JP3130570U - タッチパネル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体が接触した時に発生する電気特性の変化を利用して光線の点滅を制御し、かつ係る光源の点滅を制御する技術を利用して、該タッチパネル構造が作動可能な状態のあるか否か、もしくは限定する範囲における敏感度をユーザーに指示することができるタッチパネル構造を提供する。
【解決手段】導光層と、導光層の一方の面に設けられた第1ベースと、第2ベースとを含んでなり、第2ベースは電気回路を載荷し、かつ第1導体を設けてなり、第1ベースとの少なくとも一方の面には接合層を接着して該第1ベースと該導光層との間に介在させ、導光層の周囲に少なくとも1以上の発光部材を設けて該第2ベースの電気回路に接続する。
【選択図】図2

Description

この考案は、タッチパネル構造に関し、特にユーザーが指で接触してカーソルを移動させたり、入力することができるタッチパネル構造に関する。
タッチパネルは、実体的な押しボタン、またはホイールのシミュレートから、複雑なモード、または操作の認識システムなどの各種入力機能を電子装置に提供することができる。例えば、アメリカ合衆国特許登録第5,880,411号公報では、優れた移動性、或いは動作認識機能を有するタッチパネルが開示されている。
また、タッチパネルの底面に画像を表示する場合、様々な応用の形態を採ることができる。例えば、タッチパネルで液晶表示装置、或いは陰極線管(CRT)のモニタを被覆(或いは積層)した場合は、グラフィックユーザーインタフェイス(GUI)の効果が得られる。または、その他の応用として、パネルの底面に情報を表示する静態的なパターンを設けてユーザーが入力する場合のガイドとすることもできる
しかしながら、上述する参考文献も含め、従来の技術には解決されない課題が残っている。
また、従来のコンデンサ式タッチパネルでは、アメリカ合衆国特許登録第5,457、289号公報第4、806、709号公報、第4、733、222号公報などが挙げられるが、これらについても解決されていない欠点を有する。アメリカ合衆国特許登録第5、457、289号公報ではフロンド保護マスクを必要とし、第4,806、709号公報では一致する導電面が必要である。このように、従来の技術には改善を要する欠点を有している。
アメリカ合衆国特許登録第5,880,411号公報 アメリカ合衆国特許登録第5,457,289号公報 アメリカ合衆国特許登録番号第4,806,709号公報 アメリカ合衆国特許登録番号第4,733,222号公報
この考案は、物体が接触した時に発生する電気特性の変化を利用して光線の点滅を制御するタッチパネル構造であって、かつ、かかる光源の点滅を制御する技術を利用して、該タッチパネル構造が作動可能な状態のあるか否か、もしくは限定する範囲における敏感度をユーザーに指示することができるタッチパネル構造を提供することを課題とする。
そこで、本考案は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、導光層と、該導光層の一方の面に設けられた第1ベースと、電気回路を載荷し、かつ第1導体を設けてなる第2ベースとを含んでなり、該第1ベースとの少なくとも一方の面には接合層を接着して該第1ベースと該導光層との間に介在させ、該導光層の周囲に少なくとも1以上の発光部材を設けて該第2ベースの電気回路に電気的に接続したタッチパネル構造によって課題を解決できる点に着眼し、係る知見に基いて本考案を完成させた。
本考案によるタッチパネル構造について、以下に詳述する。
請求項1に記載のタッチパネル構造は、導光層と、該導光層の一方の面に設けられた第1ベースと、第2ベースとを含んでなり、
該第2ベースは電気回路を載荷し、かつ第1導体を設けてなり、
該第1ベースとの少なくとも一方の面には接合層を接着して該第1ベースと該導光層との間に介在させ、
該導光層の周囲に少なくとも1以上の発光部材を設けて該第2ベースの電気回路に接続する。
請求項2に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1ベースがポリカーボネートプラスチック(polucarbonate plastic)によって形成される。
請求項3に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1ベースがマイラー(Myler)によって形成される。
請求項4に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1ベースがポリエステルフィルム(polyester film)で形成される。
請求項5に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1ベースがガラス(glass)で形成される。
