JP3125942B2 - 石けん液小出し装置 - Google Patents
石けん液小出し装置Info
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- soap
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K5/00—Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
- A47K5/06—Dispensers for soap
- A47K5/12—Dispensers for soap for liquid or pasty soap
- A47K5/1211—Dispensers for soap for liquid or pasty soap using pressure on soap, e.g. with piston
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広い観点から言えば、
流体小出し装置に係わり、特に頂壁板に装着される石け
ん液小出し装置に関するものである。
流体小出し装置に係わり、特に頂壁板に装着される石け
ん液小出し装置に関するものである。
【0002】
【従来技術、および発明が解決しようとする課題】頂壁
板に装着される周知の各種流体小出し容器がある。通
常、これらの小出し容器は、その内部に浸漬管が挿入さ
れる補充可能な石けん槽を有する。浸漬管は一般に、1
組または2組の逆止弁とピストン形ポンプを有する。こ
れらのポンプおよび弁装置は常に恒久的な装置である
が、或る期間に亘って、弁および(または)(and/
orを意味する)ポンプが機能停止し、または閉塞して
しまうことが多く、全く石けん液を小出しすることがで
きなくなる。
板に装着される周知の各種流体小出し容器がある。通
常、これらの小出し容器は、その内部に浸漬管が挿入さ
れる補充可能な石けん槽を有する。浸漬管は一般に、1
組または2組の逆止弁とピストン形ポンプを有する。こ
れらのポンプおよび弁装置は常に恒久的な装置である
が、或る期間に亘って、弁および(または)(and/
orを意味する)ポンプが機能停止し、または閉塞して
しまうことが多く、全く石けん液を小出しすることがで
きなくなる。
【0003】この種小出し容器の一つが米国特許第1,
229,556号に示されている。同特許には、浸漬管
がその基底にボール逆止弁を備えるようにした、槽内へ
下向きに延びる浸漬管が記載されている。槽へ補充する
ためには、槽を取付け腕片(ブラケット)から外し、開
口容器内に石けん液を注ぐ必要がある。
229,556号に示されている。同特許には、浸漬管
がその基底にボール逆止弁を備えるようにした、槽内へ
下向きに延びる浸漬管が記載されている。槽へ補充する
ためには、槽を取付け腕片(ブラケット)から外し、開
口容器内に石けん液を注ぐ必要がある。
【0004】比較的に一般的なピストン駆動ポンプ装置
が記載された米国特許第923,447号に別の石けん
小出し容器が示されている。この装置では、ピストン作
動用棒とピストンとが隣接して連結されている。前記米
国特許第923,447号の容器を満たすためには、頂
壁板からポンプ装置を取り外して、頂壁板の下方から容
器を取り去る必要がある。次いで、石けん液を容器内に
注入することができ、全組立体が再取付けされる。
が記載された米国特許第923,447号に別の石けん
小出し容器が示されている。この装置では、ピストン作
動用棒とピストンとが隣接して連結されている。前記米
国特許第923,447号の容器を満たすためには、頂
壁板からポンプ装置を取り外して、頂壁板の下方から容
器を取り去る必要がある。次いで、石けん液を容器内に
注入することができ、全組立体が再取付けされる。
【0005】使い捨て式槽とピストン・ポンプ組立体と
に係合する恒久的な小出し操作作動用棒組立体を有する
分岐組立体装置が、従来技術には全く示されていない。
大気中の汚染物質からその内部が常に事実上密封された
石けん槽が、従来技術には全く示されていない。従来技
術は更に、恒久的小出し操作部分が石けん液の送出のた
めの主要導管として働かないようにした装置構成を示し
ていない。
に係合する恒久的な小出し操作作動用棒組立体を有する
分岐組立体装置が、従来技術には全く示されていない。
大気中の汚染物質からその内部が常に事実上密封された
石けん槽が、従来技術には全く示されていない。従来技
術は更に、恒久的小出し操作部分が石けん液の送出のた
めの主要導管として働かないようにした装置構成を示し
ていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、使い捨
て式石けん液貯溜槽組立体と共に使用するようになさ
れ、恒久的に取り付けられた小出し操作作動用棒組立体
とを有する、頂壁板に装着される流体または石けん液小
出し装置を提供することにある。
て式石けん液貯溜槽組立体と共に使用するようになさ
れ、恒久的に取り付けられた小出し操作作動用棒組立体
とを有する、頂壁板に装着される流体または石けん液小
出し装置を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、その内部の石けん液
が常にほとんど周囲から密封されたままになっている石
