JP3128349U - テレビジョン受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動的に、チューナの種類を識別して、チューナを種類に応じて制御することが可能なテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】テレビジョン放送信号を受信するチューナ4と、チューナ4を制御しつつチューナ4から出力される中間周波信号を検波して映像・音声信号を出力するモジュール5とを備えたテレビジョン受信機10において、チューナ4から出力される所定の出力情報をチューナ4の種類に応じて変える回路をチューナ4に設け、該所定の出力情報とチューナ4の種類との対応関係を示す情報60をメモリ2に記憶しておく。電源投入時にチューナ4から出力された所定の出力情報を、メモリ2に記憶された情報60と照合することにより、チューナ4の種類を識別し、該種類に応じてモジュール5にチューナ4を制御させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、チューナとチューナを制御するモジュールとを備えたテレビジョン受信機に関するものである。
テレビジョン放送信号を受信するチューナを備えたテレビジョン受信機として、例えばテレビジョン受像機、VCR(Video Cassette Recorder)、DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ、これらの少なくとも2つが一体になった複合機、および映像や音声の記録や再生の機能を有しない単なる受信機等がある。チューナには、デジタルのテレビジョン放送信号を受信するデジタル対応チューナ、アナログのテレビジョン放送信号を受信するアナログ対応チューナ、およびデジタルとアナログの両方のテレビジョン放送信号を受信するデジタル・アナログ対応チューナがある。テレビジョン受信機には、チューナを制御しつつ、該チューナから出力されるIF(Intermediate Frequency;中間周波)信号を処理して、映像信号と音声信号を出力するモジュールを備えたものがある。
このようなテレビジョン受信機を製造するメーカでは、通常、チューナを製造するメーカからチューナを購入し、モジュールを自社で開発し、該チューナおよびモジュールを接続して、受信機本体に組み込んでいる。チューナはメーカ毎や型番毎等に仕様が異なるため、モジュールでチューナの種類に応じた制御ができなければ、精度よくテレビジョン放送信号を受信して映像信号と音声信号を出力できなくなる。そこで、テレビジョン受信機のメーカでは、通常、使用するチューナの種類に合わせてモジュールを開発している。また、モジュールの開発や製造にかかるコストを低く抑えるため、使用するチューナを1社の1機種に限定している。
ところが、チューナの供給数の不足等の原因により、複数種類のチューナを代替使用しなければならないことがある。この場合、従来は、組み合わせるチューナの種類に応じてモジュールの回路を変更していた。また、下記の特許文献1には、一のチューナと、該一のチューナに適合する制御情報を記憶した不揮発性メモリとを、テレビジョン受信機のシャーシに交換可能に組み込むことが開示されている。しかし、このような方法では、人為的なミスにより、チューナとモジュールまたは不揮発性メモリとが正しく組み合わされないことがある。
一方、下記の特許文献2には、パーソナルコンピュータにおいて、キャプチャーカードを介してチューナとデータ通信を行い、各国のチャンネル局番に対応する周波数のテレビジョン放送信号をチューナに受信させて、チューナから返信されるAFT(Auto Frequency Tuning )信号のレベルが正常であるか否かの判定結果から、受信可能なチャンネル局番と、チューナがいずれの国に対応するものであるかというチューナの種別とを自動的に判別することが開示されている。しかし、このような方法では、対応国より細かい、メーカや型番等の異なるチューナの種類を自動的に識別できない。
特表2004−507911号公報 特開2001−309261号公報
本考案は、以上のような問題点を解決するものであって、その課題とするところは、自動的に、チューナの種類を識別して、チューナを種類に応じて制御することが可能なテレビジョン受信機を提供することにある。
本考案では、テレビジョン放送信号を受信するチューナと、チューナを制御しつつチューナから出力される中間周波信号を処理して映像信号と音声信号を出力するモジュールとを備えたテレビジョン受信機において、チューナから出力される所定の出力情報をチューナの種類に応じて変える、チューナに設けられた回路と、前記所定の出力情報とチューナの種類との対応関係を示す情報が記憶された記憶手段と、チューナから出力された前記所定の出力情報を、記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、チューナの種類を識別する識別手段とを備え、モジュールは、識別手段により識別されたチューナの種類に応じてチューナを制御する。
このようにすると、メーカや型番等の異なるチューナの種類に応じて変えられた、チューナから出力される所定の出力情報により、自動的かつ確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。この結果、複数種類のチューナを代替使用しても、常に精度よくテレビジョン放送信号を受信して映像信号と音声信号を出力することが可能となる。また、チューナから出力される所定の出力情報をチューナの種類に応じて変える回路をチューナに設けるので、モジュールを交換したりモジュールの回路等を変更したりする必要がなく、モジュールを共通化することができ、コストを削減することが可能となる。
