JP3126602U - 虫捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の高い虫捕獲装置を提供する。
【解決手段】 虫捕獲装置1の捕獲部2では、虫捕獲用の溶液22を環状凹部20に貯留すると共に、この環状凹部20の内周側に虫進入用開口24を形成して、虫を溶液22側に導くようにする。また、捕獲部2の上方はカバー部4で覆うようにする。餌保持部6は、虫誘引用の餌を載せる餌台62を下端に備えた支柱60を、虫進入用開口24から下方に挿入するようにして、餌を捕獲部2の底側で保持できるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ハエ等の虫を捕獲するための虫捕獲装置に関する。
従来、ハエ等の虫を誘い込んで捕獲する手段として、床に餌を配置すると共に、その餌の上方に虫用トラップを浮かした状態で配置する虫捕獲装置が存在する。この虫捕獲装置は、捕獲部とカバー部を備えている。捕獲部は、虫捕獲用の溶液を環状凹部に貯留する構造となっており、この中央には虫進入用開口(トラップ)が形成される。従って、この虫進入用開口の下には餌が位置するようになっている。カバー部は、捕獲部の上方を覆う。
餌にひき付けられて捕獲部の底側中央に進入したハエ等の虫は、溶液の芳香等によって上昇して虫進入用開口を通過して内部に進入し、捕獲部上方、即ち溶液の上を飛び回る。捕獲部の上方はカバー部によって覆われているので、逃げ場を失ったハエは、最終的に溶液に自ら進入して溺死する。
この虫捕獲装置では、既に述べたように、床側に餌を配置する必要がある。餌は、皿に載せされて床に直接配置する場合や、捕獲部の底面側に餌台を固定して、この餌台に餌を載せる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−70403号公報
しかしながら、餌台を捕獲部の底面側に予め固定しておく構造の場合、捕獲部の虫進入用開口から手や箸を用いて餌を挿入しなければならないという問題があった。また、装置全体を持ち上げて、底側から餌台に餌を載せる方法も考えられるが、捕獲部に貯留される溶液がこぼれてしまうという問題があった。そこで、餌台への餌の配置を容易にするには、虫進入用開口を大きくし、手や指先を容易に挿入できるようにすれば良いが、一方で、虫進入用開口のトラップ機能が低下し、進入したハエが、虫進入用開口を介して逃げ出してしまうという問題があった。
更に、この虫捕獲装置は、虫の捕獲専用機能であることから、これを室内に設置する行為がファッション性に欠けることにつながるので、設置をためらう傾向があった。
本考案は、斯かる実情に鑑みてなされたものであり、利便性を高め、又その設置目的の多様化によって気兼ねなく利用可能な虫捕獲装置を提供しようとするものである。
上記目的は、以下の手段によって達成される。
(1)虫捕獲用の溶液を環状凹部に貯留すると共に、前記環状凹部の内周側に形成される虫進入用開口を介して虫を前記溶液に導く捕獲部と、前記捕獲部の上方を覆うカバー部と、虫誘引用の餌を載せる餌台を下端に備えた支柱を、前記虫進入用開口から下方に挿入することで、前記餌を前記捕獲部の底側で保持可能な餌保持部と、を備えることを特徴とする虫捕獲装置。
(2)前記餌保持部の前記支柱が前記虫進入用開口と係合することで、前記餌保持部が前記捕獲部に固定されることを特徴とする上記(1)記載の虫捕獲装置。
(3)前記餌保持部の前記支柱の上端が前記カバー部に連結されることで、前記餌保持部が前記カバー部に固定されること特徴とする上記(1)記載の虫捕獲装置。
(4)前記カバー部が前記捕獲部に対して着脱自在とされており、前記カバー部と前記捕獲部の当接領域における前記カバー部の内壁が、前記捕獲部の内壁と比較して内側に突出していることを特徴とする上記(1)、(2)又は(3)記載の虫捕獲装置。
(5)前記カバー部には、有底筒状の収容ポケットが形成されており、前記収容ポケットの取出し口が前記カバー部の外側上方に開口していることを特徴とする上記(1)乃至(4)のいずれか記載の虫捕獲装置。
(6)前記収容ポケットの底側が、前記カバー部の内側下方に突出すると共に、前記収容ポケットの前記取出し口側が、前記カバー部の外側上方に突出していることを特徴とする上記(5)記載の虫捕獲装置。
