JP3126938U - Inkjet head cap device - Google Patents
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Abstract
【課題】加圧パージで排出されたインクがキャップに付着しても、インクの汚れによるヘッドとの密着不良のないインクジェットヘッドのキャップ装置を提供する。
【解決手段】本考案のキャップ装置は、インクジェットヘッド1のインク吐出面に着脱可能に当接して前記インク吐出面を覆うキャップにおいて、通常印刷時には、前記キャップを前記ヘッドから離間させて待機位置に移動させるとともに、加圧パージ時には前記キャップ2を前記ヘッドから下方に移動した位置で180°反転させることによりキャップ2の底面を前記吐出面に対向させることを特徴とするものである。
【選択図】図1Provided is a cap device for an ink jet head that does not have poor adhesion to the head due to ink contamination even if ink discharged by pressure purge adheres to the cap.
A cap device according to the present invention is a cap that detachably contacts an ink discharge surface of an ink jet head 1 and covers the ink discharge surface. During normal printing, the cap is moved away from the head to a standby position. At the time of pressure purge, the cap 2 is inverted 180 ° at a position moved downward from the head so that the bottom surface of the cap 2 faces the discharge surface.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、プリンタ用のインクジェットヘッドのインク吐出面側を保護するためのキャップ装置に関し、特にキャップがインクで汚れることにより、キャップによるヘッドの密閉性が低下するのを未然に防止できるようにしたインクジェットヘッドのキャップ装置に関するものである。 The present invention relates to a cap device for protecting the ink discharge surface side of an ink jet head for a printer, and in particular, the cap can be prevented from being deteriorated due to contamination of the cap with the ink. The present invention relates to an inkjet head cap device.
インクジェット方式のプリンタには、インクジェットヘッドのノズルが開口したインク吐出面側をキャップによって保護する構造のものがある。この構造では、インクの吐出時にはキャップを待機位置に移動させておき、インクの非吐出時にはノズルが開口したヘッドの下部をキャップで覆うことにより、キャップでヘッドのノズル周辺を密閉してインクの乾燥及び乾燥によるノズルの詰りを防止している。 Some ink jet printers have a structure in which an ink ejection surface side where nozzles of an ink jet head are opened is protected by a cap. In this structure, when the ink is ejected, the cap is moved to the standby position, and when the ink is not ejected, the lower part of the head where the nozzle is opened is covered with the cap, so that the area around the nozzle of the head is sealed with the cap and the ink is dried. And nozzle clogging due to drying.
図8(a),(b)は従来のキャップ装置を設けたインクジェットヘッドを示すもので、内部にインク室があるヘッド1の下面は、複数のインク吐出口(ノズル)を開口した吐出面であり、図の黒塗り部分はノズルから膨出するインクを示している。この吐出面の周囲には断面凹形のキャップ2の上面側が離接可能に当接可能である。一般にこの種のヘッド1の吐出口は、供給用のインクタンクとの水頭差により負圧に保たれ、インクの非吐出時にはキャップ2の内部にインクは滴下することがない。
8A and 8B show an ink jet head provided with a conventional cap device, and the lower surface of the
図8(a)に示すように、インクの非吐出時にはキャップ2の密着によってヘッド1の下部周囲を覆う(キャッピング)ことにより、インクが含む溶剤の揮発が防止される。吐出口の目詰りを予防し又は吐出口の目詰りに対処するメンテナンス時には、加圧パージにより吐出口からインクを排出するが、この加圧パージ時には図8(b)に示すようにキャップ2はヘッド1から離間した下方の位置にあり、ヘッドの吐出口に接触するキャップ2の上面側に排出されたインクが付着していた。
As shown in FIG. 8A, volatilization of the solvent contained in the ink is prevented by covering (capping) the lower periphery of the
しかしながら、吐出したインクは必ずしも凹部2a内のみに吐出されるとは限らず、ヘッドの下面に当接する凹部2aの周縁に付着して固化し、この状態で再度ヘッド1にキャップ2を当接させると、十分な密着性が得られない場合があった。また、インクで汚れたキャップでヘッドをキャッピングすると、ヘッドとキャップの当接部分がインクで汚れてしまい、さらにヘッドとキャップをインクで汚れた状態に放置するとインクの溶剤分が揮発してヘッド及びキャップの当接部位が固着してしまう場合もあった。
However, the ejected ink is not necessarily ejected only into the
本考案は、以上の課題を解決するものであって、その目的は、メンテナンス時等に加圧パージで排出されたインクがキャップに付着しても、汚れによってキャップの密閉性に支障が生じないインクジェットヘッドのキャップ装置を提供するものである。 The present invention solves the above-described problems. The purpose of the present invention is to prevent the cap from being damaged due to dirt even if ink discharged by pressure purge adheres to the cap during maintenance or the like. An ink-jet head cap device is provided.
