JP3128279B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3128279B2
JP3128279B2 JP03209310A JP20931091A JP3128279B2 JP 3128279 B2 JP3128279 B2 JP 3128279B2 JP 03209310 A JP03209310 A JP 03209310A JP 20931091 A JP20931091 A JP 20931091A JP 3128279 B2 JP3128279 B2 JP 3128279B2
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嘉孝 原
和伸 細貝
正人 渡辺
幹泰 進士
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は圧縮機と室外熱交換器
と減圧器と室内熱交換器とを備えた空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、その運転停止中に
室内熱交換器の温度が室温とほぼ同一となることが多
い。
【0003】従って、特に冷房運転開始時に室内送風機
が運転されると冷却されていない空気が吹出されて、使
用者は不快感を感じることになる。
【0004】暖房運転開始時に所定の温度の空気を吹出
すように、暖房運転停止時に、室内熱交換器の温度が所
定温度に保たれるように圧縮機をオン、オフする空気調
和機が、特開平3−28651号公報に記載されてい
る。
【0005】しかし、この公報に記載の空気調和機は暖
房運転開始時に所定の温度の空気が吹出されるように構
成されたものであり、冷房運転開始時に所定の温度の空
気が吹出されるように構成されたものではない。
【0006】前記公開公報に記載された技術を適用して
冷房運転開始時に所定温度の冷たい空気が吹出されるよ
うに空気調和機を構成することは可能であるが、室内熱
交換器の温度を検知する温度検知器には時間的な遅れが
あるので熱交換器が露点温度以下に冷やされ、これに伴
ないユニットが結露し露が滴下するおそれがある。
【0007】また、高湿のとき室内熱交換器が所定温度
に冷やされる前にユニットが結露し露が滴下するおそれ
がある。
【0008】この発明は、冷房運転開始時に低温の空気
を吹出すことができ、しかも、ユニットからの露の滴下
を防止できる空気調和機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧縮機と室
外熱交換器と減圧器と室内熱交換器とを備えた空気調和
機において、室温が所定温度以下になって、冷房運転が
停止された場合、その冷房運転停止から所定時間以上経
過し且つ室温或いは外気温度が所定値以上の時は、圧縮
機を予め設定した時間で間欠運転させるようにしたもの
である。
【0010】
【作用】この空気調和機では、制御装置により、冷房運
転停止から所定時間以上経過し且つ室温或いは外気温度
が所定値以上の時は、圧縮機を予め設定した時間で間欠
運転させ、冷房運転停止中に室内熱交換器が室温に対し
て所定温度だけ低く冷やされている。
【0011】しかも、室内熱交換器を有するユニットに
露が付着しても、この露は圧縮機の運転停止中に自然蒸
発する。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0013】図1ないし図4にはこの発明の実施例を示
す。
【0014】図1において、1は運転周波数〔8Hz〜
120Hz〕によって能力の変えられる圧縮機、2は冷
媒流路切換え用の四方弁、3は室外熱交換器、4は減圧
器、5は室内ユニット6に配置された室内熱交換器、7
はアキュームレータである。
【0015】そして、これら圧縮機1、四方弁2、室外
熱交換器3、減圧器4、室内熱交換器5、アキュームレ
ータ7を順次冷媒管8,9,10,11,12,13で
接続されて冷凍回路14が構成されている。
【0016】15は圧縮機1及び室外送風機16の運転
を制御する制御装置、17,18は夫々室外、室内温度
検知器である。
【0017】また、この制御装置15は室内送風機19
の運転も制御する。
【0018】このように、空気調和機20は主に冷凍回
路14と制御装置15とから構成されている。
【0019】図2において、21は室内ユニット6の外
装体、22は室内熱交換器5からの露を受ける露受皿、
23は吹出空気を左右方向に変えるための縦羽根、24
は吹出空気を上下方向に変えるための横羽根、25は吹
出口、26は吸込口である。
【0020】図3において、27はワイヤレスリモコ
ン、28は運転スイッチ、29,30は操作スイッチ、
31は設定温度、室温、運転モード等を示す表示部であ
る。
【0021】これらスイッチ28,29,30は蓋51
に設けられており、この蓋を開くと室温を設定するため
のスイッチ等が設けられている。
【0022】このように構成された空気調和機では、冷
房運転停止中に操作スイッチ29が押されると次に説明
するように〔図4参照〕動作する。
【0023】室温あるいは外気温の少なくとも一方が2
5℃以上でないと、圧縮機1や室外送風機16を予め設
定した時間で間欠運転させるような制御は行なわない。
【0024】また、冷房運転停止後10分以内も前記制
御は行なわない。
【0025】この理由は、室温あるいは外気温が低いと
きは冷風を急速に吹出すための制御は必要なく、また、
冷房運転停止直後は冷風を急速に吹出すための制御をし
なくても熱交換器5が冷えていて運転スイッチ28投入
後すぐ冷風が吹出されるからである。
【0026】室温あるいは外気温の少なくとも一方が2
5℃以上であり、かつ、冷房運転停止後10分経過する
と、制御装置15、圧縮機1と室外送風機16を1分間
運転、10分間運転停止の間欠運転させる。
【0027】この1分間運転するときの圧縮機1の周波
数は、最低運転周波数に近い10Hzである。
