JP3126556U - テーブル用折りたたみ脚の連結金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のテーブル用折りたたみ脚の連結金具は、テーブル天板に対し脚を垂直方向にのみ取り付けることができなかったため、天板に取り付けるテーブル脚の形状を限定されていた。本考案は、直角方向に曲折しているテーブル脚と天板を連結し、なおかつそのテーブル脚の折りたたみを可能とするテーブル用折りたたみ脚の連結金具を提供する。
【解決手段】連結金具は天板金具と脚金具を水平状態に維持することで、常態において直角方向に折曲しているテーブル脚を天板と連結することを可能にするテーブル用折りたたみ脚の連結金具であり、それによりテーブル天板と脚をテーブルとして使う状態において、視覚的に一体化することができる。
【選択図】図1
【解決手段】連結金具は天板金具と脚金具を水平状態に維持することで、常態において直角方向に折曲しているテーブル脚を天板と連結することを可能にするテーブル用折りたたみ脚の連結金具であり、それによりテーブル天板と脚をテーブルとして使う状態において、視覚的に一体化することができる。
【選択図】図1
Description
この考案はテーブルにおける折りたたみ脚の連結金具に関し、常態において直角方向に曲折しているテーブル脚を天板と連結することを可能にするテーブル用折りたたみ脚の連結金具に係る。
従来のテーブル用折りたたみ脚の連結金具は図10,11に示すとおり、テーブルの脚と天板は連結金具を介してテーブルとして使用する状態において、天板に対し脚を連結金具を介して垂直方向に取り付けることしかできなかった。
そのため、図9に示したような状態において図8のような直角方向に曲折しているテーブル脚を天板に連結することは不可能であった。
そのため、図9に示したような状態において図8のような直角方向に曲折しているテーブル脚を天板に連結することは不可能であった。
この考案は、図1および図2に示したような常態において直角方向に曲折しているテーブル脚と天板を連結し、なおかつそのテーブル脚の折りたたみを可能とするテーブル用折りたたみ脚の連結金具を提供することを課題とする。
本考案は以上のような点を鑑み考案されたものであり、図8のような常態に置いて直角方向に曲折したテーブル脚を天板と連結させるために、天板金具と脚金具を共通する通孔にロック杆を挿着する構造によって、テーブルとして機能する場合、天板金具と脚金具が水平状態に結合するように形成されている。
この考案に係るテーブルにおける折りたたみ脚の連結金具の実施例を図1および図2によりその概要を説明すれば次のとおりである。
図1および図2における図面符号はいずれも次の部材をあらわすものであり、1は天板、2は脚、3は連結金具、4は天板金具、5は脚金具、6は軸、7はロック杆、43,44は切欠溝および53は長溝をそれぞれ示すものである。
符号10で示すテーブルは天板1と脚2とが折りたたみできるように連結金具3を介して結合されており、この両部材は天板と一体の天板金具4と脚金具5とを軸6を介してこの軸を中心にしてほぼ1/4回転できるように連結されている。
図1および図2における図面符号はいずれも次の部材をあらわすものであり、1は天板、2は脚、3は連結金具、4は天板金具、5は脚金具、6は軸、7はロック杆、43,44は切欠溝および53は長溝をそれぞれ示すものである。
符号10で示すテーブルは天板1と脚2とが折りたたみできるように連結金具3を介して結合されており、この両部材は天板と一体の天板金具4と脚金具5とを軸6を介してこの軸を中心にしてほぼ1/4回転できるように連結されている。
また図1に示すテーブルとして機能させる場合にはロック杆7をロック用の切欠溝43に係合させてテーブルを形成し、図2に示すように天板1と脚2とを折りたたむ場合には、前記ロック杆7を切欠溝43により解除して脚2を軸6を中心にして内側にほぼ90°回転し、ロック杆7を切欠溝44に係合させて天板1に対して脚2がほぼ平行するように折りたたみ状態を維持させるようにするものである。
上記した連結金具3の詳細を、添付図面を参照しながら説明すれば次のとおりである。
図3は連結金具の斜視図であり、同図に示すように連結金具3は天板金具4と脚金具5とで形成されており、両金具は対象位置に設けられている軸6を中心にして回転できるように連結されている。また脚金具5の側壁に端部を浮動状に係止し他端を天板金具4の側板42外に延出しているロック杆7が設けられている。