けん液槽を提供することにある。
が常にほとんど周囲から密封されたままになっている石
けん液槽を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、作動用棒通路と作動
用棒とが石けん液に接触しない石けん小出し装置を提供
することにある。
用棒とが石けん液に接触しない石けん小出し装置を提供
することにある。
【0009】本発明の更に別の目的は、石けん液が小出
し操作部の内部と接触しない石けん液小出し装置を提供
することにある。
し操作部の内部と接触しない石けん液小出し装置を提供
することにある。
【0010】本発明の更に別の目的は、容積式ポンプと
吐出管とを含む使い捨て石けん槽用カートリッジを提供
することにある。
吐出管とを含む使い捨て石けん槽用カートリッジを提供
することにある。
【0011】本発明の別の目的は、ポンプのピストンが
ピストンと逆止弁の両者を兼ねる、石けん液を小出しす
るための容積式ポンプを提供することにある。
ピストンと逆止弁の両者を兼ねる、石けん液を小出しす
るための容積式ポンプを提供することにある。
【0012】本発明の更に別の目的は、垂直線に対して
使用者の側へ(人間工学的な姿勢に)作動用棒が彎曲さ
れた、頂壁板に装着される石けん液小出し装置を提供す
ることにある。
使用者の側へ(人間工学的な姿勢に)作動用棒が彎曲さ
れた、頂壁板に装着される石けん液小出し装置を提供す
ることにある。
【0013】本発明のまた別の目的は、装入および取出
し中、石けんが槽から溢れないようにした、石けん液小
出し装置を提供することにある。
し中、石けんが槽から溢れないようにした、石けん液小
出し装置を提供することにある。
【0014】本発明の目的、特徴および利点は、以下の
実施例の説明によって具体的に明らかになされるだろ
う。本発明の目的、特徴および利点は、その底部にばね
付勢されたピストンを有するポンプ組立体を組み込んだ
使い捨て式石けん液貯溜槽組立体によって達成される。
この使い捨て式貯溜槽組立体は、ポンプ(容積式ポン
プ)を作動させる作動用棒を受け入れる案内筒状体を有
する。この案内筒状体内部は、石けん液がそこに露出し
ないように、ポンプおよび石けん槽バッグ(袋)に対し
て密封した関係になっている。
実施例の説明によって具体的に明らかになされるだろ
う。本発明の目的、特徴および利点は、その底部にばね
付勢されたピストンを有するポンプ組立体を組み込んだ
使い捨て式石けん液貯溜槽組立体によって達成される。
この使い捨て式貯溜槽組立体は、ポンプ(容積式ポン
プ)を作動させる作動用棒を受け入れる案内筒状体を有
する。この案内筒状体内部は、石けん液がそこに露出し
ないように、ポンプおよび石けん槽バッグ(袋)に対し
て密封した関係になっている。
【0015】使い捨て式石けん液貯溜槽組立体は、頂壁
板へ装着される小出し組立体と共に使用される。この小
出し組立体は、吐出用管と、使い捨て式石けん液貯溜槽
組立体内のポンプを手動で作動させるための作動用棒組
立体とを有する。
板へ装着される小出し組立体と共に使用される。この小
出し組立体は、吐出用管と、使い捨て式石けん液貯溜槽
組立体内のポンプを手動で作動させるための作動用棒組
立体とを有する。
【0016】頂壁板に装着される小出し容器組立体の吐
出用管を貫いて挿入すべく、使い捨て式石けん液貯溜槽
組立体に可撓性吐出管が配設される。使い捨て式石けん
液貯溜槽組立体は、着脱式に取着される支持缶内に保持
される。
出用管を貫いて挿入すべく、使い捨て式石けん液貯溜槽
組立体に可撓性吐出管が配設される。使い捨て式石けん
液貯溜槽組立体は、着脱式に取着される支持缶内に保持
される。
【0017】
【実施例】図1に、本発明の石けん液小出し装置10が
示されている。この石けん液小出し装置10は、吐出用
管組立体12と槽ポンプ組立体14を含む。槽ポンプ組
立体14は缶16内に支えられている。吐出用管組立体
12は、基枠構造部材20を包囲する箱体18を含む
(図2および図3参照)。基枠構造部材20は、実際
上、作動用棒通路22と吐出用管穴24とを間に形成す
る二つの隣接部片で構成される。基枠構造部材20の二
つの部片は、ねじおよび六角ナット25により、ならび
に環状黄銅鞘管27および超音波溶接により、一緒に保
持される。作動用棒通路22および吐出用管穴24の両
者は屈曲状に角度を与えられ、各々の角度は、望ましく
は水平線から60°の鈍角をなす。
示されている。この石けん液小出し装置10は、吐出用
管組立体12と槽ポンプ組立体14を含む。槽ポンプ組
立体14は缶16内に支えられている。吐出用管組立体
12は、基枠構造部材20を包囲する箱体18を含む
(図2および図3参照)。基枠構造部材20は、実際
上、作動用棒通路22と吐出用管穴24とを間に形成す
る二つの隣接部片で構成される。基枠構造部材20の二
つの部片は、ねじおよび六角ナット25により、ならび
に環状黄銅鞘管27および超音波溶接により、一緒に保
持される。作動用棒通路22および吐出用管穴24の両
者は屈曲状に角度を与えられ、各々の角度は、望ましく
は水平線から60°の鈍角をなす。
【0018】作動用棒通路22内には、作動用棒組立体
を形成する上部作動用棒26、リンク28および下部作
動用棒30がある。上部作動用棒26の下方部分は箱形
端部雌継手部材32で終わる。同様に、下部作動用棒3
