JP3127272U - 携帯用電子機器のアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】、使用場所やどのような使用状態であっても、交信する相手局から送受信される電波の偏波方向と常に同一方向の偏波方向を向くように携帯電子機器との接続を可能にしたアンテナを提供する。
【解決手段】アンテナAは、交信する相手局から送受信される電波の偏波方向と、自重により常に同一方向の偏波方向になるように、フレキシブルな同軸ケーブル5などを用いて携帯電話機1との接続を可能に構成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、電話機や通信機などの携帯電子機器のアンテナに係り、特に、送受信効率を高めるためのアンテナに関する。
近年、利便性や経済性での向上とともに携帯電話機は、その普及率がここ数年の間に急激に高まってきている。
ところで、携帯電話機は、伸縮式の外部アンテナ(ホイップアンテナ)を備えているタイプ、そして、筐体の内部適所に内蔵型の内部アンテナを備えているタイプなどが一般的に知られている。
つまり、基地局や移動局も携帯電話機のキャリアに与えられた周波数に対し、効率良く運営が可能なアンテナシステムに調整されている。
そこで、使用場所などを問わずに、電波感度の低下を抑えるために、前記の外部アンテナや内部アンテナとは別で、電話機の筐体に後付により備えることができるように開発された携帯電話機用の補助アンテナが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2などを参照)。
実用新案登録第3045206号公報(段落番号0005、及び図2参照) 特開平9−69709号公報(段落番号0015、0018、0021、及び図1〜図3参照)
ところで、携帯電子機器としての携帯電話機は、一般に垂直偏波によって送信と受信が行われるように構成されている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示されているように、従来から知られている携帯電話機のアンテナは、電話機の筐体に直接かつ固定的に取り付けていることから、使用中において、交信する相手局から送受信されるアンテナの偏波方向と異なる傾向にある。
つまり、携帯電話機は、使用中において、例えば図2に示すように、耳に宛がわれる使用者の頭部の側面から斜め上方(後方)に向けて傾けた斜め通話姿勢がとられることで、交信する相手局などから送受信される偏波方向とアンテナの偏波方向が異なる傾向にある。このように、交信する相手局からの偏波方向とアンテナの偏波方向が異なることを、偏波面が異なると言う。
したがって、従来のアンテナの偏波方向は、携帯電話機の通話姿勢と同じ斜め上方となり、交信する相手局などから送受信される垂直偏波の偏波方向と異なる。そのために、特に弱電界エリアでは通話姿勢などによって送受信効率が著しく低下して、双方の会話が聞き取り難くなる問題を完全に解消するには至っていないのが現状であった。
そこで、本考案は、前記課題を解消するために創案されたものであり、使用場所やどのような使用状態であっても、交信する相手局から送受信される電波の偏波方向と常に同一方向の偏波方向となるように携帯電子機器との接続を可能にしたアンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために本考案は、請求項1では、携帯電子機器のアンテナであって、交信する相手局からの電波の偏波方向と、自重により常に同一方向の偏波方向になるように、前記携帯電子機器との接続を可能に構成されていることを特徴とするアンテナにある。
請求項1に記載の構成によれば、アンテナは、携帯電子機器に対し、交信する相手局から送受信される電波の偏波方向と、自重により常に同一方向になるように接続される。
これにより、例えば、携帯電子機器が、垂直偏波によって送信と受信が行われるように構成されている携帯電話機である場合、交信する相手局から送受信される電波の垂直偏波と同一方向の垂直方向の偏波方向に向くようにアンテナは重力により保持される。つまり、アンテナを重力方向へ常に垂直に保持させた状態での使用が可能になる。
また、請求項2では、前記電子機器本体の外部接続端子に対し、抜き差し着脱自在に接続されるように構成されていることを特徴とするアンテナにある。
ここで、アンテナは、前記外部接続端子に抜き差し着脱自在に接続されるコネクタプラグに、短尺でフレキシブルな同軸ケーブルを介して、この同軸ケーブルの他端側に備えられるように形成されていることが好適なものとなる。
請求項2に記載の構成によれば、請求項1に記載の作用に加えて、携帯電子機器である携帯電話機を通常に使用する場合や、携帯電話機を携帯するときには、携帯電話機の外部接続端子から取り外し、携帯電話機と同様にポケットなどに収めて携帯することができる。
本考案によれば、交信する相手局から送受信される電波の偏波方向と常に同一方向の偏波方向に向くように、アンテナを、携帯電話機や携帯無線機などの携帯電子機器に接続して備えることができる。これにより、例えば、携帯電話機の垂直偏波と同じ垂直方向の偏波方向を向くようにアンテナは自重により保持されることで、送受信効率の向上が図られ、送受信感度を高めることができる。
以下、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、携帯電話機に適用する場合の本考案に係るアンテナの第1の実施形態を示す斜視図であり、図2は、使用状態を示す斜視図である。
なお、本実施形態での送受信とは、通話相手とのやり取り、そして、メールのやり取り、さらには、インタネットを使用しているときの基地局などとのやり取りなどを含めたことを意味するものである。