(7)前記収容ポケットの前記取出し口にキャップが配置されており、前記キャップを周方向に回転させることに伴って、前記収容ポケットの内外を連通させる通気口が開閉することを特徴とする上記(5)又は(6)記載の虫捕獲装置。
(8)前記収容ポケットが光透過性素材で構成されており、前記収容ポケットの内部に、前記捕獲部の前記虫進入用開口近傍を照らす照明装置が配置可能となっていることを特徴とする上記(5)、(6)又は(7)記載の虫捕獲装置。
(9)前記収容ポケットの底側が、前記捕獲部の前記虫進入用開口近傍に接近しており、且つ、前記収容ポケットの底側が拡張していることを特徴とする上記(5)乃至(8)のいずれか記載の虫捕獲装置。
(10)前記カバー部には、前記捕獲部の前記虫進入用開口近傍を照らす照明装置が設置されていることを特徴とする上記(1)乃至(9)のいずれか記載の虫捕獲装置。
(11)前記カバー部が光透過性素材で構成されると共に、前記捕獲部が非光透過性素材で構成されることを特徴とする上記(1)乃至(10)のいずれか記載の虫捕獲装置。
本考案によれば、餌交換等における利便性を高める事が可能になるという優れた効果を奏し得る。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1(A)の上面図、(B)の正面図、図2(A)の右側面図、(B)の背面図には、本考案の実施形態に係る虫捕獲装置1が示されている。この虫捕獲装置1は、捕獲部2、カバー部4、餌保持部6を備えて構成される。捕獲部2の外観はお椀型又は皿型であり、一方、カバー部4の外観は、お椀を伏せたようなドーム型となっている。
図3に示されるように、捕獲部2には環状凹部20が形成されている。この環状凹部20には、虫捕獲用の溶液22(具体的には水や芳香性を有する捕獲剤)をドーナツ形状で貯留する。また、環状凹部20の内周側に位置する内側環状壁20Aの上端縁には、虫進入用開口24が形成されている。従って、環状凹部20の内側環状壁20Aと上端縁の虫進入用開口24が、ハエ等の虫をひっかけるトラップ筒として機能することになり、この虫進入用開口24を介して虫を溶液22に導くことを可能にする。更に図4に拡大して示されるように、この捕獲部2の底面20Bには、周方向3箇所において下方に突出する脚部26が形成されており、環状凹部20が浮いた状態で保持される。なお、この捕獲部2は、非光透過性の樹脂によって形成されており、内部の溶液22が直接見えないようになっている。
カバー部4は透明又は半透明の光透過性素材で構成されており、捕獲部2の上方を覆うようになっている。具体的に図3及び図5に示されるように、このカバー部4の下縁部40は、環状凹部20Aの外側環状壁20Cの上縁部20Eに対して着脱自在に嵌め合わされる。更に、このカバー部4と捕獲部2の当接領域Dにおいて、カバー部4(下縁部20)の内壁40Aが、捕獲部2(上縁部20E)の内壁20Fと比較して、微小寸法Sだけ内側に突出している。この結果、溶液22が蒸発して、カバー部4の内壁が結露した場合であっても、その液滴が内壁20Aに沿って環状凹部20側に落下するので、外に漏れ出すことが防止される。
また、図3に戻って、カバー部4の頂上近傍には収容ポケット42が形成されている。この収容ポケット42は、底42Aを有する筒状部材であって、上方の取出し口42Bが、カバー部4の外側上方に開口するようになっている。また、この収容ポケット42の外観は、鉛直方向に延在する柱形状であるので、収容ポケット42の取出し口42B側が、カバー部4の外側上方に突出すると共に、その底側がカバー部4の内側下方に突出するようになっている。この結果、収容ポケット42の底側が、虫進入用開口24に接近するようになっており、内部空間に進入した虫が虫進入用開口24から逃げ出そうとする際に、収容ポケット42が邪魔するようになっている。従って、捕獲効率を高めることが可能となる。なお、収容ポケット42の上側は、カバー部4の取手として機能する。
また、図6に拡大して示されるように、この収容ポケット42の取出し口42Bには、キャップ44が配置されている。このキャップ44は、把持部44A、嵌め合い部44B、これらの間に位置するツバ44Fから構成されている。把持部44Aは、キャップ44を手で掴む部位である。また、嵌め合い部44Bは、筒状の部材であって取出し口42Bの内壁に嵌め合う構造となっている。この嵌め合い部44Bの外周には摩擦突起44Cが形成されており、この摩擦突起44Cが取出し口42Bの内壁に接触することで、この摩擦力によってキャップ44が固定される。なお、この摩擦突起44Cの存在によって、嵌め合い部44Bと取出し口42Bの間には隙間が形成されるようになっており、この隙間が後述する通気口46として機能する。