なお符号12は天板金具4を天板に取り付けるための天板金具の背部板に設けた通孔である。
図3は連結金具の斜視図であり、同図に示すように連結金具3は天板金具4と脚金具5とで形成されており、両金具は対象位置に設けられている軸6を中心にして回転できるように連結されている。また脚金具5の側壁に端部を浮動状に係止し他端を天板金具4の側板42外に延出しているロック杆7が設けられている。
なお符号12は天板金具4を天板に取り付けるための天板金具の背部板に設けた通孔である。
上記した天板金具4と脚金具5およびロック杆7との関係を詳細に説明するため図3の矢印方向を平面図として示す図4により説明すれば次のとおりである。
また43、44は天板金具の一方の側板42の周面に形成した切欠溝、53は脚金具5の一方の側板52の適所に形成した長溝である。
図3、図4および同図I−I 線断面図で示したように、天板金具4は背板41とこの板の両サイドから直角方向に曲折された側板42,42で形成されており、脚金具5は背板51とこの板の両サイドから直角方向に折曲された側板52,52で形成されており、両金具4,5は脚金具の両側板を天板金具の両側板で抱持状に保持し、しかも対象位置に設けた軸6によって回転できるように結合されている。
また43、44は天板金具の一方の側板42の周面に形成した切欠溝、53は脚金具5の一方の側板52の適所に形成した長溝である。
図3、図4および同図I−I 線断面図で示したように、天板金具4は背板41とこの板の両サイドから直角方向に曲折された側板42,42で形成されており、脚金具5は背板51とこの板の両サイドから直角方向に折曲された側板52,52で形成されており、両金具4,5は脚金具の両側板を天板金具の両側板で抱持状に保持し、しかも対象位置に設けた軸6によって回転できるように結合されている。
特にI−I断面図が明らかなように、ロック軸72の端部72′を浮動状に係止しているロック杆7が前記したロック軸72を脚金具の−方の側板52に形成した長溝53および天板金具の一方の側板42を貫通するように取り付けられており、しかも前記ロック杆7は一端を固定部44に他端をロック軸にそれぞれの端部を固定して張設されているばね73によって天板方向に引き上げられるように取り付けられている。またこのロック杆7には押部71が自由端に形成されている。
なおI−I線断面図におけるロック軸72は図5およびII−II線断面図で示すように天板金具および脚金具のそれぞれの一方の側板42,52に形成した切欠溝43およびこれに重なり合っている長溝53のそれぞれの溝内にある場合を示したもので、この状態は前記量金具に固定されている天板1と脚2とが開脚状に維持されテーブルと機能する場合を示している。
またロック軸72は特にII−II線断面図で明らかなように常態において、ばね73によって天板金具方向に引き上げられるように(上方)付勢されているがロック杆の押部71を反付勢方向(下方)に押し下げることで切欠溝43から離脱し、長溝内を自由に上下方向に移動できるものである。
この考案にかかわる折たたみ脚の連結金具を備えたテーブルの折りたたみ状態を図5、図6および図7により説明すれば次のとおりである。
テーブルとして機能している脚2を折りたたむ場合には図5で示されているロック杆7の押部71を左方に押し下げ天板金具の側板の切欠溝43に嵌入しているロック軸72をこの切欠溝を離脱させる。
この考案にかかわる折たたみ脚の連結金具を備えたテーブルの折りたたみ状態を図5、図6および図7により説明すれば次のとおりである。
テーブルとして機能している脚2を折りたたむ場合には図5で示されているロック杆7の押部71を左方に押し下げ天板金具の側板の切欠溝43に嵌入しているロック軸72をこの切欠溝を離脱させる。
次に図5における脚2を軸6を中心にして内側に回動する。(矢印参照)
こうすることによって切欠溝43より離脱したロック軸72は図6に示すように脚2の回動に従って軸表面を天板金具の一方の側板42の周面46に当接させながら移動する。
ついでこのロック軸72は脚2が折りたたみの最終位置に到達した段階で図7に示すように次の切欠溝44内に嵌入し、それ以後の脚2の回動を阻止する。
こうすることによって切欠溝43より離脱したロック軸72は図6に示すように脚2の回動に従って軸表面を天板金具の一方の側板42の周面46に当接させながら移動する。
ついでこのロック軸72は脚2が折りたたみの最終位置に到達した段階で図7に示すように次の切欠溝44内に嵌入し、それ以後の脚2の回動を阻止する。