また、本考案の一実施形態では、上記テレビジョン受信機において、チューナは、デジタルのテレビジョン放送信号を受信し、モジュールは、チューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力し、チューナから出力される前記所定の出力情報は、チューナに設けられたICから送信される、チューナのアドレスを示すデータであり、チューナに設けられた前記回路は、前記ICの所定のポートへの入力電圧レベルをチューナの種類に応じて変える回路であり、前記ICは、所定のポートへの入力電圧レベルに応じて、前記データの所定の桁のビットを変えて、前記データを送信し、記憶手段に記憶された前記情報は、前記データの前記ビットとチューナの種類との対応関係を示す情報であり、識別手段は、チューナから前記データを受信して、該データの前記ビットを記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、チューナの種類を識別する。
このようにすると、各チューナで使用されているIC等の電子部品が同一であっても、自動的かつ確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。また、チューナのアドレスを示すデータにチューナの種類を識別する情報を含めているので、チューナの種類を識別するためだけのデータ通信をチューナと行わなくても、チューナの種類を識別することができ、データ通信にかかる処理負担を軽減することが可能となる。
また、本考案の一実施形態では、上記テレビジョン受信機において、チューナは、デジタルのテレビジョン放送信号を受信し、モジュールは、チューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力し、チューナから出力される前記所定の出力情報は、チューナに設けられたICから送信される、モジュールによるチューナの制御に関する情報を示すデータであり、チューナに設けられた前記回路は、前記ICの所定のポートへの入力電圧レベルをチューナの種類に応じて変える回路であり、前記ICは、所定のポートへの入力電圧レベルに応じて、前記データの所定の桁のビットを変えて、前記データを送信し、記憶手段に記憶された前記情報は、前記データの前記ビットとチューナの種類との対応関係を示す情報であり、識別手段は、チューナから前記データを受信して、該データの前記ビットを記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、チューナの種類を識別する。
このようにすると、各チューナで使用されているIC等の電子部品が同一であっても、自動的かつ確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。また、モジュールによるチューナの制御に関する情報を示すデータにチューナの種類を識別する情報を含めているので、チューナの種類を識別するためだけのデータ通信をチューナと行わなくても、チューナの種類を識別することができ、データ通信にかかる処理負担を軽減することが可能となる。
また、本考案の一実施形態では、上記テレビジョン受信機において、チューナは、デジタルとアナログのテレビジョン放送信号を受信し、該アナログのテレビジョン放送信号を処理してアナログの映像信号と音声信号を出力し、モジュールは、チューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力し、チューナから出力される前記所定の出力情報は、チューナがテレビジョン放送信号を受信していない無信号時に出力するAFT(Auto Frequency Tuning)電圧であり、チューナに設けられた前記回路は、無信号時のAFT電圧のレベルをチューナの種類に応じて変える回路であり、記憶手段に記憶された前記情報は、無信号時のAFT電圧レベルとチューナの種類との対応関係を示す情報であり、識別手段は、チューナから出力される無信号時のAFT電圧レベルを、記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、チューナの種類を識別する。
このようにすると、各チューナで使用されているIC等の電子部品が同一であっても、チューナとデータ通信を行わずに、自動的かつ確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。
また、本考案の一実施形態では、上記テレビジョン受信機において、電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に、チューナは、前記所定の送信情報を送信し、識別手段は、前記チューナの種類の識別を行う。
チューナの種類に適合しない制御がモジュールにより一旦行われると、チューナは以降のモジュールによる制御を受け付けなくなることがある。然るに、上記のようにすると、モジュールによるチューナの制御を開始する前に、チューナの種類を識別するので、一層確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。また、最初の電源投入時にだけチューナの種類を識別することで、以降の電源投入時の処理負担を軽減することができる。さらに、電源投入時毎にチューナの種類を識別することで、故障等のためにチューナが交換されても、確実にモジュールによりチューナを種類に応じて制御することができ、この結果精度よくテレビジョン放送信号を受信して映像信号と音声信号を出力することが可能となる。