嵌め合い部44Bの外周面には、軸方向に変位する通気口形成カム44Dが周方向に形成されており、この通気口形成カム44Dが、取出し口42に形成される係合突起42Cに接触する。この結果、キャップ44を周方向に回転させることに伴って、キャップ44が上下運動する。この結果、ツバ44Fが取出し口42の上面に対して接触・離反を繰り返すので、収容ポケット42の内外を連通させる通気口46が開閉することになる。従って、例えば図7に示されるように、この収容ポケット42の内部に芳香剤90を収容しておけば、適宜、通気口46を介して香りを放出することが可能になり、この虫捕獲装置1を芳香装置として利用することができるようになる。
餌保持部6は、図8に拡大して示されるように、4本の支柱60と、支柱60の下端によって保持される餌台62を備えており、この餌台62には虫誘引用の餌が載せられるようになっている。4本の支柱60の上端は、全て係合リング64に連結されている。図3に示されるように、餌台62及び4本の支柱60を、虫進入用開口24から下方に挿入することで、係合リング64を虫進入用開口24に係合させる。この結果、餌保持部6が捕獲部2に固定されることになり、餌が捕獲部2の底側で空中に保持されることになる。
次に、図3を参照しながら、この虫捕獲装置1の使用方法について説明する。
まず、カバー部4の収容ポケット42のキャップ側の突出部分を把持し、カバー部4を上方に引っ張り上げて、カバー部4を捕獲部2から取り外す。次に、この捕獲部2における環状凹部20に、捕獲用の溶液22を注ぎ込む。この溶液22は水でも良いが、望ましくは虫が好む香りを発する芳香性の溶液にする。その後、餌保持部6を上方に取り外し、餌台62に虫誘引用の餌を載せて、元に戻す。この場合、餌保持部6の係合リング64を手で掴み、支柱60及び餌台62を虫進入用開口24から床側に向かって挿入する。この結果、係合リング64が虫進入用開口24に引っかかり、捕獲部2に餌保持部6が固定される。餌としては、虫誘引用に専用開発された餌でも良いが、米粒や野菜、果実等、日常生活で利用している食材を利用することも可能である。
その後、カバー部4を捕獲部2に固定することで、捕獲部2の上方空間を覆うようにし、ハエ等の虫が逃げるのを抑制する。その後、カバー部4の収容ポケット42内に芳香剤を入れてキャップ44を閉じ、このキャップ44を所定角度だけ周方向に回転させて通気口46を開放し、好みの芳香量になるようにツバ44Fの高さを調整する。
ハエ等の虫は、虫捕獲装置1の底側に配置される餌に誘引され、矢印Aに沿って捕獲部2の底側を通過して餌に近寄る。餌台62近辺は比較的暗い空間となっているが、カバー部4は光透過性素材で構成されているので、カバー部4を透過した外光が虫進入用開口24を介して餌台62側に差し込んでくる。ハエ等の虫は、明るい方向に移動する習性があることから、虫が環状凹部20の内側環状壁20Aに沿って上昇し、虫進入用開口24を介して捕獲部2の上方空間に進行する。この虫は、環状凹部20の上方を飛び回るが、カバー部4によって覆われていることから、外に逃げ出す事が出来ない。一方、虫侵入用開口24は、餌台62側が暗いことに加えて、収容ポケット42の底42Aが虫進入用開口24側に接近している。従って、虫が、この虫進入用開口24の狭い隙間から逃げ出す事が困難となる。この結果、ハエ等の虫は最終的に環状凹部20の溶液22に自ら進入し、捕獲される事になる。
また、虫捕獲装置1の使用中は、装置内部が高温になりやすいことから、溶液22が蒸発することがある。その場合、溶液22がカバー部4に結露する。カバー部4と捕獲部2の嵌め合い部分では、カバー部4の内壁40Aが捕獲部2の内壁20Fと比較して内側に突出しているので、内壁40Aに沿って落下して環状凹部20に戻ることになり、溶液22の減少を抑制する事が出来る。