携帯電話機1は、図2に示すように、液晶などからなる表示部(図示省略)を備える第1筐体1aと、各操作ボタンを備える第2筐体部1bとを接続してなる折り畳み形式である。また、第1筐体部1aには内蔵型のアンテナ(図示省略)が備えられている。
そして、第2筐体部1bの下端に設けられている外部接続端子2には、抜き差し接続可能で、かつ、携帯が可能なアンテナAが備えられるように構成されている。
アンテナAは、図1に示すように、携帯電話機1の外部接続端子2に接続されるコネクタプラグ4に、同軸ケーブル5の一端側を接続し、この同軸ケーブル5の他端側にアンテナケース3を接続することにより、携帯電話機1に装着されるように構成されている(図2参照)。
アンテナAは、交信する相手局などから送受信される電波の垂直偏波に対応させたアンテナ構造に形成されている。
つまり、アンテナAは、適度の重さを有する棒状に形成されているアンテナケース3を備えている。そして、このアンテナケース3の内部には、図示省略のアンテナグランド、インシュレータ、アンテナエレメントを内蔵している。
同軸ケーブル5は、短尺でフレキシブル(可撓性)に優れている。これにより、同軸ケーブル5は、アンテナケース3の自重により垂れ下がるように曲がる。つまり、重力方向Gへ常に垂直に垂れ下がるように曲がる(図2参照)。
なお、同軸ケーブル5の長さは、使用する周波数により異なるために、特に限定されるものではないが、本実施形態では、100mm程度にしている。
以上のように構成されている本実施形態のアンテナAによれば、コネクタプラグ4を携帯電話機1の外部接続端子2に差し込み、アンテナAを携帯電話機1に装着して使用状態に入る。すると、図2に示すように、フレキシブルな同軸ケーブル5によってコネクタプラグ4から吊り下がるアンテナAは、重力方向Gへ常に垂直に垂れ下がる。
つまり、アンテナAの偏波方向が、交信する相手局から送受信される垂直偏波と同一方向の偏波方向になるようにアンテナAの自重により保持される。これにより、送受信効率の向上が図られ、送受信感度を高めることができる。
そして、携帯電話機1を通常に使用する場合や、携帯電話機1をポケットなどに収めて携帯するときなどには、コネクタプラグ4を携帯電話機1の外部接続端子2から抜きはずすことで、アンテナAを携帯電話機1と同様にポケットなどに収めて携帯することができる。
図3は、携帯電話機に適用する場合の本考案に係るアンテナの他の実施形態を示す斜視図である。
アンテナA1は、前記したアンテナケース3の上端を、図3に示すように、ユニバーサルジョイント6によって携帯電話機1の外部接続端子(図示省略)などに接続することで、アンテナA1が、重力方向Gへ常に垂直に垂れ下がるように形成されている。
つまり、交信する相手局などから送受信される垂直偏波と同一の垂直方向の偏波方向を向くように、アンテナA1は自重により保持される。
図4は、携帯通信機に適用する場合の本考案に係るアンテナの実施形態を示斜視図である。
アンテナA2は、図4に示すように、トランシーバなどの携帯通信機8の外部接続端子9に接続されるコネレクタプラグ10に同軸ケーブル11の一端側を接続し、この同軸ケーブル11の他端側に接続されることにより、携帯通信機8に装着されるように形成されている。
アンテナA2は、交信する相手局などから送受信される電波の水平偏波に対応させた従来から周知のアンテナ構造に形成されている。
そして、アンテナA2は、図4に示すように、同軸ケーブ11の他端側に三方接続具12を介して、同軸ケーブ11に対して略逆向きT字形にアンテナケース7を接続するように形成されている。
また、本実施形態では、図4に示すように、三方接続具12に重り13を取り付けることで、同軸ケーブル11が重り13の自重により重力方向Gへ垂直に曲がるようにしている。これにより、アンテナA3が常に水平方向の偏波方向に保持されるようにしている。
つまり、交信する相手局などから送受信される水平偏波と同一方向の偏波方向にアンテナA3の偏波方向が常に保持されるようにしている。これにより、送受信効率の向上が図られ、送受信感度を高めることができる。
なお、本考案の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項2に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、アンテナケース3などの形状としては、棒状の他に、例えば、円盤型、長方形などの角型、そして球状型、或いはキャラクタの形状などを挙げることができ、任意である。
携帯電話機に適用する場合の本考案に係るアンテナの実施形態を示す斜視図である。 同アンテナを携帯電話機に接続した状態において、使用状態を示す斜視図である。 携帯電話機に適用する場合の本考案に係るアンテナの他の実施形態を示す斜視図である。 携帯通信機に適用する場合の本考案に係るアンテナの実施形態を示し(a)は、第1の実施形態を示す斜視図であり、(b)は、第2の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
A,A1,A2 アンテナ
1 携帯電話機(携帯電子機器)
2,9 外部接続端子
3,7 アンテナケース
4,10 コネクタプラグ
5,11 同軸ケーブル
6 ユニバーサルジョイント
8 携帯通信機(携帯電子機器)

Claims (2)

  1. 携帯電子機器のアンテナであって、
    交信する相手局からの電波の偏波方向と、自重により常に同一方向の偏波方向になるように、前記携帯電子機器との接続を可能に構成されていることを特徴とする携帯電子機器のアンテナ。
  2. 前記携帯電子機器の外部接続端子に対し、抜き差し着脱自在に接続されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器のアンテナ。
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