JP3124494U - 斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】傾斜角度の異なるスタンドを使用可能な斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置を提供する。
【解決手段】斜立式ボード取上機の機台に載台１０と伸縮動力源２０を設け、伸縮動力源２０の伸縮端２１と載台１０を介して連接関係を構成する。伸縮動力源２０はシリンダーから構成されるが、これに限定されず伸縮機能を有する動力機構を使用可能である。前端位置に近い枢軸１１により載台１０を機台１０に装着し、伸縮動力源２０と載台１０の連接位置を後側に近づけることにより枢軸１１を中心に載台１０の後へ傾斜する角度を調整する。また載台１０の枢軸１１の配置位置は必ずしも前端であるとは限らず、後端に設定することも、シーソーのように中間に設定することも可能である。それに対し伸縮動力源２０は枢軸の位置に対応するように配置される。
【選択図】図３
【解決手段】斜立式ボード取上機の機台に載台１０と伸縮動力源２０を設け、伸縮動力源２０の伸縮端２１と載台１０を介して連接関係を構成する。伸縮動力源２０はシリンダーから構成されるが、これに限定されず伸縮機能を有する動力機構を使用可能である。前端位置に近い枢軸１１により載台１０を機台１０に装着し、伸縮動力源２０と載台１０の連接位置を後側に近づけることにより枢軸１１を中心に載台１０の後へ傾斜する角度を調整する。また載台１０の枢軸１１の配置位置は必ずしも前端であるとは限らず、後端に設定することも、シーソーのように中間に設定することも可能である。それに対し伸縮動力源２０は枢軸の位置に対応するように配置される。
【選択図】図３
Description
本考案は、斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置、詳しく言えば伸縮動力源によりスタンドの載台の傾斜角度を制御しスタンドの角度を調整する装置に関する。
斜立式スタンドにより回路板を重ねて収集する方法はよくボード取上用に使われている。例えば本考案者の出願した中華民国実用新案公告第５３８８８２号の回路板取上アームは斜立式ボード取上方式の代表的な例である。その構造は図１と図２に示す通りである。
上述のような斜立式ボード取上方式は斜立式ボード取上機のアーム４０の取上げ角度（例えば３０°）を一定にするため、それに対応してスタンド３０ａの傾斜角度閘を設計しなければ使用できない。しかし各メーカの使用しているスタンド３０ａは傾斜角度閘が一致していないため、取上げ角度が異なる斜立式ボード取上機に適用することができない。つまり斜立式ボード取上機は取上げ角度に対応可能なスタンドしか使用できない。従って傾斜角度が３０°のスタンド以外の物が使用できないだけでなく製造工程の流れに支障をきたし資源を浪費するため、改善の余地がある。
したがって本考案の主な目的は取上げ角度に対応可能なスタンドしか使えないという先行技術の問題を解決することにより、傾斜角度の異なるスタンドを使用可能な斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために本考案の請求項に記載の斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置は、斜立式ボード取上機の機台に載台と伸縮動力源を設け、伸縮動力源の伸縮端と載台を介して連接関係を構成することを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図３、図４と図５に示すように本考案の実施例による斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置は斜立式ボード取上機の機台５０に載台１０と伸縮動力源２０を設け、伸縮動力源２０の伸縮端２１と載台１０を介して連接関係を構成する。本実施例では伸縮動力源２０はシリンダーから構成されるが、これに限定されずシリンダーの代わりに伸縮機能を有する動力機構を使用することも可能である。
図３、図４と図５に示すように本考案の実施例による斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置は斜立式ボード取上機の機台５０に載台１０と伸縮動力源２０を設け、伸縮動力源２０の伸縮端２１と載台１０を介して連接関係を構成する。本実施例では伸縮動力源２０はシリンダーから構成されるが、これに限定されずシリンダーの代わりに伸縮機能を有する動力機構を使用することも可能である。
本実施例は前端位置に近い枢軸１１により載台１０を機台１０に装着し、伸縮動力源２０と載台１０の連接位置を後側に近づけることにより枢軸１１を中心に載台１０の後へ傾斜する角度を調整する。例えばスタンド３０の傾斜角度竈が１５°、機台５０のアーム４０の取上げ角度が３０°である場合、図４に示すように伸縮動力源２０を下向きに収縮し、載台１０を１５°傾斜させる必要がある。これによりスタンド３０はアーム４０の工作角度閘、即ち１５°＋１５°＝３０°に対応することが可能である。かつその調整は非常に簡単である。
また載台１０の枢軸１１の配置位置は必ずしも前端であるとは限らず、後端に設定することも、シーソーのように中間に設定することも可能である。それに対し伸縮動力源２０は枢軸の位置に対応するように配置されるため詳しい説明を省く。
また載台１０の枢軸１１の配置位置は必ずしも前端であるとは限らず、後端に設定することも、シーソーのように中間に設定することも可能である。それに対し伸縮動力源２０は枢軸の位置に対応するように配置されるため詳しい説明を省く。
上述の構成により、スタンド３０を載台１０に据え、伸縮動力源２０の伸縮状態を変えることにより載台１０に傾斜角度を生成させれば、図５に示すようにボード取上機の角度に対しスタンド３０をボード取上機の取上げ角度に対応するように調整し、取上げ作動を執行することが可能である。またスタンドの傾斜角度とボード取上機の取上げ角度は互いに対応しないとしても、本考案の調整により互いに取り組んで使用することが可能である。従って、本考案により傾斜角度の異なるスタンドを使用することが可能となる。
上述したものをまとめてみると、本考案により掲示される構造は今まで考案されなかった。かつ所期の効果を達成可能であるため、実用新案登録請求の条件を満たすと考えられる。
また上述した図面と説明は本考案の好ましい一例に過ぎず、この技術を熟知している人が本考案の精神と範疇に基づき修飾または同等の変化を加えるのは本考案の請求範囲に属すべきである。
また上述した図面と説明は本考案の好ましい一例に過ぎず、この技術を熟知している人が本考案の精神と範疇に基づき修飾または同等の変化を加えるのは本考案の請求範囲に属すべきである。
１０ 載台、１１ 枢軸、２０ 伸縮動力源、２１ 伸縮端、３０ スタンド、４０ アーム、５０ 機台
Claims (2)
- 斜立式ボード取上機の機台に載台と伸縮動力源を有し、伸縮動力源の伸縮端と載台を介して連接されていることを特徴とする斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置。
- 伸縮動力源はシリンダーであることを特徴とする請求項１に記載の斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006004471U JP3124494U (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006004471U JP3124494U (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3124494U true JP3124494U (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=43474421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006004471U Expired - Fee Related JP3124494U (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 斜立式ボード取上機のスタンド角度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3124494U (ja) |
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2006
- 2006-06-09 JP JP2006004471U patent/JP3124494U/ja not_active Expired - Fee Related
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