この虫捕獲装置1によれば、捕獲部2を移動させること無く、餌保持部6を上方に取り出すことが可能であるので、餌の交換が極めて容易である。特に、餌として米粒や液体等の不安定な食材を利用する場合であっても、支柱60を利用して虫進入用開口24から安定した状態で餌台62を挿入する事が出来るので、餌の落下を防止できる。また、捕獲部2の上方から作業できるので、捕獲部2を移動させる必要が無いので、餌保持部6のみを頻繁に取り出して洗浄する事ができる。
またこの虫捕獲装置1によれば、カバー部4に収容ポケット42が形成されているので、芳香剤90等を収容することによって芳香装置として利用する事ができる。この結果、虫捕獲装置1の設置理由の一つとして室内の芳香目的が付加されることから、虫捕獲目的で本装置1を設置していることを他言したくない利用者にとって、心理的に利用し易い装置となる。更に本虫捕獲装置1によれば、この収容ポケット42の下方側が虫進入用開口24に接近しているので、一旦進入した虫が、虫進入用開口24に戻りにくい構造となっている。従って、捕獲効率を高める事が可能となっている。また、本虫捕獲装置1では、捕獲部2が非光透過性素材、カバー部4が光透過性素材によって構成されているので、餌台62を敢えて暗くすると共に、虫進入用開口24側を明るくする事で、虫が上方に移動し易いようになっている。
なお、上記実施形態では、収容ポケット42に芳香剤90を収容した場合に限って示したが、本考案はそれに限定されない。例えば、図9(A)に示されるように、収容ポケット42に水をはり、花等の植物96を活けるようにしてもよい。このようにすると、芳香目的ではなく、花瓶目的として虫捕獲装置1を利用する事が可能となる。特にカバー部4の内部には液体である溶液22が配置されている事から、水を必要とする花瓶目的で利用しても違和感が無いので、室内装飾目的として利用し易い。また、図9(B)のように、この収容ポケット42に照明装置70を収容することも好ましい。この照明装置70は、単3又は単4サイズの電池72、この電池72の先端に固定されるソケット76、ソケット76に設置される電球74(LED照明も可能)を備え、この電球74が収容ポケット42の底側に位置するよう。このようにすることで、光透過性素材で構成される収容ポケット42から、虫侵入用開口24近傍を明るく照らすことが可能となり、特に夜間等においても虫の捕獲効率を高める事が可能となっている。なお、ここでは照明装置70を収容ポケット42に設置する場合に限って示したが、本考案はそれに限定されず、収容ポケット42とは別に、照明装置70を設置するようにしても良い。
また、本実施形態では、餌保持部6を捕獲部2に固定する場合を示したが、本考案はそれに限定されない。例えば図10に示されるように、餌保持部6の支柱60の上端を、カバー部4に固定するようにしてもよい。ここでは特に、カバー部4における収容ポケット42の底面に餌保持部6が固定されている。これにより、カバー部4の着脱動作と同時に、餌台62の取り出し・設置が完了するので、利便性をより高めることが出来る。なお、この場合には、カバー部4に対して支柱64が着脱できるようにしておくことが望ましい。
また、本実施形態では、収容ポケット42の底側が虫進入用開口24に接近している場合を示したが、図11に示されるように、更に収容ポケット42の底側が径方向外側に拡張している事も好ましい。このようにすると、一旦、溶液22の上方に侵入した虫に対して、収容ポケット42と虫進入用開口24がトラップとして機能して、戻りにくくなるので、捕獲効率を高める事が出来る。また、結露した溶液22が、収容ポケット42の拡張部を介して環状凹部20側に落下するので、溶液22の減少を防止できる。
なお、本実施形態では、環状凹部として円形のドーナツ形状の凹部の場合を示したが、本考案では、円形にする場合に限定されない。また、厳密に環状にする必要は無く、複数のブロックに区分された凹部が周方向に複数配置されて、実質的に捕獲機能を発揮できるような状態も含むものである。また、本実施形態では、捕獲部2が非透明素材によって構成される場合に限って示したが、本考案はそれに限定されず、透明素材によって構成することも勿論可能である。
尚、本考案の虫捕獲装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本考案によれば、捕獲効率を高めながらも、餌交換等における利便性を高めることが可能になる。