請求項6に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1導体がスパッタリングで第2ベース上に形成される。
請求項7に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1導体がプリントで第2ベース上に形成される。
請求項8に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1導体に形成される光透過性のセンサトレースの配置が、フォトレジスト剤とエッチングによって達成される。
請求項9に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1導体に形成される光透過性のセンサトレースの配置が、ネガ型パターンを塗布して第2ベースを覆い、さらに該ネガ型パターンを除去して光透過性のセンサトレースのパターンを残留させる。
請求項10に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1導体に形成する光透過性のセンサトレースが該第2ベースの少なくとも一方の面にレイアウトされる。
請求項11に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第1導体がX軸のセンサトレースと、Y軸のセンサトレースとを含む。
請求項12に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第2ベースの電気回路にプロセッサが整合される。
請求項13に記載のタッチパネル構造は、請求項1における第2ベースの電気回路が、さらにプロセッサに接続する。
この考案のタッチパネル構造は、物体が接触した時に発生する電気特性の変化を利用して光線の点滅を制御し、ユーザーに確実なタッチパネルの有する入力機能などの各種機能を提供できるという利点を有する。
図1は、この考案によるタッチパネル構造11をセンサユニットのタッチ式感知システム1とした実施可能な応用形態である(図示においてはタッチ式感知システム1に応用する)。
上述するタッチ式感知システム1は、タッチパネル構造11と、プロセッサ12とを含む。但し、係る形式に限定することはない。タッチパネル構造11は、物体0が接近するか、または触れる(以下接触と称する)のを感知(または検出、検知)し(図3、4に開示するように物体0は指、スタイラスなどの伝導性を有する物体である。但し、これらに限らない)電気容量の変化を発生させる。即ち、該物体0はタッチパネル構造11に設けた少なくとも1以上のセンサトレースの電気容量の変化を発生させる。
プロセッサ12は、タッチパネル構造11に接続し、電気容量の変化を検知し(または読み取り)、物体が接触するタッチパネル構造11上の位置を判断する。
プロセッサ12は、電気容量の変化にかかるデータをアクセスする入力ユニット121と、この入力ユニット121に接続し、電気容量の変化にかかるデータをデジタル化する演算ユニット122と、この演算ユニット122に接続し、デジタル化されたデータ(以下デジタル化データと称する)を処理して物体0(図3、4参照)が接触したタッチパネル構造11の位置にかかるデータを得るためのベクタ処理ユニット123とを含む。
上述する位置に係るデータは、この考案によるタッチパネル構造11を応用したその他デバイス、またはシステム(例えばコンピュータ、携帯電話機、パーソナル・デジタル・アシストなどか、及び、または、その表示装置などである。但し、これらに限らない)の利用に供する。例えば、これらデバイス、またはシステムの入力/出力(I/O)設備とした場合、入力ユニット121、演算ユニット122、ベクタ処理ユニット123もノイズを抑制する作用を有し、係る作用によってタッチパネル構造11が感知したノイズを排除する。
可能な実施形態において、上述するセンサトレースは十分な電気容量を提供して物体0にカップリングする。該センサトレースは導体によって構成される細い線(これに限らない)であって、タッチパネル構造11に予め設けられた物体0の接触位置に設けられる。
図2に開示するように(その他図示も参照されたし)タッチパネル構造11は、次の各層を積層した部材である(但しこれらに限らない)。即ち、第1ベース11A1と、作動層11Dとによって構成する。
第1ベース11A1は、少なくとも上面が光透過性を有し、且つ絶縁特性を有する。また、光透過性、絶縁特性を有する接着剤11Bを介して光透過性の第1導体11C及び/もしくは光透過性、絶縁特性を有する第2ベース11A2を接着する。