請求項1に記載されたインクジェットヘッドのキャップ装置は、
インクジェットヘッドのインク吐出面の周囲にキャップの当接面を着脱可能に当接させて前記インク吐出面を被覆するキャップ装置において、
印刷時には前記キャップを前記ヘッドから離間させて待機位置に移動させるとともに、加圧パージ時には前記キャップを前記ヘッドから離間させるとともに前記当接面の反対側である底面が前記インク吐出面と対面するように回転させることを特徴としている。
An ink jet head cap device according to
In the cap device that covers the ink discharge surface by detachably contacting the contact surface of the cap around the ink discharge surface of the inkjet head,
During printing, the cap is moved away from the head and moved to a standby position, and during pressure purge, the cap is moved away from the head, and the bottom surface opposite to the contact surface faces the ink ejection surface. It is characterized by being rotated.
請求項2に記載されたインクジェットヘッドのキャップ装置は、請求項1記載のインクジェットヘッドのキャップ装置において、
前記キャップの前記底面が断面三角形状に傾斜していることを特徴としている。
An ink-jet head cap device according to
The bottom surface of the cap is inclined in a triangular shape in cross section.
請求項3に記載されたインクジェットヘッドのキャップ装置は、請求項2記載のインクジェットヘッドのキャップ装置において、
前記傾斜面の傾斜端部が前記キャップの両側壁に対して庇状に張出していることを特徴としている。
An ink-jet head cap device according to claim 3 is the ink-jet head cap device according to
Inclined end portions of the inclined surface protrude in a hook shape with respect to both side walls of the cap.
請求項4に記載されたインクジェットヘッドのキャップ装置は、請求項1記載のインクジェットヘッドのキャップ装置において、
前記キャップの前記底面に断面凹状のインク溜りを形成したことを特徴としている。
An ink-jet head cap device according to claim 4, wherein the ink-jet head cap device according to
An ink reservoir having a concave cross section is formed on the bottom surface of the cap.
請求項5に記載されたインクジェットヘッドのキャップ装置は、請求項4記載のインクジェットヘッドのキャップ装置において、
前記キャップの両側壁に庇状の凸部を突出形成したことを特徴としている。
An ink-jet head cap device according to claim 5 is the ink-jet head cap device according to claim 4,
It is characterized in that hook-shaped convex portions are formed to protrude on both side walls of the cap.
請求項1の考案によれば、加圧パージによるインクが付着するのはキャップの底面であり、キャッピング時にヘッドのノズル面に接触するキャップの開口縁には排出されたインクが付着することはなく、インクが付着したキャップをキャッピングすることによるヘッドの汚損は防止でき、キャッピング時の密閉性を維持できる。 According to the first aspect of the present invention, the ink by the pressure purge adheres to the bottom surface of the cap, and the discharged ink does not adhere to the opening edge of the cap that contacts the nozzle surface of the head during capping. Further, it is possible to prevent the head from being soiled by capping the cap to which the ink is attached, and to maintain the sealing property at the time of capping.
請求項2の考案によれば、請求項1の作用・効果に加え、排出されてキャップの底面側に付着したインクを傾斜面に沿って下部両側に流下させることができる。 According to the second aspect of the invention, in addition to the operation and effect of the first aspect, the ink that has been discharged and adhered to the bottom surface side of the cap can flow down to both sides of the lower portion along the inclined surface.
請求項3の考案によれば、請求項2の作用効果に加え、加圧パージ時に排出されてキャップの傾斜面に沿って下部両側に流下したインクが当接面の側に伝わりにくい。 According to the third aspect of the invention, in addition to the effect of the second aspect, the ink discharged at the time of the pressure purge and flowing down to both sides of the lower part along the inclined surface of the cap is not easily transmitted to the contact surface side.
