JP3130941U - 室内装飾用飾り窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】家屋内の部屋の壁の中に組み込んだ後は、従来の室内装飾用飾り窓と同様の形状を有する室内装飾用飾り窓であって、構造が単純であり、製造も容易であって、製造コストが安く、さらに、壁へはめ込むための施工が容易な室内装飾用飾り窓を提供することを目的とする。
【解決手段】家屋の中に設置された壁を刳り貫いて壁の両側から鑑賞できるように、壁のなかに設置する室内装飾用飾り窓を、中央部分が開口している第1枠部と、第1枠部に収める中板と、中央部分が開口している第2枠部とからなるものとし、第1枠部の一方の端面をL字型に削って中板設置部を設け、該中板設置部に中板を設置し、第2枠部で、蓋をするように第2枠部を第1枠部に連結する。
【選択図】図7

Description

本考案は壁にはめ込んで室内の装飾用とする室内装飾用飾り窓に関する。
家屋の中の、部屋と部屋または通路の間を区切る壁の一部を開口して、装飾用の飾り窓が設置される場合がある。
従来の室内装飾用飾り窓は、枠の内側に溝が掘られ、その溝に半透明の中板が嵌め込まれる構造を有していた。
このような構造を有する従来の室内装飾用飾り窓を製作するためには、最初に枠を作成し、その枠の内側に、中板を嵌め込むための溝を掘り、その溝に中板を嵌め込んでから、枠をボルトとナットで固定していた。
特開平5−86680
しかしながら、この製造方法は複雑であり、相当の作業時間を要するために、製造コストの低減が困難であった。図を参照しつつ説明する。本実施の形態では円形の飾り窓について、説明するが、円形以外の形状についても同様である。
図3は従来の構造を有する円形の室内装飾用飾り窓の枠の部分の斜視図である。
図3において、301は半円形の枠であり、302は半円形の枠のうち中央部分の凸部
であり、304はボルトであり、305はナットであり、303は枠の凸部に設置された穴であり、306は半円形の枠の内側に設置された溝であり、105は中板である。
図5は図3の二つの半円形の枠をボルトとナットで連結固定するために必要な穴と、ボルトとナットで連結固定されている様子を示す概略部分拡大斜視図である。
従来の円形の室内装飾用飾り窓を製作するためには、最初に半円形の枠301を作成し、その枠の内側に、中板105を嵌め込むための溝306を掘り、その溝に中板105を嵌め込んでから、枠をボルト304とナット305で固定していた。ボルト304とナット305で固定するためには、ボルトを通す穴を半円形の枠に通す穴が必要であり、また、
ナットで固定するためには、ナットを締め付けるためのスパナ等を回すための余裕が必要である。そのために、枠の中央部に凸部302を設けて、凸部302に穴303を設置する必要があった。また、中板を取り付けるために必要な、半円形の枠301の内側の溝を作製する作業には熟練が必要であり、製造コストの低減が困難であった。
なお、枠301全体の厚さをボルトを通す穴を半円形の枠に通す穴が設置でき、ナットで固定するためにナットを締め付けるためのスパナ等を回すための余裕を確保できるのに十分な厚さにすれば、凸部302を設ける必要がないが、この場合、部屋の壁に、該飾り窓を組み入れたときに、壁の外に表れる枠の端面の幅が広くなってしまい、美観を損ねる。
そこで、本考案は、壁に組み込んだ後は、従来の室内装飾用飾り窓と同様の形状を有する室内装飾用飾り窓であって、構造が単純であり、製造が容易であって、製造コストが安く、さらに、壁へはめ込むための施工が容易な室内装飾用飾り窓を提供することを目的とする。
請求項1に記載された考案は、家屋の中に設置された壁を刳り貫いて、壁のなかに設置する室内装飾用飾り窓であって、
中央部分が開口している第1枠部と、
中板と、
中央部分が開口している第2枠部と、を具備し、
前記第1枠部は一方の端面にL字型に削られた中板設置部を有し、
前記中板が前記中板設置部に設置され、
前記中板が設置された前記第1枠部に前記中板を挟むように第2枠部が連結されていることを特徴とする。
請求項2に記載された考案は、請求項1に記載の室内装飾用飾り窓に係り、
前記第1枠部と前記第2枠部とが、円筒状であること特徴とする。
室内装飾用飾り窓の形状が円形の場合には、従来構造の飾り窓については製造が困難であるが、本考案に係る室内装飾用飾り窓は形状が円形であっても、製造が従来構造のものに比較して、格段に容易である。
請求項3に記載された考案は、請求項1または2に記載の室内装飾用飾り窓に係り、
前記第1枠部と前記第2枠部とは、木材または木質集成材よりなることを特徴とする。
請求項4に記載された考案は、請求項1乃至3のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓に係り、
前記中板は、樹脂板であることを特徴とする。
請求項5に記載された考案は、請求項1乃至4のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓に係り、
前記中板は透明であることを特徴とする。
請求項6に記載された考案は、請求項1乃至5のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓に係り、
