JP3130137U - 植毛器 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラフトを植え付ける課程において、毛包の損傷、もしくは壊死の発生を抑制することのできる植毛器を提供する。
【解決手段】上端と底端とを有するプランジャーと、内部空間をプランジャーを収納する収納空間とする中空のキャリア管とを含んでなり、毛包を該キャリア管の収納空間内であって、かつプランジャーの下方の位置に設置して、キャリア管を頭皮に形成したスリットに挿入して該プランジャーを押し圧すると、該毛包が移動して頭皮に接近し、スリットに植え付けられるよぅに構成する。
【選択図】図2

Description

この考案は植毛器に関し、特に顕微鏡下で毛包を頭皮に移植する場合に用いる植毛器に関する。
この十年来、植毛技術は急激な進歩を遂げてきた。目下、世界各国では顕微鏡を利用して毛包単位で植毛を行い、男性型脱毛症の治療を行っている。即ち、一グラフトにつき毛包を1単位のみ植え付ける方法である。この場合、毛包は顕微鏡技術を利用して患者の後頭部の頭皮から分離させて得る。それぞれの毛包には1〜4本の毛髪を含む(図1参照)。それぞれの毛包の直径は1〜2mmで、深さが6〜7mmであって、極めて微細で、かつ柔軟性を有する。
目下、市場では、様々な設計を施した植毛装置が販売されている。
但し、これらはいずれも体積が大きく、顕微鏡レベルで行う植毛技術に適しない。このため、現在に至るも、ピンセットを利用してクラフトの毛包を挟持し、植え付けている。
目下の植毛技術によれば、ピンセットで毛包の根部を挟持して頭皮の毛髪を移植する位置に形成したスリットに植え付ける。該スリットは、そのほとんどが18番か、19番のニードルで形成する。よって、該スリットの口径は極めて微小である。かかる微小な口径のスリットに毛包を植え付けることは容易なことではない。作業の途申でスリットが詰まって、毛包を完全に植え付けることができなくなる事態が常に発生する。この場合、毛包がスリット内で圧迫を受けて損傷したり、壊死したりする。
また、ピンセットで毛包を強く挟んだ場合も、毛包が容易に壊死する。これらは、顕微鏡レベルで行う植毛技術の課程において、常に見られる難点である。
そこで、この考案はクラフトを植え付ける課程において、毛包の損傷、もしくは壊死の発生を抑制することのできる植毛器を提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、上端と底端とを有するプランジャーと、内部空間を該プランジャーを収納する収納空間とする中空のキャリア管とを含んでなり、毛包を該キャリア管の収納空間内であって、かつ該プランジャーの下方の位置に設置して、該キャリア管を頭皮に形成したスリットに挿入して該プランジャーを押し圧すると、該毛包が移動して頭皮に接近し、該スリットに植え付けられるように構成する植毛器によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する植毛器は、上端と底端とを有するプランジャーと、内部空間を該プランジャーを収納する収納空間とする中空のキャリア管とを含んでなり、毛包を該キャリア管の収納空間内であって、かつ該プランジャーの下方の位置に設置して、該キャリア管を頭皮に形成したスリットに挿入して該プランジャーを押し圧すると、該毛包が移動して頭皮に接近し、該スリットに植え付けられるように構成する。
請求項2に記載の植毛器は、請求項1におけるキャリア管の底端には、傾斜面を形成した尖頭管を設ける。
請求項3に記載の植毛器は、請求項1における尖頭管の底部から該キャリア管の下端部に至るスライド溝を形成する。
請求項4に記載の植毛器は、請求項3におけるプランジャーの底端に、該スライド溝内を移動するストッパー部を形成し、該キャリア管が毛包をスリットに植え付ける深さを制御するように構成する。
請求項5に記載の植毛器は、請求項4におけるストッパー部の下端に尖状部を形成する。
この考案の植毛器は、植毛の過程で毛包を傷つけることを防ぐことができ、クラフトを安全に植え付けるとともに、植毛に係る時間を短縮できるといった効果を有する。
この考案は、クラフトを植え付ける課程において、毛包の損傷、もしくは壊死の発生を抑制することのできる植毛器であって、上端と底端とを有するプランジャーと、内部空間を該プランジャーを収納する収納空間とする中空のキャリア管とを含んでなり、毛包を該キャリア管の収納空間内であって、かつ該プランジャーの下方の位置に設置して、該キャリア管を頭皮に形成したスリットに挿入して該プランジャーを押し圧すると、該毛包が移動して頭皮に接近し、該スリットに植え付けられるように構成する。
かかる植毛器の構造と特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
図2から図5に、この考案による植毛器10を開示する。図面によれば、植毛器10は、例えばプリプロピレン(PP)などの無毒で柔軟性を有するプラスチック材か、ステンレス材によってなり、プランジャー11と、キャリア管20とを含み構成される。
プランジャー11は、断面が円形を呈する円柱状に形成され、上端12と底端13とを有する。底端13には、外方向に向かって突起したストッパー部14が形成される。ストッパー部14の下端は、さらに下方に延伸して尖状部15を形成する。図6Bに開示するように、尖状部15によって毛包30をスリット32に植え付ける深さを制限することができ、またプランジャー11が頭皮31で滑ることを防ぐことができる。
キャリア管20は中空の管体であって、内部空間を収納空間21として、プランジャー11を摺動自在に収納する。また、プランジャー11はキャリア管20内において、頭皮31に近づく方向、頭皮31から離れる方向に移動する。キャリア管20の底端には、傾斜面23を形成した尖頭管22を設ける。傾斜面23を形成することによって、図6Bに開示するように、キャリア管20を頭皮31のスリット32に順調に挿入することができる。
また、尖頭管22の底部からキャリア管20の下端部に至るスライド溝24を形成し、スライド溝24の上端を当止部25とする。プランジャー11に形成したストッパー部14はスライド溝24内を移動する。
植毛器10の使用時における初期の状態は、図4に開示するようにプランジャー11が引き戻した位置に在り、ストッパー部14がスライド溝24の当止部25に接触する。
キャリア管20の先頭管22をスリット32に挿入する場合、プランジャー11を引き戻した位置 (図4参照)から下方に押し圧すると (図6B参照)、尖状部15を形成したストッパー部14がスライド溝24に沿って下方に移動する。この場合、プランジャー11は、ストッパー部14の尖頭が頭皮1の表面に接触するまで下方に移動して、毛包30を圧送し、頭皮31に接近させてスリット32に植え付ける。
尖状部14を形成したストッパー部14は、毛包30をスリット32に植え込む深さを制限する作用を有する。
毛包30をキャリア管20内に設置する場合は、ピンセットで毛包30の上皮を挟み、図5に開示するようにキャリア管20のスライド溝に沿って収納空間21内のプランジャー11の下方の位置に設置する。
図6Aから図6Dに、この考案の植毛器10によって頭皮31に植毛するステップを開示する。第1のステップは、図6Aに開示するように、頭皮31上の毛髪を移植する位置にスリット32を形成する。
第2のステップは、図6Bに開示するよぅに、キャリア管20に力を加えてキャリア管20の尖頭管22をスリット32に挿入すると、毛包30がキャリア管20に沿って移動してスリット32に至る。さらに、プランジャー11を、ストッパー部14の尖状部15が頭皮31に接触するまで、頭皮31の方向に押す。
第3のステップでは、図6Cに開示するように、キャリア管20をスリット32から抜く。この場合、毛包30が毛髪を移植する位置に残される。
第4のステップでは、図6Dに開示するように、プランジャー11を頭皮31から離す。この状態において、毛包30がスリット32の中に完全に植え付けられる。
また、図7に開示するように、内部に毛包30を設置した複数の植毛器10を1〜2列に並べて頭皮31のスリット32に挿入し、複数の毛包30を逐一スリット32に植え付けた場合、植え付ける速度を高めることができる。
この考案の植毛器10は体積が小さく、軽量であるといった種々の長所を具える以外に、毛包30を頭皮31のスリット32に植え付ける過程において、毛包30の根部に直接接触することがないため、毛包30が損傷を受けることがない。さらに、キャリア管20で毛包30をスリット32に植え付けるため、植毛を繰り返す過程において、毛包30が損傷を受けて壊死する事態を防ぐことができる。
以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
毛髪を有する毛包の状態を示した説明図である。 この考案の植毛装置を示した斜視図である。 この考案の植毛装置を示した分解図である。 図2に開示する植毛装置を4-4線で切断した状態を示した断面図である。 この考案の植毛装置に毛包を設けた状態を示した断面図である。 この発明の植毛装置で頭皮に毛包を植毛するステップを示した説明図である。 この発明の植毛装置で頭皮に毛包を植毛するステップを示した説明図である。 この発明の植毛装置で頭皮に毛包を植毛するステップを示した説明図である。 この発明の植毛装置で頭皮に毛包を植毛するステップを示した説明図である。 この考案の植毛装置を頭皮の上に複数設けた状態を示した説明図である。
符号の説明
10 植毛器
11 プランジャー
12 上端
13 底端
14 ストッパー部
15 尖状部
20 キャリア管
21 収納空間
22 尖頭管
23 傾斜面
24 スライド溝
25 当止部
30 毛包
31 頭皮
32 スリット

