JP3132081B2 - コード駆動lpc音声符号化装置 - Google Patents
コード駆動lpc音声符号化装置Info
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Description
符号化装置に関するものである。
声符号化装置では、符号化情報に優先順位を付けていな
いため、符号化情報量が増加し、符号化情報を一部削除
しなければならなくなった場合には、無作為に符号化情
報を削除していた。
が増加した場合には、音質の劣化が生じるという問題が
あった。
し、符号化情報量が増加した場合にも音質劣化が小さい
コード駆動LPC符号化装置を提供することにある。
C音声符号化装置は、入力音声信号の高周波成分を除去
して音声信号を出力するローパスフィルタ手段と、 前記
ローパスフィルタ手段を通さない前記入力音声信号をL
PC分析して合成フィルタ係数を求めるLPC分析手段
と、前記ローパスフィルタ手段から出力された音声信号
及び前記合成フィルタ係数に基づいて所定のコードブッ
クを探索し、第1のコードを決定し出力する第1のコー
ドブック探索手段と、前記第1のコードブック探索手段
から出力された第1のコード及び前記合成フィルタ係数
に基づいて合成した合成音声信号を出力する合成フィル
タ手段と、前記ローパスフィルタ手段を通さない前記入
力音声信号から前記合成音声信号を減算し差信号を出力
する差分手段と、前記差信号及び前記合成フィルタ係数
に基づいて所定のコードブックを探索し、第2のコード
を決定し出力する第2のコードブック探索手段と、前記
第2のコードが入力し、符号化情報が所定量以下のとき
のみ前記第2のコードを出力する制御器と、前記合成フ
ィルタ係数、前記第1のコード及び前記第2のコードの
入力により、前記合成フィルタ係数及び前記第1のコー
ド、或いは前記合成フィルタ係数、前記第1のコード及
び前記第2のコードの何れかを符号化して前記符号化情
報として出力する符号化器とを備えたことを特徴とす
る。
説明する。図1に本発明によるコード駆動LPC符号化
装置の一例を示す。
はLPC分析器1と、ローパスフィルタ(LPF)2
と、差分器5とに入力される。LPC分析器1は、音声
信号Xを分析し、合成フィルタ係数Kを求め、コードブ
ック探索器3,6、合成フィルタ4、ならびに符号化器
8に出力する。LPF2は音声信号Xの高周波成分を除
去し、音声信号XLをコードブック探索器3に出力す
る。コードブック探索器3は、LPC分析器1からの合
成フィルタ係数Kより合成フィルタを構成し、コードに
より合成フィルタを駆動して得られる合成音声信号が、
音声信号XLに最も近くなるようなコードを、所定のコ
ードブックを探索して求め、求めたコードAを合成フィ
ルタ4および符号化器8に出力する。
Aにより合成フィルタを駆動して合成音声信号XCを作
成し、差分器5に出力する。差分器5は入力音声信号X
より合成フィルタ4からの合成音声信号XCを減算し、
差信号XDをコードブック探索器6に出力する。コード
ブック探索器6は、コードブック探索器3の場合と同様
に、LPC分析器1からの合成フィルタ係数Kより合成
フィルタを構成し、コードにより合成フィルタを駆動し
て得られる合成音声信号が、差信号XDに最も近くなる
ようなコードを、所定のコードブックを探索して求め、
求めたコードBをON/OFF制御器7に出力する。制
御器7は、符号化器8が出力する符号化情報の情報量が
所定量以下の場合のみ、コードBを符号化器8に供給す
る。符号化器8は、LPC分析器1からの合成フィルタ
係数K、コードブック探索器3からのコードA、ならび
に制御器7からのコードBを符号化し、出力端子11に
出力する。
情報量の多少にかかわらず、LPC分析器1からの合成
フィルタ係数K、およびコードブック探索3が、高周波
成分が除去された音声信号XLにもとづいて求めたコー
ドAを常に符号化し、端子11に出力する。
および音声信号Xの高周波成分に対応する差信号XDに
もとづいてコードBを求めそれを出力するが、制御器7
はそのコードBを、符号化情報量が所定量以下の場合の
み符号化器8に出力する。従って、コードBは符号化情
報量が所定量以下の場合には、合成フィルタ係数Kおよ
びコードAと共に符号化器8により符号化されるが、符
号化情報量が所定量を越える場合には、コードBは符号
化されず、その場合には合成フィルタ係数Kおよびコー
ドAのみが符号化され、出力される。
声符号化装置では、符号化情報量が増加して符号化情報
の一部を削除しなければならなくなった場合、音声信号
の高周波成分のみが削除されるので、音質の劣化は最小
限に抑えられる。
LPC音声符号化装置では、LPC分析手段により合成
フィルタ係数が求められ、そしてローパスフィルタ手段
と第1のコードブック探索手段とにより、合成フィルタ
係数と、高周波成分が除去された音声信号とにもとづい
て第1のコードが決定され、合成フィルタ手段、差分手
