JP3125070U - 肺模型 - Google Patents

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Abstract

【課題】手術の練習が可能な解剖学的に正確な肺模型を提供する。
【解決手段】ベース板11と、ベース板11にその一端が取付けられ、6つの左肺動脈、4つの左肺静脈、及び3つの左気管支をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第13の棒状体12〜24と、第1〜第13の棒状体12〜24を介してベース板11に取付けられ、内部に柔軟性を有する充填材25が充填され、2つの左肺葉を模式化した第1及び第2の袋体26、27とを有し、第1〜第6の棒状体12〜17、第7〜第10の棒状体18〜21、及び第11〜第13の棒状体22〜24がそれぞれ色分けされ、しかも、第1〜第13の棒状体12〜24がベース板11と、第1及び第2の袋体26、27とに立体的に取付けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、手術の練習を行うための解剖学的に正確な肺模型に関する。
医学生や修練医が手術の練習あるいは修練をする場合、人体(生体あるいは実際の患者)の代替として、例えば、豚等の動物、解剖実習用の遺体等を使用するか、コンピュータによるシミュレーション(例えば、特許文献1参照)によって行っている。
また、従来では、開胸による肺葉切除等の手術を行っていたが、現在では人体に開けた複数の孔から内視鏡及び手術器具等を挿入し、モニタに映し出される内視鏡からの映像を見ながら行う胸腔鏡手術が主流になっており、臓器の正確な立体配置を把握することが重要になっている。
特開2004−518175号公報
しかしながら、(1)動物を用いた練習の場合には、人体と血管等の配置が異なり、動物の解剖を覚えなければならないという問題や、動物で手術練習が出来る施設(現在、国内に2施設)が少ないので練習の場所や人数、時間が限られるという問題があった。また、血液等による汚染や感染の恐れと共に、飼育する時間及び費用が必要であるという問題もあった。
(2)遺体を用いた練習では、解剖は人体そのものであるが、倫理上の問題があった。
(3)コンピュータシミュレーションによる練習では、手術機器の操作は可能であるが、視覚や触覚を実際の手術と同様に再現するにはまだまだ技術が発展しておらず、例えば、血管の切断等の処置をした際に手応えがないという問題があった。また、シミュレーションに使用される機器が高価であるという問題もあった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、手術の練習が可能な解剖学的に正確な肺模型を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の考案に係る肺模型は、左肺の第1〜第6の左肺動脈、第1〜第4の左肺静脈、第1〜第3の左気管支、及び第1、第2の左肺葉を模式化した肺模型であって、
ベース板と、
前記ベース板にその一端が取付けられ、前記6つの左肺動脈、前記4つの左肺静脈、及び前記3つの左気管支をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第13の棒状体と、
前記第1〜第13の棒状体を介して前記ベース板に取付けられ、内部に柔軟性を有する充填材が充填され、前記2つの左肺葉を模式化した第1及び第2の袋体とを有し、
前記第1〜第6の棒状体、前記第7〜第10の棒状体、及び前記第11〜第13の棒状体がそれぞれ色分けされ、
しかも、前記第1〜第4、第7、第8、第11、及び第12の棒状体は他端が前記第1の袋体に接続され、前記第5、第6、第9、第10、及び第13の棒状体は他端が前記第2の袋体に接続され、前記第1〜第13の棒状体が前記ベース板と、前記第1及び第2の袋体とに立体的に取付けられている。
前記目的に沿う第2の考案に係る肺模型は、右肺の第1〜第6の右肺動脈、第1〜第5の右肺静脈、第1〜第3の右気管支、第1〜第3の右肺葉、及び奇静脈を模式化した肺模型であって、
ベース板と、
前記ベース板にその一端が取付けられ、前記6つの右肺動脈、前記5つの右肺静脈、前記3つの右気管支、及び奇静脈をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第15の棒状体と、