第1導体11Cは、スパッタリング工程、またはプリント方式で第2ベース11A2上に蒸着する。また、第1導体11Cに形成するセンサトレースの配置は、フォトレジスト剤とエッチング工程によって達成するか、または第1導体11Cをスパッタリングか、選択的にネガ型パターン層をプリント、塗布して第2ベース11A2を覆い、次いでネガ型パターン層を除去して適宜な光透過性センサトレースのパターンを残留させてもよい。
上述する第1ベース11A1、第2ベース11A2は、ポリエステルフィルムか、ガラスか、ポリカーボネートプラスチックか、もしくはマイラー(Myler)などの光透過性の材料(但し、これらに限らない)を用いる。但し、係る形態に限定することなく、例えば第2ベース11A2を非光透過性の材料としてもよい。
上述する光透過性、絶縁特性を有する接着剤11Bは、例えば3M♯8147、467などであるが、但し、これらに限らない。
光透過性の第1導体11Cは、例えば酸化錫インジウム(ITO)か、透明導電性プラスチック材、銀、金、アルミ合金などであるが、但し、これらに限らない。かかる技術分野の通常の知識を有する者であれば、理解できるはずである。その理由は、完全に透明な材料は存在しないからである。
タッチパネル構造11の透明度を高める方法は、例えば次に掲げる二つの方法が挙げられる。一つは、第1ベース11A1、第2ベース11A2と接着剤11Bは屈折率が近いか、または同等のものを選択し、異なる部材の屈折率の差を極めて小さくすることによって、光が材料を通過する場合の変形作用(または歪み作用)を最小限度にして光透過性を高める方法である。
他の一つは、アメリカ合衆国第5,880,411号に記載される感知技術である。これは高出力インピーダンスを許容するため、光透過性の第1導体11Cのインピーダンス係数が相対的に高くなり、かつ安定する。このインピーダンス係数は、例えば300OMEGA/squareであって(但し、これに限定しない)、光透過性の第1導体11Cの透明度を高めることができる。
作動層11Dは、第1ベース11A1、または第2ベース11A2の一方の面で、かつ第1ベース11A1、第2ベース11A2越しに表示される位置に積層する。作動層11Dは、例えば光透過性か、非光透過性のベースであるか、もしくは液晶表示装置(LCD)、陰極線管(CRT)、指紋認識装置、回路ボードなどの画像表示装置(但し、これらに限定しない)である。
実施可能な実施形態においては、作動層11Dを完全に省略してもよい。または第2ベース11A2を省き、かつ第1導体11Cを作動層11Dに直接形成してもよい。また、第1ベース11A1と、第2ベース11A2を積層する場合の位置を交換しても、その機能を減損することはない。
また、第1ベース11A1が絶縁特性を有し、かつ第1導体11C自体が第1ベース11A1に接着できれば、接着剤11Bは除去するか、省いてもよい。即ち、例えば光透過性、絶縁特性を有する第1ベース11A1が光透過性の塗布層で覆われている場合などを指す。
図5と図6(その他の図も参照)に、一次元のタッチ式感知システム1の実施可能な実施の形態を開示する。図面に開示するタッチ式感知式システム1は、物体0の接触を感知することができるのみならず、第1導体11Cにレイアウトしたセンサトレースのマトリクスの方向における物体0の位置を感知することができる。
物体0の位置は、第1導体11Cにレイアウトされたセンサトレースマトリクスの電気容量値を検知して計算する。また、物体0に覆われてカップリングしたセンサトレースの電気容量値が増減する変化に基づいて物体0の位置を検知する。
プロセッサ12は、アクセスした物体0の位置の連続したヒストリーに係るデータに基いて物体0のセンサトレースマトリクスに沿った移動を予測し、かつ/もしくはタッチパネル構造11が感知した電気ノイズを制御するためのメカニズム、または構造を整合する。
一次元のタッチ式感知システム1のタッチパネル構造11は、指定する軸に沿って等間隔で配置され、マトリクスを形成する複数のセンサトレースを含み、これにより物体のシフト(位置と移動などを含む)の十分な認識率を達成する。それぞれのセンサトレースの間隔は、予め設けられた物体0の接触に供する感知領域の特定の位置の少なくとも2つのセンサトレースを物体0が覆いやすいように設定し、該センサトレースの密度を高めるか、もしくは高精度のA/D転換(即ち、データのデジタル化であって、上述するプロセッサ12により達成する)を高めて、タッチ式感知システム1による物体0の位置の計算の解析度を増進する。
図2に開示するように(但し、この実施形態に限定しない)、第1ベース11A1/或いは第2ベース11A2は、いずれも光透過性を具えた第1導体11Cを塗布し、且つ第1導体11Cが形成するセンサトレースマトリクスがフォトレジストやエッチング工程に使用され、配置が完成する。或いは、マイナス型のフォトレジストで形成した図案の層も光透過性を具えた第1ベース11A1、或いは第2ベース11A2を被覆することができる。例えば、光透過性の第1導体11Cはスパッタリングか、或いは塗布して被覆する方法により第1ベース11A1、第2ベース11A2上に沈積され、フォトマスク及びエッチングの後、ネガ型のフォトレジストの図案層を除去すると、センサトレースマトリクスが残る。
