JP3127783B2 - シートスライド制御装置 - Google Patents

シートスライド制御装置

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JP3127783B2
JP3127783B2 JP07161472A JP16147295A JP3127783B2 JP 3127783 B2 JP3127783 B2 JP 3127783B2 JP 07161472 A JP07161472 A JP 07161472A JP 16147295 A JP16147295 A JP 16147295A JP 3127783 B2 JP3127783 B2 JP 3127783B2
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加藤  明
裕治 石黒
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両における分割シー
トのスライド制御装置、とくに、分割シートのスライド
位置を規制するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前部乗員室と後部荷物室とが一体に形成
されたいわゆる商用ワンボックス車においては、後部荷
物室のスペースを一定以上に確保する必要がある一方、
前部乗員室のスペースを広げて居住性を向上させること
が望ましく、この相反する要請を満たすため、特開平5
−139192号公報に記載されているように、左右2
分割されたリヤシートの一方を前端位置でロックする第
1ロック手段と、他方が一定位置より後方へスライドす
ることを規制する第2ロック手段とをそなえ、上記一方
のリヤシートが前端位置へスライドしたときに第2ロッ
ク手段を解除するようにして、上記他方のリヤシートが
十分に後方へスライドできることにより、前部乗員室の
スペースを広げうるようにすると共に、上記他方のリヤ
シートが一定位置より後方へスライドしたときには第1
ロック手段を作動させて、上記一方のリヤシートを前端
位置でロックすることにより、後部荷物室のスペースを
一定以上に確保し、また、上記他方のリヤシートが一定
位置より前方へスライドしたときには第1ロック手段を
解除して、上記一方のリヤシートの後方スライドを許容
することにより、前部乗員室のスペースが不必要に狭め
られないようにする技術が従来から知られている。
【0003】しかしながら、この場合には、上記他方の
リヤシートのスライド位置に連動して上記一方のリヤシ
ートに対する第1ロック手段を解除させるケーブルと、
上記一方のリヤシートのスライド位置に連動して上記他
方のリヤシートに対する第2ロック手段を解除させるケ
ーブルとの2種類の連動機構が必要となって、全体構造
が複雑化すると同時に部品点数も増加するので、製造コ
ストや組み付け作業性等の面で不具合を伴うことは避け
られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
における後部荷物室のスペースを一定以上に確保すると
同時に、前部乗員室のスペースを広げてその居住性を向
上させることができるシートスライド制御装置の構成を
簡素化させようとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るシートスライド制御装置は、それぞれ前後へスライド
可能に支持された左右分割シートにおいて、一方のシー
トのスライド機構に取り付けられ上記一方のシートをそ
の前端位置で係止する第1係止機構、同第1係止機構を
付勢する第1制御ばね、他方のシートのスライド機構に
取り付けられ上記他方のシートの一定スライド位置より
後方に対するスライドを係止する第2係止機構、同第2
係止機構を付勢する第2制御ばね、及び、上記第1係止
機構と上記第2係止機構とを連結する単一の連動機構を
有し、上記連動機構は上記一方のシートの前端位置近傍
で上記第1制御ばねの付勢力により上記第2係止機構の
係止作用を解除し、かつ、上記他方のシートの上記一定
スライド位置で上記第1制御ばねの付勢力により上記第
1係止機構の係止作用を解除するように構成されてい
る。
【0006】
【作用】すなわち、一方のシートの前端位置で第1係止
機構により一方のシートが係止されると共に、第1制御
ばねの付勢力により連動機構が第2係止機構の係止作用
を解除して、他方のシートがその一定スライド位置より
後方へスライドすることが許容され、他方のシートを十
分後方へスライドさせて乗員室のスペースを拡大できる
一方、他方のシートがその一定スライド位置に戻される
と、第2係止機構により他方のシートの一定スライド位
置より後方に対するスライドが係止されると共に、上記
第1制御ばねの付勢力により連動機構が第1係止機構の
係止作用を解除して、一方のシートがその前端位置から
後方へスライドすることが許容され、従って、車両にお
ける後部荷物室のスペースを一定以上に確保すると同時
に、前部乗員室のスペースを広げてその居住性を向上さ
せることができ、しかも、連動機構が単一のものである
ため、制御装置としての全体構成を容易に簡素化させる
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。図1〜図7において、商用ワンボック
ス車の左右2分割されたリヤシートの右側シートを車両