請求項4の考案によれば、請求項1の作用効果に加え、加圧パージ時に排出されてキャップの底面側に移行したインクは底部側に形成された凹部に溜めることができる。 According to the fourth aspect of the invention, in addition to the effect of the first aspect, the ink discharged during the pressure purge and transferred to the bottom surface side of the cap can be stored in the concave portion formed on the bottom side.
請求項5の考案によれば、請求項4の作用・効果に加え、加圧パージ時に排出されてキャップの凹部に溜まったインクがあふれても流出したインクが当接面の側に伝わりにくい。 According to the fifth aspect of the invention, in addition to the operation and effect of the fourth aspect, even if the ink discharged during the pressure purge and accumulated in the concave portion of the cap overflows, the outflowed ink is not easily transmitted to the contact surface side.
以下、本考案の実施の形態につき、添付図面を用いて説明する。
まず図6及び図7を参照して本考案のキャップ装置を適用して有用な結果が得られるインクジェットヘッド1を印字手段として備えた画像形成装置100について説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
First, with reference to FIGS. 6 and 7, an
図6に示すように、この画像形成装置100は、本体として上下の筐体101、102を有している。そして、上側の筐体101の内部に、印刷用紙Pを水平方向に搬送する搬送手段であるベルト搬送手段103を備えている。このベルト搬送手段103には、移動する無端ベルト104上の印刷用紙Pに接触する上側部分の下面に沿って、印刷用紙Pの保持手段である吸引ファン105が設けられている。無端ベルト104に設けられた多数の孔又は無端ベルト104が互いに平行に設けられた複数本の無端ベルトからなる場合にはこれらの隙間から、吸引ファン105が印刷用紙Pを吸引することにより該無端ベルト104上に印刷用紙Pを保持し、該無端ベルト104を移動させることによって印刷用紙Pを位置ずれなく搬送することができるようになっている。また、ベルト搬送手段103の入口側には給紙手段106が設けられており、積載された印刷用紙Pを上から一枚ずつベルト搬送手段103に送り込むことができる。また、無端ベルト104の印刷用紙Pと接触する上側部分の上方には適当な間隔をおいて下向きに並べられた4つのインクジェットヘッド1からなる印字手段が設けられている。各インクジェットヘッド1のインク色は、印刷用紙Pの搬送方向に沿って、黒、シアン、マゼンタ、イエローとなっている。また、ベルト搬送手段103の出口側には排紙手段107が設けられており、印刷済みの印刷用紙Pを排紙台上に排出することができる。
As shown in FIG. 6, the
図7に示すように、ベルト搬送手段103のローラには搬送位置検出手段としてのロータリーエンコーダ108が設けられ、そのパルス信号S1を受けた制御手段110が印字手段の各インクジェットヘッド1にタイミング信号S2を送り、ベルト搬送手段103で無端ベルト104に保持されて搬送されている印刷用紙Pに各色のインクを適当なタイミングで吐出させることができるように構成されている。
As shown in FIG. 7, the roller of the belt conveying means 103 is provided with a
制御手段110は、形成しようとする画像を色分解して各色のインクジェットヘッド1ごとの駆動データを取得した後、前記ロータリーエンコーダ108からの信号S1を基準として、ベルト搬送手段103が搬送してくる印刷用紙Pの位置に対応して各インクジェットヘッド1を駆動することにより、印刷用紙P上の適切な位置に各色のインクを位置合わせして吐出し、これにより元画像通りのカラーの画像を印刷用紙P上に再現して形成することができる。
The control means 110 performs color separation on the image to be formed and obtains drive data for each
なお、図6において、上側の筐体101の内部には、前記印字手段の上方を覆うように、両面印刷時用の用紙搬送経路111が配置されている。用紙搬送経路111は、ベルト搬送手段103の出口側と入口側を結ぶ搬送経路であり、その経路途中には搬送ローラや搬送ベルトが配置されて印刷用紙Pを搬送できるようになっている。この用紙搬送経路111には、ベルト搬送手段103の出口側の近傍に切替部112があり、同入口側の近傍には他の切替部113を介してスイッチバック方式の用紙反転部114が設けられている。
In FIG. 6, a
従って、印刷用紙Pを両面印刷する場合には、印刷用紙Pをベルト搬送手段103で搬送しながら表面を印刷し、その後、切替部112を介して用紙搬送経路111に導き、さらに他の切替部113から用紙反転部114に導き、再び他の切替部113を切り替えた後に用紙搬送路111に導入してベルト搬送手段103の入口に戻し、最後にベルト搬送手段103で搬送しながら裏面を印刷して排紙手段107に排出することができる。