さらに、本考案の一実施形態では、デジタルとアナログのテレビジョン放送信号を受信し、該アナログのテレビジョン放送信号を処理してアナログの映像信号と音声信号を出力するチューナと、チューナを制御しつつチューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力するモジュールとを備えたテレビジョン受信機において、チューナに設けられたICの第1のポートへの入力電圧レベルをチューナの種類に応じて変える第1の回路と、ICの第2のポートへの入力電圧レベルをチューナの種類に応じて変える第2の回路と、チューナが無信号時に出力するAFT電圧のレベルをチューナの種類に応じて変える第3の回路の、少なくとも1つをチューナに設ける。前記ICは、第1のポートまたは第2のポートへの入力電圧レベルに応じて、チューナのアドレスを示すアドレスデータまたはモジュールによるチューナの制御に関する情報を示すステータスバイトデータの所定の桁のビットを変えて、該データを送信する。また、アドレスデータの前記ビットとチューナの種類との対応関係を示す第1の情報と、ステータスバイトデータの前記ビットとチューナの種類との対応関係を示す第2の情報と、無信号時のAFT電圧レベルとチューナの種類との対応関係を示す第3の情報の、少なくとも1つが記憶された記憶手段と、電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に、チューナから受信したアドレスデータの前記ビットを第1の情報と照合することと、チューナから受信したステータスバイトデータの前記ビットを第2の情報と照合することと、チューナから出力された無信号時のAFT電圧レベルを第3の情報と照合することの、少なくとも1つを行うことにより、チューナの種類を識別する識別手段と、識別手段により識別されたチューナの種類に応じてモジュールにチューナを制御させる上位制御手段とを備える。
このようにすると、各チューナで使用されているIC等の電子部品が同一であっても、自動的かつ確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。また、第1〜第3の回路をチューナに設けるので、モジュールを共通化することができ、コストを削減することが可能となる。また、アドレスデータまたはステータスバイトデータにチューナを識別する情報を含めることで、チューナの種類を識別するためだけのデータ通信をチューナと行わなくても、チューナの種類を識別することができ、データ通信にかかる処理負担を軽減することが可能となる。また、無信号時のAFT電圧のレベルをチューナの種類に応じて変えることで、チューナとデータ通信を行わなくても、チューナの種類を識別することができる。また、モジュールによるチューナの制御を開始する前に、チューナの種類を識別するので、一層確実に、チューナの種類を識別して、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。また、最初の電源投入時にだけチューナの種類を識別することで、以降の電源投入時の処理負担を軽減することができる。また、電源投入時毎にチューナの種類を識別することで、チューナが交換されても、確実にモジュールによりチューナを種類に応じて制御することができる。さらに、複数の識別方法を組み合わせて実行することで、一の識別方法でチューナの種類の識別に失敗しても、他の識別方法でチューナの種類を識別することができ、チューナの種類の識別とモジュールによるチューナの種類に応じた制御の確実かつ正確な実行の万全を図ることが可能となる。
本考案によれば、自動的かつ確実に、チューナの種類を識別することができ、モジュールによりチューナを種類に応じて制御することが可能となる。
図1は、本考案の実施形態に係るテレビジョン受信機10のブロック図である。テレビジョン受信機10のシステムコントローラ(以下、「シスコン」という。)1は、CPU、ROM、RAM、および不揮発性メモリ等から構成されている。シスコン1は、ROM、RAM、および不揮発性メモリに記憶されたプログラムとデータに基づいて、テレビジョン受信機10の各部を制御する。メモリ2は、ROM、RAM、および不揮発性メモリ等から構成されている。メモリ2には、チューナ部3に備わるデジタル・アナログ対応チューナ(以下、「チューナ」という。)4の種類を識別するためのチューナ対応情報60が記憶されている。シスコン1は、チューナ4から出力される所定の出力情報と、メモリ2のチューナ対応情報60とに基づいて、代替使用するメーカや型番等の異なるチューナの種類を識別する。シスコン1は、本考案における上位制御手段と識別手段の一実施形態を構成する。メモリ2は、本考案における記憶手段の一実施形態を構成する。
チューナ部3は、チューナ4とチューナ制御モジュール(以下、「モジュール」という。)5とから構成されている。チューナ4には、チューナ回路とアナログIF(Intermediate Frequency;中間周波)検波回路等が設けられている。チューナ回路には、局部発振回路、PLL(Phase Lock Loop;位相同期)回路、AFT(Auto Frequency Tuning;自動周波数同調)回路等が含まれている。チューナ4は、アンテナ9を介してアナログとデジタルのテレビジョン放送信号(地上アナログ放送のテレビジョン放送信号と、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送、およびこれらデジタル放送に含まれるデジタルハイビジョン放送等のテレビジョン放送信号)を受信する。チューナ4は、アンテナ9からチューナ回路へ入力された地上アナログ放送のRF(Radio Frequency;高周波)信号を、局部発振回路によりアナログIF信号に変換する。この際、チューナ4は、PLL回路により局部発振回路の発振周波数を入力された周波数(選局されたチャンネルの周波数)に同期させ、AFT回路により発振周波数を制御してアナログIF信号の中間周波数を基準周波数と一致させる。そして、チューナ4は、アナログIF信号をチューナ回路からアナログIF検波回路へ出力し(AIF OUT)、該アナログIF検波回路により検波して、アナログの映像信号と音声信号を信号処理部6に出力する(アナログ放送V/A OUT)。
