JP3129000U - クリーン・エコロジー住宅 - Google Patents

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Abstract

【課題】草花を植栽するために雨水という天然資源と、太陽光という天然エネルギーを、有効に活用するシステムが、家屋と一体として設けられたクリーン・エコロジー住宅を低価格で提供する。
【解決手段】雨樋と集水用配管を通して集水タンクに集められた雨水を、濾過タンクを介して塵埃を除去した後、宅地の地下に埋設した貯水タンクに貯えると共に、木炭若しくは竹炭によって浄化し、かつブロア−によって空気を送入して活性化する貯水手段と、貯水タンクに貯えられた前記雨水を、揚水ポンプによって所定の高さに設置された給水タンクに供給し、第1給水用配管を介して草花を植栽する花台等へ給水する第1給水手段と、前記雨水を第2給水用配管及び屋外生活用水用の蛇口を介して屋外生活用水として給水する第2給水手段を備える給水手段と、前記揚水ポンプ並びにブロアー稼動用の電力を供給する太陽光発電手段とが、予め一体として併設されているクリーン・エコロジー住宅。
【選択図】図1

Description

本考案は、雨水や太陽光など自然からの恵みを資源として有効に活用することにより、自然に優しく潤い豊かな生活が日常的に営めることができる住宅に係り、詳しくは家屋の屋根に降った雨水を浄化して貯え、太陽光発電によってもたらされる電力を動力源として利用して、家屋と一体に、若しくは隣接して設けられた花台に植栽された草花への給水、或いは庭への散水や洗車などの屋外生活用水として有効に活用して、限られた宅地でありながらも、比較的安価なランニングコストで、年間を通して花と緑にあふれた潤い豊かな生活を営むことができる、クリーン・エコロジー住宅に関するものである。
近年、職住近接や大都市回帰ムードなどのニーズが相俟って、都市近郊に巨大マンションが数多く建設され、多くの入居希望者で溢れているが、プライバシー保護の観点に加えて、潤いある生活を求めての戸建住宅にも依然として根強い人気が残されている。然しながらバブル崩壊後の地価価格の値下がりがあったとはいえ、通勤圏内にある近郊地帯の宅地は一般庶民にとってはやはり高価な買い物であり、国や地方自治体が定めた建蔽率や容積率を、漸くクリアできる範囲内で宅地を購入して自宅を建設するか、そのような狭い宅地に予め建設された所謂建売住宅を購入し、夢のマイホームとしているのが実態である。したがって折角潤いを求めて購入し、或いは建設した戸建住宅でありながら、庭には緑を求めて庭木を植栽する余裕もなく、1台の駐車場スペースを設けるのがやっとという物件も少なくなく、そこで住宅のベランダや窓辺に植木鉢やプランタなどを置き、そこに植えた草花によってささやかな潤いを求めているが、草花にとっては通常一日たりとも水を欠かすことはできず、例えば夫婦共働きの家庭にとってはその管理が容易でなく、出張や旅行等で不在になった時には心ならずも枯らしてしまうことも少なくなかった。
一方、環境問題は文字通り地球的規模で問題化され、自然によってもたらされる恵みを有効に利用することによって、環境破壊を未然に防止しようとする運動があらゆる分野にまで浸透し、その一環として工業的規模のみならず一般の家庭においても、太陽光発電などクリーンなエネルギー源を利用することによって、家庭用や商用電力の削減が奨励されるなど、省資源、省エネルギー化、とりわけ大気汚染の元凶となる化石エネルギーの消費を減らす試みが広範囲になされているが、自然の恵みの一つとして欠かすことのできない雨水についても同様で、過去においては家屋の屋根に降った雨水は、通常下水管を通じて躊躇なく河川に排出されていたが、近年、これを一端敷地内に設けた貯水槽に貯えて、トイレの洗浄水に用いたり、あるいは屋外に植栽した庭木や草花の灌水用に用いるなど、所謂生活用水の一環として再利用する雨水の再利用システムが数多く提案され(例えば、特許文献1〜3参照)、それらのシステムを家屋に付帯して設けることにより、草花に対する給水が常時欠かすことなく可能となる旨開示されている。