段、ならびに第2のコードブック探索手段により、合成
フィルタ係数と、入力音声信号の高周波成分に対応する
信号とにもとづいて第2のコードが決定される。そし
て、符号化情報量が所定量以下の場合には、符号化手段
は第1および第2のコードを共に符号化して出力する
が、符号化情報量が所定量を越えた場合には、符号化手
段は第2のコードの符号化結果は出力しない。すなわ
ち、本発明のコード駆動LPC音声符号化装置では、符
号化情報量が増加して符号化情報の一部を削除しなけれ
ばならなくなった場合、音声信号の高周波成分のみが削
除されることになり、音質の劣化が最小限に抑えられ
る。
例を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】入力音声信号の高周波成分を除去して音声
信号を出力するローパスフィルタ手段と、 前記ローパスフィルタ手段を通さない前記入力音声信号
をLPC分析して合成フィルタ係数を求めるLPC分析
手段と、 前記ローパスフィルタ手段から出力された音声信号及び
前記合成フィルタ係数に基づいて所定のコードブックを
探索し、第1のコードを決定し出力する第1のコードブ
ック探索手段と、 前記第1のコードブック探索手段から出力された第1の
コード及び前記合成フィルタ係数に基づいて合成した合
成音声信号を出力する合成フィルタ手段と、前記ローパスフィルタ手段を通さない前記入力音声信号
から 前記合成音声信号を減算し差信号を出力する差分手
段と、 前記差信号及び前記合成フィルタ係数に基づいて所定の
コードブックを探索し、第2のコードを決定し出力する
第2のコードブック探索手段と、 前記第2のコードが入力し、符号化情報が所定量以下の
ときのみ前記第2のコードを出力する制御器と、 前記合成フィルタ係数、前記第1のコード及び前記第2
のコードの入力により、前記合成フィルタ係数及び前記
第1のコード、或いは前記合成フィルタ係数、前記第1
のコード及び前記第2のコードの何れかを符号化して前
記符号化情報として出力する符号化器とを備えたことを
特徴とするコード駆動LPC音声符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03251303A JP3132081B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コード駆動lpc音声符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03251303A JP3132081B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コード駆動lpc音声符号化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588698A JPH0588698A (ja) | 1993-04-09 |
JP3132081B2 true JP3132081B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17220803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03251303A Expired - Fee Related JP3132081B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コード駆動lpc音声符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132081B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5864650A (en) * | 1992-09-16 | 1999-01-26 | Fujitsu Limited | Speech encoding method and apparatus using tree-structure delta code book |
JP3531935B2 (ja) * | 1992-09-16 | 2004-05-31 | 富士通株式会社 | 音声符号化方法及び装置 |
KR100364578B1 (ko) * | 2000-06-20 | 2002-12-12 | 삼성에버랜드 주식회사 | 천연담체를 이용한 생물학적 하천 수질 정화 장치 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03251303A patent/JP3132081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588698A (ja) | 1993-04-09 |
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