図3と図5に開示するように(その他の図も参照)、センサトレースマトリクスはタッチパネル構造11のX軸(即ち、X軸のセンサトレース11C1マトリクス)の位置を計算する実施可能な実施モードであって、それぞれのセンサトレースの範囲を広げる。また、菱形領域のパターンには導電性を具えていない材料から形成された領域が含まれる。
図3と図6には(その他の図面も参照)、タッチパネル構造11内のY軸(即ち、Y軸のセンサトレース11C2のマトリクス)の位置を計算するために用いる一部のセンサトレースマトリクスの実施可能な形態を開示する。それぞれのセンサトレース11C2は光透過性の導体であって、菱形部11Eを等間隔のピッチで配列したマトリクスを光透過性、絶縁特性を有する第2ベース11A2に設ける。よって、センサトレースの範囲を拡張することができる。また、菱形領域のパターンは非導電性材料の領域を含む。
図4と図7には(その他図面も参照)、象徴的な二次元のタッチ式感知システム1を開示する(図5と図6に開示するセンサトレースを整合しても実施可能な形式となる)。タッチ式感知システム1は、物体0の存在、または出現を検知することができる。例えば2方向の軸(説明の便宜を図るために、以下X軸、Y軸と称する)に沿った物体0の位置である。
上述するセンサトレースマトリクスの実際の数とタッチパネル構造11の2軸(X軸、またはY軸)の存在は、特定のシステム、または装置の感知領域と認識率のニーズによって決まる。十分な位置認識率を達成するために、それぞれのセンサトレースの間隔は、物体0が、感知領域のそれぞれの軸(X軸、Y軸)の予め設定された位置であって、任意の少なくとも2つのセンサトレースを遮蔽するのに便利なようにレイアウトする。
図6(その他の図も参照)は、第2ベース11A2から見た、Y軸のセンサトレースマトリクスが上面で、X軸のセンサトレース11C1が第1ベース11A1底部に在るタッチパネル構造11の底面図であって、少なくとも1以上の光透過性第1導体11C層を感知領域全体に充填するために用いるために適している。第1導体11C層の材料は、例えば酸化錫インジウム(ITO)、金、銀など(但しこれらに限らない)である。
実施可能な形態において、図8(その他の図も参照)の二次元のタッチパネル構造11に開示する積層構造は、積層する順を逆にしても機能を減損させることはない。X軸の光透過性、絶縁特性を有する第1ベース11A1は、物体0が接触する上面に設け、第1ベース11A1の一方の面には、光透過性のX軸のセンサトレース11C1を設け、細く薄く、光透過性で、好ましい接着特性を有する絶縁体11Fで、X軸のセンサトレース11C1とY軸のセンサトレース11C2とを隔離する。Y軸のセンサトレース11C2は、X軸のセンサトレース11C1のように光透過性、絶縁性の第2ベース11A2の一方の面を覆う。
図2に開示する光透過性の第1ベース11A1、第2ベース11A2、接着剤11B、絶縁体11F、X軸のセンサトレース11C1、及びY軸のセンサトレース11C2などに係る技術は、同様に二次元のタッチパネル構造11に適用することができる。
実施可能な形態において、電子防護マスク(図示しない)を利用して、センサトレースと、タッチ式感知システム1の電子回路が検知するノイズとを隔絶してもよい。
また、図9に開示する二次元のタッチパネル構造11における第1ベース11A1、第2ベース11A2と、図8の開示とは、同様の技術である。第1ベース11A1の下には別途光透過性の第2導体11C’と第3ベース11A3を付加する。第1導体11Cによって構成するX軸のセンサトレース11C1、Y軸のセンサトレース11C2と異なり、第2導体11C’は接地の均一な導体層であって、タッチパネル構造11を電子的に保護し、ノイズの影響、干渉を受けないようにする作用を有する。また、第2導体11C’と第3ベース11A3の材料としては、例えば図2に開示す光透過性、もしくは非光透過性の材料が適するので、ここでは詳述しない。
第2導体11C’及び/もしくは第3ベース11A3も第2ベース11A2と作動層11Dとの間に挿入する。即ち、第2導体11C’と第3ベース11A3によって透明接地プレートを増加し、また図2に開示する積層の一次元のタッチパネル構造11にも適用できる。
図10(他の図も参照)には、タッチ式感知システム1の二次元のタッチパネル構造11の実施可能な形態を開示する。第1ベース11A1は、光透過性の絶縁体11Fを光透過性の第1導体11Cに接着する。これは図2に開示するように、第1導体11CはX軸のセンサトレース11C1のマトリクスをレイアウトし、且つ第2ベース11A2に塗布した一例である。