上記の従来技術の中で、例えば特許文献1の雨水利用システムによれば、建物の屋根に降った雨水を、予め濾過材が充填された雨水流入口を介して地下の雨水桝に集め、この浄化された雨水を地上に設置され、水道水供給用設備が付設された貯水槽に送水し、この貯水槽の水がポンプによって送水され、水洗便所、洗車、草木への散水等の生活用水といて再利用されるよう構成されている。また、特許文献2の雨水リサイクルシステムにおいては、雨水用の貯留タンクと、該貯留タンクよりも高い位置に配管によって接続されるサブタンクと、このサブタンクに設けられた液面センサーの信号を受けて、貯留タンクの雨水をサブタンクに供給する供給ポンプと、該サブタンクに接続される雨水使用機器と、前記供給ポンプの駆動電源となる制御回路等を含む太陽光発電手段によって基本的に構成されている。また、特許文献3の住宅の緑化植栽に対する灌水システムは、住宅の周囲に緑化植栽を育成して陽射しによってもたらされる負荷を軽減しようとするものであり、前記緑化植栽への灌水を貯留した雨水を利用し、その灌水手段が中位置貯留タンク若しくは高位置貯留タンクに揚水して貯えられた、雨水の重力による自然落下を利用して行われ、加えて揚水ポンプの駆動電源を太陽電池に依存するように構成されている。
特開平10−219759号公報 特開平10−219760号公報 特開平11−269945号公報
上記各従来技術において、特許文献1の雨水利用システムによれば、地下の雨水桝から地上の貯水槽への送水と、地上の貯水槽に貯えられた雨水を水洗便所、洗車、庭の草木への散水など生活用水として再利用する際には、いずれもポンプによって送水する必要があり、省エネルギー面においては不十分なものであり、解決すべき課題が残されていた。また、特許文献2の雨水リサイクルシステムにおいては、公園に付帯して設置される公衆便所など、公共施設の一環としては好適に採用可能であるが、設置空間に限りのある一般住宅用としては実用上不向きなものと言わざるを得なかった。さらに特許文献3の住宅の緑化植栽に対する灌水システムは、敷地にゆとりのある邸宅においては好ましく採用し得るが、限られた資金を元手にして購入される庶民の住宅においては、効果的に採用し得ることが殆ど不可能と言えるものであった。なお、上記の従来技術の中で、例えば特許文献1及び特許文献3のシステムは、基本的に既に建設が完了して住人が居住している状態において、その環境を改善することを目的として施工される施設と考えられるが、完成された住宅にしかも居住者が存在する状態で斯かる設備を施工することは意に反して容易でなく、様々な制約が妨げとなって工期が遅延し、それに伴って大幅なコストの上昇が懸念される。本考案は、斯かる従来技術に残された課題を解決することを所期の目的とするものであり、限られた宅地内に建設される主として戸建住宅に、予め自然の恵みである太陽光によってもたらされるクリーンなエネルギー源と、雨水とを有効に活用するシステムを一体として付設し、煩わしい手間をかけることなく緑と美しい草花に囲まれ、潤い溢れる生活空間としてエンジョイすることが可能で、自然に優しい究極のクリーン・エコロジー住宅を、比較的に低価格で市場に提供しようとするものである。
上記課題を解決するための本考案は、宅地の地下に埋設した貯水タンクに雨水を貯え、草花への給水や洗車などの屋外生活用水として用いる雨水利用システムを併設した住宅であって、雨樋と集水用配管を通して集水タンクに集められた雨水を、濾過タンクを介して清浄化した後、宅地の地下に埋設した貯水タンクに貯える貯水手段と、貯水タンクに貯えられた前記雨水を、揚水ポンプによって所定の高さに設置された給水タンクに供給し、第1給水用配管を介して草花を植栽する花台へ給水する第1給水手段と、貯水タンクに貯えられた前記雨水を、第2給水用配管及び屋外生活用水用の蛇口を介して屋外生活用水として給水する第2給水手段とを備える給水手段と、前記揚水ポンプ稼動用の電力を供給する太陽光発電手段とが、併設されているクリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