JP3124781U - プリント基板リード線切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リードを切断する作業において、大幅な生産性の向上をはかり、且つ、切断寸法の作業バラツキを無くし出来栄え品質の均一性の確保を行うことのできるプリント基板のリード線切断装置を提供する。
【解決手段】プリント基板8を固定する固定手段2,3と、該固定手段2,3により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃6を備えたカッター刃部5と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段4を備え、突出したリードを連続的に切断するようにしたプリント基板リード線切断装置。
【選択図】図1
【解決手段】プリント基板8を固定する固定手段2,3と、該固定手段2,3により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃6を備えたカッター刃部5と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段4を備え、突出したリードを連続的に切断するようにしたプリント基板リード線切断装置。
【選択図】図1
Description
本考案は、プリント基板裏面に突出したリード線を切断する装置に関し、特にプリント基板に挿入された電子部品/ジャンパー線の基板裏面(反対側底面)に突出する不要リード線端末を基板面からほぼゼロミリで切断できるプリント基板のリード線切断装置に関する。
プリント基板に挿入された電子部品/ジャンパー線の半田付け終了後の余分なリード線端末は基板より突出するので切除する必要がある。従来、このリード線端末の切除作業では、工具は手持ち式のエアニッパしかなく、作業者の手作業で突出リード線端末を線一本毎に切断を行っていた。また切断後には、リード線の切り残し量のバラツキもあり、切断残りの確認および再切断等の作業を必要としていた。
従来、リード線端末の切断は、人手に頼り、手作業で線1本毎に切断するため、切断対象本数が多いとかなりの作業時間を要しコストがかかっていた。また、カット寸法には規格があるため作業には細心の注意を要した。
また、エアニッパを使用した切断作業の場合、エアニッパの刃面を基板と平行に当ててリード切断しているが、エアニッパの当て方によっては、リードの切り残し寸法が長く規格を外れる場合があり、リードの切断寸法にバラツキが生じ、正確な切断ができなかった。従って、作業後には切断寸法を確認し、規格外であれば再切断しなければならないという問題があった。
さらに、リード切断の際に基板部品面への応力負荷が生じ、実装部品の損傷など、品質に影響を与える恐れがあった。
さらにまた、繰り返し作業のため、作業者の手に痛みを感じるなど、作業性が悪かった。また、切断したリード線が飛び、作業者の目に当たる危険性もあった。
また、リードを切断する際、ニッパの取り置きの動作のムダが発生することである。その理由は、手動での切断作業であるため、片手に基板を持ち、もう一方の手でエアニッパを取り上げ、保持してから切断する必要があり、切断後は、そのエアニッパを所定の位置へ置く必要があるからである。
本考案の目的は、リードを切断する作業において、大幅な生産性の向上をはかり、且つ、切断寸法の作業バラツキを無くし出来栄え品質の均一性の確保を行うことのできるプリント基板のリード線切断装置を提供することにある。
また、エアニッパを使用した切断作業の場合、エアニッパの刃面を基板と平行に当ててリード切断しているが、エアニッパの当て方によっては、リードの切り残し寸法が長く規格を外れる場合があり、リードの切断寸法にバラツキが生じ、正確な切断ができなかった。従って、作業後には切断寸法を確認し、規格外であれば再切断しなければならないという問題があった。
さらに、リード切断の際に基板部品面への応力負荷が生じ、実装部品の損傷など、品質に影響を与える恐れがあった。
さらにまた、繰り返し作業のため、作業者の手に痛みを感じるなど、作業性が悪かった。また、切断したリード線が飛び、作業者の目に当たる危険性もあった。
また、リードを切断する際、ニッパの取り置きの動作のムダが発生することである。その理由は、手動での切断作業であるため、片手に基板を持ち、もう一方の手でエアニッパを取り上げ、保持してから切断する必要があり、切断後は、そのエアニッパを所定の位置へ置く必要があるからである。
本考案の目的は、リードを切断する作業において、大幅な生産性の向上をはかり、且つ、切断寸法の作業バラツキを無くし出来栄え品質の均一性の確保を行うことのできるプリント基板のリード線切断装置を提供することにある。
本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備えたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段を備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とする。
また、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板に挿入された電子部品/ジャンパー線の基板裏面に突出するリード端末を基板面からゼロミリ切断することを特徴とする。
さらに、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板の両端部を押え固定する押えバー部と、該プリント基板表面を固定する突き出しピンで構成されたプリント基板保持部を有し、プリント基板のソリを補正し部品装着部分への応力負荷を無くしたことを特徴とする。
さらにまた、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備え、該カッター刃部は交換可能に取り付けられたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段を備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とする。
また、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備えたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせる駆動手段を備えたカッター刃部スライド手段とを備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とする。
なお、この切断装置で使用する刃部は市販のカッター刃でもよい。また、リード線の切断作業を自動化できるように構成してもよい。
また、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板に挿入された電子部品/ジャンパー線の基板裏面に突出するリード端末を基板面からゼロミリ切断することを特徴とする。
さらに、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板の両端部を押え固定する押えバー部と、該プリント基板表面を固定する突き出しピンで構成されたプリント基板保持部を有し、プリント基板のソリを補正し部品装着部分への応力負荷を無くしたことを特徴とする。
さらにまた、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備え、該カッター刃部は交換可能に取り付けられたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段を備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とする。