また、チューナ4は、アンテナ9から入力された地上デジタル放送等のRF信号を、チューナ回路の局部発振回路によりデジタルIF信号に変換して、モジュール5に出力する(DIF OUT)。この際、チューナ4は、PLL回路により局部発振回路の発振周波数を入力された周波数に同期させる。モジュール5には、マイクロコンピュータ、デジタル復調器(VSB/QAM Demodulator)、伝送エラー訂正(FEC;Forward Error Correction)、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2転送インタフェイス、およびデジタルTVバックエンド回路等が設けられている。デジタル復調器には、アナログデジタルコンバータ(ADC)が含まれている。モジュール5は、チューナ4を制御しつつ、チューナ4から出力されるデジタルIF信号を、デジタル復調器により検波して、アナログデジタルコンバータによりデジタルの映像信号と音声信号に変換する。そして、モジュール5は、該デジタルの映像信号と音声信号を伝送エラー訂正とMPEG−2転送インタフェイスを通して、デジタルTVバックエンド回路によりアナログの映像信号と音声信号に変換し、信号処理部6に出力する(デジタル放送V/A OUT)。また、モジュール5は、チューナ4およびシスコン1とIIC(Inter Integrated Circuit)バス8を介してデータ通信を行う。モジュール5に備わるメモリには、代替使用する複数種類のチューナ4を制御するための制御情報の一部11がそれぞれ記憶されている。チューナ4に備わるメモリには、モジュール5により該チューナ4を制御するための制御情報の一部12が記憶されている。
信号処理部6には、スイッチ回路、MPEG回路、アナログデジタルコンバータ等が設けられている。信号処理部6は、アナログ放送とデジタル放送の受信選択に応じて、処理する信号をスイッチ回路によりチューナ4またはモジュール5から出力されるアナログの映像信号と音声信号に切り替える。信号処理部6は、チューナ4またはモジュール5から出力されるアナログの映像信号と音声信号を処理して、テレビジョン受信機10と一体のまたは外付けされたテレビ(テレビジョン受像機)やVCR(Video Cassette Recorder)等に出力する。テレビは、信号処理部6から出力される映像信号に基づいてディスプレイに映像を表示し、信号処理部6から出力される音声信号に基づいてスピーカから音声を出力する。VCRは、信号処理部6から出力される映像信号と音声信号をビデオテープに記録する。また、信号処理部6は、チューナ4またはモジュール5から出力されるアナログの映像信号と音声信号を、アナログデジタルコンバータによりデジタルの映像信号と音声信号に変換して、MPEG回路によりMPEG形式で圧縮し、テレビジョン受信機10と一体のまたは外付けされたHDD(Hard Disk Drive)や光ディスクドライブ等に出力する。HDDは、信号処理部6から出力される映像と音声のデジタルデータを磁気ディスクに記録する。光ディスクドライブは、信号処理部6から出力される映像と音声のデジタルデータをDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクに記録する。電源部7は、電源コード等を介してACコンセントに接続され、テレビジョン受信機10の各部に電力を供給する。上記の他にもテレビジョン受信機10には、図示しない表示部、操作部、およびリモートコントローラ等の公知の構成が備わっている。
図2は、チューナ4の一部の構造を示す図である。チューナ4には、上述したチューナ回路やアナログIF検波回路等以外に、MOP20と電圧可変回路31〜33等が備わっている。MOP20は、上述したPLL回路のコントローラICであって、チューナ回路に含まれている。メーカや型番等が異なる複数のチューナ4において、同一のMOP20が用いられることはよくある。チューナ4のアドレスを示すアドレスデータ(Address Data)や、モジュール5によるチューナ4の制御に関する情報を示すステータスバイトデータ(Status Byte Date)等は、MOP20のポート23からチューナ4の端子47を通してモジュール5に送信される。電圧可変回路31は、アドレスデータを送信する際にMOP20のポート21に入力されるアドレスセット電圧(Address Set Voltage)のレベルをチューナ4の種類に応じて変える回路である。電圧可変回路32は、ステータスバイトデータを送信する際にMOP20のポート22に入力されるADCセット電圧(Analog Digital Converter Set Voltage)のレベルをチューナ4の種類に応じて変える回路である。MOP20には、ポート21〜23以外にも図示しない複数のポートが設けられている。電圧可変回路33は、無信号時にチューナ4から出力されるAFT電圧のレベルをチューナ4の種類に応じて変える回路である。AFT電圧は、アナログIF信号の搬送波周波数と基準周波数とのずれに応じた電圧のことである。無信号時とは、チューナ4がテレビジョン放送信号を受信していない時、即ちアンテナ9と物理的にまたは半導体スイッチの解放等により電気的に接続されていない時のことであって、選局する前である。