記濾過タンクには、塵埃を除去する着脱式フィルターを設置し、前記貯水タンク内には、浄化用の木炭若しくは竹炭を装入した前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記貯水タンク内の雨水に空気を吹き込むブロアーを、更に設置した前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記貯水タンク内に水位センサーを設置し、水位が所定量以下に低下した場合、バイパス用配管を通して該貯水タンクに水道水を補給する前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、給水用タンクが家屋の軒下など、給水される花台より高位置に設けられ、給水用配管を介しての給水が、高低差を利用した重力によって行われる前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記給水タンクへの雨水の補給が、タイマーによって稼働する揚水ポンプにより揚水用配管を介して行われ、該給水タンクには水位センサーが設置され、補給される雨水が所定の給水量に達した時点で揚水ポンプが停止し、雨水の補給が完了する前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記給水タンク若しくは第1給水用配管に栄養剤を供給する栄養剤供給手段を更に設置した前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記給水用配管には複数の枝管が配設され、該枝管の端末には水量調整器を介して複数の散水用チューブが接続される前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記散水用チューブが、フレキシブルな素材によって形成され、その先端には花台に植栽される草花の根元部分まで延びる管部を備える滴状散水器が接続される前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、前記太陽光発電手段が、家屋の屋根に設置したソーラーパネルと、充電保護回路に接続されるバッテリー、インバーター及び家庭用電力へ切り替える切替回路とを備え、充電した電力に不足が生じた場合には家庭用電力を供給する回線が、併設されている前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
また、本考案は、貯水タンク及び給水タンクの水位センサー、揚水ポンプ並びにブロアーに内蔵されるタイマー、太陽光発電手段における各種回路の制御を行うコントロールパネルを、室内に設置した前記クリーン・エコロジー住宅を提供するものである。
本考案によるクリーン・エコロジー住宅は、屋根に降った雨水を宅地の地下に埋設された貯水タンクに貯え、家屋に併設された花台、ベランダや窓辺に置かれたプランタや植木鉢など、様々な容器に植栽された草花への灌水を初め、庭への散水や洗車など屋外生活用水若しくは緊急時における水洗トイレ等、屋内生活用水として有効に活用する雨水利用システムが、予め家屋と一体として併設されていることを特徴とするものである。即ち、本考案におけるクリーン・エコロジー住宅は、予めそれらの雨水利用システムが、敷地を含む家屋と一体に設けられており、設計段階において合理的に付設されるよう工夫されていることを特色とするものであり、一部のオプションを除いては、取り付けられる各パーツが一括購入できるという利点もあって、相当程度低価格とすることが可能となり、併せて施工そのものも部分的に規格化されて工事費用の大幅な削減を図ることができる。このように本考案によれば限られた生活空間の中であっても、花と緑に囲まれた潤いある生活が営むことができると共に、給水のために手間や神経を使うこともなく、旅行や海外主張などで長期間留守にする場合であっても定期的な水遣りが施される、雨水と太陽光という天然の資源とエネルギーを有効に活用した、自然に優しい究極のクリーン・エコロジー住宅を、比較的低価格で提供することができる。