本考案の実施の形態に係る虫捕獲装置の(A)上面図、(B)正面図 同虫捕獲装置の(A)右側面図、(B)背面図 同虫捕獲装置の断面図 同虫捕獲装置の底面図 図3における領域Dの部分拡大断面図 同虫捕獲装置における収容ポケットのキャップ構造を拡大して示す部分断面図 同収容ポケットに芳香剤を収容した状態を示す部分断面図 同虫捕獲装置の餌保持部を拡大して示す斜視図 同収容ポケットに(A)植物を収容した状態、(B)照明装置を収容した状態を示す断面図 同虫捕獲装置の餌保持部の他の構成例を示した断面図 同虫捕獲装置の収容ポケットの他の構成例を示した断面図
符号の説明
1 虫捕獲装置
2 捕獲部
4 カバー部
6 餌保持部
20 環状凹部
24 虫進入用開口
42 収容ポケット
60 支柱
62 餌台

Claims (11)

  1. 虫捕獲用の溶液を環状凹部に貯留すると共に、前記環状凹部の内周側に形成される虫進入用開口を介して虫を前記溶液に導く捕獲部と、
    前記捕獲部の上方を覆うカバー部と、
    虫誘引用の餌を載せる餌台を下端に備えた支柱を、前記虫進入用開口から下方に挿入することで、前記餌を前記捕獲部の底側で保持可能な餌保持部と、
    を備えることを特徴とする虫捕獲装置。
  2. 前記餌保持部の前記支柱が前記虫進入用開口と係合することで、前記餌保持部が前記捕獲部に固定されることを特徴とする請求項1記載の虫捕獲装置。
  3. 前記餌保持部の前記支柱の上端が前記カバー部に連結されることで、前記餌保持部が前記カバー部に固定されること特徴とする請求項1記載の虫捕獲装置。
  4. 前記カバー部が前記捕獲部に対して着脱自在とされており、前記カバー部と前記捕獲部の当接領域における前記カバー部の内壁が、前記捕獲部の内壁と比較して内側に突出していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の虫捕獲装置。
  5. 前記カバー部には、有底筒状の収容ポケットが形成されており、前記収容ポケットの取出し口が前記カバー部の外側上方に開口していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の虫捕獲装置。
  6. 前記収容ポケットの底側が、前記カバー部の内側下方に突出すると共に、前記収容ポケットの前記取出し口側が、前記カバー部の外側上方に突出していることを特徴とする請求項5記載の虫捕獲装置。
  7. 前記収容ポケットの前記取出し口にキャップが配置されており、前記キャップを周方向に回転させることに伴って、前記収容ポケットの内外を連通させる通気口が開閉することを特徴とする請求項5又は6記載の虫捕獲装置。
  8. 前記収容ポケットが光透過性素材で構成されており、前記収容ポケットの内部に、前記捕獲部の前記虫進入用開口近傍を照らす照明装置が配置可能となっていることを特徴とする請求項5、6又は7記載の虫捕獲装置。
  9. 前記収容ポケットの底側が、前記捕獲部の前記虫進入用開口近傍に接近しており、且つ、前記収容ポケットの底側が拡張していることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか記載の虫捕獲装置。
  10. 前記カバー部には、前記捕獲部の前記虫進入用開口近傍を照らす照明装置が設置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の虫捕獲装置。
  11. 前記カバー部が光透過性素材で構成されると共に、前記捕獲部が非光透過性素材で構成されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の虫捕獲装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008062612A1 (fr) * 2006-11-21 2008-05-29 Earth Chemical Co., Ltd. Dispositif piège pour insectes nuisibles
JP2017143785A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 国立大学法人浜松医科大学 捕虫器

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