JP3128392U - 空気還流器 - Google Patents

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良司 笠木
友子 平賀
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Abstract

【課題】所謂コード式であるため、コンセント(外部電源)がないところでは設置できないなど、設置位置や使用条件が制限される。
【解決手段】円筒状の本体と、該本体内に組み付けられた送風機と、該送風機からの送風を所定方向に案内する送風筒と、この送風筒の吹出口よりも低位置に開口された吸気口及びコントローラー5とを備えている。コントローラー5は、電源モーター2aへの給電回路7と、該給電回路7をON/OFF操作するスイッチ8と、同電源モーター2aを駆動するためのバッテリー9と、電源モーター2aの回転速度とを制御するものであり、送風機2の風量調整とバッテリー9の充電切り換えをスイッチ8のON/OFF操作に連動させている。
【選択図】図3

Description

本考案は、室内の空気を強制的に還流させることにより空気の澱みを解消すると共に、冷暖房費の節減にも役立つ空気還流器(circulator)の改良に関し、更に詳しくは、コンセント(外部電源)の有無にかかわらず、家屋、車両等の何処にでも簡単に使用できる汎用性に優れた有用な空気還流器に存する。
従来、斯かる空気還流器としては、電源モーターにて駆動する送風機と、該送風機からの送風を拡散させることなく上方に方向付ける送風筒と、この送風筒の吹出口よりも低位置に開口して前記送風機に空気を供給するための吸気口とを備えてなる空気還流器がある(特許文献1参照)。
特開2006−38341号公報
しかしながら、上述した特開2006−38341号公報に開示されている空気還流器にあっては、所謂コード式であるため、コンセント(外部電源)がないところでは設置できないなど、設置位置や使用条件が制限されるといった問題があり、また、電源コード自体が邪魔になることも相俟って、何処にでも簡単に設置することができるコードレスの空気還流器が要望されている。
本考案はこのような従来の問題点及び要望に鑑みてなされたもので、コンセント(外部電源)の有無にかかわらず、何処にでも簡単に設置し移動することができる汎用性に優れた有用な空気還流器を提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、電源モーターにて駆動する送風機と、該送風機からの送風を拡散させることなく上方若しくは下方に方向付ける送風筒と、この送風筒の吹出口よりも低位置若しくは上流側に開口して前記送風機に空気を供給するための吸気口とを備えてなる空気還流器において、バッテリー式コントローラーを有する空気還流器に存し、延いては、前記電源モーター及び/又は送風機への給電回路をON/OFF操作するスイッチと、前記電源モーターを駆動するためのバッテリーと、同電源モーターの回転速度とを制御するコントローラーを備えてなる空気還流器に存する。
また、前記コントローラーは、電源モーターへの給電回路をON/OFF操作するスイッチと連動して同電源モーターの回転速度を制御するのが良い。
更に、前記コントローラーは、バッテリーの過放電を防止するための過放電防止手段を兼備せしめるのが良く、延いては、前記送風筒を伸縮若しくは屈曲自在に構成するのが良い。
本考案は上述のように構成され、バッテリーを備えたコントローラーを有すること、延いては、前記電源モーター及び/又は送風機への給電回路をON/OFF操作するスイッチと、同電源モーターを駆動するためのバッテリーと、前記電源モーターの回転速度とを制御するコントローラーを備え、該コントローラーが、電源モーターへの給電回路をON/OFF操作するスイッチと連動して同電源モーターの回転速度を制御することによって、スイッチをON操作することで送風筒から空気流が吹き出し、室内の空気を強制的に還流させる結果、空気の澱みを解消すると共に、冷暖房費の節減にも役立つことは勿論のこと、前記スイッチのON操作と連動させて送風機の風量を自由に調整できたり、バッテリーを充電可能状態に切り換えられる他、充電後は満充電状態を保持できることも相俟って、コンセント(外部電源)の有無に関係なく、家屋や車両等の何処にでも簡単に使用できるなど汎用性に優れ、また、移動、運搬も簡単に行えるといった効果を奏する。