0の上端部は箱形端部雌継手部材34で終わる。雌継手
部材32,34間にはリンク28が配設されている。リ
ンク28には、二つのほぼ円筒状の端部36が包含さ
れ、その円筒軸線は、作動用棒通路22の円筒軸線にほ
ぼ垂直である。円筒状の端部36は、上部作動用棒26
が作動用棒通路22内を下方へ動かされる際、雌継手部
材32,34およびリンク28が作動用棒通路22の角
度付与部分(屈曲した部分)を通るピボット運動(傾動
回転運動)に対応できるようになっており、それにより
下部作動用棒30を作動用棒通路22内で下方へ同時に
駆動するような態様で、雌継手部材32,34のほぼ円
筒状の溝38に係合するように存在している。
を形成する上部作動用棒26、リンク28および下部作
動用棒30がある。上部作動用棒26の下方部分は箱形
端部雌継手部材32で終わる。同様に、下部作動用棒3
0の上端部は箱形端部雌継手部材34で終わる。雌継手
部材32,34間にはリンク28が配設されている。リ
ンク28には、二つのほぼ円筒状の端部36が包含さ
れ、その円筒軸線は、作動用棒通路22の円筒軸線にほ
ぼ垂直である。円筒状の端部36は、上部作動用棒26
が作動用棒通路22内を下方へ動かされる際、雌継手部
材32,34およびリンク28が作動用棒通路22の角
度付与部分(屈曲した部分)を通るピボット運動(傾動
回転運動)に対応できるようになっており、それにより
下部作動用棒30を作動用棒通路22内で下方へ同時に
駆動するような態様で、雌継手部材32,34のほぼ円
筒状の溝38に係合するように存在している。
【0019】上部作動用棒26の上部はねじ付き受け口
40で終わっている。ねじ付き受け口40にはキャップ
42がねじ44で取り付けられている。キャップ42に
は、箱体18の上方部分との滑動自在な係合のための環
状溝46がある。キャップ42には、ねじ44の頂部を
覆うスナップ嵌めボタン(係脱可能なボタン状覆い)4
8が付されている。
40で終わっている。ねじ付き受け口40にはキャップ
42がねじ44で取り付けられている。キャップ42に
は、箱体18の上方部分との滑動自在な係合のための環
状溝46がある。キャップ42には、ねじ44の頂部を
覆うスナップ嵌めボタン(係脱可能なボタン状覆い)4
8が付されている。
【0020】吐出用管穴24内には吐出用管50が配設
されている。吐出用管50は、外広がり形状の基端部5
2を有する。吐出用管50は、望ましくはステレンス鋼
で形成される。箱体18は、望ましくはクロムめっきさ
れたアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(AB
S)で形成される。
されている。吐出用管50は、外広がり形状の基端部5
2を有する。吐出用管50は、望ましくはステレンス鋼
で形成される。箱体18は、望ましくはクロムめっきさ
れたアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(AB
S)で形成される。
【0021】頂壁板56と当接するようになっている支
持鍔状体54が基枠構造部材20から半径方向外方へ延
びている。箱体18と支持鍔状体54と頂壁板56との
間を事実上密封すべく弾性座金58が設けられ、それに
より、頂壁板56上に集る水と石けんとの箱体18内へ
の侵入が防止される。
持鍔状体54が基枠構造部材20から半径方向外方へ延
びている。箱体18と支持鍔状体54と頂壁板56との
間を事実上密封すべく弾性座金58が設けられ、それに
より、頂壁板56上に集る水と石けんとの箱体18内へ
の侵入が防止される。
【0022】基枠構造部材20の下部は、ねじ付き管状
部分60であり、管状部分60にナット62が螺合自在
に係合している。ナット62は、頂壁板56の下面に係
合し、それにより、基枠構造部材20と箱体18とが頂
壁板56へ確実に保持される。
部分60であり、管状部分60にナット62が螺合自在
に係合している。ナット62は、頂壁板56の下面に係
合し、それにより、基枠構造部材20と箱体18とが頂
壁板56へ確実に保持される。
【0023】缶体用頂壁部材64もまた、管状部分60
に螺合自在に係合している。作動用棒のための鞘管66
は缶体用頂壁部材64を貫き、管状部分60から下方へ
延びている。作動用棒のための鞘管66は下部作動用棒
30とほぼ共軸線関係にあり、下部作動用棒30は作動
用棒のための鞘管66を貫き且つそれを超えて延びてい
る。缶体用頂壁部材64は、缶16への差込み形式の取
付けに適合している。缶16および缶体用頂壁部材64
内には槽ポンプ組立体14が配設されている。槽ポンプ
組立体14は、ほぼ円筒状の容器部分(または容器壁)
68を有する。容器部分68の頂部には封止頂壁70が
取り付けられている。封止頂壁(上部キャップ)70は
開口部71をその中に備えている。複数の指状部片73
が開口部71の下方且つ内方へ曲がっている。案内筒状
体80が、封止頂壁70を通り、下方へ延びている。そ
の外側に環状隆起部75を有する漏斗状開口部72が案
内筒状体80に包含されている。指状部片73の端部
は、案内筒状体80が封止頂壁70内へ充分に挿入され
た時に、隆起部75と係合する。漏斗状開口部72の中
に吐出管スロット(細長い小穴)74がある。封止頂壁
70から延びる弧状の自由端指状部片77が吐出管スロ
ット74と整合する。
に螺合自在に係合している。作動用棒のための鞘管66