Therefore, when the printing paper P is printed on both sides, the printing paper P is printed on the surface while being conveyed by the belt conveyance means 103, and then is guided to the
なお、図6において、下側の筐体102の内部には、第2及び第3の給紙手段106’,106”が設けられ、ベルト搬送手段103に第1の給紙手段106とは異なるサイズの印刷用紙P’,P”を供給することができる。また、110は前記制御手段である。
In FIG. 6, second and third
次に本考案の要部である前記インクジェットヘッド部分の具体的構成について、図1〜図4を用いて説明する。図1(a),(b)はその第1実施形態を示す正面図及び断面図である。 Next, a specific configuration of the ink jet head part, which is a main part of the present invention, will be described with reference to FIGS. 1A and 1B are a front view and a cross-sectional view showing the first embodiment.
図1において、インクジェットヘッド1は、略長方形状であって、その下面には前述の用紙搬送面である無端ベルト104の幅方向に沿って複数のインク吐出口(図の黒塗り部分が吐出口に膨出するインクを示している)が所定間隔で開口しており、このヘッド1の下面であるインク吐出面に近接してヘッド1に脱着可能に当接するキャップ2が配置されている。
In FIG. 1, the
前記キャップ2は所定の弾性を有する素材からなり、その上面には、前記ヘッド1の吐出面の周縁に当接した際に各吐出口との間に空間部を構成する凹部2aが形成されており、また底面は長方形の平坦面2bとなっている。そして、前記キャップ2は図示しない移動機構に支持されているとともに、該移動機構に搭載されたモータなどの反転駆動機構4に連繋している。
The
図1(a)は前記ヘッド1の非印字動作時の状態を示しており、キャップ2は上昇位置に位置し、その凹部2aの周縁を前記ヘッド1の吐出面の周縁に密着させている。これによって吐出口は気密に覆われ、凹部2a内の密閉空間に形成される飽和蒸気圧によりインクの蒸発及びこれによる吐出口の目詰りを可級的に防止している。なお、印字停止時においては、ヘッド1の吐出口は、供給用のインクタンクとの水頭差により負圧に保たれているため、インクの自重などによる凹部2aに対する自然滴下は概ね防止される。
FIG. 1A shows the state of the
印字動作時には、移動機構による下降側への駆動により、キャップ2は下降してヘッド1の下面から離脱し、さらにその状態で移動機構により用紙搬送面とは干渉しない待機位置まで後退した後、印字動作がなされる。
During the printing operation, the
これに対しメンテナンス時等に行われる加圧パージにおいては、図1(b)に示すごとく、キャップ2は下降してヘッド1から所定離間位置まで離脱した後、前記反転駆動手段4により180°反転し、その底面である底面2bをヘッド1の吐出面に対向させる。この状態で加圧パージが実行され、インクは吐出口から吐出されてキャップ2の底面に排出される。
On the other hand, in the pressure purge performed at the time of maintenance or the like, as shown in FIG. 1B, the
加圧パージ終了後、図示しない清掃手段等によりインク吐出面をワイピングする等して付着したインクを除去して清浄な状態とする。その後、キャップ2は、反転駆動手段4の駆動により再度180°反転され、移動機構の駆動により上昇してヘッド1の吐出面に再度密着する。
After the pressurization purge is completed, the ink adhering surface is removed by wiping the ink discharge surface with a cleaning means (not shown) or the like to remove the ink and make it clean. Thereafter, the
なお、以上説明したメンテナンス時の前記加圧パージ動作は、ヘッド1をキャップ2で閉塞した状態が予め定められた所定時間継続した場合に、タイマーのタイムアップ毎に定期的に実行してもよいし、電源投入毎に実行するようにしてもよい。
Note that the pressure purge operation at the time of maintenance described above may be periodically executed every time the timer expires when the state where the
図2は、第2実施形態を示す。図2において、キャップ2の底面部が断面三角形状をなして両側に傾斜面2cを有している点が、第1実施形態と異なるのみで、他の構成については第1実施形態と同様である。
FIG. 2 shows a second embodiment. In FIG. 2, the point that the bottom surface portion of the
以上の構成において、加圧パージ時には、ヘッド1の吐出口からは三角形の稜線にインクが排出され、稜線を境に左右に振分けられ、それぞれの傾斜面2cに沿って流下する。本実施形態では、第1実施形態に比べて、排出されたインクがヘッド1に跳ね返る量は底面が平坦面である場合に比べてさらに小さい。
