JP3127365U - 散熱装置の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】散熱装置の構造の提供。
【解決手段】本考案は散熱装置の構造に関するもので、特に各種機器の使用時に、散熱効率を高める構造を提供する構造である。主にすでにある散熱フィン外部にナノカーボン層を設けることで、機器本体の迅速な散熱効果を得、省エネの目的を達成することができるものである。
【選択図】図２
【解決手段】本考案は散熱装置の構造に関するもので、特に各種機器の使用時に、散熱効率を高める構造を提供する構造である。主にすでにある散熱フィン外部にナノカーボン層を設けることで、機器本体の迅速な散熱効果を得、省エネの目的を達成することができるものである。
【選択図】図２
Description
本考案は散熱装置の構造に関するもので、主に各種機器設備が有する散熱フィンに対し改造を加え、その散熱効率を高めて、温度を急速に低下させ、実用性を獲得するものである。
多くの機器設備上には散熱構造が設置されており、機器の運転時に発生する高温を低下させることで、機器の安定した作業を確保し、破損を減らしている。例えば、クーラー、自動車、家電製品、パソコンのCPU等、従来の散熱機構は主として適当な位置に多数の散熱フィン(1)を設置している。図１に示すように、クーラーを例にとると、伝導熱源は、各散熱フィン(1)を利用して、熱い空気を外部へ排出させ、冷たい空気を室内へ送る。その原理は急速に導熱する散熱フィン(1)が、熱エネルギーを空気中へ送る事により、散熱の効果を得るものである。そのため、散熱効果を増加するために散熱フィンの材質を選択する以外に、従来は通常、散熱フィンの数量を増加し、その形状を変更して、全体の表面積を増やしているだけでした。そして、限りある空間中で、数量を増加し、形状を変更して得られる効果には相当限度があり、機器本体の機能低下をもたらし、またエネルギーの浪費でもある。
本考案の主要目的は散熱効率を高める散熱構造の設計において、迅速且つ効果的に温度を下げ、機器の設備本体に最大の効果能力を発揮させ、省エネルギーとコストを節約できることである。
請求項１の考案は、機器設備上に結合されている、多数の散熱フィンを含み、
各散熱フィンの外部にナノカーボン層を設け、該ナノカーボン層は多数の微細なナノカーボン粒子により構成されることを特徴とする散熱装置の構造としている。
請求項２の考案は、当該ナノカーボン層が溶剤及び接着剤により、散熱フィンの表層に粘着して、各カーボン粒子間に極めて微細な隙間が存在することを特徴とする請求項１記載の散熱装置の構造としている。
各散熱フィンの外部にナノカーボン層を設け、該ナノカーボン層は多数の微細なナノカーボン粒子により構成されることを特徴とする散熱装置の構造としている。
請求項２の考案は、当該ナノカーボン層が溶剤及び接着剤により、散熱フィンの表層に粘着して、各カーボン粒子間に極めて微細な隙間が存在することを特徴とする請求項１記載の散熱装置の構造としている。
本考案は、散熱フィンの数量を増加し、その形状を変更しないで、ただちに顕著に全体の散熱効果を高めることができる。
図２、図３を参照のこと。クーラーの散熱装置を例にとると、本考案では主に各散熱フィン(1)の外部がナノカーボン層(2)と結合している。これはナノカーボン粒子(21)により構成され、溶剤と適当な接着剤を利用して、ナノカーボン層(2)を散熱フィン(1)の表面に粘着させ、各ナノカーボン粒子(21)間に微細な隙間を存在させることができる。
ナノカーボン層(2)が含むナノカーボン粒子(21)の一部分と散熱フィン(1)が直接接触し、その表面部分に不規則で極めて微細な凹凸面を形成するため、表面積が極めて大きく増加する。1グラムのナノカーボンの比表面積はおよそ1,000〜2,000平方メートルに延伸することができ、且つナノカーボン粒子(21)は極めて良い導熱及び散熱特性も有する。また、ナノカーボン層(2)の厚みを増加するだけで、その温度低下効果をさらに顕著に増加させる事ができる。
本考案は、散熱フィンの数量を増加し、その形状を変更しないで、ただちに顕著に全体の散熱効果を高めることができる。上記のクーラーの冷却効果の場合、効果的に大量のエネルギーを節約することができ、同時にさらに良い温度低下効果が得られるものである。このアイデアの下、本考案では他の機器設備の散熱構造中、例えば、家電設備の散熱装置、自動車の冷却システムの散熱フィン、或いはパソコンのCPU中の散熱フィン上に自然に適用することができ、いずれも最良の散熱温度低下効果を得る事ができる。
このほか、上記の構造中では、ナノカーボン粒子を実施例としているが、主にそれが極めて良い導熱散熱性を有するためであり、本考案の使用範囲をこれだけに制限するものではない。これに類似する特性を持つ原料を利用するものはまた、全て本考案が要求する保護範囲内に包括されるものとする。
(1)散熱フィン (2)ナノカーボン層 (21)ナノカーボン粒子
Claims (2)
- 機器設備上に結合されている、多数の散熱フィンを含み、
各散熱フィンの外部にナノカーボン層を設け、該ナノカーボン層は多数の微細なナノカーボン粒子により構成されることを特徴とする散熱装置の構造。 - 当該ナノカーボン層が溶剤及び接着剤により、散熱フィンの表層に粘着して、各カーボン粒子間に極めて微細な隙間が存在することを特徴とする請求項１記載の散熱装置の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006007568U JP3127365U (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 散熱装置の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2006007568U JP3127365U (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 散熱装置の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP3127365U true JP3127365U (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=43477088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006007568U Expired - Lifetime JP3127365U (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 散熱装置の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3127365U (ja) |
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2006
- 2006-09-19 JP JP2006007568U patent/JP3127365U/ja not_active Expired - Lifetime
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