解決するため、この考案の足関節サポータ1は、足底支持部材2と、内足側支柱3と、外足側支柱4と、下部ベルト5と、上部ベルト6とを有し、足底支持部材2は硬性素材よりなり、足底支持板7と、足底支持板の内足側に形成された内足側折曲部8と、足底支持板7の外足側に形成された外足側折曲部9とを有し、内足側支柱3と外足側支柱4とは可撓性素材よりなり、内足側支柱3は内果収容部10を有し、内足側折曲部8に回転自在に接続されており、外足側支柱4は外果収容部を有し、外足側折曲部9に回転自在に接続されており、内足側支柱の接続部12が外足側支柱の接続部13よりも指に近い位置に設けられており、下部ベルト5は内果および外果の外周に巻きつけられる位置に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、足関節を保護するためのサポータに関するものである。
捻挫により損傷した靱帯を保護するための足関節装具やサポータに関する発明が、特許文献1〜3などに記載されている。特許文献1に記載された足関節装具は、圧縮ウレタンなど伸縮性の素材によって袋状に形成された本体部で足底を覆うものである。特許文献2に記載された足関節装具や特許文献に記載された足関節サポーターは、ベルトを足底に巻きつけるものである。
また、足関節を保護する装具として、硬い靴本体部に金属製の支柱を取り付けて、足を固定するものがある。
特開2000−102553号 特開2001−170094号 特開2004−236811号
特許文献1〜3に記載された足関節装具やサポータは、柔軟な袋状の部材やベルト状の部材を足底に着用するものであり、足底を堅固に固定することはできない。したがって、捻挫の再発を十分に防止することはできない。
硬い金属製の支柱を用いた装具は、下肢部を全体的に強く固定することができる。しかし、金属製の支柱は全く変形しないため、使用者の体に合わせて個別に作成する必要がある。そのため、どうしても希望者に提供するまでに時間がかかり、また高価にならざるを得ない。また、リウマチの患者の場合、病気の進行により足の変形が進み、そのたびに装具を作り直さなければならない。
この考案は、足関節を十分に保護することができ、しかも安価な足関節サポータを適用することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この考案の足関節サポータは、足底支持部材と、内足側支柱と、外足側支柱と、下部ベルトと、上部ベルトとを有し、足底支持部材は硬性素材よりなり、足底支持板と、足底支持板の内足側に形成された内足側折曲部と、足底支持板の外足側に形成された外足側折曲部とを有し、内足側支柱と外足側支柱とは可撓性素材よりなり、内足側支柱は内果収容部を有し、内足側折曲部に回転自在に接続されており、外足側支柱は外果収容部を有し、外足側折曲部に回転自在に接続されており、内足側支柱の接続部が外足側支柱の接続部よりも指に近い位置に設けられており、下部ベルトは内果および外果の外周に巻きつけられる位置に設けられていることを特徴とする。また、この構成に加えて、足底支持板にベルト取り付け部が設けてもよい。
この考案の足関節サポータは、足関節を効果的に保護することができる。使用者の足の形状の違いに対しても適合しやすく、構造も簡易であり、安価に提供できるという効果を有する。
この考案を実施するための最良の形態について説明する。ここでは、左足用の足関節サポータを例に説明する。図1は左足用の足関節サポータを示す斜視図、図2は内足側支柱を示す右側面図、図3は同左側面図、図4は外足側支柱を示す左側面図、図5は同右側面図である。
足関節サポータ1は、足底支持部材2と、内足側支柱3と、外足側支柱4と、下部ベルト5と、上部ベルト6とを有する。
足底支持部材2は硬性素材よりなり、足底支持板7と、足底支持板7の内足側に形成された内足側折曲部8と、足底支持板7の外足側に形成された外足側折曲部9とを有する。この考案において硬性素材とは、布やスポンジなど変形にほとんど抵抗できない材料を除外するという意義であり、足底を強く固定できる剛性を有する材料であれば足りる。たとえば、革、合皮、プラスチックなどが使用できる。ここでは、硬性プラスチックを芯材とし、表面を合皮によって覆った材料を使用する。