更に、本考案の空気還流器は、バッテリーの過放電を防止できるなど安全性にも優れると共に、バッテリーを使った電力供給により長時間運転が可能になり、また、構成が単純であるため大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給できる等、本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
電源モーターへの給電回路をON/OFF操作するスイッチと、同電源モーターを駆動するためのバッテリーと、電源モーターの回転速度とを制御するコントローラーを備え、延いては、バッテリーの過放電を防止するための過放電防止手段及びスイッチのON/OFFの時間を設定するタイマー機能を付加せしめる。
次に、本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係る空気還流器であり、この空気還流器Aは、図1に示すように、円筒状の本体1と、該本体1内に組み付けられた送風機2と、該送風機2からの送風を所定方向に案内する送風筒3と、この送風筒3の吹出口3aよりも低位置に開口された吸気口4とを備えている。
本体1は、短筒状の基台1aと、該基台1aの上に立設され外周面が格子状に形成された籠部1bとを備えている。また、図2に示すように、前記基台1a内には後述するコントローラー5を搭載したトレー状の下箱6が配設されている。
送風機2は、電源モーター2aにより回転するものであり、下位から空気を強制的に吸引して上方に空気流(風)を吹き上げられるように中空のファンガード2bにて囲繞されている。
送風筒3は、還流器本体1内に同心配置に組み付けられた長筒状を呈しており、吹出口3aが還流器本体1の頂面に開放され下端開口3bが前記送風機2の近傍に臨むべく配置されており、また、内部を仕切板3c,3c…で区画することにより、空気流(風)が拡散しないように防止している。
すなわち、仕切板3c,3c…は、送風筒3の長手方向全域に亘って内部空間を八つに区画すべく放射状に内設されているため、送風機2から上方に向けて発生する空気流が、仕切板3c,3c…で区画された八つの狭い空間を強制的に通り抜ける際の加速効果(以下、単にベンチュリー効果という)で、流速が増した状態で送風筒3から上方に向けて勢い良く吹き出される結果、空気流の拡散を効率的に防止することができる。
一方、吸気口4は、基台1aと送風機2との間に設けた間隙からなり、送風機2に向けて空気が円滑に供給できるように開放されている。
コントローラー5は、前記電源モーター2aへの給電回路7と、該給電回路7をON/OFF操作するスイッチ8と、同電源モーター2aを駆動するためのバッテリー9と、電源モーター2aの回転速度とを制御するもので、送風機2の風量調整とバッテリー9の充電切り換えをスイッチ8のON/OFF操作に連動させている。
例えば、バッテリー9を充電しながら運転する場合は、ACアダプター(図示せず)を本体1のDCジャック10(図1参照)に挿入すると、アダプター運転中を示す赤色LEのD11及び充電中の橙色LED12が点灯するようになっている。
また、一旦、スイッチ8を右に回しON状態に入れば、その後はそのスイッチ8の動きに応じて風量調整ができるものであり、右へ回し切るまで回すことで最大風量となる。次いで、スイッチ8を左に回しOFFに入れ、ACアダプターを接続しておくと、充電完了を示すべく橙色LED12が消灯し、常に満充電状態を保つようになっている。
また、バッテリー運転をする場合は、ACアダプターを本体1のDCジャック10から外し、スイッチ8を右に回しON状態に入れることで、バッテリー運転中を示す緑色LED11が点灯する。
また、このスイッチ8は、左方向へ回し切ることでOFF状態に入ると同時に、前記バッテリー9を充電可能状態に切り換えるため、ACアダプターを本体1のDCジャック10に接続するだけで、バッテリー9への充電が開始され、充電完了後は橙色LED12が消灯し、満充電状態を保つことができるのである。
換言すれば、通常、充電中は定電流充電、満充電後は定電圧充電に自動的に切り替わり、バッテリー9の自己放電を補うために絶えず微少電流で満充電状態を保持することができるトリクル充電方式を採用している。
一方、バッテリー9としては、例えば、乾電池、蓄電池(ニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池)が挙げられるが、これらを複数個組み合わせた電池ブロック或いは太陽電池などを使用しても良く、また、これら双方を併用することにより長時間運転での使用が可能になり、更にはON/OFFの時間を設定するタイマー機能を付加させても良い。
他方、過放電防止手段13は、バッテリー運転中に電圧が一定以下になると送風機2の回転が弱まり、更に運転を継続すると過放電防止回路が働いて自動的に送風機2を停止させるものであり、緑色LED11を消灯するように構築されている。
