JP3129955B2 - プラグコネクタ - Google Patents
プラグコネクタInfo
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- plug
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
の間、機器と電源との間を電気的に接続するコードに取
り付けて使用するコネクタに関し、特にモデムカード
(メモリカード)のような極めて薄い小型の電子機器に
信号用又は電源用コードを接続するに適したプラグコネ
クタに関する。
モジュラーコネクタが使用されていたが、近年、モデム
カードのような極めて薄い電子機器に電話回線を接続す
るのに、薄形のバックコネクタを接続コードに取り付け
たものが普及しつつある。しかし、現在のバックコネク
タは、装着時にモデムカードなどの機器から大きく張り
出し、また、接続コードの引き出し方向も固定されてい
るため、大きなスペースを必要とし、使用取扱い上にお
いて不便な面があった。
コネクタを用いた接続コードは、プラグの対称性により
接続コードの引き回し自由度が高く、かつ、プラグ自体
が簡易なロック機構を備えているので、コネクタ自体を
小型化することが容易で、ヘッドホン、マイクロホン等
に広く用いられている。このようなプラグコネクタは通
常、1本のプラグを2極に構成している。
ネクタをモデムカードのような極めて薄い電子機器の接
続コードに採用しようとすると、次のような問題が生じ
る。1本のプラグを2極にすると必然的に嵌合方向の長
さが長くなり、またプラグの径も太くなるが、モデムカ
ードには内部に様々なIC等の部品が配置されているた
め、プラグが長くなると内部の部品の配置に影響が出
る。また、モデムカードは薄いので、プラグ径が太くな
ることは望ましくない。このような理由から、モデムカ
ードのような極めて薄い電子機器の接続コードにプラグ
コネクタを採用するには、1本のプラグを2極にしたも
のよりも、より小型の2本のプラグを並列して配置した
構成が好ましい。しかし、従来のプラグは全面が金属で
導通状態になっているので、モデムカードに接続する電
話回線のように信号線と電源線を兼ねている場合には感
電のおそれがある。また、2本のプラグ間の短絡により
故障の可能性がある電子機器には使用できないなどの問
題がある。
良して、モデムカードのように薄い小型の電子機器を他
の機器に接続する信号用コードに使用できるだけではな
く、電源用コードの接続にも使用できるプラグコネクタ
を提供することを目的とする。
に、本発明は、電子機器に信号用又は電源用コードを接
続するのに用いるコネクタであって、接続端子として並
列に配置した2本のプラグを有し、前記2本のプラグが
それぞれ、導通部分のみを露出し、残りの部分は絶縁被
覆されていると共に、前記導通部分が凹入部に形成され
ていて、相手方のコンタクトが前記凹入部に係合するよ
うに構成されていることを特徴とする。
逆にして差込んでも、自動的に極性を判別する機能が装
置自体に備わっているので、前記導通部分を180度対
称位置に露出するようにして、前記2本のプラグを逆差
込み可能な構成とすることが望ましい。一方、電源系ラ
インでは、プラス・マイナスの極性が区別されているの
で、前記2本のプラグの嵌合部分を非対称形にして、逆
差込み不可の構成とする。また、前記絶縁被覆は、前記
2本のプラグを収容する絶縁ハウジングと一体に成形す
ることが好ましいけれども、各プラグに導通部分を残し
て絶縁被膜をコーティングしてもよい。
を図面に基づいて説明する。
電話回線に接続する信号用コード1に取り付けた例を示
しており、コード1の他端にはモジュラーコネクタ3が
接続されている。コネクタ2の2本のプラグ4,4′
は、コード1の導線に接続した一対の板状コンタクト
5,5′をピン形状の絶縁被覆部材6,6′により被覆
して形成され、両板状コンタクト5,5′はそれぞれ、
図2及び図3に良く示されているように、相手方のコネ
クタ(図示せず)のコンタクト8,8′に接触する導通
部分5a,5′aのみを露出させ、残りの部分は絶縁被
覆部材6,6′により被覆されていて、導通部分5a,
5′aが凹入部に形成されている。そして、相手方のコ
ンタクト8,8′が凹入した導通部分5a,5a′に係
合して接触することにより、簡易なロック機構を兼ねて
いる。絶縁被覆部材6,6′はコンタクト5,5′を収
容保持する絶縁ハウジング7と一体に成形されている。
なお、別体に成形したピン形状の絶縁被覆部材6,6′
をコンタクト5,5′に嵌着する構造としてもよい。ま
た、コンタクト5,5′をピン形状に形成し、その外周
面に導通部分5a,5′aのみが露出するように絶縁被
膜をコーティングしてもよい。
分5a,5′aは、図2に示すように逆向きに配置して
できるだけ離すことにより、プラグ4,4′間の短絡防
止を一層確実にすると共に、導通部分5a,5′aの位
置を互いに180度対称位置に露出するように設けるこ
とにより、相手方のコネクタに対して逆差込み可能な構
成となっている。このように逆差込み可能な構成にする
と、電話回線のように極性のないものに使用する場合に
好都合である。なお、導通部分5a,5′aは180度
対称位置に露出するように設ければ逆差込み可能な構成
となるので、図2に示す配置以外に、例えば図4(a)
及び(b)に示すような配置構成とすることができる。
一方、電源用コードに本発明のプラグコネクタ2を取り
付ける場合には、プラス・マイナスの極性を区別するた
め、図4(c)に示すように導通部分5a,5′aが非
対称位置に露出するように設けるか、あるいはプラグ
4,4′の径を異ならしめるなどにより、非対称形にし
て、逆差込み不可の配置構成とする。
使用例を示しており、ノート型パソコンなどの小型電子
機器10に装着したFAX・モデムカード11のコネク
タ(図示せず)にプラグ4,4′を差し込んで接続する
