JP3130632U - コンクリート構築物用閉塞栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の閉塞栓はセパレータに取り付けにくく、且つ、防水や反射効果は低いので、取り付けを容易にするとともに、効果的な防水と反射効果を得られる閉塞栓を提供する。
【解決手段】止承具跡穴13の大径部と同じ径で、且つ、薄く形成される蓋板2の背面に、内部に嵌合溝3を設けた軸筒5に、外周に前記嵌合溝3に嵌る嵌合突部6を設け、且つ、内部に複数枚の逆止片7を形成した係合筒8を組み合わせた閉塞栓本体9を形成し、その閉塞栓本体9の係合筒8に防水性キャップ11を組み合わせて成るコンクリート構築物用の閉塞栓1とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、コンクリート構築物の壁面に残る支承具跡穴を塞ぐ閉塞栓の取り付けを容易とし、且つ、防水機能と反射効果も得られる閉塞栓に関する。
従来、コンクリート構築物には、壁面に等間隔に支承具跡穴が形成されるので、その穴を塞ぐための栓して、防水効果や反射効果を有するコーン状の様々な栓がある。
具体的には、断面が逆台形状を成す円錐状又はコーン状に形成した閉塞栓本体の大径側の表面に反射部材を取り付けたものがある。(例えば、特許文献1参照)
また、モルタル成型される閉塞栓の外端部に、反射発光部材を取り付けた技術がある。(例えば、特許文献2参照)
実用思案公開平1−90936公報 実用新案登録3080392号公報
上記するような閉塞栓があり、それぞれ一定の効果はある。しかし実際の施工面においては、以下のような不便や欠点があった。まず、実用新案公開平1−90936公報における技術は、コーン状に形成した閉塞栓の径大側面に反射部材を取り付けているが、この反射部材は平板であるため、正面からの光は反射するが斜め方向からの光は反射しにくく、且つ、反射発光を視認できるのは正面側からはよいが、斜め方向からは反射発光を視認することができない。また支承具跡のセパレータに取り付ける手段は接着剤であるので防水効果も低く、取り付ける際に慣れない者は手間が掛って作業効率も低いなどの欠点や不便がある。
次に、実用新案登録3080392号公報による技術は本出願人によるものであり、構築物の外側に位置する正面は反射発光する機能を有するが、反射部材が平板状であるので斜め方向からの光は反射しにくく視認度も低い。また、閉塞栓を支承具跡穴に位置するセパレータに取り付ける手段が接着剤で取り付けるので作業性が悪いうえ、効果的な防水手段を備えていなかった。
本考案は、上記するような従来の閉塞栓がもつ不便や欠点を解消するために、請求項1においては、止承具跡穴の大径部と同じ径で、且つ、薄く形成される蓋板の背面に、内部に嵌合溝を設けた軸筒を形成し、その軸筒に、外周に前記軸筒の嵌合溝に合う嵌合突部を有し、且つ、内部に複数枚の逆止片を形成した係合筒を強く嵌め込んで成る構成にすることで、取り付けを容易にして作業性がよいコンクリート構築物用閉塞栓とする。
請求項2においては、前記する閉塞栓の係合筒に、底に通し穴を設けた防水性キャップを組み合わせることで、防水機能を有するものとする。
請求項3においては、前記する閉塞栓の蓋板面に半球状の立体反射部材を取り付けることで、あらゆる方向からの光を反射しやすく、且つ、発光視認も容易な閉塞栓とする。
本考案による閉塞栓は、閉塞栓の係合筒内に逆止片を設けた構成であるので、支承具跡のセパレータに取り付ける際は押し込むだけで簡単確実に取り付けられるため、慣れない者でもきわめて作業スピードは早く行える。
また、閉塞栓の軸筒と一体形成された蓋板は軟質樹脂素材であるとともに、蓋板はきわめて薄く、且つ、支承具跡穴の大径側と同じか僅かに大きいので、強く閉塞栓を押し込むと、前記の逆止片の係合とともに、蓋板の周囲は少し反るようにして支承具跡穴の壁にきつく嵌って固定される。
さらに、閉塞栓の係合筒には、合成ゴム素材や軟質合成樹脂素材による防水性キャップを備えているとともに、セパレータ穴は一回り小さく、且つ、一定の空隙部を形成する防水性キャップであるため、セパレータに強く押し込むにつれ前記のセパレータ接触周部は密着するうえ、防水性キャップ下部は支承具跡穴の底面に強く押し付けられるように固定して密着できる、取り付け容易にして防水効果も高い閉塞栓となる。
加えて、この閉塞栓の大径側面に反射部材を設けたタイプは反射部材が半球状であるので、どの方向からの光も効果的に反射できるとともに、所定の高さを成すことで反射発光の視認もしやすい、防水性と反射発光の複合効果を有する閉塞栓となるなど、従来には見られない機能的にして効果的な閉塞栓を提供する。
本考案による閉塞栓の第1の実施形態を、図1に示す分解斜視図と図2に示す閉塞栓のA−A線拡大断面図、図3に示す閉塞栓の施工状態の参考図で説明する。
