JP3129303U - 化粧箱用内枠体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】底箱Bと、底箱Bを施蓋自在な蓋箱Cと、底箱B内に装着する内枠体Aとからなる化粧箱に於いて、内枠体Aは、内枠本体A1と、内枠本体A1の外表面がわを覆う装飾布シートA2とからなり、内枠本体A1は、上枠板1と、上枠板1の内周縁部分に折目線を介して連設する複数の折曲内片2と、上枠板1の外周縁部分に折目線を介して連設すると共に、切込線4を切設した複数の側板3とを備え、装飾布シートA2の一部は、切込線4を通過して内枠本体A1の内表面がわに押込み、切込線4部分の切込端縁によって挟圧保持状態となるよう形成する。
【選択図】図2
Description
そこで、本願考案者は、前述の如き難点等を解消できる新規で優れた化粧箱用内枠体を提供すべく案出したものである。
しかも、構成が簡素で、取扱い易く、ひいては、量産し易く、コストの低減を図れるようになり、経済的な化粧箱用内枠体Aとなる。
特に、装飾布シートA2は、その一部が切込線4を通過して内枠本体A1の内表面がわに押込まれると共に、切込線4部分の切込端縁によって挟圧保持状態となるように形成したので、装飾布シートA2の内枠本体A1への装着が簡単に且つ能率良く行えるようになると共に、確実な装着状態が得られるようになる。すなわち、その組立てが熟練を要することなく誰でも簡単に且つ短時間で行えるようになる。尚、組立てに失敗したとしても、接着剤等を利用していないので、簡単にやり直しができるものとなる。
加えて、内枠本体A1への装飾布シートA2の装着に接着剤等が不要となると共に、これを廃棄する際、内枠本体A1と装飾布シートA2の分離が可能で、分別し易いものとなる。
しかも、構成が簡素で、取扱い易く、ひいては、量産し易く、コストの低減を図れるようになり、経済的な化粧箱用内枠体Aとなる。
特に、装飾布シートA2は、その一部が切込線4を通過して内枠本体A1の内表面がわに押込まれると共に、切込線4部分の切込端縁によって挟圧保持状態となるように形成したので、装飾布シートA2の内枠本体A1への装着が簡単に且つ能率良く行えるようになると共に、確実な装着状態が得られるようになる。すなわち、その組立てが熟練を要することなく誰でも簡単に且つ短時間で行えるようになる。尚、組立てに失敗したとしても、接着剤等を利用していないので、簡単にやり直しができるものとなる。
加えて、内枠本体A1への装飾布シートA2の装着に接着剤等が不要となると共に、これを廃棄する際、内枠本体A1と装飾布シートA2の分離が可能で、分別し易いものとなる。
そして、内枠本体A1は、略矩形枠板状の上枠板1と、この上枠板1の内周縁部分に折目線を介して連設される四つの折曲内片2と、上枠板1の外周縁部分に折目線を介して連設される四つの側板3とを備えているので、安定感のある内枠本体A1となり、収納商品をより安定的に収容できるようになる。
それから、側板3夫々には、その上下方向略中央部分に略水平方向に沿って比較的長尺な切込線4を切設してあるので、装飾布シートA2の一部を切込線4を通過せしめて内枠本体A1の内表面がわに押込み易くなると共に、装飾布シートA2を内枠本体A1にバランス良く装着保持できるようになる。
本考案は、底箱Bと、この底箱Bの上部開口部分を施蓋自在な蓋箱Cとを備えた化粧箱に於いて、底箱B内に装着されると共に、適宜収納商品が収容可能な収容凹部を有する内枠体Aに係るものである。
そして、この内枠体Aは、内枠本体A1と、この内枠本体A1の外表面がわを覆うように配される装飾布シートA2とからなる。
更に、内枠本体A1は、上枠板1と、この上枠板1の内周縁部分に折目線を介して連設される複数の折曲内片2と、上枠板1の外周縁部分に折目線を介して連設されると共に、切込線4が切設される複数の側板3とを備えたものである。
また、装飾布シートA2は、その一部が切込線4を通過して内枠本体A1の内表面がわに押込まれると共に、切込線4部分の切込端縁によって挟圧保持状態となるように形成されている。
加えて、内枠本体A1は、略矩形枠板状の上枠板1と、この上枠板1の内周縁部分に折目線を介して連設される四つの折曲内片2と、上枠板1の外周縁部分に折目線を介して連設される四つの側板3とを備え、側板3夫々には、その上下方向略中央部分に略水平方向に沿って比較的長尺な切込線4が切設される。
更に、前記折目線には、略破線状の切込線を併用する。
尚、蓋箱Cは、底箱Bと別体に構成したものでも良いし、適宜ヒンジ(例えば、布ヒンジ等)によって、揺動自在に連結されたものであっても良い(図示せず)。
また、蓋箱Cは、例えば、内枠体Aの上部に外冠状に施蓋自在となるよう形成し、底箱Bに対して突合せ状態となるように構成したものであっても良い(図示せず)。
尚、上枠板1の具体的形状、寸法、材質、配設位置等は、底箱Bや蓋箱Cの寸法、形状や、収納商品の寸法、形状、数、配設位置等に応じて適宜自由に設定、変更できるものである。
尚、折曲内片2の具体的形状、寸法、材質、数、配設位置等は、収納商品の寸法、形状、数、配設位置等に応じて適宜自由に設定、変更できるものである。
尚、側板3の具体的形状、寸法、材質、数、配設位置等は、底箱Bの寸法、形状等に応じて適宜自由に設定、変更できるものである。
ところで、切込線4は、例えば、装飾布シートA2の保持がより確実に行えるように鋸刃状に形成したりすることもできる(このとき、後述する押込突片13の形状を鋸刃状としても良い)。
尚、切込線4の具体的形状、寸法、数、配設位置等は、適宜自由に設定、変更できるものである。
尚、切込線4の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置等は、適宜自由に設定、変更できるものである。
尚、装飾布シートA2の具体的構成、形状、寸法、材質等は、内枠本体A1の寸法、形状や、収納商品の中身や、寸法、形状、数、包装材等に応じて適宜自由に設定、変更できるものである。
前記押込台部12は、例えば、その外周面が上枠板1の内周縁に略合致するように形成され、装飾布シートA2を収容凹部の形状に合わせて窪ませると共に、複数の折曲内片2を折曲げられるように形成されている。