と共に、モジュラーコネクタ3を電話回線接続口12に
接続して、電子機器10が電話回線に接続されている。
用コード1′に取り付けた使用例を示しており、この場
合、2本のプラグ4,4′の導通部分5a,5′aは図
4(c′)に示した逆差込み不可の配置構成を採用して
いる。そして、ノート型パソコンなどの小型電子機器1
0に装着したバッテリーパック13にプラグ4,4′を
差し込んで接続する一方、電源用コード1′はAC/D
Cアダプタ14を介して商用電源のコンセント15に接
続され、バッテリーパック13に充電すると共に、小型
電子機器10に電源を供給するものである。
いて小型電子機器10を電話回線又は電源に接続する例
について説明したが、本発明のコネクタは各種電子機器
間を接続するインターフェイスコネクタとしても使用で
きる。
インターフェイスコネクタ20として実施した例を示し
ており、図1ないし図3に示したものと同じ2本のプラ
グ4,4′の中間に複数の端子15を配設した構造を有
している。
ネクタは、並列して配置した2本のプラグがそそれぞ
れ、導通部分のみを露出し、残りの部分は絶縁被覆され
ていると共に、前記導通部分が凹入部に形成されてい
て、相手方のコンタクトが前記凹入部に係合するように
構成されているので、プラグを非常にコンパクトで小型
化できるものでありながら、プラグ自体がロック機構を
備え、かつ、使用時における2本のプラグ間の感電ある
いは、短絡事故を有効に防止できるものである。
面図である。
々の態様を示す断面図である。
略説明図である。
す概略説明図である。
す平面図である。
す正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電子機器に信号用又は電源用コードを接
続するのに用いるコネクタであって、 接続端子として並列に配置した2本のプラグを有し、 前記2本のプラグがそれぞれ、導通部分のみを露出し、
残りの部分は絶縁被覆されていると共に、前記導通部分
が凹入部に形成されていて、相手方のコンタクトが前記
凹入部に係合するように構成されていることを特徴とす
るプラグコネクタ。 - 【請求項2】 前記導通部分が180度対称位置に露出
するように設けられていて、前記2本のプラグが逆差込
み可能に構成されている請求項1記載のプラグコネク
タ。 - 【請求項3】 前記2本のプラグが、嵌合部分を非対称
形にして逆差込み不可に構成されている請求項1記載の
プラグコネクタ。 - 【請求項4】 前記絶縁被覆が、前記2本のプラグを収
容する絶縁ハウジングと一体に成形されている請求項1
ないし3のいずれかに記載のプラグコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07347882A JP3129955B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | プラグコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07347882A JP3129955B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | プラグコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09167660A JPH09167660A (ja) | 1997-06-24 |
JP3129955B2 true JP3129955B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=18393244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07347882A Expired - Fee Related JP3129955B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | プラグコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129955B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11528343B2 (en) | 2007-02-02 | 2022-12-13 | Itron Networked Solutions, Inc. | Systems and methods for charging vehicles |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4084079B2 (ja) | 2002-05-07 | 2008-04-30 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ構造 |
KR101018255B1 (ko) * | 2008-07-31 | 2011-03-03 | 심원보 | 플러그 |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP07347882A patent/JP3129955B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11528343B2 (en) | 2007-02-02 | 2022-12-13 | Itron Networked Solutions, Inc. | Systems and methods for charging vehicles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09167660A (ja) | 1997-06-24 |
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