チューナ4の端子40からは、アンテナ9よりRF信号が入力される。端子41には、電源部7によりチューニング電圧(VT=+32V)が印加される。端子42には、電源部7により電源電圧(Vcc=+5V)が印加される。端子43、44からは、図1のアナログIF検波回路で生成されたアナログ放送に基づくアナログの音声信号と映像信号がそれぞれ出力される。端子45からは、アナログIFのAFT電圧が出力される。端子46からは、シリアルクロック信号が入力される。端子47には、シリアルデータ信号が入出力される。端子48、49からは、図1のチューナ回路で生成されたデジタルIF信号が出力される。チューナ4には、端子40〜49以外にも複数の入出力用の端子が設けられている。
図3〜図5は、第1のチューナ識別方法を説明するための図である。図3は、第1のチューナ識別処理の手順を示すフローチャートである。テレビジョン受信機10に電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に(ステップS1:YES)、シスコン1はモジュール5を介してチューナ4に対しアドレスデータの送信を要求するコマンドを送信する(ステップS2)。電源が投入されたときとは、テレビジョン受信機10の電源コードがACコンセントに接続されたとき、またはテレビジョン受信機10の操作部またはリモートコントローラに設けられた電源スイッチがON操作されたときのことであって、チューナ4によるテレビジョン放送信号の受信を開始する前である。上記コマンドがチューナ4で受信されると、MOP20が図4に示すようなアドレスデータ51を送信し、シスコン1がモジュール5を介して該アドレスデータ51を受信する(ステップS3)。
図4に示すようにアドレスデータ51は8ビットのシリアルデータである。アドレスデータ51の末尾には、アクナリッジビット(Acknowledge Bit)Aが付加されている。アドレスデータ51の上5桁は、チューナ4のアドレスを示すアドレスビッツ(Address Bits)である。アドレスデータ51の下3桁のうち、下1桁はリードビット(Read Bit)R(=1)またはライトビット(Write Bit)W(=0)であり、他の2桁はアドレスセットビッツ(Address Set Bits)X0、X1である。MOP20は、図2に示したポート21に入力されるアドレスセット電圧のレベルに応じて、アドレスセットビッツX0、X1を「0」または「1」に変えて、アドレスデータ51をポート23から送信する。この特性を利用して、電圧可変回路31によりアドレスセット電圧のレベルをチューナ4の種類に応じて変えている。
図5は、上記アドレスセットビッツX0、X1、アドレスセット電圧、およびチューナ4の種類の対応関係を示すアドレス・チューナ対応テーブル61を示す図である。テレビジョン受信機10のメーカは、使用候補のチューナ4の種類(a〜d)毎に、アドレスセットビッツX0、X1およびアドレスセット電圧レベルを変えて割り当てる。チューナ4のメーカは、チューナ4の種類(a〜d)に応じて、割り当てられたアドレスセット電圧レベルと同一レベルのアドレスセット電圧がMOP20のポート21へ入力されるように、電圧可変回路31を形成する。このため、例えばチューナ4の種類が「a」である場合、MOP20のポート21へ入力されるアドレスセット電圧は「(0〜0.1)×Vcc」となり、MOP20のポート23から出力されるアドレスデータ51のアドレスセットビッツX0、X1はそれぞれ「0」になる。アドレス・チューナ対応テーブル61の情報は、図1のチューナ対応情報60に含まれてメモリ2に記憶されている。なお、アドレス・チューナ対応テーブル61のアドレスセット電圧レベルの情報については、チューナ対応情報60に含めてメモリ2に記憶するのを省略してもよい。
チューナ4から送信されたアドレスデータ51を受信すると、シスコン1は、アドレスデータ51を読み込んで、チューナ4のアドレスをモジュール5にセット(モジュール5に内蔵されたメモリに記録)する(ステップS4)。また、シスコン1は、アドレスデータ51のアドレスセットビッツX0、X1をメモリ2に記憶されたアドレス・チューナ対応テーブル61と照合して(ステップS5)、チューナ4の種類を識別する(ステップS6)。そして、シスコン1は、識別したチューナ4の種類をモジュール5にセットし(ステップS7)、該種類に応じてモジュール5がチューナ4を制御できるようにする。
図6〜図8は、第2のチューナ識別方法を説明するための図である。図6は、第2のチューナ識別処理の手順を示すフローチャートである。テレビジョン受信機10に電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に(ステップS11:YES)、シスコン1は、モジュール5を介してチューナ4から受信したアドレスデータに基づいて、チューナ4のアドレスをセットし(ステップS12:YES)、次にモジュール5を介してチューナ4に対しデータの送信を要求するコマンドを送信する(ステップS13)。該コマンドがチューナ4で受信されると、MOP20が図7に示すようなステータスバイトデータ52を送信し、シスコン1がモジュール5を介して該ステータスバイトデータ52を受信する(ステップS14)。
図7に示すようにステータスバイトデータ52は8ビットのシリアルデータである。ステータスバイトデータ52の末尾には、アクナリッジビットAが付加されている。ステータスバイトデータ52の上5桁のうち、上1桁はパワーONリセットインジケータビット(Power ON Reset Indicator Bit)POLであり、次の桁はフェイズロックフラグビットFLであり、他の3桁は「1」を示す固定ビットである。ステータスバイトデータ52の下3桁は、ADCセットビッツ(Analog Digital Converter Set Voltage)Y0、Y1、Y2である。ADCセットビッツY0、Y1、Y2は、チューナ4からモジュール5に入力されるデジタルIF信号をモジュール5のデジタル復調器で検波してアナログデジタルコンバータでデジタル化するときに、該アナログデジタルコンバータに入力する電圧の最適レベルを示している。この最適レベルは、チューナ4の種類によって異なる。MOP20は、図2に示したポート22に入力されるADCセット電圧のレベルに応じて、ADCセットビッツY0、Y1、Y2を「0」または「1」に変えて、ステータスバイトデータ52をポート23から送信する。この特性を利用して、電圧可変回路32によりADCセット電圧のレベルを上記アナログデジタルコンバータへの入力電圧の最適レベルに応じて、即ちチューナ4の種類に応じて変えている。