は缶体用頂壁部材64を貫き、管状部分60から下方へ
延びている。作動用棒のための鞘管66は下部作動用棒
30とほぼ共軸線関係にあり、下部作動用棒30は作動
用棒のための鞘管66を貫き且つそれを超えて延びてい
る。缶体用頂壁部材64は、缶16への差込み形式の取
付けに適合している。缶16および缶体用頂壁部材64
内には槽ポンプ組立体14が配設されている。槽ポンプ
組立体14は、ほぼ円筒状の容器部分(または容器壁)
68を有する。容器部分68の頂部には封止頂壁70が
取り付けられている。封止頂壁(上部キャップ)70は
開口部71をその中に備えている。複数の指状部片73
が開口部71の下方且つ内方へ曲がっている。案内筒状
体80が、封止頂壁70を通り、下方へ延びている。そ
の外側に環状隆起部75を有する漏斗状開口部72が案
内筒状体80に包含されている。指状部片73の端部
は、案内筒状体80が封止頂壁70内へ充分に挿入され
た時に、隆起部75と係合する。漏斗状開口部72の中
に吐出管スロット(細長い小穴)74がある。封止頂壁
70から延びる弧状の自由端指状部片77が吐出管スロ
ット74と整合する。
【0024】ほぼ円筒状の底蓋76が容器部分68の基
底に取り付けられている。ポンプ箱体78が底蓋76の
中に取り付けられ且つそこから上方へ延びている。底蓋
76から内方へ半径方向に延びる環状突出部83と外周
で係合する壁81が、ポンプ箱体78から半径方向外方
へ延びている。ポンプ箱体78は、環状溝85で案内筒
状体80内に圧入嵌合され、その部分で超音波溶接され
る。
底に取り付けられている。ポンプ箱体78が底蓋76の
中に取り付けられ且つそこから上方へ延びている。底蓋
76から内方へ半径方向に延びる環状突出部83と外周
で係合する壁81が、ポンプ箱体78から半径方向外方
へ延びている。ポンプ箱体78は、環状溝85で案内筒
状体80内に圧入嵌合され、その部分で超音波溶接され
る。
【0025】槽ポンプ組立体14内には、超音波でそこ
へ溶接されたバッグ出口ノズルを有する石けん液の折り
畳み可能なバッグ82が収納されている。バッグ出口ノ
ズルはポンプ吸込ノズル98へプレス嵌めされている。
バッグ82は、容器壁68の内側の案内筒状体80の周
囲に巻き付く。案内筒状体80には、図4に一層明確に
示したポンプ駆動軸84がある。ポンプ駆動軸84の頂
部は、下部作動用棒30の先端部88との当接位置にあ
る。ポンプ駆動軸84の下方端部は、ポンプ箱体78内
へ延びるポンプのピストン90に接続する。ポンプ駆動
軸84の断面は、図12に明確に示す如き十字形であ
る。ポンプ駆動軸84から鍔状体86が半径方向に延び
ている。ピストン90の回りに環状の弾性密封92が設
けられて、ピストン90とポンプ箱体78との間に密封
を付与している。密封92上に座金93が載っている。
鍔状体86と座金93との間にばね94が存在してい
る。
へ溶接されたバッグ出口ノズルを有する石けん液の折り
畳み可能なバッグ82が収納されている。バッグ出口ノ
ズルはポンプ吸込ノズル98へプレス嵌めされている。
バッグ82は、容器壁68の内側の案内筒状体80の周
囲に巻き付く。案内筒状体80には、図4に一層明確に
示したポンプ駆動軸84がある。ポンプ駆動軸84の頂
部は、下部作動用棒30の先端部88との当接位置にあ
る。ポンプ駆動軸84の下方端部は、ポンプ箱体78内
へ延びるポンプのピストン90に接続する。ポンプ駆動
軸84の断面は、図12に明確に示す如き十字形であ
る。ポンプ駆動軸84から鍔状体86が半径方向に延び
ている。ピストン90の回りに環状の弾性密封92が設
けられて、ピストン90とポンプ箱体78との間に密封
を付与している。密封92上に座金93が載っている。
鍔状体86と座金93との間にばね94が存在してい
る。
【0026】ピストン90は、二つの蝶番式羽根部片9
6を有する。ピストン90および羽根部片96は、望ま
しくは、成形ポリプロピレンである。ピストン90の本
体への羽根部片96の接合の幅狭さにより、しばしば
「生きた」ヒンジと称するものが作り出される。羽根部
片96は、ピストン90の下方へのポンプ作用行程に際
し、箱体78の内壁と密封係合して外方へ延びる。ピス
トン90が吸入(すなわち非ポンプ作用)行程において
箱体78内を上方へ動くと、羽根部片96の上方のポン
プ箱体78内の石けん液の重量および粘度により、羽根
部片96が内方へ、かつポンプ箱体78の内壁から離れ
る方向へ傾動回転して、次の下方へのポンプ作用行程に
備え、ピストン90の回りおよびその下に石けん液を流
れさせる。そのように、羽根部片96を備えたピストン
90は、容積式ピストンおよび逆止弁の機能を兼備す
る。それによってピストン90と羽根部片96とが適切
に作動する石けん液粘度の好適な範囲は50〜15,0
00cpである。
6を有する。ピストン90および羽根部片96は、望ま
しくは、成形ポリプロピレンである。ピストン90の本
体への羽根部片96の接合の幅狭さにより、しばしば
「生きた」ヒンジと称するものが作り出される。羽根部
片96は、ピストン90の下方へのポンプ作用行程に際
し、箱体78の内壁と密封係合して外方へ延びる。ピス
トン90が吸入(すなわち非ポンプ作用)行程において
箱体78内を上方へ動くと、羽根部片96の上方のポン
プ箱体78内の石けん液の重量および粘度により、羽根