【0028】前記間欠運転を行なうと、室内熱交換器5
はほぼ室温マイナス5℃に保たれる。
【0029】前記間欠運転で室内熱交換器5をほぼ室温
マイナス5℃に保つようにしたのは次の理由による。
【0030】例えば単なる間欠運転で室内熱交換器5を
ほぼ室温マイナス10℃に保つことについて考えると、
この温度は露点温度より低いことが多く、熱交換器5に
よって室内ユニット6が冷やされて結露し、室内ユニッ
ト6の露が大きく成長し、例えば吹出口25から露が滴
下するおそれがある。
【0031】熱交換器5の下方にはドレンパン22が設
けられているので露はドレンパン22で受止められる
が、室内ユニット6に露が付き露が成長し滴下すると、
この露が室内ユニット6下方の家具、電化製品、カーペ
ット等を汚したり、損傷したりする。
【0032】このため、室内ユニット6に付着した露を
成長させるほど室内熱交換器5を冷やす制御は好ましく
ない。
【0033】また、厳しい条件のとき、例えば雨が降っ
た時や、換気扇を回さずに室内で煮炊きした時のように
室温30℃、湿度90%の条件のときを考えると、この
場合の露点温度は約28℃であるが実際にはこのように
厳しい条件はめったになく、露点温度は室温よりもう少
し、例えば3〜4℃低いことが多い。
【0034】室内ユニット6は室内熱交換器5に露点温
度以下に冷やされると結露してくるが、時間的な遅れが
あるので、仮に室内ユニット6に結露したとしても、室
内ユニット6にはうっすらと露が付く程度である。
【0035】室内熱交換器5はこの状態がずっと継続さ
れると室内ユニット6の露は成長し滴下するおそれがあ
る。
【0036】しかし、この空気調和機20では圧縮機1
が間欠運転されるので室内ユニット6の露が成長するこ
とはなく、しかもこの室内ユニット6の露は圧縮機1が
運転停止されているとき、つまり室内熱交換器5が冷や
されていないときに徐々に自然蒸発する。
【0037】このように、冷房運転停止中に制御装置1
5によって圧縮機1や室外送風機16を1分間運転、1
0分間運転停止の間欠運転させると、室内ユニット6に
露が付いても、圧縮機1の停止中、つまり室内熱交換器
5及び室内ユニット6が冷やされていないときに露は自
然蒸発して、露が成長し滴下するようなことはない。
【0038】間欠運転が行なわれている途中に、運転ス
イッチ28が押されると、冷房運転が開始されることに
よって室内送風機19が運転され、ほぼ室温マイナス5
℃の冷たい空気が吹出される。
【0039】尚、72時間中に運転スイッチ28が操作
されないと、圧縮機1と室外送風機16とを1分間運転
10分間運転する間欠運転は停止される。
【0040】また、暑い日に外出先から帰宅したり、入
浴後等使用者は冷たい強い風に当たりたいことがある。
【0041】このような時には、リモコン27の操作ス
イッチ30を押すと、空気調和機20は次のように制御
される。
【0042】冷房運転時に操作スイッチ30が押される
と、送風機19を通常制御される強送風より更に強い送
風に制御し、圧縮機1の運転周波数を最大周波数に制御
する。
【0043】このように制御されると、使用者は夏の帰
宅時や入浴後に冷たい強い風に当たることができるの
で、快適さを非常に感じることができる。
【0044】ただし、この制御は15分間のみ行なわ
れ、15分経過後は通常の冷房運転に戻る。
【0045】
【発明の効果】この発明は、圧縮機と室外熱交換器と減
圧器と室内熱交換器とを備えた空気調和機において、室
温が所定温度以下になって、冷房運転が停止された場
合、その冷房運転停止から所定時間以上経過し且つ室温
或いは外気温度が所定値以上の時は、前記圧縮機を予め
設定した時間で間欠運転させ、冷房運転停止中に室内熱
交換器を室温に対して所定温度だけ低く冷やして、冷房
運転開始時に低温の空気を吹出すことができる。
【0046】しかも、室内熱交換器を有するユニットに
露が付着しても、この露は圧縮機の運転停止中に自然蒸
発するため、ユニットからの露の滴下を極力防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す空気調和機の冷媒回路
図である。
【図2】同実施例を示す空気調和機の室内ユニットの断
面図である。
【図3】同空気調和機のリモコンの正面図である。
【図4】同空気調和機の制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 室外熱交換器 4 減圧器 5 室内熱交換器 15 制御装置 20 空気調和機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 正人 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 進士 幹泰 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 野村 昇平 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−24132(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と室外熱交換器と減圧器と室内熱交
    換器とを備えた空気調和機において、室温が所定温度以
    下になって、冷房運転が停止された場合、その冷房運転
    停止から所定時間以上経過し且つ室温或いは外気温度が
    所定値以上の時は、前記圧縮機を予め設定した時間で間
    欠運転させる制御装置を備えたことを特徴とした空気調
    和機。
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JP2014040957A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Azbil Corp 空調システム

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