前記第1〜第14の棒状体を介して前記ベース板に取付けられ、内部に柔軟性を有する充填材が充填され、前記3つの右肺葉を模式化した第1〜第3の袋体とを有し、
前記第1〜第6の棒状体、前記第7〜第11の棒状体、前記第12〜第14の棒状体、及び前記第15の棒状体がそれぞれ色分けされ、
しかも、前記第1、第2、第7、第8、及び第12の棒状体は他端が前記第1の袋体に接続され、前記第3、第4、第9、及び第13の棒状体は他端が前記第2の袋体に接続され、前記第5、第6、第10、第11、及び第14の棒状体は他端が前記第3の袋体に接続され、前記第15の棒状体は両端が前記ベース板に接続され、
前記第1〜第14の棒状体が前記ベース板と、前記第1〜第3の袋体とに立体的に取付けられている。
第1及び第2の考案に係る肺模型において、前記棒状体は、手術器具で切断可能であるのが好ましい。
第1及び第2の考案に係る肺模型において、前記棒状体は、スポンジ、ゴム、及びシリコンのいずれか1又は2以上によって形成されているのが好ましい。
第1及び第2の考案に係る肺模型において、前記ベース板には、人体内部の構造が描かれているのが好ましい。
第1及び第2の考案に係る肺模型において、前記充填材は、発泡性樹脂又は粉粒体であってもよい。
第1及び第2の考案に係る肺模型において、前記各肺葉を繋ぐ不全分葉、及び肺靱帯が設けられているのが好ましい。
請求項1及びこれに従属する請求項3〜7に記載の肺模型においては、6つの左肺動脈、4つの左肺静脈、及び3つの左気管支をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第13の棒状体が、ベース板と、2つの左肺葉を模式化した第1及び第2の袋体とに立体的に取付けられ、しかも、左肺動脈、左肺静脈、及び左気管支毎に色分けされているので、解剖学的に正確であり、左肺の手術の練習が可能である。
請求項2及びこれに従属する請求項3〜7に記載の肺模型においては、6つの右肺動脈、5つの右肺静脈、3つの右気管支、及び奇静脈をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第15の棒状体を備え、第1〜第14の棒状体が、ベース板と、3つの右肺葉を模式化した第1〜第3の袋体とに立体的に取付けられ、しかも、右肺動脈、右肺静脈、右気管支、及び奇静脈が色分けされているので、解剖学的に正確であり、右肺の手術の練習が可能である。
特に、請求項3記載の肺模型においては、棒状体が手術器具で切断可能であるので、手術器具を使用した練習が可能である。
請求項4記載の肺模型においては、棒状体が、スポンジ、ゴム、及びシリコンのいずれか1又は2以上によって形成されているので、実際の血管、気管支に近い物理的特性を有し、手術と同じ感覚で手術の練習ができる。
請求項5記載の肺模型においては、ベース板に人体内部の構造が描かれているので、実際の生体内での見え方を再現できる。
請求項6記載の肺模型においては、充填材が発泡性樹脂又は粉粒体であるので、袋体の弾力性が実際の生体に近くなる。
請求項7記載の肺模型においては、各肺葉を繋ぐ不全分葉、及び肺靱帯が設けられているので、実際の生体に近い。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
ここで、図1は本考案の第1の実施の形態に係る肺模型の正面図、図2は同肺模型の側面図、図3は同肺模型のベース板の説明図、図4は同肺模型を使用した手術の練習方法の説明図、図5は本考案の第2の実施の形態に係る肺模型の正面図、図6は同肺模型の側面図、図7は同肺模型のベース板の説明図である。
図1〜図3に示すように、本考案の第1の実施の形態に係る肺模型は左肺の模型(以下、左肺模型10という)であって、左肺模型10は、人体の左肺の6つ(第1〜第6)の左肺動脈(左上A1、左上A2、左上A3、左上A4、左主A、左下A1)と、4つ(第1〜第4)の左肺静脈(左上V1、左上V2、左下V1、左下V2)と、3つ(第1〜第3)の左気管支(左上1、左上2、左下)と、2つ(第1、第2)の左肺葉(左上肺葉及び左下肺葉)とが解剖学的に模式化されている。