部片96が内方へ、かつポンプ箱体78の内壁から離れ
る方向へ傾動回転して、次の下方へのポンプ作用行程に
備え、ピストン90の回りおよびその下に石けん液を流
れさせる。そのように、羽根部片96を備えたピストン
90は、容積式ピストンおよび逆止弁の機能を兼備す
る。それによってピストン90と羽根部片96とが適切
に作動する石けん液粘度の好適な範囲は50〜15,0
00cpである。
【0027】ポンプ箱体78へ差込み式に取り付けら
れ、そこへ超音波で溶接され、壁81の開口部を貫いて
延びるポンプ吸込ノズル98が、ポンプ箱体78から延
びている。ポンプ箱体78には排出ノズル100が設け
られる。排出ノズル100には、ばね102とボール1
03とを有するボール逆止弁101が超音波で溶接され
る。石けんの粘度に応じ、ボール逆止弁101をダック
ビル逆止弁(カモの嘴形状の逆止弁)に置き換えること
ができる。ボール逆止弁101は石けんがポンプ箱体7
8内に逆流することを防止し、従って吸入または非ポン
プ作用行程中のヒンジ付き部分96の下方への動きを助
長するのに役立つ。作動中、ボール103は、ピストン
90の各ポンプ作用行程と共に弁座を離れて、ボール逆
止弁101に石けんを流過させる。ピストン90の非ポ
ンプ作用または吸入行程においては、ばね102がボー
ル103を下方へ駆動して逆止弁101内へ再着座させ
る。ボール103が動いて再着座すると、それにより、
吐出管104内に包有される石けんの少量が引き戻さ
れ、または吸い戻される。そのようにして、先端部11
0からの石けんの滴下や糸ひきが防止される。可撓性吐
出管104が逆止弁101から延びている。吐出管10
4は、ブラケット105により案内筒状体80に沿って
支えられ、吐出管スロット74を貫通して延びる。弧状
の自由端指状部片77により、吐出管104は、吐出管
スロット74内で無理なく支持される。
れ、そこへ超音波で溶接され、壁81の開口部を貫いて
延びるポンプ吸込ノズル98が、ポンプ箱体78から延
びている。ポンプ箱体78には排出ノズル100が設け
られる。排出ノズル100には、ばね102とボール1
03とを有するボール逆止弁101が超音波で溶接され
る。石けんの粘度に応じ、ボール逆止弁101をダック
ビル逆止弁(カモの嘴形状の逆止弁)に置き換えること
ができる。ボール逆止弁101は石けんがポンプ箱体7
8内に逆流することを防止し、従って吸入または非ポン
プ作用行程中のヒンジ付き部分96の下方への動きを助
長するのに役立つ。作動中、ボール103は、ピストン
90の各ポンプ作用行程と共に弁座を離れて、ボール逆
止弁101に石けんを流過させる。ピストン90の非ポ
ンプ作用または吸入行程においては、ばね102がボー
ル103を下方へ駆動して逆止弁101内へ再着座させ
る。ボール103が動いて再着座すると、それにより、
吐出管104内に包有される石けんの少量が引き戻さ
れ、または吸い戻される。そのようにして、先端部11
0からの石けんの滴下や糸ひきが防止される。可撓性吐
出管104が逆止弁101から延びている。吐出管10
4は、ブラケット105により案内筒状体80に沿って
支えられ、吐出管スロット74を貫通して延びる。弧状
の自由端指状部片77により、吐出管104は、吐出管
スロット74内で無理なく支持される。
【0028】ポンプ箱体78が、槽ポンプ組立体14内
に偏心的に取り付けられていることを図4が示している
ことに留意すべきである。図4は、逆止弁101がポン
プ箱体78から偏心の広い側へ延びるように示している
が、吸込ノズル98を偏心の広い側へ延伸させる方が有
利であろう。そのようにして、折畳み式バッグ(袋状
体)82の出口ノズルを吸込ノズル98へ取り付けて一
層容易な組立てを可能にするためにより多くの余地が設
けられる。
に偏心的に取り付けられていることを図4が示している
ことに留意すべきである。図4は、逆止弁101がポン
プ箱体78から偏心の広い側へ延びるように示している
が、吸込ノズル98を偏心の広い側へ延伸させる方が有
利であろう。そのようにして、折畳み式バッグ(袋状
体)82の出口ノズルを吸込ノズル98へ取り付けて一
層容易な組立てを可能にするためにより多くの余地が設
けられる。
【0029】吐出用管組立体12は、既述の如く、頂壁
板56へ恒久的に取り付けられるように意図されてい
る。槽ポンプ組立体14を装備し、それにより本発明の
小出し装置10への石けん液の適切な供給をもたらすた
め、支持缶16が缶体用頂壁部材64から分離される。
次いで槽ポンプ組立体14が支持缶16内に置かれ、支
持缶16が持ち上げられて缶体用頂壁部材64へ再び取
り付けられ、吐出管104が漏斗状開口106内へ吐出
用管50を経て挿し込むように位置決めされる。同様
に、下部作動用棒30の先端部88が、漏斗状開口部7
2を経て案内筒状体80内へ挿し込まれる。支持缶16
が缶体用頂壁部材64とかみ合った時、下部作動用棒3
0の先端部88はポンプ駆動軸84との当接位置に存在
する。漏斗状端部52は、挿入中に吐出管104が吐出
用管50の底縁につかえることを防止する。更に、吐出
管104の先端部110は、石けんが通過できる中心内
孔を有する半球形になされている(図13参照)。先端
部110の半球形状も、吐出用管50内への吐出管10
4の容易な挿入に役立つ。
板56へ恒久的に取り付けられるように意図されてい
