JP3128608U

JP3128608U - 簡易薬草煎じ蒸気浴装置

Info

Publication number: JP3128608U
Application number: JP2006008863U
Authority: JP
Inventors: 喜美子中村
Original assignee: 喜美子中村
Priority date: 2006-10-31
Filing date: 2006-10-31
Publication date: 2007-01-18
Anticipated expiration: 2016-10-31

Abstract

【課題】家庭で簡単に薬草煎じ蒸気浴を楽しむことができるようにする。
【解決手段】移動可能なボックス本体１は、顔を外に出すための開口部７が上部壁６に設けられ、内部には人が出入りするためのドア３を有している。ボックス本体１の内部には腰掛け部１０が設けられている。ドア３を閉めるとボックス本体１の内部に略密閉されたスペースが形成される。ボックス本体１の内部には加熱ヒータ１３と、薬草の入った薬草煎じ用の鍋１５が配置されている。
【選択図】図１

Description

本考案は、自宅等に簡単に移動可能に配置でき、ボックス内の略密閉されたスペース内で薬草を煎じたときに発生する蒸気を浴びることができるようにした簡易薬草煎じ蒸気浴装置に関する。

汗がしっかり出て体の代謝を高め、余分な老廃物を体から出してくれるものとして、サウナや岩盤浴が知られている。また、サウナや岩盤浴を家庭で楽しめる装置も知られている（例えば特許文献１参照）。
特開２００４−４１９４９号公報

体を温め、血液の流れを良くする薬草浴を提供する施設が近時出現し、その効果が注目されている。
本考案は、家庭で簡単に薬草煎じ蒸気浴を楽しめる簡易薬草煎じ蒸気浴装置を提供いることを目的とする。

上記目的を達成するため本考案は、顔を外に出すための開口部７が上部壁６に設けられ内部に人が出入りするためのドア３有し内部に腰掛け部１０が設けられ前記ドア３を閉めると内部に略密閉されたスペースが形成される移動可能なボックス本体１と、前記ボックス本体１の内部の底部に配置された加熱ヒータ１３と、前記加熱ヒータ１３上に配置された薬草の入った煎じ用の鍋１５とから成ることを特徴とする。
また本考案は、顔を外に出すための開口部７が上部壁６に設けられ内部に人が出入りするためのドア３を有し内部に腰掛け部１０が設けられ前記ドア３を閉めると内部に略密閉されたスペースが形成され、前記腰掛け部１０に蒸気を臀部に当てるための通気孔１１が形成された移動可能なボックス本体１と、前記腰掛け部１０の下方に位置して前記ボックス本体１の内部の底部に配置された加熱ヒータ１３と、前記加熱ヒータ１３上に配置された薬草の入った煎じ用の鍋１５とから成ることを特徴とする。

本考案は、家庭で簡単に薬草煎じ蒸気浴を楽しむことができる。

以下に本考案の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図１は、蒸気浴用ボックス本体１の中に身体部分を入れ、ボックス本体１から顔を出した状態で、薬草１６を煎じ、鍋１５から発生する蒸気を身体に浴びている状態を示している。ボックス本体１は、移動可能な大きさに構成され、傾斜した正面壁２に開閉ドア３を有し、このドア３を開けて、ボックス本体１の内部に入れる構成となっている。

ドア３は、ヒンジ４，５によってボックス本体１の正面壁２の出入り口に枢支されている。ボックス本体１の上部壁６には、顔出し用の開口部７が形成され、該開口部７は蓋１７によって閉じることができるように成っている。前記ボックス本体１の後部壁９には、腰掛部１０が一体的に形成され、該腰掛部１０には、蒸気を通し、該腰掛部１０に座っている人の臀部に直接蒸気を当てることができるように、通孔１１が形成されている。

前記ボックス本体１の底壁部１２の内壁面上には、電磁誘導加熱ヒータ１３が前記腰掛部１０の下方に位置して配置されている。前記加熱ヒータ１３の電線は、ボックス本体１の下方に固設されたコンセント１４にプラグを介して連結し、加熱ヒータ１３のオンオフ及び温度調節は、ボックス本体１の側壁部の内壁面に固設した操作盤（図示省略）によって、ボックス本体１の内部で操作できるように構成されている。

上記した構成において、加熱ヒータ１３に鍋１５を載せ、鍋１５に水とともに薬草１６を入れ、加熱ヒータ１３をオンとして、ボックス本体１内で薬草１６を煎じる。鍋１５から薬草の成分を含む蒸気が出たところで、ドア３を開け、人がボックス本体１内に入り、開口部７から図１に示すように、顔を出した状態で腰掛部１０に腰掛け、ドア３を閉める。ボックス本体１内は、略密閉状態となり、内部が、薬草１６を煎じるときに出る蒸気で充満する。

この蒸気はボックス本体１内の人の体を温め、血行を良くする。また、薬草の効能によって、肌をなめらかにしたり、ダイエット効果やその他種々の好ましい影響を体に及ぼす。また、薬草を煎じたときに出る薬草の香りで気持ちも落ち着き、癒しの効果も生じる。煎じる薬草としては、よもぎ、ショウガ、金銀花、どくだみ、にんじん、オレンジピール、当帰、蘇葉、セージ、桂皮、タイソウ、ローズマリー、山椒、オレガノ、薄荷、紅花、スターアニス等が用いられる。

本考案にかかる簡易薬草煎じ蒸気浴装置の側面説明図である。簡易薬草煎じ蒸気浴装置の正面図である。簡易薬草煎じ蒸気浴装置の平面図である。

符号の説明

１ボックス本体
２正面壁
３開閉ドア
４ヒンジ
５ヒンジ
６上部壁
７開口部
９後部壁
１０腰掛部
１１通孔
１２底部壁
１３加熱ヒータ
１４コンセント
１５鍋
１６薬草
１７蓋

Claims

顔を外に出すための開口部７が上部壁６に設けられ内部に人が出入りするためのドア３有し内部に腰掛け部１０が設けられ前記ドア３を閉めると内部に略密閉されたスペースが形成される移動可能なボックス本体１と、前記ボックス本体１の内部の底部に配置された加熱ヒータ１３と、前記加熱ヒータ１３上に配置された薬草の入った煎じ用の鍋１５とから成る簡易薬草煎じ蒸気浴装置。
顔を外に出すための開口部７が上部壁６に設けられ内部に人が出入りするためのドア３を有し内部に腰掛け部１０が設けられ前記ドア３を閉めると内部に略密閉されたスペースが形成され、前記腰掛け部１０に蒸気を臀部に当てるための通気孔１１が形成された移動可能なボックス本体１と、前記腰掛け部１０の下方に位置して前記ボックス本体１の内部の底部に配置された加熱ヒータ１３と、前記加熱ヒータ１３上に配置された薬草の入った煎じ用の鍋１５とから成る簡易薬草煎じ蒸気浴装置。