第2ベース11A2の一方の面には、別途塗布した第1導体11Cに含まれるY軸のセンサトレース11C2マトリクスをレイアウトする。
第4ベース11A4は、光透過性の絶縁体11Fを光透過性の第1導体11C(Y軸のセンサトレース11C2のマトリクスであってよい)に接着してなる。実施可能な形態においては、菱形のセンサトレース11C1及び/もしくはセンサトレース11C2を第2ベース11A2に配列した場合、誤差を減少させることを考慮して第2ベース11A2は光透過性の第1導体11Cでその両側を覆うようにする。第2ベース11A2は、X軸のセンサトレース11C1と、Y軸のセンサトレース11C2との両導体を具えるため、フォトレジスト材でトレースをレイアウトしてマトリクスをエッチング及び/もしくは蒸着などの方法で形成する以前に、パターン構成が発生する。よって、X軸のセンサトレース11C1と、Y軸のセンサトレース11C2のレイアウトに係るパターン構成の工程を簡易化し、誤差を大幅に減少させることができる。
前述する光透過性、絶縁性の第1ベース11A1、第2ベース11A2、及び第4ベース11A4は、二次元、または一次元のタッチパネル構造11に摘用することができる。また、電子の保護について言えば、光透過性の第4ベース11A4は、図9に開示する第2導体11C’と第1ベース11A1とによって代替してもよい。
先の細いスタイラスであったとしても少なくとも2以上のセンサトレースにコンデンサカップリングできる程度にセンサトレースの密度を、高めるか、もしくはA/D転換の精度(即ちデータのデジタル化であって、上述するプロセッサ12で達成することができる)を高めることによってセンサトレース(導体であるX軸のセンサトレース11C1及び/もしくはY軸のセンサトレース11C2のマトリクス)上における短時間の電気容量の変化を感知する敏感度を高めることができる。
図11(その他図も参照)にタッチ式感知システム1のタッチパネル構造11の別の実施形態を開示する。2次元の感知ユニットの積層構造は前述するそれぞれの図面のものと略同様である。第1ベース11A1の一方の面を、太い線であって、インピーダンス、光透過性を有する塗布層11Gで被覆して先端の細いスタイラスの有効的な接触範囲を延伸させる。
図12(その他図も参照)に積層して組み合わせたタッチパネル構造11の実施形態を開示する。第1ベース11A1、第2ベース11A2は上述するそれぞれの図に開示される二次元のタッチパネル構造11と同様であるが、第1ベース11A1、第2ベース11A2が弾性及び/もしくは可撓性を有する点において異なる。例えば、ポリエステルフィルムなどを用いるが、但しこれに限らない。
第2ベース11A2の下は光透過性の絶縁体11Fを光透過性、可撓性の誘導体層11Hに接着する。その他の層の絶縁体11Fはそれぞれ上述の誘導体層11H、光透過性を具えた第1導体11C(X軸のセンサトレース11C1及び/もしくはY軸のセンサトレース11C2)、第3ベース11A3に接着する。該第3ベース11A3は、剛性の材料から形成する。剛性の材料は例えば、ガラス、ポリカーボネートプラスチック等及び/もしくはそれらから製造された回路板であるが、但しこれらに限らない。第2導体11C’は電子接地の光透過性が均一な導体層とする。
以上をまとめると、第1ベース11A1は反射層であって、第1ベース11A1の一方の面に導光層11J(図示しない)を増設する。また第2ベース11A2は電気回路を載荷した電気回路板及び/もしくは光透過性の第1導体11C(X軸のセンサトレース11C1及び/もしくはY軸のセンサトレース11C2)である。
上述の第1ベース11A1は少なくとも一方の面に接合層11’(例えば接着剤11Bか、もしくは絶縁体11F)を接着する。接合層11’は第1ベース11A1と導光層11Jとの間に介在させる。
また、導光層11Jの周囲には少なくとも1以上の発光部材11L(図示しない)を設け、且つ第2ベース11A2の電気回路か、もしくは上述のプロセッサ12に接続する。よって使用者が導光層11Jに触れて押し圧すると、第1ベース11A1及び/もしくは接合層が第1導体11C(X軸のセンサトレース11C1及び/もしくはY軸のセンサトレース11C2)に接触して電気容量が変化する。第2ベース11A2の電気回路及び/もしくは上述のプロセッサ12が電気容量の変化値を受信して発光部材11Lの点滅を制御する。
発光部材11Lからの光線は第1ベース11A1の反射、及び/もしくは導光層11Jによる屈折によって、タッチパネル構造11の位置及び範囲をユーザーに提示する機能を達成する。また、第2ベース11A2の電気回路は、プロセッサ12と一体に整合してもよく、もしくは分離してもよい。
以上はこの考案の好ましい実施形態であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれも本考案の実用新案請求の範囲に属するものとする。