図8は、上記ADCセットビッツY0、Y1、Y2、ADCセット電圧、およびチューナ4の種類の対応関係を示すADC・チューナ対応テーブル62を示す図である。テレビジョン受信機10のメーカは、使用候補のチューナ4の仕様書等を参照して、該チューナ4の種類(a〜d)および該チューナ4を使用する際の上記アナログデジタルコンバータへの入力電圧の最適レベル毎に、ADCセットビッツY0、Y1、Y2を変えて割り当てる。図8では、a〜dの4種類しか使用候補のチューナ4として示していないが、5種類以上のチューナ4も使用候補にして、それぞれにADCセットビッツY0、Y1、Y2を変えて割り当てることもできる。チューナ4のメーカは、チューナ4の種類(a〜d)に応じた上記アナログデジタルコンバータへの入力電圧の最適レベルと同一レベルのADCセット電圧がMOP20のポート22へ入力されるように、電圧可変回路32を形成する。このため、例えばチューナ4の種類が「a」であって、該チューナ4を使用する際の上記アナログデジタルコンバータへの入力電圧の最適レベルが「(0〜0.15)×Vcc」である場合、MOP20のポート22へ入力されるADCセット電圧も「(0〜0.15)×Vcc」となり、MOP20のポート23から出力されるステータスバイトデータ52のADCセットビッツY0、Y1、Y2はそれぞれ「0」になる。ADC・チューナ対応テーブル62の情報は、図1のチューナ対応情報60に含まれてメモリ2に記憶されている。なお、ADC・チューナ対応テーブル62のADCセット電圧レベルの情報については、チューナ対応情報60に含めてメモリ2に記憶するのを省略してもよい。
チューナ4から送信されたステータスバイトデータ52を受信すると、シスコン1は、ステータスバイトデータ52を読み込んで、該データ52に含まれる制御情報(パワーONリセットインジケータビットPOLとフェイズロックフラグビットFLの情報)をモジュール5にセットする(ステップS15)。また、シスコン1は、ステータスバイトデータ52のADCセットビッツY0、Y1、Y2をメモリ2に記憶されたADC・チューナ対応テーブル62と照合して(ステップS16)、チューナ4の種類を識別する(ステップS17)。そして、シスコン1は、識別したチューナ4の種類をモジュール5にセットし(ステップS18)、該種類に応じてモジュール5がチューナ4を制御できるようにする。
図9および図10は、第3のチューナ識別方法を説明するための図である。図9は、第3のチューナ識別処理の手順を示すフローチャートである。テレビジョン受信機10に電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に(ステップS21:YES)、シスコン1はモジュール5を介して無信号時にチューナ4から出力されるAFT電圧のレベルを検出する(ステップS22)。この無信号時のAFT電圧のレベルは、図2に示した電圧可変回路33によりチューナ4の種類に応じて変えられている。
図10は、上記無信号時のAFT電圧とチューナ4の種類の対応関係を示すAFT・チューナ対応テーブル63を示す図である。テレビジョン受信機10のメーカは、使用候補のチューナ4の種類(a〜d)毎に、無信号時のAFT電圧レベルを変えて割り当てる。チューナ4のメーカは、チューナ4の種類(a〜d)に応じて、割り当てられた無信号時のAFT電圧レベルと同一レベルのAFT電圧が無信号時にチューナ4の端子45から出力されるように、電圧可変回路33を形成する。このため、例えばチューナ4の種類が「a」である場合、無信号時にチューナ4の端子45から出力されるAFT電圧は「(0〜0.1)×Vcc」となる。AFT・チューナ対応テーブル63の情報は、図1のチューナ対応情報60に含まれてメモリ2に記憶されている。
無信号時のAFT電圧レベルを検出すると、シスコン1は、該AFT電圧レベルをメモリ2に記憶されたAFT・チューナ対応テーブル63と照合して(ステップS23)、チューナ4の種類を識別する(ステップS24)。そして、シスコン1は、識別したチューナ4の種類をモジュール5にセットし(ステップS25)、該種類に応じてモジュール5がチューナ4を制御できるようにする。
上述した第1〜第3のチューナ識別処理の少なくとも1つを実行し終えると、シスコン1はチューナ4の種類に応じてモジュール5にチューナ4を制御させる。即ち、モジュール5がチューナ4とデータ通信をして、制御情報12、11をやり取りし、チューナ4の種類に応じて、チューナ4を制御して、選局されたチャンネルの周波数のテレビジョン放送信号を受信し、該受信信号を処理して、映像信号と音声信号を出力する。第1〜第3のチューナ識別処理を全て実行しない場合は、該実行しないチューナ識別処理にかかわる、電圧可変回路31〜33のチューナ4への設置とチューナ対応テーブル61〜63の情報のメモリ2への記憶とを、省略してもよい。
以上のようにすると、メーカや型番等の異なる各チューナ4で使用されているMOP20等の電子部品が同一であっても、第1〜第3のチューナ識別処理の少なくとも1つを実行することで、自動的かつ確実に、チューナ4の種類を識別して、モジュール5によりチューナ4を種類に応じて制御することが可能となる。この結果、複数種類のチューナ4を代替使用しても、常に精度よくテレビジョン放送信号を受信して映像信号と音声信号を出力することが可能となる。