以下、本考案の実施の形態について、添付した図面に基づいてさらに詳細に説明するが、本考案はこれによって拘束されるものではなく、本考案の主旨の範囲内において自由に設計変更が可能である。
図1は本考案に係るクリーン・エコロジー住宅の一例を示す模式的な俯瞰図であり、図2は同住宅の地下の埋設される貯水タンク単体の構造を示す模式的な断面図であり、図3は同住宅の花台の一例を示す要部拡大斜視図であり、図4は同花台へ固定される滴状散水器の一例を示す要部拡大斜視図である。以下本考案の実施の形態例を図1〜4に基づいて説明する。本考案によるクリーン・エコロジー住宅1は、宅地の地下に埋設した貯水タンク2に雨水を貯え、草花への給水や洗車など、屋外生活用水として用いる雨水利用システムを、予め家屋と一体として併設した住宅であって、雨樋13と集水用配管25を通して集められた雨水を、濾過タンク22を介して塵埃を除去した後、宅地の地下に埋設した貯水タンク2に貯える貯水手段と、貯水タンク2に貯えられた雨水を揚水ポンプ3によって所定の高さに設置された給水タンク24に供給し、第1給水用配管26を介して草花を植栽する花台11に給水する第1給水手段と、貯水タンク2に貯えられた雨水を第2給水用配管26fと屋外生活用水用の蛇口6を介して屋外生活用水として給水する第2給水手段を備える給水手段と、前記揚水用ポンプ3並びに雨水活性化用ブロアー7とを稼働するための電力を供給する太陽光発電手段とが、家屋に付随して予め一体として併設されるよう基本的に構成されている。なお、本考案において、雨水活性化用ブロアー7の稼働用電力を太陽光発電手段から供給することは任意の構成要素である。また、「予め一体として併設される」とは、新築又は増改築の際、上記特定の貯水手段、給水手段及び太陽光発電手段が設置されることを言い、これら3の手段が予めひとつの物品(一体化物)となるように組み込まれたものを言うものではない。
クリーン・エコロジー住宅1において、貯水手段は、雨樋13と、集水タンク23と、濾過タンク22と、貯水タンク2とからなり、雨樋13と集水タンク23は集水用配管25で、集水タンク23と濾過タンク22は配管251で、濾過タンク22と貯水タンク2には配管252でそれぞれ接続されている。
クリーン・エコロジー住宅1の貯水手段において、図1に示すように屋根12に降り注いだ雨水を軒下で受ける雨樋13と、該雨樋13と連なる集水配管25を通じて雨水を集める集水タンク23とが、ほぼ軒下に接するようにして地上に設けられている。集水タンク23は、集められた雨水に混入する虫や枯葉などを取除くものである。集水タンク23の浄化方法としては、特に制限されないが、公知の沈降濾過方式を採ることができる。すなわち、集められた雨水に混入する虫や枯葉などを沈降させ、その上澄み部分が集水タンク23の上方部に排出口が付設された排出配管251を通じて次の濾過タンク22に送水されるものである。集水タンク23の容量は適宜決定すればよいが、貯水タンク2の容量に比べて遥かに小さくてよい。
濾過タンク22は、虫や枯葉などが除去された雨水から、さらに細かい塵埃を取除くものである。濾過タンク22の濾過方法としては、特に制限されないが、例えば濾過タンク22の流出口に着脱式フィルター22aを設置する方法である。着脱式フィルター22aとしては、例えば網目状の金属フィルターを使用することができる。着脱方式は、ビス止めなど公知の方法を適用できる。フィルターを着脱式にすることで、目詰まりが生じた際には瞬時にして交換が可能であり、そのメンテナンスは極めて容易である。濾過タンク22の着脱式フィルター22aでさらに細かい塵埃が取除かれた雨水は、貯水タンク2に送られる。
貯水タンク2は、虫や枯葉あるいは細かい塵埃が除去された雨水を、所定量貯留するものである。埋設される貯水タンク2の大きさは、宅地面積や住宅の規模に応じて任意に選択し得るが、建売用の戸建住宅の場合は通常容量3〜10立方メートル程度で、これによって常時3〜10tonの雨水を貯えることが可能である。貯水タンク2としては、例えば下水管等に用いられているヒューム管を好ましく応用することにより、設置コストの大幅な削減が可能となる。