前記中板は、ポリカーボネイト板であることを特徴とする。
ポリカーボネイト板は劣化が少なく、丈夫であることに着目したものである。
請求項7に記載された考案は、請求項1乃至5のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓に係り、
前記中板は、和紙を透明な塩化ビニール樹脂で両面からラミネートしたものであることを特徴とする。
和紙を透明な塩化ビニール樹脂で両面からラミネートしたものは、外観的には障子のような風合いがあり、和風の家屋により調和することに着目したものである。
本考案に係る室内装飾用飾り窓によれば、従来の室内装飾用飾り窓より容易に製造することができ、製造コストを低減できる。また、室内装飾用飾り窓によれば、従来の室内装飾用飾り窓より壁への施工コストも低減できる。
以下、図を参照しつつ、考案を実施するための最良の形態につき説明する。
図7は本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の斜視図である。
図7において、101は第1枠部であり、102は第2枠部であり、105は中板であり、104は中板設置部である。
本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の中板105は透明である。ただし、中板は透明なものに限定されるわけではない。次に、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の製造方法について説明する。
図1は本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の構造を示す展開斜視図である。
図1において、101は第1枠部であり、102は第2枠部であり、105は中板であり、104は中板設置部である。
第1枠部は、第1枠部の直径以上の大きさの木材を刳り貫き、更に一方の端面に、中板105が収まる大きさで、削った部分の断面がL字状になるように削って作製する。ただし、異なる方法によって製造してもよい。
図2は第1枠部の正面図である。
図2において、104は中板設置部である。中板設置部104に中板105が設置される。
図4は図2の第1枠部のX−X切断線断面図である。
図において、401は第1枠部の断面であり、104は中板設置部である。この中板設置部104は第1枠部の一方の端面を図4に示されているようにL字状に削って作製する。
本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓は第1枠部101の樹脂設置部104に中板105が設置され、第2枠部102が中板105が設置された第1枠部に連結されている。第1枠部101の端面と、第2枠部102の端面と、を接着剤または、釘等の金具によって連結固定する。ただし、他の連結方法によって固定してもよい。なお、枠部の材料は木質系が一般的であるが、木質系以外であってもよい。
次に、本考案の効果について説明する。
本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の製造工程には、従来の室内装飾用飾り窓を製造するために必要であった中板を嵌め込むための溝を掘るという高度な熟練を必要とする工程がないので、製造コストを低減できる。また、中板を嵌め込んだ枠を組み合わせるために、ボルトを通してナットで締め付けるために必要な穴を設置するという製造工程も必要ないので、この点からも製造コストを低減できる。更に、従来の室内装飾用飾り窓の場合には、中板を嵌め込んだ枠を組み合わせるために、ボルトを通してナットで締め付けるのに必要な穴を設置するスペースを確保し、枠の一部に厚みを持たせる必要があり、枠の中央部の厚みを厚くした凸部を設ける必要があったが、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓においては、この凸部を作成する必要もない。その結果、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓においては、枠部の厚みを従来の室内装飾用飾り窓に比較して、薄くすることができる。
従来の室内装飾用飾り窓を製造するために必要な工程である、溝の作成のような熟練と高度な注意力を必要とする工程に代えて、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の製造において必要となる製造工程は、第1枠部101の端面を削って中板設置部104を作成し、中板105を中板設置部に収め、第2枠部で、第1枠部に蓋をするように固定する工程であり、これらの工程は、単純であり、高度な熟練度と注意力を必要としない。その結果、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の場合には、製造コストを大きく低減できる。図を参照しつつ、具体的に説明する。
従来の室内装飾用飾り窓を製造するために必要であった中板を嵌め込むための溝は、図3の斜視図に示されているように、枠301の内側に設ける必要があり、また、溝の幅は中板105に合わせなければならず、また、中板105に歪みが生じないようにする必要があり、これらの要件を具備しない場合には、枠301を破棄しなければならない。