の前後方向にスライドさせるために、車両の前後方向に
延びて車体フロア1に固定されたロアレール2と、図示
しない右側リヤシートのシートクッションが固定されて
車両の前後方向に延び、ロアレール2に沿って可動のア
ッパーレール3とが設けられていると共に、リヤシート
の左側シートを車両の前後方向にスライドさせるため
に、車両の前後方向に延びて車体フロア1に固定された
ロアレール4と、図示しない左側リヤシートのシートク
ッションが固定されて車両の前後方向に延び、ロアレー
ル4に沿って可動のアッパーレール5とが設けられてい
る。
【0008】右側リヤシートに対するロアレール2の下
面に車幅方向へ延びるブラケット10が固定され、ブラ
ケット10の上面には軸11によりリンク12が枢支さ
れていて、リンク12の一端にロックピン13が植立さ
れており、軸11を中心としてブラケット10に形成さ
れた弧状溝14にロックピン13の下端が挿入され、さ
らに、ブラケット10の端部に立設されたフランジ15
と、リンク12の端部に立設されたフランジ16との間
に、引張りばね17が装着されていて、リンク12は軸
11を中心として図2の時計方向に付勢されている。
【0009】また、右側リヤシートに対するアッパーレ
ール3に前方アーム18及び後方アーム19が固着され
ていて、前方アーム18の垂下壁20にはコントロール
ワイヤ21に対する外索22の一端が取り付けられ、コ
ントロールワイヤ21は外索22の一端から後方へ延び
て、リンク12のフランジ23及び後方アーム19の垂
下壁24を順次挿通し、垂下壁24の前後においてコン
トロールワイヤ21にそれぞれ前方ポイント25及び後
方ポイント26が固着されている。
【0010】他方、左側リヤシートに対するロアレール
4の下面に車幅方向へ延びるブラケット30が固定さ
れ、ブラケット30の上面には軸31によりリンク32
が枢支されていて、リンク32の一端にロックピン33
が植立されており、軸31を中心としてブラケット30
に形成された弧状溝34にロックピン33の下端が挿入
され、また、ブラケット30の前端に垂下するフランジ
35にはコントロールワイヤ21に対する外索22の他
端が取り付けられ、コントロールワイヤ21は外索22
の他端から後方へ延びて、リンク32の端部36に係止
されており、さらに、ブラケット30の後端に垂下する
フランジ37とリンク端部36との間に、引張りばね3
8が装着されていて、リンク32は軸31を中心として
図5の反時計方向に付勢されている。なお、引張りばね
38のばね力は前記引張りばね17のばね力よりも小さ
く設定されている。
【0011】また、左側リヤシートに対するアッパーレ
ール5の上面にガイドプレート39が固定されていて、
ガイドプレート39には前後方向へ直線状に延びる第1
溝40と、第1溝40から後外方に傾斜して延び後方に
開口する第2溝41とが設けられており、リンク32に
対する引張りばね38の上記付勢力によって、リンク3
2のロックピン33はガイドプレート39の後端縁42
に対向している。
【0012】図1〜図4において、右側リヤシートは通
常の使用状態が示されており、図示しないストッパによ
り右側リヤシート、すなわち、アッパーレール3の後方
へのスライドは阻止されているが、図示しないスライド
アジャスタ機構を操作することにより、右側リヤシート
を前方へスライドさせることは許容されている。
【0013】図1における左側リヤシート、すなわち、
アッパーレール5は前端位置にまでスライドした状態が
示されている一方、図5〜図7における左側リヤシート
は通常の使用状態が示されており、このとき、図示しな
いスライドアジャスタ機構を操作することにより、左側
リヤシート、すなわち、アッパーレール5を前方へスラ
イドさせることは許容されているが、リンク32は引張
りばね38のばね力により図示の位置に付勢されてい
て、リンク32及びブラケット30を介してロアレール
4に連結されたロックピン33が、アッパーレール5に
固定されたガイドプレート39の後端縁42に対向して
いるため、左側リヤシートの後方へのスライドは阻止さ
れている。
【0014】図8は右側リヤシート及び左側リヤシート
がいずれも通常の使用状態にある場合を示し、このとき
には前記のように、それぞれのスライドアジャスタ機構
を操作することにより、左右のリヤシート、すなわち、
アッパーレール3、5をそれぞれロアレール2、4に対
して前方(図8の左方)へスライドさせることはできる
が、左右いずれのリヤシートも後方へのスライドは阻止
されている。
【0015】この状態から右側リヤシートを前端位置近
傍にまでスライドさせると、右側リヤシートと共にアッ
パーレール3が前方へ移動するため、図9に示されてい
るように、コントロールワイヤ21の一端における前方
ポイント25がリンク12のフランジ23に突き当たる
ので、右側リヤシートをさらに前方へスライドさせる
と、引張りばね17及び引張りばね38のばね力の差に
よりコントロールワイヤ21はそのスライド長さだけ右
側リヤシートの方へ引かれるので、リンク32は軸31
を中心として図5及び図9の時計方向に回動し、図5の
2点鎖線及び図9のように、ロックピン33がガイドプ
レート39における第2溝41の開口位置後方にまで変
位する結果、ロックピン33及びガイドプレート後端縁
42の係合が外されて、左側リヤシートを通常の使用状