る。槽ポンプ組立体14を装備し、それにより本発明の
小出し装置10への石けん液の適切な供給をもたらすた
め、支持缶16が缶体用頂壁部材64から分離される。
次いで槽ポンプ組立体14が支持缶16内に置かれ、支
持缶16が持ち上げられて缶体用頂壁部材64へ再び取
り付けられ、吐出管104が漏斗状開口106内へ吐出
用管50を経て挿し込むように位置決めされる。同様
に、下部作動用棒30の先端部88が、漏斗状開口部7
2を経て案内筒状体80内へ挿し込まれる。支持缶16
が缶体用頂壁部材64とかみ合った時、下部作動用棒3
0の先端部88はポンプ駆動軸84との当接位置に存在
する。漏斗状端部52は、挿入中に吐出管104が吐出
用管50の底縁につかえることを防止する。更に、吐出
管104の先端部110は、石けんが通過できる中心内
孔を有する半球形になされている(図13参照)。先端
部110の半球形状も、吐出用管50内への吐出管10
4の容易な挿入に役立つ。
【0030】操作に当たって、使用者が、箱体18に対
してボタン48付きキャップ(蓋)42を下方へ押圧す
ると、下部作動用棒30の先端部88がばね94の付勢
力に逆らってポンプ駆動軸84を押してピストン90を
下方へ動かし、それにより、石けん液がボール逆止弁1
01と吐出管104を経てポンプ箱体78からポンプ輸
送され、吐出管104の先端部110から所定量の石け
ん液が外部に放出される。使用者がキャップ42に付さ
れたボタン48から手を放すと、ばね94の復元力によ
り筒状体80内でポンプ駆動軸84が上方へ動き、次の
ポンプ作用行程に備えて、ピストン90がポンプ箱体7
8内で上方へ動く。作動用棒通路22が鈍角をなしてい
るので、キャップ42および上部作動用棒26は、通常
の垂直姿勢の作動用棒よりも人間工学な姿勢で使用者側
へ倒れている。
してボタン48付きキャップ(蓋)42を下方へ押圧す
ると、下部作動用棒30の先端部88がばね94の付勢
力に逆らってポンプ駆動軸84を押してピストン90を
下方へ動かし、それにより、石けん液がボール逆止弁1
01と吐出管104を経てポンプ箱体78からポンプ輸
送され、吐出管104の先端部110から所定量の石け
ん液が外部に放出される。使用者がキャップ42に付さ
れたボタン48から手を放すと、ばね94の復元力によ
り筒状体80内でポンプ駆動軸84が上方へ動き、次の
ポンプ作用行程に備えて、ピストン90がポンプ箱体7
8内で上方へ動く。作動用棒通路22が鈍角をなしてい
るので、キャップ42および上部作動用棒26は、通常
の垂直姿勢の作動用棒よりも人間工学な姿勢で使用者側
へ倒れている。
【0031】吐出管104は、先端部110が吐出用管
50の端を超えて存在するように、完全に吐出用管50
の全長にわたって延在し、従って、ある期間にわたり汚
染物および(または)細菌の侵入が生じ得る吐出用管5
0の内壁に石けんが全く接触しないことを保証する。
50の端を超えて存在するように、完全に吐出用管50
の全長にわたって延在し、従って、ある期間にわたり汚
染物および(または)細菌の侵入が生じ得る吐出用管5
0の内壁に石けんが全く接触しないことを保証する。
【0032】また、ポンプ箱体78の基底から支持点
(ピボット点)112が突出している。図4および図5
にはそのように示されていないが、支持点112は、槽
ポンプ組立体14の円筒軸線上に位置している。支持点
112は、支持缶16の底部の中心部で支持されるよう
になされたほぼ円すい形状の下端を有する。前記中心部
は、支持点112と整合する円すい形状の凹所を有す
る。従って、槽ポンプ組立体14は、支持缶16内へ装
着された時、支持点112で垂直に支えられる。かくし
て、槽ポンプ組立体14と支持缶とは、互いに相対的に
回転でき、吐出管104のねじれまたはもつれが生じる
可能性のない、缶体用頂壁部材64への支持缶16の差
込式取付けを可能にする。
(ピボット点)112が突出している。図4および図5
にはそのように示されていないが、支持点112は、槽
ポンプ組立体14の円筒軸線上に位置している。支持点
112は、支持缶16の底部の中心部で支持されるよう
になされたほぼ円すい形状の下端を有する。前記中心部
は、支持点112と整合する円すい形状の凹所を有す
る。従って、槽ポンプ組立体14は、支持缶16内へ装
着された時、支持点112で垂直に支えられる。かくし
て、槽ポンプ組立体14と支持缶とは、互いに相対的に
回転でき、吐出管104のねじれまたはもつれが生じる
可能性のない、缶体用頂壁部材64への支持缶16の差
込式取付けを可能にする。
【0033】この槽ポンプ組立体は使い捨て式であるか
ら、それが石けん液を消費する度ごとに新しい槽ポンプ
組立体14と交換されることを認識すべきである。新し
い槽ポンプ組立体14は必然的に、新しいピストン90
と新しいボール逆止弁とを有する。従って本発明の槽ポ
ンプ組立体を交換するという特徴により、従来技術にお
いて直面した弁やポンプの摩耗欠陥の諸問題は除去され
る。
ら、それが石けん液を消費する度ごとに新しい槽ポンプ
組立体14と交換されることを認識すべきである。新し
い槽ポンプ組立体14は必然的に、新しいピストン90
と新しいボール逆止弁とを有する。従って本発明の槽ポ
ンプ組立体を交換するという特徴により、従来技術にお
いて直面した弁やポンプの摩耗欠陥の諸問題は除去され
る。
【0034】図には底蓋76内へ取り付けられたポンプ