貯水タンク2内には、図2に示すように予め木炭(若しくは竹炭)8を装入しておくことが好ましい。この炭8の作用によって貯留される雨水は効果的に浄化される。また、さらにブロアー7を介して貯留される雨水に随時に空気を送入してこれを撹拌することにより、雨水の活性化を図ってその腐食を予防し、雑菌の増殖を未然に防止することが望ましい。木炭(若しくは竹炭)8の装入方法及びブロアー7の設置位置などは、適宜決定されるが、例えば図2に示すように、貯水タンク2内が3つの部屋に区画され、各部屋が所定水位において繋がる構造であって、雨水の流入側から揚水側へ順に、木炭(若しくは竹炭)8の装入部屋、ブロアー7の設置部屋及び活性化雨水の貯留部屋とする構造が挙げられる。
また、貯水タンク2には、通常市販されている浮遊式の水位センサー21が取り付けられる。これにより、渇水等に影響されて水位が所定量以下に低下した場合は、該水位センサー21の信号を受けてバイパス用配管29に設置された補給バルブ210が開き、家庭用の水道水が補給されるように仕組まれている。
また、当該貯水手段における各タンクの位置的関係は、地上に設けられた集水タンク23、地上とほぼ面一に埋設された濾過タンク22、地下に埋設された貯水タンク2のように、それぞれ一定の高度差を以って設置されることにより、雨水はその重力によって順次に送水され、この貯水手段における動力エネルギーは一切不要となる。
上記の集水タンク23並びに濾過タンク22には、図示を省略するが底部に接してドレン抜き用のバルブが付設され、雨が止んで貯水手段を停止する場合には、タンク内に溜まった雨水を可及的速やかに排出して宅地内に設ける浸透桝若しくは浸透槽に流出処理し、タンク内を清潔に保つことが望ましい。一方、貯水タンク2には図2に示すようにオーバーフロー用の配管9が併設され、過剰に流れ込んだ雨水を該配管9を介して浸透槽に(図示を省略)に送り込み、地中に浸透させることによって宅地内処理するように仕組まれている。
クリーン・エコロジー住宅1において、給水手段は、第1給水手段と第2給水手段とからなる。第1給水手段は、貯水タンク2と、貯水タンク2の水を吸引配管27aと揚水配管27を通して給水タンク24に汲み上げる揚水ポンプ3と、汲み上げられた水を貯留する給水タンク24と、給水タンク24の水を花台などに給水する第1給水配管26を備える。一方、第2給水手段は、貯水タンク2と、貯水タンク2の水を吸引配管27aと第2給水配管26fを通して屋外生活用水用の蛇口6に供給する揚水ポンプ3とを備える。本例においては、第1給水手段と第2給水手段において、貯水タンク2、吸引配管27a及び揚水ポンプ3を共用し、それ以外の部材や装置を別途の構成とすることで、装置のコンパクト化とコストダウンを図ると共に、花台への給水など定期的な給水が必要となる部分と、洗車への給水など不定期な給水となる部分への使い分けを可能としている。
すなわち、第1給水手段において、給水タンク24は、家屋の軒下など、給水される花台11に比較して高い位置に設けられ、第1給水用配管26を通しての給水が、高低差を利用した重力によって行われる。また、この給水タンク24への雨水の補給は、タイマーによって稼働する揚水ポンプ3によって揚水配管27を介して行われるが、この給水タンク24内にも前記貯水タンク2と同様の、浮遊式の水位センサー24aが設置され、水位が所定の給水量に達すると該水位センサー24aの信号を受けて揚水ポンプ3が停止して、揚水配管27を介しての雨水の補給が完了する。
このようにして当該給水タンク24内には給水時間ごとに、給水に必要な量の雨水が確保され、前記花台11等への散水が、予め設定された時間毎にかつ設定された水量を以って絶えること無く可能なように構成されている。給水タンク24に貯えられる雨水の量は、一回の散水に必要な水量に特定されるが、通常50リットルの雨水で50鉢のプランタ(60cm×30cm)への散水が可能であることが実験の結果確認されている。