また、チューナ4から出力されるアドレスデータ、ステータスバイトデータ、または無信号時のAFT電圧をチューナ4の種類に応じて変える電圧可変回路31〜33をチューナ4に設けるので、モジュール5を交換したりモジュール5の回路等を変更したりする必要がなく、モジュール5を共通化することができ、コストを削減することが可能となる。
また、アドレスデータまたはステータスバイトにチューナ4の種類を識別する情報を含めているので、チューナ4の種類を識別するためだけのデータ通信をチューナ4と行わなくても、チューナ4の種類を識別することができ、データ通信にかかるシスコン1およびモジュール5の処理負担を軽減することが可能となる。
また、無信号時のAFT電圧のレベルをチューナ4の種類に応じて変えているので、チューナ4とデータ通信を行わなくても、第2のチューナ識別処理により確実に、チューナ4の種類を識別して、モジュール5によりチューナ4を種類に応じて制御することが可能となる。
また、チューナ4の種類に適合しない制御がモジュール5により一旦行われると、チューナ4は以降のモジュール5による制御を受け付けなくなることがある。然るに、電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に、即ちモジュール5によるチューナ4の制御を開始する前に、第1〜第3のチューナ識別処理の少なくとも1つの実行を開始することで、一層確実に、チューナ4の種類を識別して、モジュール5によりチューナ4を種類に応じて制御することが可能となる。
また、最初の電源投入時にだけ、第1〜第3のチューナ識別処理の少なくとも1つを実行して、チューナ4の種類を識別することで、以降の電源投入時のシスコン1、モジュール5、およびチューナ4の処理負担を軽減することができる。
また、電源投入時毎に、第1〜第3のチューナ識別処理の少なくとも1つを実行して、チューナ4の種類を識別することで、故障等のためにチューナ4が交換されても、確実に、モジュール5によりチューナ4を種類に応じて制御することができ、精度よくテレビジョン放送信号を受信して映像信号と音声信号を出力することが可能となる。
さらに、第1〜第3のチューナ識別処理を組み合わせて実行することで、一のチューナ識別処理でチューナ4の種類の識別に失敗しても、他のチューナ識別処理でチューナ4の種類を識別することができ、チューナ4の種類の識別とモジュール5によるチューナ4の種類に応じた制御の確実かつ正確な実行の万全を図ることが可能となる。
本考案は、以上の実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、デジタル・アナログ対応チューナ4を搭載したテレビジョン受信機10に本考案を適用した例を挙げたが、本考案は、例えばアナログ対応チューナまたはデジタル対応チューナを搭載したテレビジョン受信機にも適用することができる。また、本考案は、テレビジョン受像機、VCR、DVDレコーダ、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc;登録商標)レコーダ、HDDレコーダ、これらの少なくとも2つが一体になった複合機、または映像や音声の記録や再生の機能を有しない単なる受信機等のような、テレビジョン受信機に適用することができる。
テレビジョン受信機のブロック図である。 チューナの一部の構造を示す図である。 第1のチューナ識別処理の手順を示すフローチャートである。 アドレスデータを示す図である。 アドレス・チューナ対応テーブルを示す図である。 第2のチューナ識別処理の手順を示すフローチャートである。 ステータスバイトデータを示す図である。 ADC・チューナ対応テーブルを示す図である。 第3のチューナ識別処理の手順を示すフローチャートである。 AFT・チューナ対応テーブルを示す図である。
符号の説明
1 システムコントローラ
2 メモリ
4 デジタル・アナログ対応チューナ
5 チューナ制御モジュール
10 テレビジョン受信機
20 MOP
21、22 ポート
31、32、33 電圧可変回路
51 アドレスデータ
52 ステータスバイトデータ
61 アドレス・チューナ対応テーブル
62 ADC・チューナ対応テーブル
63 AFT・チューナ対応テーブル
X0、X1 アドレスセットビッツ
Y0、Y1、Y2 ADCセットビッツ

Claims (6)

  1. デジタルとアナログのテレビジョン放送信号を受信し、該アナログのテレビジョン放送信号を処理してアナログの映像信号と音声信号を出力するチューナと、チューナを制御しつつチューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力するモジュールとを備えたテレビジョン受信機において、
    前記チューナに設けられたICの第1のポートへの入力電圧レベルを前記チューナの種類に応じて変える第1の回路と、前記ICの第2のポートへの入力電圧レベルを前記チューナの種類に応じて変える第2の回路と、前記チューナが無信号時に出力するAFT(Auto Frequency Tuning)電圧のレベルを前記チューナの種類に応じて変える第3の回路の、少なくとも1つを前記チューナに設け、
    前記ICは、前記第1のポートまたは前記第2のポートへの入力電圧レベルに応じて、前記チューナのアドレスを示すアドレスデータまたは前記モジュールによる前記チューナの制御に関する情報を示すステータスバイトデータの所定の桁のビットを変えて、該データを送信し、
    前記アドレスデータの前記ビットと前記チューナの種類との対応関係を示す第1の情報と、前記ステータスバイトデータの前記ビットと前記チューナの種類との対応関係を示す第2の情報と、前記無信号時のAFT電圧レベルと前記チューナの種類との対応関係を示す第3の情報の、少なくとも1つが記憶された記憶手段と、