In the above configuration, at the time of pressure purge, ink is discharged from the ejection port of the
図3は、第2実施形態をさらに発展させた第3実施形態を示す。図3において、前記傾斜面2cの下縁(傾斜端部)にはキャップ2の両側壁に対して突出する庇状の張出部2dが一体に形成されていること以外は、第2実施形態と同様である。本実施形態では、張出部2dがあるのでインクが側壁から当接面にまで廻り込むことが防止されるため、さらに汚れ防止効果が高いものとなる。
FIG. 3 shows a third embodiment which is a further development of the second embodiment. In FIG. 3, the second embodiment, except that the lower edge (inclined end portion) of the
図4は考案の第4実施形態を示す。図4において、キャップ2の底部には前記凹部2aよりやや深底状のインク溜まりとしての凹部2eが形成されていること以外は、前記第1実施形態と同じである。
FIG. 4 shows a fourth embodiment of the invention. In FIG. 4, the bottom of the
本実施形態では、加圧パージ時に吐出されたインクはこの凹部2e内に溜まる。一回の加圧パージ当りのインク吐出量は少量なので、凹部2e内が直ちにインクで満杯になることはなく、定期的なメンテナンスにより、常時使用可能状態に維持される。
In the present embodiment, the ink discharged during the pressure purge is accumulated in the
図5は第4実施形態をさらに発展させた第5実施形態を示す。本実施形態では、キャップ2の両側部に上部側に向けて傾斜する(上下逆だとその反対)庇状の凸部2fを突設した以外は、第4実施形態と同じである。本実施形態では、凹部2eの外側にあふれたインクは側壁を流下し、凸部2fに導かれてキャップ2の本体側壁から離れた位置で落下するので、図3に示した例と同様、インクが側壁から当接面にまで廻り込むことが防止されるため、さらに汚れ防止効果が高いものとなる。
FIG. 5 shows a fifth embodiment which is a further development of the fourth embodiment. The present embodiment is the same as the fourth embodiment, except that hook-shaped convex portions 2f that incline toward the upper side on the both sides of the cap 2 (the opposite is the case when upside down) project. In this embodiment, the ink overflowing to the outside of the
1 インクジェットヘッド
2 キャップ
2a 凹部
2b 底面
2c 三角形状の傾斜である傾斜面
2d 庇状に張出した庇部
2e インク溜まりとしての凹部
2f 凸部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
印刷時には前記キャップを前記ヘッドから離間させて待機位置に移動させるとともに、加圧パージ時には前記キャップを前記ヘッドから離間させるとともに前記当接面の反対側である底面が前記インク吐出面と対面するように回転させることを特徴とするインクジェットヘッドのキャップ装置。 In the cap device that covers the ink discharge surface by detachably contacting the contact surface of the cap around the ink discharge surface of the inkjet head,
During printing, the cap is moved away from the head and moved to a standby position, and during pressure purge, the cap is moved away from the head, and the bottom surface opposite to the contact surface faces the ink ejection surface. An inkjet head cap device, wherein the inkjet head cap device is rotated.
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JP2009269361A (en) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Olympus Corp | Maintenance method of ink-jet head |
JP2013035174A (en) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Brother Industries Ltd | Liquid ejection apparatus |
WO2017029983A1 (en) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | 武藤工業株式会社 | Ink jet recording apparatus |
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