また、押込突片13は、例えば、その一方の長辺部分を基板11に植設させるようにして固定され、その他方の長辺部分の両端角部が円弧状に形成されている。尚、複数の押込突片13は、展開状態の内枠本体A1の側板3に設けた切込線4に合致するように形成されている。
ところで、押込突片13を図示例のような直線的な帯板状に形成してある場合は、押込突片13によって装飾布シートA2の一部を切込線4に押込んでから、組立治具10を後退させたときに、押込突片13だけをスムーズに後退せしめられるようになり、装飾布シートA2の一部を内枠本体A1内表面がわに確実に残せるようになる。
尚、組立治具10の具体的構成、形状、寸法、材質、基板11の具体的構成、形状、寸法、材質、押込台部12の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、押込突片13の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
すると、押込台部12が装飾布シートA2を押すと共に、複数の折曲内片2を折曲げ、押込台部12で押された装飾布シートA2の一部を収容凹部とすべく内表面がわに突出させる。一方、これと同時に、押込突片13が装飾布シートA2を押すと共に、複数の側板3の切込線4部分に進入して、押込突片13で押された装飾布シートA2の一部を内枠本体A1の内表面がわに突出させる(図6参照)。
その後、組立治具10を後退させ、複数の折曲内片2が折曲げられて形成された収容凹部に沿って装飾布シートA2が覆っている状態が残り、同時に、装飾布シートA2の一部が内枠本体A1の内表面がわに突出した状態のまま残り、この部分は、切込線4の切込端縁で挟圧保持された状態となる(図7参照)。
それから、折目線を介して複数の側板3を折曲げ、これを底箱B内に装着する(図2参照)。
ところで、内枠本体A1及び装飾布シートA2に対して、組立治具10を移動させるように説明したが、組立治具10に対して内枠本体A1及び装飾布シートA2を移動させるようにしても良い。
また、内枠体Aの製造は、自動化にも対応可能なものである。
しかも、自動化し易く、効率的に量産可能となり、大幅なコストの低減が図れ、経済的な製造方法となる。
特に、装飾布シートA2の内枠本体A1への装着が簡単に且つ能率良く行えるようになると共に、確実な装着状態が得られるようになる。
また、内枠本体A1への装飾布シートA2の装着に接着剤等が不要で、これを廃棄する際等に、内枠本体A1と装飾布シートA2の分離が可能となり、分別し易くなる。
A1 内枠本体
A2 装飾布シート
1 上枠板
2 折曲内片
3 側板
4 切込線
10 組立治具
11 基板
12 押込台部
13 押込突片
B 底箱
C 蓋箱
Claims (3)
- 底箱と、この底箱の上部開口部分を施蓋自在な蓋箱と、底箱内に装着されると共に、適宜収納商品が収容可能な収容凹部を有する内枠体とからなる化粧箱に於いて、前記内枠体は、内枠本体と、この内枠本体の外表面がわを覆うように配される装飾布シートとからなり、内枠本体は、上枠板と、この上枠板の内周縁部分に折目線を介して連設される複数の折曲内片と、上枠板の外周縁部分に折目線を介して連設されると共に、切込線が切設される複数の側板とを備え、装飾布シートは、その一部が切込線を通過して内枠本体の内表面がわに押込まれると共に、切込線部分の切込端縁によって挟圧保持状態となるように形成したことを特徴とする化粧箱用内枠体。
- 略有底矩形短筒状の底箱と、この底箱の上部開口部分を施蓋自在な略逆有底矩形短筒状の蓋箱と、底箱内に装着されると共に、適宜収納商品が収容可能な収容凹部を有する内枠体とからなる化粧箱に於いて、前記内枠体は、内枠本体と、この内枠本体の外表面がわを覆うように配される柔軟な装飾布シートとからなり、内枠本体は、略矩形枠板状の上枠板と、この上枠板の内周縁部分に折目線を介して連設される四つの折曲内片と、上枠板の外周縁部分に折目線を介して連設される四つの側板とを備え、側板夫々には、その上下方向略中央部分に略水平方向に沿って比較的長尺な切込線が切設され、装飾布シートは、その一部が切込線を通過して内枠本体の内表面がわに押込まれると共に、切込線部分の切込端縁によって挟圧保持状態となるように形成したことを特徴とする化粧箱用内枠体。
- 前記折目線には、略破線状の切込線を併用したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の化粧箱用内枠体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009734U JP3129303U (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 化粧箱用内枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009734U JP3129303U (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 化粧箱用内枠体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3129303U true JP3129303U (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=43280269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006009734U Expired - Lifetime JP3129303U (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 化粧箱用内枠体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129303U (ja) |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006009734U patent/JP3129303U/ja not_active Expired - Lifetime
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