JP3129219U - 容器入り凍結防止剤 - Google Patents

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圭吾 菊池
知 三戸部
紘之 亀山
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株式会社みやちゅう
新東北化学工業株式会社
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Abstract

【課題】保存性がよく、効率的に散布することができ、持ち運びが容易な容器入り凍結防止剤を提供する。
【解決手段】収納容器2が、容量1リットルのペットボトルから成っている。収納容器2は、開口を有する収納部11と、開口を開閉可能に設けられた蓋12とを有している。蓋12は、開口を密封可能である。収納容器2は、ペットボトルの他に、紙製、樹脂製または軽量金属製であってもよい。凍結防止剤3が、収納部11に収納され、開口から散布可能である。凍結防止剤3は、粉状、粒状または液状である。
【選択図】図1

Description

本考案は、容器入り凍結防止剤に関する。
従来、積雪、凍結時に雪や氷を溶かすのに用いられる融雪剤などの凍結防止剤は、10kgや20kg入りのポリ袋等の袋に収納されて販売されている(例えば、特許文献1参照)。近年、一般家庭においても、袋に収納された融雪剤などの凍結防止剤が使用されている。この場合、収納されている袋から直接、手やスコップ等を使用して、凍結防止剤を散布している。
特開平8−198223号公報
しかしながら、一般家庭で一度に使用する融雪剤などの凍結防止剤の量は限られているため、特許文献1に記載のような袋に収納された凍結防止剤では、一袋を一度に全て使い切ることはできない。袋の保存性が悪いため、次に使用するまでに凍結防止剤が潮解や固化してしまうという課題があった。また、収納されている袋から直接手やスコップを使用して凍結防止剤を散布するため、一度に一箇所に多く撒いてしまうなど、雪や氷の上に均一に散布しにくいという課題があった。凍結防止剤が収納されている袋が一袋10kgや20kgであるため、持ち上げるときに腰を痛めたりしやすく、持ち運びに不便であるという課題があった。特に、年寄りや子供などでは持ち上げることができず、凍結防止剤を使用しにくかった。
本考案は、このような従来の課題に着目してなされたもので、保存性がよく、効率的に散布することができ、持ち運びが容易な容器入り凍結防止剤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る容器入り凍結防止剤は、収納容器と凍結防止剤とを有し、前記収納容器は開口を有する収納部と、前記開口を開閉可能に設けられた蓋とを有し、前記凍結防止剤は前記収納部に収納され、前記開口から散布可能であることを、特徴とする。
本考案に係る容器入り凍結防止剤は、主に積雪時や降雪前に使用される。使用するには、収納容器の蓋を外して開口を開け、収納部に収納された凍結防止剤を、開口から雪や地面の上に散布する。このとき、袋に収納された凍結防止剤と比較して、必要量を均一かつ容易に散布することができ、効率的かつ経済的である。散布後、蓋を取り付けて収納容器の開口を閉じることにより、収納部に残った凍結防止剤を外気から容易に遮断することができる。このため、残った凍結防止剤の潮解や固化を防ぐことができ、保存性がよい。散布のとき、凍結防止剤に直接手を触れる必要がないため、安全性が高い。また、軽量、小型にすることにより、容易に持ち運ぶことができ、年寄りや子供など誰でも容易に使用することができる。
なお、凍結防止剤は、積雪防止剤、融雪剤、融氷剤など、雪や氷を溶かしたり、積雪や凍結を防いだりするものであれば、いかなるものであってもよい。凍結防止剤は、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸ナトリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カリウム、蟻酸ナトリウム、尿素等の単一成分または混合成分を主成分としていることが好ましい。
本考案に係る容器入り凍結防止剤で、前記収納容器は紙製、樹脂製または軽量金属製であることが好ましい。収納容器は、例えば、紙等の基材にポリエチレン、ポリエステル等の樹脂またはアルミをコーティングまたは蒸着した紙製の容器や、ポリエチレンテレフタレート、高密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート等の樹脂製の容器や、ラミネートポリフィルムからなるスタンディング容器や、アルミニウムなどの軽量金属製の容器などから成っている。収納容器は、紙パックや、ペットボトル、ラミネートポリ袋などの固有形状を有する容器から成ることが好ましい。蓋は、例えば、キャップ、栓、粘着シールなどから成り、開口を容易に開閉でき、さらに保存性を高めるために、開口を密封可能であるものが好ましい。
本考案に係る容器入り凍結防止剤で、前記凍結防止剤は粉状、粒状または液状であることが好ましい。この場合、散布しやすい。凍結防止剤は、市販の粉状、粒状または液状のものであってもよい。
本考案に係る容器入り凍結防止剤で、前記凍結防止剤はゼオライトを含んでいてもよい。この場合、ゼオライトが乾燥剤として作用するため、凍結防止剤の潮解や固化を抑制することができる。また、ゼオライトの粒子自体の摩擦により、散布箇所での滑り止め効果も得られる。ゼオライトを含む凍結防止剤は、その単一成分あるいは混合成分を、ゼオライトに含浸したり、ゼオライトとともに造粒したり、ゼオライトと混合したりすることにより製造することかできる。