    電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に、前記チューナから受信した前記アドレスデータの前記ビットを前記第1の情報と照合することと、前記チューナから受信した前記ステータスバイトデータの前記ビットを前記第2の情報と照合することと、前記チューナから出力された前記無信号時のAFT電圧レベルを前記第3の情報と照合することの、少なくとも1つを行うことにより、前記チューナの種類を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された前記チューナの種類に応じて前記モジュールに前記チューナを制御させる上位制御手段と、を備えたことを特徴とするテレビジョン受信機。
  2. テレビジョン放送信号を受信するチューナと、チューナを制御しつつチューナから出力される中間周波信号を処理して映像信号と音声信号を出力するモジュールとを備えたテレビジョン受信機において、
    前記チューナから出力される所定の出力情報を前記チューナの種類に応じて変える、前記チューナに設けられた回路と、
    前記所定の出力情報と前記チューナの種類との対応関係を示す情報が記憶された記憶手段と、
    前記チューナから出力された前記所定の出力情報を、前記記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、前記チューナの種類を識別する識別手段と、を備え、
    前記モジュールは、前記識別手段により識別された前記チューナの種類に応じて前記チューナを制御することを特徴とするテレビジョン受信機。
  3. 請求項2に記載のテレビジョン受信機において、
    前記チューナは、デジタルのテレビジョン放送信号を受信し、
    前記モジュールは、前記チューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力し、
    前記チューナから出力される前記所定の出力情報は、前記チューナに設けられたICから送信される、前記チューナのアドレスを示すデータであり、
    前記チューナに設けられた前記回路は、前記ICの所定のポートへの入力電圧レベルを前記チューナの種類に応じて変える回路であり、
    前記ICは、前記所定のポートへの入力電圧レベルに応じて、前記データの所定の桁のビットを変えて、前記データを送信し、
    前記記憶手段に記憶された前記情報は、前記データの前記ビットと前記チューナの種類との対応関係を示す情報であり、
    前記識別手段は、前記チューナから前記データを受信して、該データの前記ビットを前記記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、前記チューナの種類を識別することを特徴とするテレビジョン受信機。
  4. 請求項2に記載のテレビジョン受信機において、
    前記チューナは、デジタルのテレビジョン放送信号を受信し、
    前記モジュールは、前記チューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力し、
    前記チューナから出力される前記所定の出力情報は、前記チューナに設けられたICから送信される、前記モジュールによる前記チューナの制御に関する情報を示すデータであり、
    前記チューナに設けられた前記回路は、前記ICの所定のポートへの入力電圧レベルを前記チューナの種類に応じて変える回路であり、
    前記ICは、前記所定のポートへの入力電圧レベルに応じて、前記データの所定の桁のビットを変えて、前記データを送信し、
    前記記憶手段に記憶された前記情報は、前記データの前記ビットと前記チューナの種類との対応関係を示す情報であり、
    前記識別手段は、前記チューナから前記データを受信して、該データの前記ビットを前記記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、前記チューナの種類を識別することを特徴とするテレビジョン受信機。
  5. 請求項2に記載のテレビジョン受信機において、
    前記チューナは、デジタルとアナログのテレビジョン放送信号を受信し、該アナログのテレビジョン放送信号を処理してアナログの映像信号と音声信号を出力し、
    前記モジュールは、前記チューナから出力される中間周波信号を検波してデジタルの映像信号と音声信号を出力し、
    前記チューナから出力される前記所定の出力情報は、前記チューナがテレビジョン放送信号を受信していない無信号時に出力するAFT(Auto Frequency Tuning)電圧であり、
    前記チューナに設けられた前記回路は、前記無信号時のAFT電圧のレベルを前記チューナの種類に応じて変える回路であり、
    前記記憶手段に記憶された前記情報は、前記無信号時のAFT電圧レベルと前記チューナの種類との対応関係を示す情報であり、
    前記識別手段は、前記チューナから出力される前記無信号時のAFT電圧レベルを、前記記憶手段に記憶された前記情報と照合することにより、前記チューナの種類を識別することを特徴とするテレビジョン受信機。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビジョン受信機において、
    電源が初めて投入されたときまたは投入される毎に、
    前記チューナは、前記所定の送信情報を送信し、
    前記識別手段は、前記チューナの種類の識別を行うことを特徴とするテレビジョン受信機。
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