箱体78が示されているがポンプ箱体78は、封止頂壁
70に近い案内管80へ付けても良い。このような配置
の場合には、吸込みノズル98から折畳み式バッグ82
の底部へ延びる吸込管が必要となる。
箱体78が示されているがポンプ箱体78は、封止頂壁
70に近い案内管80へ付けても良い。このような配置
の場合には、吸込みノズル98から折畳み式バッグ82
の底部へ延びる吸込管が必要となる。
【0035】底蓋76と封止頂壁70とに対する容器部
分68の連結を液密にすれば、折畳み式バッグ82を省
略できることに留意すべきである。そのためには、石け
んがポンプ輸送された時に槽ポンプ組立体14内に外気
が流入できるように貫通通気孔を封止頂壁70に設ける
必要がある。
分68の連結を液密にすれば、折畳み式バッグ82を省
略できることに留意すべきである。そのためには、石け
んがポンプ輸送された時に槽ポンプ組立体14内に外気
が流入できるように貫通通気孔を封止頂壁70に設ける
必要がある。
【0036】以上から、本発明が、上記に述べた諸用途
および諸目的、ならびにこの装置に明白であり且つ固有
である他の諸特徴の全てを十分達成するようにされたも
のであることが判る。
および諸目的、ならびにこの装置に明白であり且つ固有
である他の諸特徴の全てを十分達成するようにされたも
のであることが判る。
【0037】若干の特徴および副組合せが、他の諸特徴
および諸副組合せにとって有用であり且つ、それらと共
に使用できることは理解されよう。
および諸副組合せにとって有用であり且つ、それらと共
に使用できることは理解されよう。
【0038】以上、本発明の実施例について説明した
が、この実施例は例示的なものであり、特許請求の範囲
の記載の範囲内で各種の変形例があり得る。
が、この実施例は例示的なものであり、特許請求の範囲
の記載の範囲内で各種の変形例があり得る。
【図1】本発明の一実施例に係る石けん液小出し装置の
正面図。
正面図。
【図2】図1の線2−2に沿う、本発明の石けん液小出
し装置の断面図。
し装置の断面図。
【図3】本発明の小出し組立体の拡大断面図。
【図4】本発明の槽ポンプ組立体の拡大断面図。
【図5】図4に示す図に対して90°異なる方向から見
た本発明の槽ポンプ組立体の拡大断面図。
た本発明の槽ポンプ組立体の拡大断面図。
【図6】基枠構造部材の分解正面図。
【図7】吸込ノズルをそこから飛び出させたポンプ箱体
の等角図。
の等角図。
【図8】頂部を仮想線で示した案内筒状体および漏斗状
開口部の等角図。
開口部の等角図。
【図9】ポンプ・ピストンの側面図。
【図10】図9の線10−10に沿うポンプ・ピストン
の断面図。
の断面図。
【図11】ポンプ駆動軸の側面図。
【図12】図11の線12−12に沿うポンプ駆動軸の
断面図。
断面図。
【図13】吐出管の先端部の断面図。
10 頂壁板取付用石けん小出し装置 14 槽ポンプ組立体 16 支持缶 18 箱体 20 基枠構造部材 22 作動用棒通路 24 送出吐出用管穴 26 上部作動用棒 28 リンク 30 下部作動用棒 38 溝 50 吐出用管 52 基端部 54 支持鍔状体 56 頂壁板 60 ねじ付き管状部分 64 缶体用頂壁部材 66 作動用棒鞘管 68 容器部分 70 封止頂壁 78 ポンプ箱体 80 案内筒状体 81 底壁装置84 ポンプ駆動軸 88 先端部90 ピストン 96 羽根部材98 吸込みノズル 104 吐出管 106 漏斗状開口 110 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭36−24677(JP,Y2) 実公 昭54−1902(JP,Y2) 実公 昭56−25600(JP,Y2) 実公 昭56−5996(JP,Y2)
Claims (22)
- 【請求項1】 頂壁板に装着され、石けん液貯溜槽組立
体と共に使用する石けん液小出し装置において、前記石けん液貯溜槽組立体の底部に、ばね付勢されたピ
ストンを有するポンプ組立体が組み込まれており、 前記頂壁板を貫通して延びる管状部分を有する基枠構
造部材と、 前記基枠構造部材、およびその一部である前記管状部
分を貫通して延びる作動用棒と、 前記管状部分から下方に延びる前記作動用棒の周囲の
鞘管とを具備し、 前記作動用棒は、前記鞘管を越えて延びるとともに、自
由先端部を有し、前記 石けん液貯溜槽組立体内に挿入された前記作動用棒
の前記自由先端部が、前記ポンプ組立体のばね付勢され
たピストン側の部材に対して連結されることなく単に当
接する構造になされている石けん液小出し装置。 - 【請求項2】 前記基枠構造部材を貫通して延びる吐出
用管を更に具備し、該吐出用管が基端部と先端部を有
し、該基端部が外広がり形状になっている請求項1に記
載された石けん液小出し装置。 - 【請求項3】 前記吐出用管を受け入れるための、前記
基枠構造部材内の穴と、 該穴と実質的に整合する、前記管状部分内の漏斗状開口
部分とを更に有する請求項2に記載された石けん液小出
し装置。 - 【請求項4】 前記管状部分に装着された缶体用頂壁部
材と、 該缶体用頂壁部材と係合可能な支持缶とを更に有する請
求項1に記載された石けん液小出し装置。 - 【請求項5】 前記支持缶内に配置される、ポンプを含
む石けん液貯溜槽組立体を更に有する請求項4に記載さ