次に、中板を嵌め込んだ枠を組み合わせるために、ボルトを通してナットで締め付けるために必要な穴を設置する必要性と施工の困難性について説明する。
図6は従来の室内装飾用飾り窓の正面図である。また、図8は従来の室内装飾用飾り窓の側面図である
従来の室内装飾用飾り窓を完成するためには、枠の溝に中板を設置してから、二つの枠を連結する必要がある。そのために、図6の点線で示される穴303を作成してから、その穴303にボルト304を通し、ナット305を締め付けて、二つの枠を連結する。この連結するための工程を、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の製造工程において、中板設置部104に中板を収めて、第1枠部と第2枠部を連結させる工程と比較すると、本考案の場合の第1枠部と第2枠部を連結させる工程は単に、第1枠部と第2枠部を接着剤または、釘等で連結するだけであり、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の製造工程における連結工程は格段に単純かつ容易である。
さらに、従来の室内装飾用飾り窓を部屋の壁に組み入れる際には、従来の室内装飾用飾り窓には、中央に凸部302があるために、従来の室内装飾用飾り窓の場合にはこの凸部を含む大きさの開口部を設ける必要がある。この場合、凸部以外のところには飾り窓と壁との間に隙間ができるので、隙間処理が必要となり、壁への施工方法が複雑である。これに対して、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の場合には、凸部はないので、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓を部屋の壁に組み入れる際は、本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の枠の外形寸法と同じ寸法の開口部を設ければ、該飾り窓をすっぽりと開口部に入れることができる。この場合には隙間ないので、あとは、接着剤または釘で飾り窓と壁を固定するだけですみ、壁の中に組み入れる施工も容易である。また、部屋の壁に設ける開口部の大きさが小さくてすむので、室内装飾用飾り窓を設置できる場所の選択範囲も広がる。
本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の構造を示す展開斜視図である。 本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の第1枠部の正面図である。 従来の構造を有する円形の室内装飾用飾り窓の枠の部分の斜視図である。 図2の第1枠部のX−X切断線断面図である。 従来の構造を有する円形の室内装飾用飾り窓の場合の二つの半円形の枠をボルトとナットで連結固定するために必要な穴と、ボルトとナットで連結固定されている様子を示す概略部分拡大斜視図である。 従来の室内装飾用飾り窓の正面図である。 本考案の実施の形態に係る室内装飾用飾り窓の斜視図である。 従来の室内装飾用飾り窓の側面図である
符号の説明
101 第1枠部
102 第2枠部
104 中板設置部
105 中板

Claims (7)

  1. 家屋の中に設置された壁を刳り貫いて、壁のなかに設置する室内装飾用飾り窓であって、
    中央部分が開口している第1枠部と、
    中板と、
    中央部分が開口している第2枠部と、を具備した室内装飾用飾り窓において、
    前記第1枠部は一方の端面にL字型に削られた中板設置部を有し、
    前記中板が前記中板設置部に設置され、
    前記中板が設置された前記第1枠部に前記中板を挟むように第2枠部が連結されていることを特徴とする室内装飾用飾り窓。
  2. 請求項1に記載の室内装飾用飾り窓において、
    前記第1枠部と前記第2枠部とが、円筒状であること特徴とする室内装飾用飾り窓。
  3. 前記請求項1または2に記載の室内装飾用飾り窓において、
    前記第1枠部と前記第2枠部とは、木材または木質集成材よりなることを特徴とする室内装飾用飾り窓。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓において、
    前記中板は、樹脂板であることを特徴とする室内装飾用飾り窓。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓において、
    前記中板は透明であることを特徴とする室内装飾用飾り窓。
  6. 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓において、
    前記中板は、ポリカーボネイト板であることを特徴とする室内装飾用飾り窓。
  7. 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の室内装飾用飾り窓において、
    前記中板は、和紙を透明な塩化ビニール樹脂で両面からラミネートしたものであることを特徴とする室内装飾用飾り窓。
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