本考案による閉塞栓1は、本体はABC樹脂又はナイロン樹脂などの軟質合成樹脂素材により形成されるものとし、まず、コンクリート構築物壁面に残る支承具跡のコーン状の穴の大径側の径と同じかもしくは僅かに大きく、且つ、厚さを薄く形成した蓋板2の裏面に、内側に嵌合溝3を設け、周囲に4本の支持突起4を有する軸筒5を前記蓋板2と一体形成し、その軸筒5に、周囲上部に前記軸筒5の嵌合溝3に嵌る嵌合突部6を設けるとともに、内側の下端から上向きに6枚の逆止片7,7を形成した係合筒8を強く嵌め込んで成る閉塞栓本体9を形成する。
さらに、その閉塞栓本体9の前記係合筒8に、合成ゴムや軟質合成樹脂素材により、底面にセパレータ穴10を設けた防水性キャップ11を前記係合筒8に取り付けた閉塞栓1を構成する。尚、前記のセパレータ穴10は、支承具跡穴13に位置するセパレータ12の径より一回り細く形成するものとする。
第1の実施形態に示す閉塞栓本体9は、軟質合成樹脂素材で形成されているので、軸筒5に係合筒8を組み合わせると嵌合溝3と嵌合突部6により強固に組み合わされて合成樹脂素材のみによる閉塞栓本体9を形成する。加えて、係合筒8の内部には内側向きの逆止片7,7が複数枚形成されているので、セパレータ12に強く押し込むとネジ部に逆止片7の爪が係合して確りと固定されて緩むことはない。
さらに係合筒8の防水性キャップ11は、図2のように下部が一定の隙間をもって組み合わされているが、前記のようにセパレータ12に押し込むにつれ図3のように防水性キャップ11の下部周囲が膨らみながら縮むので、支承具跡穴13の底部及びセパレータ12周囲は密着して防水効果を得る。
加えて、前記蓋板2は、支承具跡穴13の大径側の径と同じか僅かに大きく、且つ、薄いので、最後に蓋板2を強く押し込むと、図3に示すように蓋板2端周部は支承具跡穴13の壁に沿って反り返るように圧着固定されるので隙間を作らず、正面から見た際はあたかもモルタル仕上げしたかの様にきれいに塞げる閉塞栓1となる。
本考案による閉塞栓の第2の実施形態を図4に示す斜視図と図5に示す施工状態の参考図で説明する。
第2の実施形態による閉塞栓1は、前記第1実施形態に示す閉塞栓本体9に反射部材を取り付けたものである。この実施形態による閉塞栓本体9は、前記タイプと同じように、蓋板2と支持突起4と嵌合溝3を有する軸筒5に、嵌合突部6と逆止片7を有する係合筒8が組み合わされた前記係合筒8に、防水性キャップ11を組み合わせた閉塞栓1の前記蓋板2面に、所定の高さの半球体による立体反射部材14を取り付けて成る閉塞栓1を構成する。
第2の実施形態による閉塞栓1は、閉塞栓本体9は前記第1実施形態と同じであるが、蓋板2面に半球又はドーム状の立体反射部材14を取り付けているので、支承跡穴13に取り付けた際は壁面から一定の高さ突出するとともに、半球の全面が反射部材であるため、正面はもとより左右いずれの方向からの光も反射し、且つ、視認することも容易な反射機能を有する閉塞1となる。
さらに、立体反射部材のその他の実施形態を示す。
前記する反射部材14は半球状で最も好ましいが、他の実施形態として、図6図に示すように四角形の5面が反射する立体反射部材14でもよい。
本考案における閉塞栓1は上記のような構成であるが、軸筒5に設ける支持突起4は4本であるが、それ以上の本数でも構わない。また第2の実施形態に示す立体反射部材14は半球体や四角形であるが、一定の高さで正面や側面など異なる方向からでも反射するものであればよく、例えば、略三角錐や円錐状であってもよく、いずれも特に限定されるものではない。
本考案による第1の閉塞栓の実施形態を示す分解斜視図である。 第1の閉塞栓の実施形態を示すA−A線拡大断面図である。 第1の閉塞栓の実施形態による施工例を示す参考図である。 第2の閉塞栓の実施形態を示す斜視図である。 第2の閉塞栓の施工例を示す参考図である。 立体反射部材の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 閉塞栓
2 蓋板
3 嵌合溝
4 支持突起
5 軸筒
6 嵌合突部
7 逆止片
8 係合筒
9 閉塞栓本体
10 セパレータ穴
11 防水性キャップ
12 セパレータ
13 支承具跡穴
14 立体反射部材

Claims (3)

  1. コンクリート構築物の支承具跡穴を塞ぐ栓であって、前記止承具跡穴の大径部と同じ径で、且つ、薄く形成される蓋板と、その背面に、内部に嵌合溝を有する軸筒を一体形成した前記軸筒に、外周に前記軸筒の嵌合溝に合う嵌合突部を設け、且つ、内部に内側向きの逆止片を形成した係合筒を強く嵌め込んで成る合成樹脂製のコンクリート構築物用閉塞栓。
  2. 前記する閉塞栓の係合筒に、底にセパレータ穴を設けた防水性キャップを組み合わせて成る請求項1に記載するコンクリート構築物用閉塞栓。
  3. 前記する閉塞栓の蓋板面に、半球状の立体反射部材を取り付けて成る請求項1又は請求項2に記載するコンクリート構築物用閉塞栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043012A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Takashi Saito コンクリート壁体表面用穴埋め部材およびその使用方法

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