態からさらに後方へスライドさせることが許容されるよ
うになる。
【0016】従って、左側リヤシートに対するスライド
アジャスタ機構を操作することにより、左側リヤシート
を通常の使用状態からさらに後方へスライドさせると、
ロックピン33はガイドプレート39の第2溝41を経
て第1溝40内を相対的に図9の左方へ移動し、左側リ
ヤシートを十分後方へスライドさせることができる。
【0017】このとき、ロックピン33がガイドプレー
ト39の第2溝41を通って第1溝40に達することに
より、リンク32は軸31を中心として図9の反時計方
向へ強制的に回動させられるため、リンク32の端部3
6に他端が係止されたコントロールワイヤ21はそれに
応じて左側リヤシートの方へ引かれるので、図2〜図4
の2点鎖線及び図10に示されているように、コントロ
ールワイヤ21の前方ポイント25が引張りばね17の
ばね力に抗してリンク12のフランジ23を押し、この
ため、リンク12が軸11を中心として図2及び図10
の反時計方向に回動し、後方アーム垂下壁24の後方に
ロックピン13が位置する結果、リンク12及びブラケ
ット10を介してロアレール2に連結されたロックピン
13と、アッパーレール3に固着された後方アーム19
の垂下壁24との係合により、右側リヤシートはその前
端位置に係止されて、後方へのスライドが阻止されるこ
ととなる。
【0018】次に、右側リヤシートがその前端位置に係
止されて、左側リヤシートが通常の使用状態よりも後方
に位置している場合において、左側リヤシートを前方へ
スライドさせて通常の使用状態にまで戻すと、ロックピ
ン33はガイドプレート39の第1溝40内を相対的に
図10の右方へ移動し、さらに、第2溝41を経て第2
溝41の開口後方へ移動するため、リンク32は軸31
を中心として図10の時計方向に回動するので、引張り
ばね17及び引張りばね38のばね力の差によりコント
ロールワイヤ21が右側リヤシートの方へ引かれ、リン
ク12が軸11を中心として図10の時計方向に回動
し、図9のようにロックピン13と後方アーム垂下壁2
4との係合が外れて、右側リヤシートはその前端位置へ
の拘束が解かれる。
【0019】従って、スライドアジャスタ機構を操作し
て右側リヤシートを後方へスライドさせれば、コントロ
ールワイヤ21には引張りばね17のばね力が作用しな
くなって、リンク32は引張りばね38のばね力により
軸31を中心として図9の反時計方向に回動し、図8の
ように、ロックピン33がガイドプレート39の後端縁
42に対向して、左側リヤシートの後方へのスライドは
阻止されることになる。
【0020】上記のように、右側リヤシートが前端位置
近傍にまでスライドしていなければ、左側リヤシートは
通常使用状態よりも後方にスライドさせることは確実に
阻止されているが、右側リヤシートが前端位置近傍にま
でスライドされると、左側リヤシートは通常使用状態よ
りも後方にスライドさせることができるようになり、そ
のスライドと同時に右側リヤシートは前端位置に係止さ
れ、また、左側リヤシートが通常使用状態よりも後方か
ら通常使用状態にまで戻されると、右側リヤシートの前
端位置係止が自動的に解除されて、右側リヤシートを前
端位置から後方へスライドさせることができるようにな
り、右側リヤシートの後方スライドにより左側リヤシー
トが通常使用状態よりも後方にスライドすることは確実
に阻止されて、リヤシートより後方における後部荷物室
のスペースを常に一定以上に確保しながら、前部乗員室
のうち特に左側リヤシートもしくはその前方における乗
員室のスペースを通常使用状態以上に随時広げて、乗員
室内の居住性を容易に向上させることができるようにな
る。
【0021】しかも、通常使用状態よりも後方への左側
リヤシートのスライドを係止するロックピン33のリン
ク32と右側リヤシート側とが、1本のコントロールワ
イヤ21により連結されて、前端位置で右側リヤシート
を係止するロックピン13のリンク12とコントロール
ワイヤ21とが、左側リヤシートのスライド位置により
自動的に係脱されて、前記の制御作用を行わせているた
め、装置全体が非常に簡単化かつ小形化されていて、狭
い車室内で制御装置を組み付ける際の作業性が改善され
ると同時に、制御装置の部品点数も比較的少なくてすむ
ので、その製作コストを容易に低減させることができ
る。
【0022】また、右側リヤシートの前端位置近傍への
スライドに応じて、引張りばね17及び引張りばね38
のばね力の差によりコントロールワイヤ21を介してリ
ンク32を回動させ、ロックピン33とガイドプレート
後端縁42との対向を外して、左側リヤシートの通常使
用状態より後方へのスライドが許容されるようにすると
共に、左側リヤシートの通常使用状態より後方へのスラ
イドにより、リンク32の回動がコントロールワイヤ2
1を介してリンク12を回動させて、リンク12のロッ
クピン13と後方アーム垂下壁24とが係合し、右側リ
ヤシートはその前端位置に係止されるので、これらロッ
ク機能の作動及び解除作用は常に確実に行われ、誤作動
を起こすおそれが少ない長所がある。
【0023】なお、上記実施例では、左側リヤシートを
一定条件下で通常使用状態よりも後方へスライド可能と
したが、前記制御装置を右側リヤシートと左側リヤシー
トとでそれぞれ逆に取り付けることにより、左側リヤシ
ートが前端位置にあるときには右側リヤシートを通常使