上記給水タンク24から花台11への給水は、高低差を利用した重力によって行われることは前記した通りであるが、植栽されている草花等への所謂水遣りは、その散水量を含めて通常その種類や季節に応じて特定時間内に、或いは間歇的に行う必要がある。そこで本考案においては上記のように揚水配管27に連通する揚水ポンプ3にタイマーを内蔵させ、予め所定の給水時間をセットして給水タンク24へ雨水の補給を行い、その雨水の補給量は給水タンク24に設置された水位センサー24aにセットした給水量によってコントロールされる。即ち、給水タンク24への雨水の補給量は、所定の時間に花台やプランタ等に散水される給水量と同量であり、従って給水が終了した段階での給水タンク24並びに給水配管26、さらには揚水ポンプ3を含む揚水配管27には雨水が留まることはなく、冬季における凍結などの懸念が未然に解消される。このように本考案による給水タンク24には、草花への散水の都度毎に地下に埋設された貯水タンク2から、木炭による浄化や空気による撹拌が施されて新鮮な状態で維持され、かつ四季を通じてほぼ一定の水温に保たれた雨水が補給されて散水に供されることにより、冬季の凍結や夏季の温水化などの懸念が解消され、草花の生育にとっては理想的な水遣りが可能となる。
クリーン・エコロジー住宅1においては、給水タンク24若しくは第1給水用配管26に栄養剤を供給する栄養剤供給手段(不図示)を更に設置することが望ましい。栄養剤供給手段としては、例えばタイマーによる設定が可能な電磁弁付きの栄養剤貯留タンク、栄養剤供給ポンプ、及び栄養剤貯留タンクと栄養剤供給ポンプ、栄養剤供給ポンプと給水タンク24をそれぞれ接続する配管やバルブ類である。また、栄養剤は通常液体として使用される。栄養剤供給手段を設置することにより、給水時に所定の量の養分を供給することができる。
また、給水用配管には複数の枝管26aが配設され(但し、図3では枝管26aは1本)、該枝管26aの端末には水量調節器26cを有するさらに複数の散水用チューブ26bが接続される(但し、図3及び図4では散水用チューブ26bは1本)ことも望ましい。これにより、複数の花台11若しくはプランタ等へ、同時に且つ任意所定量の散水を、選択的に実施することができる。また、図4に示すように、前記散水用チューブ26bが、例えばゴムや軟質合成樹脂などのフレキシブルな素材を選択して形成され、その先端に固定用の差込棒26eが付設された複数の滴状散水器26dが接続されていることによって、例えば住宅の壁面に接して設けられた花台など、手の届き難い位置に植栽された草花の根元部分にも、均一な水量を以って所定量の散水と養分補給が可能となり、それら草花を長期間に亘って健全な状態で観賞することができる。
本考案の第2給水手段における屋外生活用水の給水は、第2給水配管26f及び屋外生活用水用の蛇口6を介して行なわれる。屋外生活用水の給水は、該蛇口6に内蔵される圧力センサーの指令に基づき、揚水ポンプ3が稼働することによって行われるが、そのメカニズムは揚水ポンプ3と前記蛇口6における水圧が、蛇口6を開放することによって低下し、内蔵する圧力センサーが揚水ポンプ3に指令を発して稼働する従来公知の手段が応用されている。さらに本考案による給水手段の他の応用例において、所望により前記揚水ポンプ3から屋内の水洗トイレに別の給水配管を設け、災害等に起因して停電や水道水の供給が停止した場合、トイレの洗浄水として有効に活用することも可能である。
なお、屋外生活用水の給水が行なわれる場合、第1給水手段は所定の給水時間以外であれば、稼動しないように制御されている。すなわち、蛇口6に内蔵される圧力センサーが揚水ポンプ3に指令を発すると同時に、揚水配管27に付設されるバルブ(不図示)に「閉」の指令を発するようになっている。また、屋外生活用水の給水が行なわれる場合、第1給水手段が所定の給水時間内であれば、給水タンク24への揚水と屋外生活用水の給水を同時に行うことになる。
本考案において、給水手段は、上記のように、1台の揚水ポンプ3の場合に限定されず、例えば第1給水手段及び第2給水手段のそれぞれに1台の揚水ポンプ、都合2台の揚水ポンプを設置し、それぞれ単独で稼動させることもできる。