この考案によるタッチパネル構造の応用の形態を示したブロック図である。 この考案によるタッチパネル構造の断面構造を示した説明図である。 この考案によるタッチパネル構造の使用態様の概念を示した説明図である。 この考案によるタッチパネル構造の他の使用態様の概念を示した説明図である。 この考案における第1導体のレイアウトを示した説明図である。 この考案における第1導体の他のレイアウトを示した説明図である。 この考案における第1導体のその他のレイアウトを示した説明図である。 他の実施形態によるタッチパネル構造の断面構造を示した説明図である。 その他実施形態によるタッチパネル構造の断面構造を示した説明図である。 別の実施形態によるタッチパネル構造の断面構造を示した説明図である。 もう一つの実施形態によるタッチパネル構造の断面構造を示した説明図である。 さらに別の実施形態によるタッチパネル構造の断面構造を示した説明図である。 この考案によるタッチ式パネル構造と発光部材との関係を示した説明図である。
符号の説明
0 物体
1 タッチ式感知システム
11 タッチパネル構造
11A1 第1ベース
11A2 第2ベース
11A3 第3ベース
11A4 第4ベース
11B 接着剤
11C 第1導体
11C1 センサトレース
11C2 センサトレース
11C’ 第2導体
11D 作動層
11E 菱形部
11F 絶縁体
11G 塗布層
11H 誘導体層
11J 導光層
11L 発光部材
11’ 接合層
12 プロセッサ
121 入力ユニット
122 演算ユニット
123 ベクタ処理ユニット

Claims (13)

  1. 導光層と、該導光層の一方の面に設けられた第1ベースと、第2ベースとを含んでなり、
    該第2ベースは電気回路を載荷し、かつ第1導体を設けてなり、
    該第1ベースとの少なくとも一方の面には接合層を設けて該第1ベースと該導光層との間に介在させ、
    該導光層の周囲に少なくとも1以上の発光部材を設けて該第2ベースの電気回路に接続することを特徴とするタッチパネル構造。
  2. 前記第1ベースがポリカーボネートプラスチック(polucarbonate plastic)によって形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  3. 前記第1ベースがマイラー(Myler)によって形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  4. 前記第1ベースがポリエステルフィルム(polyester film)で形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  5. 前記第1ベースがガラス(glass)で形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  6. 前記第1導体がスパッタリングで第2ベース上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  7. 前記第1導体がプリントで第2ベース上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  8. 前記第1導体に形成される光透過性のセンサトレースの配置が、フォトレジスト剤とエッチングによって達成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  9. 前記第1導体に形成される光透過性のセンサトレースの配置が、ネガ型パターンを塗布して第2ベースを覆い、さらに該ネガ型パターンを除去して光透過性のセンサトレースのパターンを残留させることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  10. 前記第1導体に形成する光透過性のセンサトレースが該第2ベースの少なくとも一方の面にレイアウトされることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  11. 前記第1導体がX軸のセンサトレースと、Y軸のセンサトレースとを含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  12. 前記第2ベースの電気回路にプロセッサが整合されることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
  13. 前記第2ベースの電気回路が、さらにプロセッサに接続することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル構造。
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