尚、バッテリー電圧が低下している場合は、過放電防止のため、バッテリー運転はできないが、上述の如くACアダプターを繋いで充電することができることは云うまでもない。
また、バッテリー運転中に自動停止した状態から充電する場合、およそ8時間で満充電になり、充電完了間際になると橙色LED12が次第に暗くなって消灯し、満充電を知らせるように工夫されており、充電完了後もACアダプターを抜く必要はなくそのまま使用できると共に、前述の如く常に満充電状態を保つことができるため頗る便利である。
このように構成される本考案の空気還流器は、スイッチ8をONに入れることによって、送風機2のファンが回転すると同時に、送風筒3でのベンチュリー効果で空気流が加速されて吹き出され、次いで、斯かる空気流は拡散することなく天井に達した後、天井面に沿って(空気流の方向に対して放射方向へと)流れを変え、更に床に向かって下降して室内を還流するため、例えば、冷暖房等の空調装置から供給される冷気や暖気等をむらなく室内に還流させることができるため、室内での空気の澱みが解消されると共に、室内温度の均一性を高めることができ、冷暖房のエネルギー消費をより軽減することできるのである。
また、送風筒3から、上方に向けて吐き出される空気流は、周囲に拡散しないため、本空気還流器Aの近傍にいる人達に直接当たることもないから、快適な冷暖房を実現できる他、窓などの結露の抑制にも役立つのである。
尚、本考案の空気還流器は、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。
例えば、図4に示すように、送風筒3及び/又は仕切板3cを伸縮自在に形成しても良く、更には、図5に示す送風筒3の如く蛇腹にて形成すれば、送風筒自体が屈曲自在になるため、上方向のみならず水平方向など必要な方向へ空気流を送ることができ、延いては、これら送風筒3を周方向に360度回転できるように取り付けても良い。
また、下箱6内に、脱臭剤、アロマ効果の芳香剤などを置くことにより、室内の嫌な臭いを解消したり、癒し効果を促進させることができることは云うまでもない。
本考案に係る空気還流器の第1実施例を示す斜視図である。 同空気還流器の縦断面図である。 同空気還流器のコントローラーを示す説明図である。 本考案に係る空気還流器の第2実施例を示す斜視図である。 本考案に係る空気還流器の第3実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体
1a 基台
1b 籠部
2 送風機
2a 電源モーター
2b ファンガード
3 送風筒
3a 吹出口(上端開口)
3b 下端開口
3c 仕切板
4 吸気口
5 コントローラー
6 下箱
6a 穿孔
7 給電回路
8 スイッチ
9 バッテリー
10 DCジャック
11 赤・緑色LED
12 橙色LED
13 過放電防止手段
14 蛇腹式送風筒

Claims (5)

  1. 電源モーターにて駆動する送風機と、該送風機からの送風を拡散させることなく上方若しくは下方に方向付ける送風筒と、該送風筒の吹出口よりも低位置若しくは上流側に開口して前記送風機に空気を供給するための吸気口とを備えてなる空気還流器において、
    前記電源モーターを駆動するための電池若しくは蓄電池等の電源(以下、単にバッテリーという)を備えたコントローラーを有することを特徴とする空気還流器。
  2. 前記電源モーター及び/又は送風機への給電回路をON/OFF操作するスイッチと、前記電源モーターを駆動するためのバッテリーと、前記電源モーターの回転速度とを制御するコントローラーを備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気還流器。
  3. 前記コントローラーは、電源モーター及び/又は送風機への給電回路をON/OFF操作するスイッチと連動して同電源モーターの回転速度を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気還流器。
  4. 前記コントローラーは、バッテリーの過放電を防止するための過放電防止手段を備えてなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の空気還流器。
  5. 前記送風筒は、伸縮若しくは屈曲自在に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気還流器。
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