左肺模型10は、人体の左肺と右肺とを縦に隔てている部分に相当する縦隔を模式化したベース板11と、ベース板11にその一端が取付けられ、左肺の6つの左肺動脈、4つの左肺静脈、及び3つの左気管支をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体(例えば、弾性体の一例であるスポンジ)からなって、手術器具によって切断可能な第1〜第13の棒状体12〜24と、第1〜第13の棒状体12〜24を介してベース板11に取付けられ、内部に柔軟性を有する発泡性樹脂からなる充填材25が充填され、2つの左肺葉を模式化した、例えば、発泡スチロール製のシートで形成された第1及び第2の袋体26、27とを有し、第1〜第13の棒状体12〜24がベース板11と、第1及び第2の袋体26、27に立体的に配置されている。以下、詳しく説明する。
図3に示すように、ベース板11には、左肺動脈の左主Aを示す第5の棒状体16、左肺静脈の左上V1を示す第7の棒状体18、左肺静脈の左下V1を示す第9の棒状体20、及び、左気管支の左下を示す第13の棒状体24の取付け位置をそれぞれ示す取付指標28〜31が描かれている。また、ベース板11には、大動脈、リンパ節等の人体内部の構造を示す生体指標32が描かれている。
ここで、取付指標28に基部が取付けられた第5の棒状体16には、第1〜第4及び第6の棒状体12〜15、17の基部が連結され、第1〜第4の棒状体12〜15の先部は第1の袋体26に接続され、第5及び第6の棒状体16、17の先部は第2の袋体27に接続されている。
また、取付指標29に基部が取付けられた第7の棒状体18には、第8の棒状体19の基部が連結され、第7及び第8の棒状体18、19の先部は第1の袋体26に接続されている。取付指標30に基部が取付けられた第9の棒状体20には、第10の棒状体21の基部が連結され、第9及び第10の棒状体20、21の先部は第2の袋体27に接続されている。
更に、取付指標31に基部が取付けられた第13の棒状体24には、第11及び第12の棒状体22、23の基部が連結され、第11及び第12の棒状体22、23の先部は第1の袋体26に接続され、第13の棒状体24の先部は第2の袋体27に接続されている。
左肺動脈を示す第1〜第6の棒状体12〜17は白色に、左肺静脈を示す第7〜第10の棒状体18〜21は青色に、左気管支を示す第11〜第13の棒状体22〜24は黄色に、左肺葉を示す第1及び第2の袋体26、27はピンクに着色されて、実際の生体(人体)と近い色合いになっている。
更に、左肺模型10には、第1及び第2の袋体26、27を連結し、各肺葉を繋ぐ不全分葉を模式化したピンクのスポンジで形成された連結部材33と、第1及び第2の袋体26、27とベース板11とをそれぞれ連結し、肺靱帯を模式化したピンクのスポンジで形成された連結部材34、35とを備えている。
次に、図4を参照して、人体の左側側部に開けた複数の孔から内視鏡及び手術器具等を挿入し、モニタに映し出される内視鏡からの映像を見ながら行う胸腔鏡手術の練習を左肺模型10を使用して行う方法について説明する。
周囲を囲む不透明な素材で形成されたかまぼこ型の蓋40を有し、蓋40の側面に内視鏡41及び手術器具の一例である鋏42等を挿入する複数の貫通孔43を備え人体の胸部を模式化した容器44と、内視鏡41からの映像を映し出すモニタ45とを有し、容器44内に配置した左肺模型10を、貫通孔43を介して容器44内に挿入した内視鏡42で撮影して、モニタ45に映し出される映像を見ながら、鋏42で左肺模型10の第1〜第13の棒状体12〜24のいずれか1又は2以上を切断する。なお、蓋を透明な素材で形成してもよく、この場合作業以外の人は、その手順を直接見ることができる。
図5〜図7を参照して、本考案の第2の実施の形態に係る肺模型(右肺を模式化したものであって、以下右肺模型50という)について説明する。なお、左肺模型10と同一の構成要素については同一の番号を付してその詳しい説明を省略する。
右肺模型50は、人体の右肺の6つ(第1〜第6)の右肺動脈(右上A1、右上A2、右中A1、右中A2、右主A、右下A1)と、5つ(第1〜第5)の右肺静脈(右上V1、右上V2、右中V1、右下V1、右下V2)と、3つ(第1〜第3)の右気管支(右上、右中、右下)と、3つ(第1〜第3)の右肺葉(右上肺葉、右中肺葉、右下肺葉)と、1つの奇静脈とを解剖学的に模式化したものである。