本考案において貯水タンク2から給水タンク24への雨水の補給は揚水ポンプ3を稼働して行われ、一方、貯水タンク2への空気の送入はブロアー7を駆動して行われるが、揚水ポンプ3の稼働用電力、好ましくは揚水ポンプ3並びにブロアー7の稼働用電力は、太陽光発電によって供給される。
本考案による太陽光発電手段は、家屋の屋根12に設置したソーラーパネル4と、充電保護回路に接続されるバッテリー44、インバーター42及び家庭用電力へ切り替える切替回路43等、従来公知の太陽光発電システムによって構成され、日照不足など天候の関係で太陽光発電による充電電力に不足が生じた場合には、家庭用に配線された商用電力からの供給が可能なように、予め切り替え用の回線が設けられている。このように本考案における動力電源は基本的に自然の恵みである太陽光によってもたらされるクリーンなエネルギー源を利用するものであり、給水用の雨水と相俟って究極のクリーン・エコロジーが達成されている。なお、本実施例によるソーラーパネル4は家屋の屋根12に取り付けられているが、位置的な関係で屋根12に十分な陽射しが望めない場合には、より日当たりの良好な位置を選択して架台を設けて設置することを妨げるものではない。
本考案のクリーン・エコロジー住宅1において、貯水タンク2と給水タンク24のそれぞれに設置される水位センサー21および24a、該水位センサー21および24aの信号を受けて作動する上記水道水バイパス配管29の補給バルブ210、揚水ポンプ3並びにブロアー7に内蔵されるタイマー、或いは給水配管26の給水用電磁弁等、並びに太陽光発電手段に併設される各種回路等の操作は、通常家屋内における例えばキッチンなど、常時監視しやすい場所に配設されたコントロールパネル5に集約され、例えば給水時間の設定など各機構の操作が容易に行われると同時に、それらの機構の作動状況が容易に監視できるようにされていることが望ましい。また、これらの監視や操作を、所望に応じて例えば携帯電話を介しての遠隔操作ができるように設計することも可能である。
クリーン・エコロジー住宅1においては、草花を植栽するための花台11が少なくとも一基、窓枠に接して一体として併設されているが、該花台11に代えてベランダや窓辺に接してプランタや植木鉢などを置くことも任意に選択することができる。また、上記のように第1給水配管26に複数の枝管を設けて、複数の花台11やプランタや植木鉢に給水することも可能であり、該枝管を屋内に敷設して例えば観葉植物等への灌水に利用することも可能である。また、本考案による上記集水配管25を除く揚水配管27および第1給水配管26は、設計段階で可能な限り住宅の壁面に埋設するようにして設けることにより、住宅の外観が損なわれることなく、且つ配管の凍結や陽射しによる劣化が防止され、その耐久性が向上する上で好ましい。
本考案において、住宅とは一戸建て住宅を言う。また、クリーン・エコロジーとは、本願請求項に記載される特定の貯水手段、給水手段及び太陽光発電手段を備えるものを言う。
本考案の一実施例におけるクリーン・エコロジー住宅の模式的な俯瞰図である。 同住宅の地下の埋設される貯水タンク単体の構造を示す模式的な断面図である。 同住宅の花台の一例を示す要部拡大斜視図である。 同花台へ固定される滴状散水器の一例を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 クリーン・エコロジー住宅
11 花台
12 屋根
13 雨樋
2 貯水タンク
21 水位センサー
22 濾過タンク
22a 着脱式フィルター
23 集水タンク
24 給水タンク
24a 水位センサー
25 集水配管
26 第1給水配管
26a 枝管
26b 散水用チューブ
26c 水量調節器
26d 滴状散水器
26e 差込棒
26f 第2給水配管
27 揚水配管
28 給水弁
29 バイパス管
210 補給バルブ
3 揚水ポンプ
4 ソーラーパネル
41 充電保護回路
42 インバーター
43 切替回路
44 バッテリー
5 コントロールパネル
6 屋外生活用水用蛇口
7 ブロアー
71 送風配管