Claims (5)

  1. 上端と底端とを有するプランジャーと、内部空間を該プランジャーを収納する収納空間とする中空のキャリア管とを含んでなり、毛包を該キャリア管の収納空間内であって、かつ該プランジャーの下方の位置に設置して、該キャリア管を頭皮に形成したスリットに挿入して該プランジャーを押し圧すると、該毛包が移動して頭皮に接近し、該スリットに植え付けられるように構成することを特徴とする植毛器。
  2. 前記キャリア管の底端には、傾斜面を形成した尖頭管を特徴とする請求項1に記載の植毛器。
  3. 前記尖頭管の底部から該キャリア管の下端部に至るスライド溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の植毛器。
  4. 前記プランジャーの底端に、該スライド溝内を移動するストッパー部を形成し、該キャリア管が毛包をスリットに植え付ける深さを制御するように構成することを特徴とする請求項3に記載の植毛器。
  5. 前記ストッパー部の下端に尖状部を形成することを特徴とする請求項4に記載の植毛器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010117043A1 (ja) * 2009-04-08 2010-10-14 株式会社フェニックスバイオ 毛包の毛成長能回復方法および細胞移植器具
JP2011506035A (ja) * 2007-12-31 2011-03-03 キム,ヨン−スン 移植用天然毛及び人工毛の毛髪構造とこれを利用した毛髪移植方法
JP2013512031A (ja) * 2009-11-27 2013-04-11 ヘアステティクス リミテッド 植毛アンカーならびにそれを用いたシステムおよび方法

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