れた石けん液小出し装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載された石けん液小出し装
置において、 封止頂壁および底蓋を有する容器部分と、 前記封止頂壁から前記容器部分を貫通して前記ポンプ
へ延びる筒状体とを有する石けん液小出し装置。 - 【請求項7】 前記頂壁板に対して前記基枠構造部材を
保持するために、前記管状部分と係合可能な取りつけ手
段を更に有する請求項1に記載された石けん液小出し装
置。 - 【請求項8】 前記頂壁板に対して係合支持させるため
に、前記基枠構造部材から実質的に半径方向に延びる鍔
状体を更に有する請求項1に記載された石けん液小出し
装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載された石けん液小出し装
置において、 封止頂壁を有する容器部分と、 前記容器部分に付設されたポンプ箱体と、 前記ポンプ箱体から前記封止頂壁まで延び、前記作動
用棒を受け入れるようになっている筒状体と、 前記ポンプ箱体内の、ばね付勢されたピストンと、 一端で前記ピストンに接するとともに、前記筒状体内
に延びて前記作動用棒と作動係合する自由端を有するポ
ンプ駆動軸とを更に有する請求項1に記載された石けん
液小出し装置。 - 【請求項10】 前記作動用棒が関節式連結部材である
請求項1に記載された石けん液小出し装置。 - 【請求項11】 石けん液小出し装置と共に使用する石
けん液貯溜槽組立体であって、石けん小出し装置が、支
持缶と、吐出用管と、自由先端部を有する作動用棒とを
具備する石けん液貯溜槽組立体において、 封止頂壁および底蓋を有する容器部分と、 前記容器部分に付設されたポンプと、 前記封止頂壁から前記容器部分を貫通して前記ポンプ
へ延びる筒状体と、 前記ポンプから前記筒状体内に延びるとともに、前記
石けん液貯溜槽組立体を前記支持缶内に装着した時に、
前記作動用棒の自由先端部と接するポンプ駆動軸とを有
する石けん液貯溜槽組立体。 - 【請求項12】 前記ポンプから前記吐出用管を通って
延びるとともに、前記吐出用管内に滑動式に出し入れで
きる可撓性吐出管を更に有する請求項11に記載された石
けん液貯溜槽組立体。 - 【請求項13】 前記ポンプが容積式ポンプである請求
項11に記載された石けん液貯溜槽組立体。 - 【請求項14】 前記ポンプが前記容器部分の底壁を貫
通して延びている請求項11に記載された石けん液貯溜槽
組立体。 - 【請求項15】 前記底壁の下位で前記ポンプに付設さ
れたポンプ吸込ノズルを更に有する請求項14に記載され
た石けん液貯溜槽組立体。 - 【請求項16】 吐出用管を有する流体小出し装置と共
に使用する流体貯溜槽組立体において、 封止頂壁および底蓋を有する容器部分と、 前記容器部分に付設されたポンプ箱体と、 前記封止頂壁から前記容器部分内に延びるとともに、
前記ポンプ箱体と整合する案内筒状体と、 前記ポンプ箱体から前記吐出用管を通って延びる可撓
性吐出管とを有し、 前記可撓性吐出管は、前記吐出用管内に滑動式に出し入
れできるとともに、前記吐出用管を越えて延びる先端部
を有し、もって送り出された流体が流体小出し装置に触
れないようになっている流体貯溜槽組立体。 - 【請求項17】 前記ポンプ箱体から前記案内筒状体内
に延びるポンプ駆動軸を更に有し、 流体貯溜槽組立体を流体小出し装置に装着した時に、前
記ポンプ駆動軸が、流体小出し装置から延びる作動用棒
の自由先端部に接するようになっている請求項16に記載
された流体貯溜槽組立体。 - 【請求項18】 前記ポンプ箱体内に滑動可能に収納さ
れているピストンを更に有し、 該ピストンが複数の蝶番式羽根部片を有し、 前記ピストンが下方へ動いた時に、前記蝶番式羽根部片
が、前記ポンプ箱体の壁に密封状態で係合し、また、前
記ピストンが前記封止頂壁方向に動いた時に、前記ポン
プ箱体の壁から離れるようになっている請求項16に記載
された流体貯溜槽組立体。 - 【請求項19】 前記ポンプ箱体が前記容器部分の底壁
を貫通して延びている請求項16に記載された流体貯溜槽
組立体。 - 【請求項20】 支持面に装着され、ポンプを有する流
体貯溜槽組立体と共に使用する流体小出し装置におい
て、前記ポンプを駆動するための作動用棒組立体と、 前記支持面を貫通して延びる管状部分を有する基枠構
造部材と、前記 作動用棒組立体を受け入れるために、前記基枠構
造部材に設けた作動用棒通路とを有し、 前記作動用棒組立体が、前記基枠構造部材および前記管
状部分を貫通して延びるとともに、ポンプのピストンに
接しない先端部を有しており、 該先端部を流体貯溜槽組立体内に挿入すると、この先端
部がポンプと相互作動関係になるように構成されている
流体小出し装置。 - 【請求項21】 前記作動用棒通路が上部と下部を有
し、上部と下部が鈍角をなす屈曲形状になっている請求
項20に記載された流体小出し装置。 - 【請求項22】 前記作動用棒組立体が、上部作動用棒
と、下部作動用棒と、前記上部および下部作動用棒に傾
動回転可能に連結されたリンク部材とを含む請求項20に
記載された流体小出し装置。
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---|---|---|---|
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