右肺模型50は、人体の左肺と右肺とを縦に隔てている部分に相当する縦隔を模式化したベース板51と、ベース板51にその一端が取付けられ、6つの右肺動脈、5つの右肺静脈、3つの右気管支、及び奇静脈をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体(例えば、弾性体の一例であるスポンジ)からなって、手術器具によって切断可能な第1〜第15の棒状体52〜66と、第1〜第14の棒状体52〜65を介してベース板51に取付けられ、内部に柔軟性を有する発泡性樹脂からなる充填材25が充填され、3つの右肺葉を模式化した、例えば、発泡スチロール製のシートで形成された第1〜第3の袋体67〜69とを有し、第1〜第14の棒状体52〜65がベース板51と、第1〜第3の袋体67〜69に立体的に配置されている。
図7に示すように、ベース板51には、右肺動脈の右上A1を示す第1の棒状体52、右肺動脈の右主Aを示す第5の棒状体56、右肺静脈の右上V1を示す第7の棒状体58、右肺静脈の右下V1を示す第10の棒状体61、及び右気管支の右下を示す第14の棒状体65のそれぞれの基部の取付け位置を示す取付指標70〜74と、奇静脈を示す第15の棒状体66の両端の取付け位置を示す取付指標75、76とが描かれている。更に、ベース板51には、気管、大動脈、上大静脈、リンパ節等の人体内部の構造を示す生体指標77が描かれている。
ここで、取付指標70に基部が取付けられた第1の棒状体52の先部は第1の袋体67に接続されている。また、取付指標71に基部が取付けられた第5の棒状体56には、第2〜第4及び第6の棒状体53〜55、57の基部が連結され、第2の棒状体53の先部は第1の袋体67に接続され、第3及び第4の棒状体54、55の先部は第2の袋体68に接続され、第5及び第6の棒状体56、57の先部は第3の袋体69に接続されている。
取付指標72に基部が取付けられた第7の棒状体58には、第8及び第9の棒状体59、60の基部が連結され、第7及び第8の棒状体58、59の先部は第1の袋体67に接続され、第9の棒状体60の先部は第2の袋体68に接続されている。更に、取付指標73に基部が取付けられた第10の棒状体61には、第11の棒状体62の基部が連結され、第10及び第11の棒状体61、62の先部は第3の袋体69に接続されている。
また、取付指標74に基部が取付けられた第14の棒状体65には、第12及び第13の棒状体63、64の基部が連結され、第12の棒状体63の先部は第1の袋体67に接続され、第13の棒状体64の先部は第2の袋体68に接続され、第14の棒状体65の先部は第3の袋体69に接続されている。
更に、取付指標75、76には、第15の棒状体66の両端がそれぞれ接続されている。
右肺動脈を示す第1〜第6の棒状体52〜57は白色に、右肺静脈を示す第7〜第11の棒状体58〜62は青色に、右気管支を示す第12〜第14の棒状体63〜65は黄色に、奇静脈を示す第15の棒状体は青色に、右肺葉を示す第1〜第3の袋体67〜69はピンクに着色されて、実際の人体と近い色合いになっている。
更に、右肺模型50は、第1及び第2の袋体67、68と、第2及び第3の袋体68、69と、第3及び第1の袋体69、67とをそれぞれ連結し、各肺葉を繋ぐ不全分葉を模式化したピンクのスポンジで形成された連結部材78〜80と、第1〜第3の袋体67〜69とベース板51とをそれぞれ連結する肺靱帯を模式化したピンクのスポンジで形成された連結部材81〜83とを備えている。
本考案は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本考案の肺模型を構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
例えば、前記実施の形態の肺模型において、棒状体を棒状としたが、管状に形成してもよい。また、棒状体をスポンジで形成したが、ゴム又はシリコン等の弾性体を単独で又はこれらを組み合わせて形成してもよい。また、袋体を発泡スチロール製のシートで形成したが、紙等で形成してもよい。更に、充填材をスポンジで形成したが、粉粒体でもよい。また、棒状体及び袋体に着色したが、肺動脈、肺静脈、気管支、奇静脈が区別できればどのような色であってもよい。