用状態よりも後方へスライド可能とし、かつ、左側リヤ
シートをその前端位置に係止するようにも構成できるの
はいうまでもなく、また、リヤシートのない小型車両等
では、運転席及び助手席に対して上記制御装置を取り付
けることもできるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかるシートスライド制御装置
においては、車両における後部荷物室のスペースを一定
以上に確保することと、前部乗員室のスペースを広げて
居住性を向上させることとを同時にバランス良く達成で
きると共に、第1係止機構と第2係止機構とを連結する
連動機構が単一のものであるため、制御装置としての全
体構成を容易に簡素化できて、狭い車室内での組み付け
作業性の向上及び製作コストの低減を容易に実現できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略展開図。
【図2】上記実施例の要部平面図。
【図3】図2の III矢視図。
【図4】図2のIV矢視図。
【図5】上記実施例の要部平面図。
【図6】図5のVI矢視図。
【図7】図5の VII矢視図。
【図8】上記実施例の作用説明図。
【図9】上記実施例の作用説明図。
【図10】上記実施例の作用説明図。
【符号の説明】
2 ロアレール 3 アッパーレール 4 ロアレール 5 アッパーレール 10 ブラケット 12 リンク 13 ロックピン 17 引張りばね 21 コントロールワイヤ 23 垂下壁 24 前方ポイント 30 ブラケット 32 リンク 33 ロックピン 38 引張りばね 39 ガイドプレート 40 第1溝 41 第2溝 42 後端縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−139192(JP,A) 特開 平6−262969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ前後へスライド可能に支持され
    た左右分割シートにおいて、一方のシートのスライド機
    構に取り付けられ上記一方のシートをその前端位置で係
    止する第1係止機構、同第1係止機構を付勢する第1制
    御ばね、他方のシートのスライド機構に取り付けられ上
    記他方のシートの一定スライド位置より後方に対するス
    ライドを係止する第2係止機構、同第2係止機構を付勢
    する第2制御ばね、及び、上記第1係止機構と上記第2
    係止機構とを連結する単一の連動機構を有し、上記連動
    機構は上記一方のシートの前端位置近傍で上記第1制御
    ばねの付勢力により上記第2係止機構の係止作用を解除
    し、かつ、上記他方のシートの上記一定スライド位置で
    上記第1制御ばねの付勢力により上記第1係止機構の係
    止作用を解除するように構成されたシートスライド制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記連動機構がケー
    ブルであるシートスライド制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    連動機構は上記一方のシートの前端位置近傍で上記第1
    制御ばねの付勢力と上記第2制御ばねの付勢力との差に
    より上記第2係止機構の係止作用を解除するように構成
    されたシートスライド制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、上記第1係止機構は上記第1制御ばねにより付勢さ
    れた第1リンクをそなえ、上記連動機構の変位により上
    記第1リンクが駆動されて、上記第1係止機構が作動す
    るように構成されたシートスライド制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記他方のシートの
    一定スライド位置より後方へのスライドにより上記連動
    機構が変位するシートスライド制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、上記第2係止機構は上記第2制御ばねにより付勢さ
    れた第2リンクをそなえ、上記連動機構の変位により上
    記第2リンクが駆動されて、上記第2係止機構の係止作
    用が解除されるように構成されたシートスライド制御装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、上記第1制御ばね及
    び上記第2制御ばねの付勢力の差により上記連動機構が
    変位するシートスライド制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかにおい
    て、上記他方のシートが上記一定スライド位置にあると
    き、上記一方のシートの前端位置近傍より後方へのスラ
    イドにより上記第2係止機構が作動するように構成され
    たシートスライド制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、上記第2係止機構が
    上記第2制御ばねの付勢力により作動するように構成さ
    れたシートスライド制御装置。
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