本考案によれば、保存性がよく、効率的に散布することができ、持ち運びが容易な容器入り凍結防止剤を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案の実施の形態の容器入り凍結防止剤を示している。
図1に示すように、容器入り凍結防止剤1は、収納容器2と凍結防止剤3とを有している。
図1(a)に示すように、収納容器2は、容量1リットルのペットボトルから成っている。収納容器2は、開口(図示せず)を有する収納部11と、開口を開閉可能に設けられたキャップから成る蓋12とを有している。蓋12は、開口を密封可能である。
凍結防止剤3は、市販の顆粒状のものから成り、収納部11に収納されている。凍結防止剤3は、蓋12を外して開口から散布可能になっている。
なお、具体的な一例では、凍結防止剤3は、100ミリリットル当たりの使用面積が約2mであり、図1(a)の1リットルでは、約20mに使用することができる。また、他の具体的な例では、図1(b)では、収納容器2は、容量1.8リットルの取っ手付きペットボトルから成っている。図1(c)では、収納容器2は容量1リットルの蓋付き紙パックから成り、凍結防止剤は溶液状のものから成っている。図1(d)では、収納容器2はスタンディングタイプの注ぎ口付きラミネートポリ袋から成り、凍結防止剤は溶液状のものから成っている。
次に、作用について説明する。
容器入り凍結防止剤1は、主に積雪時や降雪前に使用される。使用するには、収納容器2の蓋12を外して開口を開け、収納部11に収納された凍結防止剤3を、開口から雪や地面の上に散布する。このとき、袋に収納された凍結防止剤3と比較して、必要量を均一かつ容易に散布することができ、効率的かつ経済的である。
散布後、蓋12を取り付けて収納容器2の開口を閉じて密閉することにより、収納部11に残った凍結防止剤3を外気から容易に遮断することができる。このように、容易に密閉状態で保存できるため、残った凍結防止剤3の潮解や固化を防ぐことができ、保存性がよい。袋に収納された凍結防止剤では、一度袋を開封すると残った凍結防止剤の処理に困っていたのに対し、容器入り凍結防止剤1では、残った凍結防止剤3を容易に保存することができ、便利である。
容器入り凍結防止剤1は、散布のとき、凍結防止剤3に直接手を触れる必要がないため、安全性が高い。市販の凍結防止剤は強アルカリ性の製品が多く、直接触れると皮膚によくないため、袋に収納された凍結防止剤を使用する場合、ゴム手袋等を使用する必要があり、大変不便であった。これに対し、容器入り凍結防止剤1では、凍結防止剤3に直接手を触れないため、わざわざゴム手袋等を使用する必要がなく、便利である。
容器入り凍結防止剤1は、容量が1リットルであり、軽量、小型で容易に持ち運ぶことができ、携帯性にすぐれている。このため、年寄りや子供など誰でも容易に使用することができる。なお、収納容器2は、容量が200ミリリットル〜5リットル(使用面積は約4m〜100m)程度が、持ち運び、および散布作業に適している。
このように、容器入り凍結防止剤1は、一般家庭用品として、冬期の積雪、凍結時に庭や玄関、駐車場などに散布することができ、簡単、安全、経済的に使用することができる。
なお、容器入り凍結防止剤1で、凍結防止剤3はゼオライトを含んでいてもよい。この場合、ゼオライトが乾燥剤として作用するため、凍結防止剤3の潮解や固化を抑制することができる。また、ゼオライトの粒子自体の摩擦により、散布箇所での滑り止め効果も得られる。
以下に、図1(a)乃至(d)に示す容器入り凍結防止剤1を、実際に使用した結果を示す。容器入り凍結防止剤1を使用して、積雪または氷結した駐車場に凍結防止剤3を散布した。その結果、安全に、均一かつ容易に散布することができ、雪や氷を均一に融かすことができた。比較のため、ポリ袋入りの凍結防止剤も使用したが、散布にばらつきがあり、雪や氷の融け方が均一にならなかった。
次に、図1(a)に示す容器入り凍結防止剤1で、凍結防止剤3を500グラムだけ収納して、一年間放置した。その結果、凍結防止剤3には物理的、化学的な変化は認められず、保存性がよかった。比較のため、ポリ袋入りの凍結防止剤も、ポリ袋を開封した後、一年間放置したが、途中でこぼれたり、潮解したりして、保存が困難であった。
本考案の実施の形態の容器入り凍結防止剤を示す(a)正面図(収納容器が容量1リットルのペットボトルから成る)、(b)収納容器が容量1.8リットルの取っ手付きペットボトルから成る変形例を示す正面図、(c)収納容器が容量1リットルの蓋付き紙パックから成る変形例を示す斜視図、(d)収納容器がスタンディングタイプの注ぎ口付きラミネートポリ袋から成る変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 容器入り凍結防止剤
2 収納容器
3 凍結防止剤
11 収納部
12 蓋

Claims (4)

  1. 収納容器と凍結防止剤とを有し、
    前記収納容器は開口を有する収納部と、前記開口を開閉可能に設けられた蓋とを有し、
    前記凍結防止剤は前記収納部に収納され、前記開口から散布可能であることを、
    特徴とする容器入り凍結防止剤。
  2. 前記収納容器は紙製、樹脂製または軽量金属製であることを、特徴とする請求項1記載の容器入り凍結防止剤。
  3. 前記凍結防止剤は粉状、粒状または液状であることを、特徴とする請求項1または2記載の容器入り凍結防止剤。
  4. 前記凍結防止剤はゼオライトを含んでいることを、特徴とする請求項1,2または3記載の容器入り凍結防止剤。
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