足底支持板7は使用者の足底を支持するものであり、必ずしも足底全体をカバーする必要はない。ここでは、足底の踵側半分程度をカバーするものである。内足側折曲部8と外足側折曲部9は、足底支持板7の側部で踵側端部に設けられていて、足底支持板7に対して概ね垂直に形成されている。
内足側支柱3と外足側支柱4とは可撓性素材よりなる。この考案において可撓性素材とは、人力程度の力が加わったときに、抵抗しながらもある程度変形可能であり、その力がなくなれば弾性によって元の形状に戻ることができるような材料をいう。したがって、布やスポンジなど変形にほとんど抵抗できない材料を除外する。また、厚いステンレス板のように、人力ではほとんど変形しないようなものも除外する。たとえば、革、合皮、プラスチックなどが使用できる。ここでは、足底支持部材2と同様に硬性プラスチックを芯材とし、表面を合皮によって覆った材料を使用する。
内足側支柱3は、下肢の内足側の面に合うような形状に形成されている。そして、下肢に接する側に内果収容部10が設けられている。内果収容部10はその周囲の部分よりくぼんだ形状になっているか、または周囲よりもやわらかい素材を設けることによって形成している。内果によって突き出した部分(踝)が収容できるのに十分な大きさおよび深さになっている。
外足側支柱4も、概ね内足側支柱3と同様の構造である。下肢の外足側の形状に合うような面に形成されている。そして、下肢に接する側に外果収容部11が設けられている。
内足側支柱3は内足側ジョイント12によって内足側折曲部に回転自在に接続されている。外足側支柱4は外足側ジョイント13によって外足側折曲部に回転自在に接続されている。これらの接続部は使用者の踝(内外果)よりも低い位置に設けられている。また、内足側支柱の接続部12と外足側支柱の接続部13は足の中心線xに対して非対称の位置になっている。すなわち、内足側支柱の接続部12が外足側支柱の接続部13よりも指に近い位置に設けられている。
内足側支柱3または外足側支柱4のどちらかには、下部ベルト5が固定されている。この下部ベルト5は、内果収容部10および外果収容部11の高さに合わせて設けられている。下部ベルト5の先端部には面ファスナー14が設けられており、先端部同士の接続・分離ができるようになっている。
内足側支柱3と外足側支柱4の上部には上部ベルト6を着脱するための面ファスナー15,16,17,18が設けられている。ここでは、下肢に接する側の面と外側の面の両方に設けられている。上部ベルト6は発泡ウレタンなどスポンジ状の柔らかい素材で作られていて、使用者の下肢の周囲を2周巻ける程度の長さを有する。上部ベルト6の先端部にも面ファスナーが設けられている。
また、この実施の形態において、足底支持板7にはベルト取り付け部が設けられている。ここでは、足底支持板7の下面にベルト取り付け用溝19が形成されている。
つぎに、足関節サポータの使用方法について説明する。この足関節サポータ1は、捻挫などによって損傷して保護を要する側の足に着用する。ここでは、左足に着用する例で説明する。この足関節サポータ1は靴を脱いだ状態で着用する。左足の踵側を足底支持部材2の上に置き、内足側支柱3と外足側支柱4を下肢に当てる。ここで、踝が内果収容部10および外果収容部11に収まるようにする。下部ベルト5を内足側支柱3と外足側支柱4の外周に巻きつけ、先端部の面ファスナー14によりとめる。こうして、踝が足関節サポータ1に強く固定される。
さらに、上部ベルト6を内足側支柱3および外足側支柱4の上部に巻きつける。上部ベルト6の一端を内足側支柱3または外足側支柱4の内側の面ファスナーに接続し、最初の一周は、下肢と内足側支柱3および外足側支柱4の間に巻く。こうすることによって、下肢は柔らかい上部ベルト6を介して内足側支柱3および外足側支柱4に接する。次の一周は、内足側支柱3および外足側支柱4の外周に巻きつけ、外足側支柱4の先端部の面ファスナーによってとめる。