本考案の第1の実施の形態に係る肺模型の正面図である。 同肺模型の側面図である。 同肺模型のベース板の説明図である。 同肺模型を使用した手術の練習方法の説明図である。 本考案の第2の実施の形態に係る肺模型の正面図である。 同肺模型の側面図である。 同肺模型のベース板の説明図である。
符号の説明
10:左肺模型、11:ベース板、12〜24:第1〜第13の棒状体、25:充填材、26、27:第1、第2の袋体、28〜31:取付指標、32:生体指標、33〜35:連結部材、40:蓋、41:内視鏡、42:鋏、43:貫通孔、44:容器、45:モニタ、50:右肺模型、51:ベース板、52〜66:第1〜第15の棒状体、67〜69:第1〜第3の袋体、70〜76:取付指標、77:生体指標、78〜83:連結部材

Claims (7)

  1. 左肺の第1〜第6の左肺動脈、第1〜第4の左肺静脈、第1〜第3の左気管支、及び第1、第2の左肺葉を模式化した肺模型であって、
    ベース板と、
    前記ベース板にその一端が取付けられ、前記6つの左肺動脈、前記4つの左肺静脈、及び前記3つの左気管支をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第13の棒状体と、
    前記第1〜第13の棒状体を介して前記ベース板に取付けられ、内部に柔軟性を有する充填材が充填され、前記2つの左肺葉を模式化した第1及び第2の袋体とを有し、
    前記第1〜第6の棒状体、前記第7〜第10の棒状体、及び前記第11〜第13の棒状体がそれぞれ色分けされ、
    しかも、前記第1〜第4、第7、第8、第11、及び第12の棒状体は他端が前記第1の袋体に接続され、前記第5、第6、第9、第10、及び第13の棒状体は他端が前記第2の袋体に接続され、前記第1〜第13の棒状体が前記ベース板と、前記第1及び第2の袋体とに立体的に取付けられていることを特徴とする肺模型。
  2. 右肺の第1〜第6の右肺動脈、第1〜第5の右肺静脈、第1〜第3の右気管支、第1〜第3の右肺葉、及び奇静脈を模式化した肺模型であって、
    ベース板と、
    前記ベース板にその一端が取付けられ、前記6つの右肺動脈、前記5つの右肺静脈、前記3つの右気管支、及び奇静脈をそれぞれ模式化した屈曲可能な弾性体からなる第1〜第15の棒状体と、
    前記第1〜第14の棒状体を介して前記ベース板に取付けられ、内部に柔軟性を有する充填材が充填され、前記3つの右肺葉を模式化した第1〜第3の袋体とを有し、
    前記第1〜第6の棒状体、前記第7〜第11の棒状体、前記第12〜第14の棒状体、及び前記第15の棒状体がそれぞれ色分けされ、
    しかも、前記第1、第2、第7、第8、及び第12の棒状体は他端が前記第1の袋体に接続され、前記第3、第4、第9、及び第13の棒状体は他端が前記第2の袋体に接続され、前記第5、第6、第10、第11、及び第14の棒状体は他端が前記第3の袋体に接続され、前記第15の棒状体は両端が前記ベース板に接続され、
    前記第1〜第14の棒状体が前記ベース板と、前記第1〜第3の袋体とに立体的に取付けられていることを特徴とする肺模型。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の肺模型において、前記棒状体は、手術器具で切断可能であることを特徴とする肺模型。
  4. 請求項3記載の肺模型において、前記棒状体は、スポンジ、ゴム、及びシリコンのいずれか1又は2以上によって形成されていることを特徴とする肺模型。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の肺模型において、前記ベース板には、人体内部の構造が描かれていることを特徴とする肺模型。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の肺模型において、前記充填材は、発泡性樹脂又は粉粒体であることを特徴とする肺模型。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の肺模型において、前記各肺葉を繋ぐ不全分葉、及び肺靱帯が設けられていることを特徴とする肺模型。
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