8 炭(木炭、竹炭)
9 オーバーフロー配管

Claims (11)

  1. 宅地の地下に埋設した貯水タンクに雨水を貯え、草花への給水や洗車などの屋外生活用水として用いる雨水利用システムを併設した住宅であって、 雨樋と集水用配管を通して集水タンクに集められた雨水を、濾過タンクを介して清浄化した後、宅地の地下に埋設した貯水タンクに貯える貯水手段と、
    貯水タンクに貯えられた前記雨水を、揚水ポンプによって所定の高さに設置された給水タンクに供給し、第1給水用配管を介して草花を植栽する花台等へ給水する第1給水手段と、貯水タンクに貯えられた前記雨水を、第2給水用配管及び屋外生活用水用の蛇口を介して屋外生活用水として給水する第2給水手段とを備える給水手段と、
    前記揚水ポンプ稼動用の電力を供給する太陽光発電手段とが、併設されていることを特徴とするクリーン・エコロジー住宅。
  2. 前記濾過タンクには、塵埃を除去する着脱式フィルターを設置し、前記貯水タンク内には、浄化用の木炭若しくは竹炭を装入したことを特徴とする請求項1に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  3. 前記貯水タンク内の雨水に空気を吹き込むブロアーを、更に設置したことを特徴とする請求項2に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  4. 前記貯水タンク内に水位センサーを設置し、水位が所定量以下に低下した場合、バイパス用配管を通して該貯水タンクに水道水を補給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  5. 給水用タンクが家屋の軒下など、給水される花台より高位置に設けられ、給水用配管を介しての給水が、高低差を利用した重力によって行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  6. 前記給水タンクへの雨水の補給が、タイマーによって稼働する揚水ポンプにより揚水用配管を介して行われ、該給水タンクには水位センサーが設置され、補給される雨水が所定の給水量に達した時点で揚水ポンプが停止し、雨水の補給が完了することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  7. 前記給水タンク若しくは第1給水用配管に栄養剤を供給する栄養剤供給手段を更に設置したことを特徴とする1〜6のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  8. 前記給水用配管には複数の枝管が配設され、該枝管の端末には水量調整器を介して複数の散水用チューブが接続されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  9. 前記散水用チューブが、フレキシブルな素材によって形成され、その先端には花台に植栽される草花の根元部分まで延びる管部を備える滴状散水器が接続されることを特徴とする請求項8に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  10. 前記太陽光発電手段が、家屋の屋根に設置したソーラーパネルと、充電保護回路に接続されるバッテリー、インバーター及び家庭用電力へ切り替える切替回路とを備え、充電した電力に不足が生じた場合には家庭用電力を供給する回線が、併設されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
  11. 貯水タンク及び給水タンクの水位センサー、揚水ポンプ並びにブロアーに内蔵されるタイマー、太陽光発電手段における各種回路等の制御を行うコントロールパネルを、室内に設置したことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載のクリーン・エコロジー住宅。
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