なお前記した折りたたみ脚を開脚させる場合にはロック杆の押部を押し下げて脚2を開脚方向に回転すれば最終段階で前記ロック軸が切欠溝43に嵌着することでテーブルを形成することができる。
この考案は上記実施例に限定されるものでなく、天板および脚金具の形状あるいは天板および脚との結合手段または各切欠溝および長溝の形状およびばねとその取り付け手段などは必要に応じて任意に設計できるものである。
この考案は上記実施例に限定されるものでなく、天板および脚金具の形状あるいは天板および脚との結合手段または各切欠溝および長溝の形状およびばねとその取り付け手段などは必要に応じて任意に設計できるものである。
この考案は、従来のテーブル天板に対し脚を垂直方向にのみ取り付けることができなかった連結金具を、常態において直角方向に折曲しているテーブル脚を天板と連結することを可能にするテーブル用折りたたみ脚の連結金具であり、それによりテーブル天板と脚が一体化している視覚効果を与えることができ、デザイン効果を向上させる極めて便利なものである。
1 テーブル天板
2 脚
3 連結金具
4 天板金具
5 脚金具
6 軸
7 ロック杆
8 従来の連結金具
10 テーブル
12 通孔
41(51) 背板
42(52) 側板
43(44) 切欠溝
53 長溝
72 ロック軸
73 ばね
2 脚
3 連結金具
4 天板金具
5 脚金具
6 軸
7 ロック杆
8 従来の連結金具
10 テーブル
12 通孔
41(51) 背板
42(52) 側板
43(44) 切欠溝
53 長溝
72 ロック軸
73 ばね
Claims (2)
- 天板に背板を固着し両側から直角方向に折曲してなる両側板の一方の側板に切欠溝を形成した天板金具と、脚に背板を固定し両側から直角方向に折曲してなる両側板の一方の側板に長溝を形成した脚金具とを、前記した両側板が当接するように位置させて対象位置に設けた軸を中心にして回動できるように結合し、しかも脚金具の両側板の一方に端部を浮遊状に係止し、多端部を前記した長溝および切欠溝を貫通させ天板金具の一方の側板外に延出したロック軸を、ばねによって常態において天板の背板方向に引っ張るようにして構成したことを特徴とするテーブル用折りたたみ脚の連結金具。
- 請求項1記載の天板金具と脚金具において、テーブル脚本体が直角方向に曲折していることで水平状態に連結し、テーブルとして機能することを特徴とするテーブル用折りたたみ脚の連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006006872U JP3126556U (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | テーブル用折りたたみ脚の連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006006872U JP3126556U (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | テーブル用折りたたみ脚の連結金具 |
Publications (1)
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JP3126556U true JP3126556U (ja) | 2006-11-02 |
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Family Applications (1)
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JP2006006872U Expired - Fee Related JP3126556U (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | テーブル用折りたたみ脚の連結金具 |
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2006
- 2006-07-31 JP JP2006006872U patent/JP3126556U/ja not_active Expired - Fee Related
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