JP3128920U - 夜光花 - Google Patents
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Abstract
【課題】 生花や保存花の表面を蓄光剤入りスプレーにてコーティングすることにより、昼間や蛍光灯等の下では花そのものを見て楽しむことができると共に、夜間電燈を消した後は、蓄光剤が発光し、幻想的な生花(保存花)を表現できるもので、昼と夜2度楽しむことができると共に、水分の蒸発を抑えることにより生花を長持ちさせることができ、保存花においては花を傷めることなく飾ることができる夜光花を提供する。
【解決手段】 生花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなることを特徴とする夜光花。
【選択図】図1
【解決手段】 生花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなることを特徴とする夜光花。
【選択図】図1
Description
本考案は、生花や保存花の表面に蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなる夜光花に関するものである。
従来技術として、装飾性を加えた造花を基材とし、第一層に蓄光剤をコーティングし、さらに第二層に光触媒である酸化チタン等をコーティングする。第一層と第二層の間に、中間層として無機材料、ポリシロキサン樹脂またはフッ素樹脂をコーティングするものがある。(特許文献1参照)
特開2006−37305号公報
上記の従来技術は、抗菌、防汚、消臭、浄水、空気浄化機能を有する光触媒と、暗所において発光する機能を有する蓄光剤との相乗効果により、両機能を最大限に活かした装飾性の高い造花を提供することを目的とするものであり、他にも造花に蓄光剤入りスプレーにて夜光花にしてなるものがある。
しかしながら、すべて造花(樹脂製、布製、紙製、ドライフラワー等)であり、生花や保存花に蓄光剤入りスプレーにて夜光花にしたものはなく、また、花びら等の腐敗や劣化を防止する作用結果を有していない。
本考案は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、生花や保存花の表面を蓄光剤入りスプレーにてコーティングすることにより、昼間や蛍光灯等の下では花そのものを見て楽しむことができると共に、夜間電燈を消した後は、蓄光剤が発光し、幻想的な生花(保存花)を表現できるもので、昼と夜2度楽しむことができると共に、水分の蒸発を抑えることにより生花を長持ちさせることができ、保存花においては花を傷めることなく飾ることができる夜光花を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、生花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなる。
また、生花に水のかわりに保湿剤を入れ腐敗を防止してなる保存花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなる。
さらに、蓄光剤入りスプレーが、水溶性であることを特徴とする。
また、生花に水のかわりに保湿剤を入れ腐敗を防止してなる保存花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなる。
さらに、蓄光剤入りスプレーが、水溶性であることを特徴とする。
1)、生花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングすることにより、特に水溶性の蓄光剤入りスプレーを使用することにより、その成分であるアクリル系樹脂により水分の蒸発を抑え、長時間(スプレーしない生花と比較し、2〜4倍長持ちする)生花を楽しむことができ、かつ、蓄光剤により、夜間緑色・青色・紫色等の夜光を楽しむことができる。
2)、同様に保存花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングすることにより、特に花を傷めることなく、昼夜楽しむことができると共に、結婚式のキャンドルサービス等の装飾花として参加者の目を引くと共に、長期使用できるため、何度でも使用できるものである。
3)、水溶性の蓄光剤入りスプレーを使用することにより、油性のスプレーと違い有機溶剤を多く使用していないため、生花(保存花)にダメージを与えず、長持ちするものである。
2)、同様に保存花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングすることにより、特に花を傷めることなく、昼夜楽しむことができると共に、結婚式のキャンドルサービス等の装飾花として参加者の目を引くと共に、長期使用できるため、何度でも使用できるものである。
3)、水溶性の蓄光剤入りスプレーを使用することにより、油性のスプレーと違い有機溶剤を多く使用していないため、生花(保存花)にダメージを与えず、長持ちするものである。
まず、第1実施例の夜光花1は、生花S(例えばバラ、カーネーション、マーガレット等)の花部S1に、水溶性の蓄光剤入りスプレーにて蓄光剤Tを吹き付け、花部S1の全体あるいは一部をコーティングしたものである。
なお、水溶性の蓄光剤入りスプレーの成分としては、例としてアクリル系樹脂、蓄光剤(緑色、青色、紫色等)、分散剤、溶媒(イオン交換水等)、噴射剤(DME)などが望ましいが、水溶性樹脂としてアルキド樹脂、アミノ樹脂、エポキシエステル樹脂なども使用可能である。
また、製品形態として、エアゾールスプレーが望ましいが、ポンプ式スプレー、機械装置によるスプレーも考えられる。
また、製品形態として、エアゾールスプレーが望ましいが、ポンプ式スプレー、機械装置によるスプレーも考えられる。
この夜光花1は、日中は通常の生花として楽しんでいただき、夜は夜光の生花として楽しめるものである。
つぎに、第2実施例の夜光花21は、保存花H(通常、ブリーザーブドフラワー・ブリザートフラワー・プリザーブドフラワーといわれている生花の状態に近い状態で保持するもので、10年以上枯れないとされ、水分のかわりに保湿剤を花の中に入れ腐敗を防止してなるもので、バラやカーネーションの花部等いろいろ加工されてなるものである。)を例えばリースに加工したものに同様に水溶性の蓄光剤入りスプレーにて蓄光剤T1を吹き付け、コーティングするもので、結婚式等のイベントに何度でも使用でき、長期に使用できるものである。
上記各実施例において、生花及び保存花の種類は特に限定するものではないが、蓄光剤は白色系であり、白色系の生花(保存花)がより有効であるが、特に限定するものではない。
なお、特に生花において長時間使用後、ドライフラワーになった状態でも、夜間発光することができ、長期に楽しめるものである。
なお、特に生花において長時間使用後、ドライフラワーになった状態でも、夜間発光することができ、長期に楽しめるものである。
1−−−夜光花
S−−−生花
S1−−花部
H−−−保存花
T1−−蓄光剤
S−−−生花
S1−−花部
H−−−保存花
T1−−蓄光剤
Claims (3)
- 生花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなることを特徴とする夜光花。
- 生花に水のかわりに保湿剤を入れ腐敗を防止してなる保存花の表面の全体あるいは一部を蓄光剤入りスプレーにてコーティングしてなることを特徴とする夜光花。
- 蓄光剤入りスプレーが、水溶性であることを特徴とする請求項1又は2記載の夜光花。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009450U JP3128920U (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | 夜光花 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006009450U JP3128920U (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | 夜光花 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3128920U true JP3128920U (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=43279912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006009450U Expired - Fee Related JP3128920U (ja) | 2006-10-23 | 2006-10-23 | 夜光花 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3128920U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010154845A (ja) * | 2008-12-27 | 2010-07-15 | Ju-Wan Lim | 保存期間が長く、温度/光量によって変色する夜光花を製造する方法 |
KR102014661B1 (ko) * | 2018-12-17 | 2019-08-26 | 김용숙 | 생화를 원단에 고정하는 방법 및 그 원단 |
WO2022265134A1 (ko) * | 2021-06-18 | 2022-12-22 | 김용숙 | 문양을 원단에 형성하여 고정하는 방법 |
WO2023236286A1 (zh) * | 2022-06-09 | 2023-12-14 | 中国科学院深圳先进技术研究院 | 一种发光植物及其制备方法 |
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2006
- 2006-10-23 JP JP2006009450U patent/JP3128920U/ja not_active Expired - Fee Related
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