また、本考案のプリント基板リード線切断装置は、プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備えたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせる駆動手段を備えたカッター刃部スライド手段とを備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とする。
なお、この切断装置で使用する刃部は市販のカッター刃でもよい。また、リード線の切断作業を自動化できるように構成してもよい。
本考案に係るプリント基板のリード線切断装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
第1の効果は、従来のような人手作業でエアニッパによる切断に頼っていたリード線切断作業の作業効率を向上させ、切断後のリード長さの確認も不要になるため、大幅な工数削減が図れる。また、その取り扱いも容易で、良好な作業性の向上が期待できる。
第2の効果は、リード線に多少の曲がりがあっても、そのまま容易に切断することができ、リード線ゼロミリ切断のバラツキのない均一の出来栄え品質を確保することができる。
第3の効果は、リード切断時には切断部分以外には応力負荷が発生しないため、実装部品の損傷などを防止し、プリント基板の信頼性が確保される。
第4の効果は、手作業切断による作業者の肉体的負担を軽減し、切断屑飛散による危険性も回避することができる。
第1の効果は、従来のような人手作業でエアニッパによる切断に頼っていたリード線切断作業の作業効率を向上させ、切断後のリード長さの確認も不要になるため、大幅な工数削減が図れる。また、その取り扱いも容易で、良好な作業性の向上が期待できる。
第2の効果は、リード線に多少の曲がりがあっても、そのまま容易に切断することができ、リード線ゼロミリ切断のバラツキのない均一の出来栄え品質を確保することができる。
第3の効果は、リード切断時には切断部分以外には応力負荷が発生しないため、実装部品の損傷などを防止し、プリント基板の信頼性が確保される。
第4の効果は、手作業切断による作業者の肉体的負担を軽減し、切断屑飛散による危険性も回避することができる。
以下、本考案の最良の形態を図面を参照して説明する。
図1はスライド部の斜視図、図2はカッター刃部の断面図である。
リード切断装置本体1は、プリント基板の両端部を押え固定する押えバー部と該プリント基板表面を固定する突き出しピンで構成されたプリント基板保持部2と、このプリント基板保持部2にプリント基板を搭載した後、そのプリント基板を固定するためのプリント基板押さえバー3とでプリント基板を固定する固定手段を構成する。
図1はスライド部の斜視図、図2はカッター刃部の断面図である。
リード切断装置本体1は、プリント基板の両端部を押え固定する押えバー部と該プリント基板表面を固定する突き出しピンで構成されたプリント基板保持部2と、このプリント基板保持部2にプリント基板を搭載した後、そのプリント基板を固定するためのプリント基板押さえバー3とでプリント基板を固定する固定手段を構成する。
次に、固定された基板のリード突出面にカーター刃部5に交換可能に取り付けられたカッター刃6を密接させ、リード突出面上をスライドさせるカッター刃部スライド部4を備える。なお、カッター刃部4は手動で移動させることもできるが、油圧あるはモータ等で駆動機構を構成して、自動化することもできる。
図3は図1および図2に示した本考案のプリント基板リード線切断装置により、ジャンパーリード端末を切断する状況を示す断面図である。
リード切断装置本体1は、プリント基板保持部2に基板を裏向き(部品面を下)にセットし、基板押さえスイッチ(図示せず)を操作しエア圧にて基板押えバー3を下降させプリント基板8の両端を保持させる。
リード切断装置本体1は、プリント基板保持部2に基板を裏向き(部品面を下)にセットし、基板押さえスイッチ(図示せず)を操作しエア圧にて基板押えバー3を下降させプリント基板8の両端を保持させる。
次に切断スイッチ(図示せず)を操作し、エア圧にてプリント基板8上にカッター刃部5をスライドさせながらジャンパーリード端末7を切断する。切断終了後は切断スイッチ(図示せず)にてカッター刃部5を定位置に戻し、プリント基板押えスイッチにて基板押さえを解除した後にプリント基板8を取り出す。尚、リード切断屑の除去を容易にするため、本体には一定の傾斜を設けるとよい。
また、カッター刃の取り付け角度を10〜20度に設定することにより、切断品質の均一性を可能にしている。
1 リード切断装置本体
2 プリント基板保持部
3 プリント基板押さえバー
4 カッター刃部スライド部
5 カッター刃部
6 カッター刃
7 ジャンパーリード端末
8 プリント基板
9 実装装着部品(電子部品)
2 プリント基板保持部
3 プリント基板押さえバー
4 カッター刃部スライド部
5 カッター刃部
6 カッター刃
7 ジャンパーリード端末
8 プリント基板
9 実装装着部品(電子部品)
Claims (5)
- プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備えたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段を備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とするプリント基板リード線切断装置。
- プリント基板に挿入された電子部品/ジャンパー線の基板裏面に突出するリード端末を基板面からゼロミリ切断することを特徴とする請求項1記載のプリント基板リード線切断装置。
- プリント基板保持部は、プリント基板の両端部を押え固定する押えバー部と、該プリント基板表面を固定する突き出しピンで構成され、プリント基板のソリを補正し部品装着部分への応力負荷を無くしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプリント基板リード線切断装置。
- プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備え、該カッター刃部は交換可能に取り付けられたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせるカーター刃部スライド手段を備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とするプリント基板リード線切断装置。
- プリント基板を固定する固定手段と、該固定手段により固定されたプリント基板上に突出したリードを切断するためのカッター刃を備えたカッター刃部と、該カッター刃部を前記プリント基板に密接させ、該リード突出面上をスライドさせる駆動手段を備えたカッター刃部スライド手段とを備え、突出したリードを連続的に切断することを特徴とするプリント基板リード線切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006005153U JP3124781U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | プリント基板リード線切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006005153U JP3124781U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | プリント基板リード線切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3124781U true JP3124781U (ja) | 2006-08-31 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3124781U (ja) |
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2006
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