以上、この足関節サポータ1は簡単に着脱することができる。足関節サポータ1を着用した状態で、靴を履く。足底支持部材2は小さく作られており、革靴、スポーツシューズなど使用者が通常使う靴をそのまま着用できる。サイズも通常のものを使用できる。したがって、片足のみに足関節サポータ1を使用する場合でも、左右同サイズの靴を履くことができる。
この足関節サポータ1を着用した状態において、使用者の踝は内果収容部10および外果収容部11によって強く固定され、十分な強度を有する内足側支柱3および外足側支柱4によって支持される。したがって、足にかかる荷重のうち、一定部分が踝によって支えられ、足関節にかかる負担が減少する。足首などへの荷重を低減させる方法として、これまでは膝に特別な装具を取り付けることが行われていたが、この足関節サポータのように踝によって足関節の免荷することは知られていない。簡易な構造でありながら、足関節を効果的に保護することができる。
この足関節サポータ1を着用した足を前に踏み出そうとすると、足関節を曲げるときに、内足側支柱3および外足側支柱4はそれぞれ内足側ジョイント12および外足側ジョイント13によって回転する。ここで、内足側支柱の接続部12が外足側支柱の接続部13よりも指に近い位置に設けられているため、足関節サポータ1はねじれるような変形を起こす。このため、足が外反方向へ向くような力が作用し、内反にならないように矯正される。これによって、捻挫の再発を防止することができる。
この足関節サポータ1は捻挫を防止するのに有効な固定力を有するが、着用時において、足部周囲の締め付け感は非常に少ない。したがって、損傷部位(軟部組織)周囲の疼痛が軽減される。また、固定部周囲や末梢部位の血流障害や感覚障害などが生じにくい。このため、この足関節サポータ1は長時間の装着が可能である。負傷直後における足関節の保護や、ある程度回復した時点での捻挫再発防止に使用できるほか、スポーツなど激しい動きにおける怪我の防止にも使用できる。
さらに、この足関節サポータ1は、室内でも使用できる。この場合、ベルト取り付け用溝19にベルトをはめ込み、ベルトを足に巻いて、足と足底支持板を密着させることが好ましい。これによって、室内を歩くときに電源コードなどが足と足底支持板の間に入いることを防止できる。
この足関節サポータ1は、これまでの装具のように使用者の体に厳密に合わせる必要がない。足の全体的な大きさに合わせていくつかのサイズを用意すれば、多くの使用者に対応できる。したがって、使用者ごとにオーダーメイドする必要がなくなり、レディメイドの製品として量産することができる。また、構造も簡易であり、従来の装具に比べて安価に提供することができる。
足関節サポータを示す斜視図である。 内足側支柱を示す右側面図である。 同左側面図である。 外足側支柱を示す左側面図。 同右側面図である。
符号の説明
1.足関節サポータ
2.足底支持部材
3.内足側支柱
4.外足側支柱
5.下部ベルト
6.上部ベルト
7.足底支持板
8.内足側折曲部
9.外足側折曲部
10.内果収容部
11.外果収容部
12.内足側支柱の接続部(内足側ジョイント)
13.外足側支柱の接続部(外足側ジョイント)
14、15,16,17,18 面ファスナー
19.ベルト取り付け部
20.ベルト

Claims (2)

  1. 足底支持部材と、内足側支柱と、外足側支柱と、下部ベルトと、上部ベルトとを有し、
    足底支持部材は硬性素材よりなり、足底支持板と、足底支持板の内足側に形成された内足側折曲部と、足底支持板の外足側に形成された外足側折曲部とを有し、
    内足側支柱と外足側支柱とは可撓性素材よりなり、
    内足側支柱は内果収容部を有し、内足側折曲部に回転自在に接続されており、
    外足側支柱は外果収容部を有し、外足側折曲部に回転自在に接続されており、
    内足側支柱の接続部が外足側支柱の接続部よりも指に近い位置に設けられており、
    下部ベルトは内果および外果の外周に巻きつけられる位置に設けられていることを特徴とする足関節サポータ。
  2. 足底支持板にベルト取り付け部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の足関節サポータ。
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